山形交響楽団 第192回 定期演奏会
2008年11月22日(土)/午後7時開演  23日(日)/午後2時開演
山形テルサホール

指揮: 飯森 範親
ヴァイオリン:神尾 真由子

曲目 ワーグナー: 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調  作品61
シューマン: 交響曲第2番ハ長調 作品61

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当日券売り場には、出るんだかでないんだか定かでない当日券の発売を
待っているひとたちの長蛇の列が出来ていましたが、
みなさまホールに入ることができたのでしょうか。
明日日曜日のチケットもすでに完売だそうですよ。
飯森&山響を聴きに、遠くからお客さまがたくさんいらしてますね。
うれしいことです。


今日の目玉は、Violinの神尾真由子さん。
2007年6月チャイコフスキーコンクールの優勝者です。

すごいものを聴いたというより、体感した、と言ったほうが近いかも。
目標への照準がきちんと定まっていて、
そこへ翔けあがる疾走感、
正確なテクニックからくるクリアさ、
彼女のなかの音楽の磨かれかた、もう圧倒されました。

彼女自身が『鳴っている』のを聴きました。
彼女がもしもソプラノ歌手だったら、あんなような声で歌うんでしょうね。
弱冠21歳、これからが本当に楽しみです。


シューマンがどんな風になるのかも楽しみでした。
1st Violinと2nd Violinが対向配置のため、
弦楽器群のやっていることがステレオで聴こえて楽しいです。

シューマンの管楽器が大変なのは知っていましたけれど、
バランスのとりかたで随分聴きやすくなるもんなんですね。

あと、古楽器…特にNatural Trumpetだと、
和音の響きがとってもしっくり馴染むのも楽しめました。
7度音など、調の変わり目がごく自然に流れます。
Tromboneのバランスも全体に溶け込むのがよくわかります。
現代の楽器の音は、こういう音楽にはボリュームありすぎなんですね。
作曲家たちは、この音を想定しながら音を組み立てていたんですね。

なるほど、なるほど、と思いながら聴いていました。


明日の本番まで、がんばって下さいねー!