はちこの皇子物語「はちこの皇子物語 2016 」
完結編ー神様と友達になった夏休みー

無事に終了致しました。
ご来場下さった超満員のお客様、
誠にありがとうございました。
2013年の予告編から始まって
3年がかりで完結編となりました。
私が関わったのは今年度=2016年版からですが、
様々な背景を持つひとたちが集まって
熱く熱く創り上げる舞台の一端に関わることが、
とても光栄で、とても嬉しかったです。

何回か稽古を観に鶴岡に通ううち、皆さんの頑張りを目の当たりにして
何と言うか…胸がいっぱいになって言葉になりません。
さまざまな、いくつものドラマがありましたね。
キャストの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

(ここからはDTMのお話です〜)
(興味の無い方にはホントにどうでも良いことなんだけど

ところで、昨日打ち上げでお話したM7「動乱」のデータの一部を公開します。

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48小節目、蘇我軍の二回目の歌が始まる場面です。
半分から上は全体の音を組んである画面(30パートまでしか入らなかった)、
半分から下はそのうちのひとつ、ドラムスの(Studio Heavy Kit)のデータ。
上半分の画面でピンクの帯+黒く表示してあるブロックのデータです。

一番下の表示では、そのドラムスのそれぞれの音の強さと長さを色分けで表示。
バスドラムはクオンタイズ機能を使ってきっちり揃えましたが
テナードラムは手で弾いたままなので強さがまちまちです。
ちなみにこの他に和楽器の樽太鼓っぽい音も同じリズムで重ねてあります。
ちなみにもう少し明るい音色のテナードラムで違うリズムが重ねてあります。
奥行きや残響などエフェクトも掛けてありますが、別画面なので省略します。

というわけで、自分でも「バカじゃないの?!?!」と思うような
果てしなく細かい作業を何時間も掛けてやっていますが
気に入る音になるまで手を加えると、毎回こうなっちゃうので仕方ないです。
イメージした音に近づけていくまで何日も何日も掛かることもありますが
ワクワクドキドキする音楽を目指して楽しく努力をしているのですよ。

舞台では、音楽はクロコ的存在であり、決して表に出ることはありません。
でも、間合いや気持ちの動きなどの時間の流れを彩り、
キャスト、スタッフ、お客様、舞台に関わる全てのひとの心に火を付けるのも、
脚本とともにある音楽の役割でもあります。
自分で「バカじゃないの?!」とツッコミ入れつつ本当に楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
次回は11月公演ですね、羽黒高校にお世話になります。楽しみです。


これで9月の大きな舞台が二つ終わりました。
満足だなぁ〜。
9月終わりまで…あと二つ締め切りを超えないと。きゃー
依頼主の方々、頑張りますのでどうかお待ち下さいね!