山形東高等学校吹奏楽部 第45回定期演奏会

2010年 6月25日(金)6:00開演
山形テルサホール

第一部 ワーグナー/神々の黄昏より 第一幕「夜明け」
    ドラゴンクエスト序曲
    ジャパニーズ・グラフィティ〜ウルトラ大行進〜
    リトル・マーメイド・メドレー
    宝島

第二部 ストラヴィンスキー/「火の鳥」より
 
    チャイコフスキー/交響曲第五番 ホ短調 作品64


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高校や大学の演奏会を聴きに行くことがガックリ減ってしまっていますし、
だいたい、近頃は吹奏楽そのものを聴く機会も減っていますし、
行ったとしてもブログに書くことは滅多に無くなっていたんですが、
昨日のは興味深いものがあったので、コンサートレポート書いてみましょ。


大学生以下の年齢のコンサートでいつも思うんですけど。
なんでそんなにおっきい曲をいっぱい並べるかなーーーー。
…と、呆れる反面、
若いな〜元気だな〜スタミナあるな〜と感心しちゃうのもほんとう(^^)
(↑単なる年寄りですね笑)

しかも、自分たちで全部アレンジしてまで、
なんで吹奏楽でシンフォニーやりたいのかなーー。

…でも、やりたかったんだよね、自分たちで手近にできる範囲の編成でね。
しかも、自分たちのサウンドに移すとどうなるか、やってみたいんだよね。
学生のころ、同じように思ったもんだから、よくよく分かってしまいます。
なので

「吹奏楽は音が大きい=弦楽器のように小さい小さい音が出ない」
「息を使うので、ブレスのたびに音が切れる=弦楽器のように音を伸ばしきれない」
「♭系の調が得意な楽器が多いので、♯系の調が得意な弦楽器の音を拾うと
 指使いや音色にムリがあったりして、時々音がよれよれっとする時がある」

などという数々の問題は、憧れと情熱で吹っ飛んでしまうんですね(^^)
すごいすごい。心から拍手です。


MCを入れず、音楽のみで楽しませてくれたことも私は好きでした。
コンサートに余計な言葉は要らないと日頃思っているので。


ワーグナー、学生の頃と今年の冬にぎっしり聴き込んだライトモティーフ…
一気に新国立劇場/キース・ウォーナー演出の舞台を思い出したりしてね。
宝島を聴くと、この曲が流行った頃を思い出したりしてね。
エレクトーングレード試験の勉強の真っ最中でして、
先生がベースを両足の超絶技巧で演奏して下さって、ものすごく感動したっけな。



…なんてことをね、いろいろ思ってね、おばさんは楽しかったんですよ♪
この学校より上手なところはいっぱいいっぱいあるでしょうけど、
みなさんの、音楽に対する姿勢に好感が持てたのでした。




さてさて、大急ぎの仕事が二件。
今夜は東京オペラシティで山形交響楽団のコンサートだったんですが、
いかがだったでしょうか。
追っかけせずにひたすら仕事しますからね〜〜お待ち下さいね〜〜〜

はぁ。私は無事に今週を乗り切れるんでしょーかーーー。
明日はレッスンと打ち合わせ。
誰かご飯作ってくれないかなぁぁ(爆)