うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

September 2013

さてさて、

今年もマラソンアレンジを始めますよ。
山形交響楽団:文化庁支援スクールコンサート用校歌アレンジ全8曲です。

まずは最初の学校…お馴染みF durです。
今回は基本に忠実に響きを組み立てます。
メロディに対してバスを自然に、かつ変化を付けながら流します。
内声はあまり複雑なことをしません。でもちょっとだけ遊びます。
シンプルに…セブンスさえあまり使いませんでした。
ゆったりと豊かな響きになるように、一目で明確に意思が伝わるように。
注意深く音を組み、スコアに書き入れ、仕上げます。

朝にプールに泳ぎに行ったし、最初なのでソフトの設定に手を取られ、
アレンジの開始時間が遅かったのですが、夜には1曲完成しました。
1日1曲が目標。さっさと寝ましょ、明日も続きます。


ところで。
今年の児童劇団の三年生エチュード:早口言葉より。

『となりのトトロは よくトロロ喰うトトロだ』
『きゃりーぱみゅぱみゅ みぱみゅぱみゅ
 あわせてぱみゅぱみゅ むぱみゅぱみゅ』

おばさんは「ぱみゅぱみゅ」の方が言えません。
みなさんいかがですか。

夕刻の

夕刻の川辺に立つ。

風の音を聞く。
すすきが揺れるのを見る。

ゆったり流れているようで、
ちょっとした落差があればすぐ音を立てる水。

万物は生生流転。
休みなくうつろいゆく…決して留まることはない。


本当のことは目に見えない。
本当のことは言葉にも出来ない。

私は音楽そのものを言葉にして掴まえようと思いません。
(だからブログでは音楽そのものを詳しく書いていないのです)
その逆も同じ、言葉の世界から音楽を紡ぎ出そうとは思っていません。
言葉のリズムや意味に音楽を乗せることはあっても。

音楽にするのは、言葉の世界のその向こうのこと。
言えなかったこと、言わなかったこと、それらの“内側の響き”。
気分、微妙な色合い、言葉をもたない意識の奥底。
それらを乗せる、なにか“きっかけ”を待っているのです。

それで、ことあるごとに水の流れを眺めているのです。

劇団打ち合わせ…の、

d24f1f81.jpg二次会です。
打ち合わせだってば。

女四人で深夜ミスド。
今年は芝居二本の音楽担当です。

難産だったけど

たった今劇音楽が出来上がり、CDに焼いたところ。
全部で8曲、合計17分くらいになりました。

あまりやったことのない音の加工、それを使った作曲、
(いや逆だ、作曲してそれに合った音を加工するのだった)
なかなか「これっ!」というのが思いつかなくて最初は苦心しましたが
あたしでもこんな音作れるのねえ
というのが今回の正直な感想デス。自分で驚いてる。とっても。
いや、やっとこさ現在のデジタルみゅーじっくに
ほんのちょっぴり近づいてきたと言うべきかな。笑。

デジタルの世界は奥深いです。
ちまたに溢れる音楽が、平べったくて煩い(時折凶暴な)電子音ばかりで
全く耳に優しく無いので、本当はあまり好きでは無いのです。
が、今回は「現実でない世界の、過去と未来のお話」のための音楽なので
そのファンタジー的音楽を描くのにぴったりでした。面白いなぁ〜!

次の仕事の打ち合わせ、原稿を送ること、
次の次の次の仕事の用意、短大の授業の資料作りや譜面の用意、
いろいろなことの合間を縫って推敲に推敲を重ねましたので
ずるずるずる〜〜と時間が掛かってしまいましたが、とにかく一段落です。
明日は劇団に行かなくちゃ!

23:32、寝ます!おやすみなさいっ!

うぐぐぐ〜〜

足の指に水ぶくれが出来ました。靴ずれです。
今日の授業で歩き過ぎたためと思われます。
今日はグループごとにアレンジ&発表をさせる授業でしたので、
いつもの授業よりもたくさん歩いたらしいです。
ずっと立ちっぱなしでしゃべりっぱなしなことは例年通りなんですが
マメに歩き廻るのがしんどくて…トシかしら…がっくし。

なんて思ったけど、ひとつ思い当たることが。
内履きを新しくしたのですよ!!履き心地がやっぱり違います。
うぅ。水ぶくれになったところが痛いわぁ。
困ったなぁ。履物がダメだと立ち仕事にはガンガン差し支えますねぇ。

でも今朝は先週よりも15分速く家を出たので、
パーキングエリアで迷彩服を着た大勢の人々や
トイレの入り口で鼻をほじる子どもに遭遇しませんでしたし、
短大の駐車場もスムーズに停めることが出来ましたし、
コピーも間違えずキレイに出来ました。
らっきー


ところで、秋〜冬のコンサート、面白そうなものがたくさんなんですが
まじめにチケットを全部買ったら、極貧生活に陥り路頭に迷ってしまいそう。
CDも欲しいし、楽譜も欲しいものがいくつも。

音楽が無ければ、もはや生きては行けないくらいですが、
音楽さえ無ければ、もっとラクに生きられたかもしません。爆笑。






ハッピーバースディ

今日は息子の21歳の誕生日です。
仙台に住むようになってからも、誕生日の前後には山形に来て
家族でお誕生祝いをしていたものですから、
近くに息子がいない初めての誕生日となりました。

ca4bda15.jpg近くにいなくても構わず祝います。
息子が大好きな苺のショートケーキを買って
娘と勝手に祝いました。笑。

現在息子は時差-7時間ほどのところにいます。
メールやLINEやスカイプや電話、
文明の利器総動員で連絡を取り合っています。
LINEは、送ったメッセージが読まれると
「既読」と表示されるのが何となく安心です。
スカイプは、時間を決めて
中国のダンナとスウェーデンの息子と山形、
3箇所同時に行います。

台湾の友達と行ったストックホルムの街並み、
そのひとが炊飯器を持って来たので「米」を炊けること、
高い物価、安い食料品、IKEAに何度も行ったこと、
寮の共同キッチンにあるツマミのない電子レンジ、
それをガスレンジのツマミでもって巧みにあやつるパキスタン人、
気をつけていても日にちが経つと「虫ちゃん」が出てくるパン、
なかなか楽しい日々を過ごしているようです。

マレーシア、シンガポール、日本の友達とノルウェーに旅行したこと、
学校のこと、英語の勉強、4時間続く授業のこと…
本当に、ピカピカ新鮮な好奇心が新しい世界を拓いて行くんですねぇ。

小さいころから「なんで?」「どうして?」ばかりで
こちらもイライラしてしまい会話も成立しないような時期もあったけど、
辛抱強く、まことに辛抱強く相手をしたっけ…。
子どもの有り余るパワーに、真正面から付き合っていたあの頃、
彼が目覚めている間は、母親は物事を考える暇などありませんでした。
彼が幼稚園に入園したときの虚脱感は、今でも鮮明に思い出せます。爆笑。

贅沢は言わないから、とにかく生きているように。
どこに行っても何していてもいいから、人様にご迷惑を掛けないように。
これだけが母親の今の願いです。







しったげきれい の おことば

劇音楽、最後のが長過ぎる。ということに午前中に気づき、
しかし曲想的にどうしても短く出来ず、速いテンポにも出来ず、
なんとかモチーフを生かすとすれば作り直しという事態に。
しかも一番音が分厚くて作曲も編曲もこだわった箇所。

むむむっっ。ここでこれかい。
もう最終チェックして、iTunes使ってCDに焼こうと思ってたのに。
しかし妥協するのも嫌だ。しかし時間が無い。明日は別な仕事しなくちゃだし。
どうしよう。

誰かに聞いて欲しくなったのでFacebookにバタバタと書き込みました。

「『たーすけてーポパーイ!』ってオリーブみたいに叫んでみようか。
 でもポパイなんかいるわけない。
 ピンチだけど頭冷やせ自分。冷静に考えろ考えろ自分。
 ほうれん草の缶詰を食べたら力出るかな…美味しくなさそうだな…
 なんて考えてる間になんとかするんだ自分。」

そしたら師匠から次のような激しい叱咤激励のお言葉を頂きました。

「貴女の耳を内側に向け、しかる後に耳と心を澄ませなさい! 
 ぎゃあぎゃあ騒いでる由美子モドキの陰にいる、
 静かな由美子に焦点を絞るとうまく行くでしょう。」

ぐっとこらえて、お言葉通りに私の内側にいる静かな私としばらく対話をし、
なんとか3時間ほどで仕上げることが出来ました。
おお先生、厳しいお言葉ありがとうございました。
それにしても…ソフトの扱いにやっとここまで慣れたのね

…と、感激はしたんですが、エラく疲れたのでお昼寝しました。
お昼過ぎにはめんたまを取り出して水で冷やしたいくらいに
眼精疲労が酷かったんですが、お昼寝後はすっきりしゃっきり。
夕方には、楽しく小学生二人分のレッスンをすることが出来ました。

これだから身体は普段から鍛えておかないとならないんですよ。
母よ、丈夫に生んでくれてありがとう



やすみにしちゃえ

今日は、久しぶりにお休みにすることを「決行しました」。

この個人での自由業という職業は「決行」しないと休みになりません。
仕事が忙しいと昼夜違わず延々とし続けますが、時々突然時間が空くので、
意識してリフレッシュの時間を取るようにしています。

まずはプール。2時間ほど歩いたり泳いだり。
ピアノも。Burgmuller「18の練習曲」全曲。Debussy「子どもの領分」全曲。
ゆっくりSymphonyを聴きたくて、SchubertのNo.5とNo.8(未完成のほう)。
ネットのニュースをチェック後、読書。村上春樹「海辺のカフカ」の続きを。

子ども達に手が掛からなくなってからの休日はだいたいこんな感じです。
娘の手が空いたときには映画や買い物に行ったりしますが。
美術館も野草園もいいなー。
子育てに必死だったころ、本も音楽も全くダメだったことを思うと
こういうことは全て、身体的・精神的・時間的余裕だなぁと思います。
今現在でも、あんまり忙しいとピアノを弾く気にもなれませんし。


ところで、久しぶりに「子どもの領分」を弾きましたが、
この音楽(…というか音の世界)の展開のしかた、シビレるほど好きです。
「ペレアスとメリザンド」初演後に完成された、彼の中期の作品ですが、
彼らしい響きのなかにふんわりした優しさがあって大好きです。

以前から思っていましたけど、私は和声に反応するんですな。
Debussy以降の陰った和声に惹かれます。
定型を持たない音楽に、とてもとてもとても惹かれます。

でも生まれ育った日本の伝統的音楽には、和声という概念がありません。
日本の文化の持つ「あはれ」「をかし」、四季に寄せる独特の情緒、
気候で言うなら日本独特の「湿気」を
習い覚えて身体に沁み込んでいる、西洋音楽の十二平均律を使って
なんとか表現出来ないだろうか。
なんてことをね、ずっと考えながら書いているのです。よ。

私は私。西洋人にはなれません。生まれ育ったのは東洋です。
この矛盾、ジレンマ。でも「ここ」に何かがあるんじゃないかな。

「ここほれわんわん」してくれるような犬なんかいるわけないので
休みの日であっても、やっぱり考え事に浸ってしまうのです。爆。



番外編

音楽の話じゃないことをちらっと書きます。

なぜ韓国は歴史を書き換えたのか――その動機と背景を考える(前半) - 山田 高明

なぜ韓国は歴史を書き換えたのか――その動機と背景を考える(後半) - 山田 高明


こんなことを40年以上も子ども達に教えていて、徹底的な反日国家なのに
なぜしれっとして「友好」などと言えるのか。
「歴史を忘れた民族に未来はない」…それはかの国自身のことです。
日本の嫌韓デモに反対し「仲良くしよう」などと言うミュージシャンがいますが
こんな教育をしている国とどうやって仲良くしろと??

なぜこんなことを調べるようになったかというと
直接の被害に遭ったこともあるにはあるんですが、
フィギュアスケート・キムヨナの発言や行動に疑問を持った時点からです。
病身舞(ピョンシンチム←ハンセン病患者、小人、身体障害者、
せむしなどをまねた、朝鮮の踊り)を知ったからです。
試し腹(←解説したくありません)を知ったからです。

以前から何度も言っていますが、私は別に右翼でも何でもありません。
けど、自分の国を、文化を愛したいと思っています。
私が書く音楽は、自国の文化にしっかりと根を張っていたいと願っています。
それだけです。



ずっとこもりっきり

…の、今日でした。お天気よかったのにねえ。

劇音楽の打ち合わせは、劇団の先生方に私のアトリエに来て頂き、
台本を読みつつ制作した音源を再生しながら行いました。
セリフの入るおよその秒数、きっかけとなる音をあらかじめお知らせして、
長さ(後で変更があるとしても)、タイミング、イメージを聴いて頂きます。

セリフの影にべったり音楽を入れることなど今までありませんでしたから、
練習方法やこれからのスケジュール、作業の手順も考えます。
これからSE(=効果音)を入れますから、
手持ちの音源、某会館にストックしてある効果音の音源をざっと考えて
イメージに合う音を探して録音する作業に入ります。
でもでも〜とりあえず音源が揃いました。かなり安心しました〜〜


ところで。お昼過ぎ、隣の公園ではカンケリ遊びが始まったようす。
声の感じだとどうやら中学生。しかもかなり身体の大きな男の子たち。
ものすごく楽しそうに、この付近を走り回っていました。

…うーん、私たちの時代は小学生がやってたな、カンケリ。
中学生でもふざけてやってる子もいたけど、たいがい卒業してたような。
現在は、小学校くらいの子どもたちが外で思い切り遊ぶことが少ないし、
カンケリそのものを見たり聞いたりするのも酷く久しぶり。

子どもたち、外で遊ぼうよ。
豊かな感受性は、自分の手と足を動かして目と耳で感じて初めて育つもの。
…なんじゃないかなぁ。
小さな液晶画面の世界でなく、ナマの感動をいっぱいして欲しいなぁ。

劇団の先生方ともよく話題となることです。
子どもたち、とても素直でいい子ばかりなんだけど
表現が小さい、反応が薄い。音に反応出来ない、自分で考えられない。
(全員がそうではありませんよ、もちろん)
さまざまな経験が少なすぎるのでは…ということのようです。

むむむ。今年の劇団、これからどんな風に展開していくのやら。



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