世間では日々いろんなことが起きていますが、今日も我が家は平和です。
娘は一日で復活して学校に行き、私は仕事場に籠りました。

作曲、進めちゃいけないんですが…そりゃ重々承知なんですが、
進行しちまうもんは仕方ないんです。
もうどんどん出来てしまうのでどうにもガマンが出来ず
ついに五線譜に全て書き出し、一曲目が出来ちまいました。
ま、実際の音を聴いてないんだからまだ未完成としておきましょう。

二曲目に突入してしまいました。
あっ…ほら、ダメだったら…で、でもやってみたいネタがあるんだもん
どーしても書いてみたいじゃないの……で、でもでも本物の音を聞いて
後から「なーんだイメージ違うじゃん」ってなったらイヤだし…悶々。
でもでもどーーーしてもやってみたいので五線譜に書き出しちまいました。

Courante、2分の3拍子。0001W7
テーマは依頼主のお名前のアルファベット
(正確に言うと2楽章は奥様のお名前)を
音列にあてはめた、音の暗号。
この楽章でカノンをやってみたかったの。
後半はバッチリ逆進行のカノン。
こんなに「シバリ」をキツくして
書けるのかいなと思ったけど
む…むふふふ…楽しいじゃないか…
うううううふふふふふ
制約があればあるほど燃えますよ。

キツい制約のなかでどれだけ遊べるか、
限界に挑戦です。

ご飯の支度さえなかったら
何時間でも遊んでいそうな。
キケンだ。

ところで、皆様のお名前はこの音列にあてはめたらどんなメロディになりますか?
リズムを変化させたり♯を付けたり♭を付けたりして使ったりします。
全く操作しないときもあります。

仙台の偉大な作曲家:故・本間雅夫先生に捧げた
ヴァイオリンとピアノの為の「挽歌」。
「HONMA MASAO」全く操作せず、そのまま冒頭に出て来ます。
美しいメロディ…途中の仙台のわらべ歌とともに、強く印象に残っています。
師匠:藤原義久が前半を作曲、後半(3:02〜)を私が作曲しています。
Violin:大澤希代子、Piano:須藤円です(東北の作曲家2009in仙台より)