うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

April 2012

捕獲後の息子。

昨晩は相馬の実家に泊まり、今日は息子を仙台に送り、
午後はコンサートを二つ聴く予定…だったんだけど。
仙台へ向かっている途中、なんとなく息子がぐったりしてきて、
額に手を当てると熱っぽく…なんて珍しいこと!!!

小さい頃は時々熱を出すことはあったんですが、
中学校のサッカー部で鍛えた以降は滅多に風邪も引かず、
高校では三年間の皆勤賞を頂くほどに
大学では徹夜でカラオケしてもピンピンなほどに
頑丈極まりない身体になってしまったんですが(←笑)、
ここ数日間は非常に忙しくて寝不足が続いた上に、
つい最近は布団も掛けずに寝てしまった日があったようで。

ここまでやっちまうと体調崩すよ、という限界が
今回ちょこっと分かったということかしらね。
好都合なことに母親の私がいる時でしたから、
ドリンク剤だのご飯だの果物だのスープだの用意して置いてきました。
部屋に着くころにはだんだん熱が上がって来たので、
薬を飲み、寝る体制に入ったところを見届けてから帰って来ました。

一人暮らしで体調を崩すとすんごく心細いものですよね。
普段は全く構ったりしませんけど、こういうときくらいはねぇ。

息子の部屋にちゃんと入ったのは引越し以来、一年ぶりかな?
意外にキレイに片付いていて…誰に似たんだろう本当に〜〜
本棚には「フーリエ変換」だの「線形代数」だのの本が並んでいて
バリバリ理系の雰囲気ぷんぷんです。
青葉山の上での専門の授業も始まったようで、なかなか楽しそう。
私は全然分かんないけど、笑。

明日からの予定もびっちりのようだから、しっかり治さなきゃね。
寸暇を惜しんで遊びにアルバイトに勉強と、非常に忙しい2年生です。


2時からの「けやきの森ブリティッシュブラスバンド2012」は
聴きのがしてしまいました、非常に残念です。
5時からの「ミザール・コンサートサロン Vol.4」は
ピアニスト小林路子さんのお世話になって聴くことが出来ました。
知らない作曲家でも、聴き馴染みの薄い曲でも、
ストーリーという導入があると、一般のかたでも聴きやすいんですね。
コンサートの組み立て方がとても素敵でした。
もちろん演奏も…とくに路子ちゃん素晴らしい。
私の足りないところをガンガン突かれているように感じました。
お三方から元気を頂きましたよ。がんばらなくちゃ。

相馬に来ています。

今回の相馬行きは、息子の捕獲に成功したので(笑)、
庭掃除などを手伝ってもらっています。
彼はアルバイトやサークルで毎日毎日非常に忙しくしていて、
なかなか予定が合わないんですよ。

私としては、怪我のため右手を上手く使えない母のために
手伝いに来ているつもりなのですが、
実は父の助けになっているようです。

普段、母のサポートをしているのは父ですからね。

今日はお風呂掃除をしました。
お風呂のふたもきれいにしたら、父に「ありがとう」とハグされました。
40数年生きて来て初めてかも めちゃくちゃびっくり
cf12b253.jpg

写真は、母が使っていた「世界名歌110曲集」。
昭和33年に購入と書き込みがあります。
334ページ、定価300円ですよ。

よっつめできた

作曲の続き…最後まで書けました。推敲まだだけど。
でも4楽章は細かいアーティキュレーションを整えるくらいで
あとはあんまり音の変更は無いみたい。
演奏時間13分半。
これさ、あのさ、全部通して演奏するっていうよりも
1つ1つ演奏するのも楽しいよ、って感じになっちゃったよ。
楽章というより曲集っぽいかもしれない。
movement(=楽章)じゃなくてpiece(=編)にしよか。
日本語にすると「ひとつめ」「ふたつめ」みたいなイメージ。
なーんだ、ブログのタイトルそのまんまじゃん。笑。


家の用事のため、山形弦楽四重奏団のコンサートに行きませんでした。
あぁすごく行きたかったのに。残念です、壺井さん…。


娘が高校に入学してから3週間ほど経ちました。
学校生活に慣れよう、なんとか食いついていこうと必死の娘。
顔つきもだいぶ変わってきました。
朝から晩までびっちり忙しい様子を見ていると、
思わず手を出して助けたくなるのをぐっと堪えること多数。
でも全て快適にしてやるのが親の役目ではありませんね。
まだまだ親業(=修行)は続きますねぇ。

あらま、よっつめ

今日は第4楽章。最終楽章にしたい。と思ってる。
とにかく書き出してみる。

マーチ。
楽しく明るく、ほんわか和みムードかと思ったら…
あれれそうでもないゾ?っていうのにしたかったの。
あちこちスパイスぴりっと効かせてキリッと参りましょう。
(山形弁なら「キシリッと」かしら?…ぽんさんごめんね元東京人なのに)
3人のおしゃべりそのままの感じのね。あら、失礼かしら。
(決して一升瓶を空にして云々とか詳しいことは書きません…)

きゃっきゃっと遊んだあと、
合間に1楽章と2楽章と3楽章のモチーフの断片を入れます。
ぴったりキレイに入ってちょっとうれしい。というよりだいぶうれしい。
さて、テーマに戻りましょうか!というところで時間切れ。
今日もあっという間に夜になっちゃった。

明日は午後から学校に行ってPTA総会だけど、
午前中は仕事場籠ろうかなぁ〜。
続きの音楽が耳の中でがんがん鳴ってるんだもの。
はやく出してしまわないと無意識のうちに歌ってしまいそうだ〜!

サクラ サク…そしてみっつめ

昨日は空も明るくて、とてもあったかくて、桜が満開で、
山形自動車道村田〜大河原〜丸森〜相馬〜南相馬と、
気持ち良いドライブでした。

ふと思い立ってBGMはショスタコービッチ交響曲第7番。
白石川沿いの一目千本桜で有名な大河原町、酷く渋滞していましたが、
この交響曲の第一楽章が10数分に渡って
「ち〜ち〜ん ぷい ぷい!」「ち〜ち〜ん ぷい ぷい!」と
演奏してくれるので、満開の桜の下、
非常にシュールな気分でドライブしました。大笑。

↓この映像の7:00過ぎから「ち〜ち〜ん ぷい ぷい!」デス♪

いろいろツッコミどころ満載の映像だと思いますががががが



それは置いといて。(どこへ置くんだ)

さて、今日はバセットホルントリオの続き、第三楽章の作曲です。
完成!と思ったらあっという間に帰る時間でした。
時間が経つのが早いこと早いこと。
作曲だけやってたら年を取るのがものすごく早いかもしれない。

第三楽章は、やりたいことを2つだけ入れて
猛スピードで走り抜けてみました。
譜面は真っ黒だけど演奏時間1分3秒。
これ以上書いたら冗長で蛇足だと思うので、ここでキッパリ止めるのです。
うずうずするけど。ダメ、これ以上書いちゃ。

ということで明日は第4楽章へ。
「わーい」っていう曲にしよう。
うふふ楽しくて楽しくて。

南相馬市ゆめはっとにて

3fcee4d6.jpg相馬の実家の掃除などを少し手伝ったあと、
東日本大震災支援コンサート 
舘野泉・ヤンネ舘野「天上の祈り」を聴いてきました。

谷川賢作さんの作品「スケッチ・オブ・ジャズ2」
もとっても良かったんですが、
平野一郎さんの「精霊の海〜小泉八雲の夢に拠る〜」が
すごく印象に残りました。
ヤンネくんのヴァイオリン、
ハーモニクスを多用する「幽霊の音」が
恐ろしく素晴らしかったです
ひぃぃ〜夢に出そう〜

まずは頑張って帰ります。

ふふ〜ん♪

最後の小節まで辿り着いた2楽章、今日は推敲です。

後半、4分の4拍子で書いたものを全部8分の12拍子で書き直し。
そうしたら「歌い過ぎ」のところが見えて来てそれを削り、
「歌い足りない」ところが見えて来て小節を足し、
流れがきちんと見えて来ると
今度は響きが足りないところが見えて来て練り直し、
響きを付け過ぎてくどいところは削り、…

こんなもんかなぁ?というところまで出来上がりました。

1楽章も2楽章もおよそ90%の完成度です。
どうしてここから先を詰めないのかというと、
全体が出来上がってからまた見直すからなんですよ。

ヨノナカには
1楽章だけ、あるいは3楽章だけがやたらデカい曲とか
楽章が全部繋がってたり、そもそも楽章の概念が全然ないものとか
そりゃまぁいろいろあるんですけど、
この場合「一般的な3楽章形式でスタンダードに仕上げよう」
なんてコトは露ほども思ってなくて
要するに「全体をみて私が納得するかどうか」のために
未完の部分を残しておくのです。

なんてね。偉そうね。
今回のは響きを付け過ぎのところがあって、
それをタイトにまとめるのにちょっとだけ苦労しました。


付け過ぎ…で思い出した余談ですが…息子に教わった疑似韓国語です。
以下の文章を早口で言ってみましょう。

「ちょんまげ つけすぎだ」

イントネーションは「ちょんまげ」で上げ、
「つけすぎだ」で勢い良く下ります。
なんとなく北のアナウンサーのようになりますね
あ、そしたら韓国語とは言わないかな。


ああ、思い出した。
HN=パガニャーニャさんに教えて頂いた疑似フランス語です。
以下の山形弁を早口で言ってみましょう。

「さば 骨まで ぬごむ(=煮込む)」

イントネーションは「さば」で上げます。
「さっばー」ぐらいの感じです。
フランス語は「H」は発音しませんから
「ほねまで」の「ほ」は適当に早口で誤摩化して下さい。
山形弁での「煮込む」の意味の「ぬごむ」を
「ぬごーむ」と引っ張るとよりフランス語っぽくなるでしょう。

はい、もう一度。

「さっばー ぉねまで ぬごーむ」

すてきですねー





はて、今日のブログの話題はいったいなんだったっけ?

ふたつめ

作曲を中断してコンサートに行きレポートなど書きましたが、
案の定、考えていたことの7割は吹っ飛びました、笑。
でも次の曲のイメージはゆるーく考えていただけだったので、
別に吹っ飛んでも構いません、それにふわふわした曲を書きたいので
あまりガッチリした印象があっても困ると言えば困ります。


第2楽章。
柔らかく、優しげな…もやもやした、
かたちのハッキリしない、どこへ行くかもハッキリしないイメージ…

ちょっと。ねえ。こう書き出すとねえ。
「優柔不断」について書いているような気がして来たのよ。

はぁ?私が今日書いていたのはゆーじゅーふだんの曲だったの?
なに?譜面の冒頭には「Adagio」でなくて
「Irresolutely」って書けば良いかしら?げらげら
でも情けない感じじゃなくて夢見る2楽章にしたいもんだから
「Gently」にしましたが…「Tenderly」が良いだろか。
優しいけれどもただ優しいだけじゃない、敏感なところも欲しいな。


…依頼主は何て言うかななんてことは取りあえず考えない


えと、依頼主のうちのお二人は生粋の山形人だから
「やっこぐ」「やさすぐ」「おだやがに」でも良いんだげんと、
なんとなぐお笑い系になてすまうがらやめっぺず、なれ。


午前の早い時間から作曲を始めましたけど、
どうにも乗らなくて途中で全部放り投げ、
「あん」さんちを襲撃して譜面をお返ししたり
文翔館のお庭を散歩したりご飯を食べたりしたあと、
さて、勝負の午後。

突然「目的地までの行き方」が見えて来て、
20小節ほど一気に削除したのち、全く別の曲想を展開。
おー、すっっきり!
夕方、学校が終わった娘が仕事場にやって来る頃には
演奏時間3分ほどの曲が出来上がりました。

明日は仕上げられるかなー。

山形交響楽団 第220回定期演奏会!

山形交響楽団 第220回定期演奏会 〜ロマン主義の肖像〜
2012年4月22日(日)午後4時開演/山形テルサホール

指揮:黒岩英臣
ヴァイオリン:漆原啓子

ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲J.219
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64

==========================

バーバーそのひと自身がバリトン歌手だったんですね。
内側から溢れ出す豊かなメロディ…どうりで…。
漆原さんのヴァイオリンの『歌』がとても心地良かったです。

いろんな方がいろんな所でおっしゃってますが、なんて難しい…。
しっとり歌うかと思えば、技巧を凝らしたフレーズてんこ盛り。
調があって古典的なのかと思えば、3楽章では全く無くなったり。
どちらか寄り、なんてことはこの曲には有り得ません。
それはオーケストラにも全く同じことが当てはまります。
第3楽章に至っては、ソロ楽器の要素をオケが増幅して行きます。
伴奏、というだけのパートナーでは無いんですね。
ソロと対等に語り合うだけのものを持っていなくてはなりません。


音って、音楽って、
音として放たれたあとは消えてしまいますね。

美術や文学、音楽に於いては譜面のようには、
あとに残ることはありません(録音すれば別ですけど)。
けれども、だからこそ、ただその一瞬に奏者は全てを賭けるんですね。
だからこそ、輝くその一瞬に、聴衆は心からの拍手を送るんです。

考えてみれば「あとに残る芸術」は、
一度にたくさんの人から拍手を送られる瞬間など無いかもしれません。
画家や作曲家によっては死後に認められるようになった人もあります。

そう考えると、今日の演奏会のように滅茶苦茶難しい音楽と向き合う、
それぞれの演奏家のたゆまぬ努力の素晴らしい成果を目撃(耳撃?)し、
惜しみない拍手が送られる瞬間というのがものすごく貴重に思えます。


すごくどうでもいいことですが、
第3楽章のオケ全体が鳴る、いわゆる「Orchestra Hit」、
GM音色だとNo.56、Trumpetの前だったなぁなどと思ってました。
RolandやKorgの音色が耳に蘇って来たけど、
ホンモノのオケは電子音なんかよりずっと
迫力と奥行きと深みと艶とスピードがあり…キリないですねどうも。

つまりはオーケストラは素晴らしいって言いたかったんです。
当たり前です、何十人もの生身の人間がいっせいに音楽するんですから。


電子音の手軽な(←悲しいくらいお手軽な)音楽が巷に溢れる昨今、
生身の人間が奏でる音楽を大事にしたいものです。
電気の力を借りたゲームが巷に溢れる昨今、
生身の子ども同士の遊びを大事にしたいものです。
TVやインターネットからの様々な情報が巷に溢れる昨今、
鵜呑みにせず、自分のアタマで考えたいものです。

なんか…全て同じことのような気がしてなりません。


究極のアナログ=オーケストラが歌う
チャイコフスキーの第五番を聴きながら
そんなことを考えていました。

Bravissimo!
みなさま、お疲れさまでした。

…………………。

今日は打ち合わせ+打ち合わせ=2打ち合わせ。

しかし2楽章を書きたい。寸暇を惜しんで作曲したい。
構想を練って、イメージを膨らませ、一つ一つ音を拾ってみる。
やっとこれかなぁ、というのに行き当たったと思ったけど…。


あっという間に時間は過ぎ、
後ろ髪を引かれつつ、五線の前から我が身を引っぱがし、
まぶしい陽射しの中を市民会館までテクテク歩いて到着。
打ち合わせ・その1が始まったのは良いんだけど。
皆さんの言葉は入って来るのに、言葉が出て来ない。
意識が「あっちの世界」に逝ったまま戻って来ない。


打ち合わせの後、また仕事場に戻って作曲。
おかしいなぁ。As durで書いてるつもりなんだけど、
譜面を読んだ感じがどうしてもDes durに見える。
へんなの。
ま、いいか。
あんまり気にせず進めるとしよう。
あんまりおかしかったら破棄するまでのこと。


夜も打ち合わせ・その2。
なんだかヘンだ。
ふつーに会話出来るけど、私がしゃべってるんじゃないみたい。
アンタだれ?
ホントの私はやっぱり「あっち」にいるらしい。


今日の打ち合わせは、どちらも9月の市民会館自主事業のもの。
新曲2曲を含む「VIVA! WOMEN」再演です。
詳細が決まり次第告知致しますので、少々お時間を頂きますね。

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