何の障害も問題もない人生なんて無い。有り得ない。
それなら、そんなもんだと開き直ってしまうしかないじゃんか。

なるべくならうまく切り抜けて、なるべくなら笑っていたい。
グチったっていいよ。いくらでもグチれ。私が聞くから。

強くなれ、娘よ。
手探りでも、あちこちぶつかってもいいから、自分の足で歩くのだ。

強くなれ、息子よ。
出来ない原因=言い訳をさがすな。
どうしたら出来るのかを考えるのだ。

未来の見えない現在のこの世の中、
親が子どもにしてやれることなんて、ほんのわずかです。
せめて安心して歩けるよう、後ろから無言で見守ろうと思うのです。

きみたちの存在そのものが親には尊いのだから。