うにの五線ノートから…

「うに」はuniqueのuni。 作曲家木島由美子の五線ノートに書き付けた、音楽&舞台裏。

コンサート

山形交響楽団 第261回定期演奏会!

山形交響楽団 第261回定期演奏会
2017年05月13日-05月14日/山形テルサホール
〜巨匠カツァリス&鈴木秀美初共演!…探求が生み出すケミストリー〜

指揮:鈴木秀美
ピアノ:シプリアン・カツァリス

<プログラム>
モーツァルト/交響曲第34番 ハ長調 K.338
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
ブラームス/交響曲第4番 ホ短調 作品98

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敬愛する鈴木秀美さん指揮の、比較的新しい時代の作品です。
演奏を耳にすることの多い曲ですが<いつもの音>を期待してはいけません。
それに、カツァリス氏のピアノ…生で聴けるとは思ってもみませんでした。
さて、何が起こるか。ワクワクして開演を待ちました。

メリハリがしっかりしたモーツァルト。
学生たちが「小さい編成!」と言っていましたがこれこそが山響のウリです。
しかもオーケストラが大きくなったのはもっと後の時代です。

モーツァルト24歳のときの作品。すでに交響曲第34番ってなんなの。
このところ必要があって古典派をたくさん聴いていますが
音の組み立てとかそういうことばかりでなく音楽そのものがとても豊かです。
その豊富な音楽が活き活きと迫ってきます。3楽章、とっても楽しい〜!

カツァリスさまのピアノ…なんてなめらか…なんて美しい…しかも
各声部の線がハッキリ聴こえます…ピアノの中にもうひとつオケがあるみたい。
そして楽器の鳴らし方、ベートーヴェンソナタを間近で聴きたいと思いました。
低音をびっしり鳴らす場面なんか痺れそう。
アンコールはフランス国歌から始まって映画音楽やシャンソンの即興メドレー。
いやいやこれはフランスの作曲家の作品の演奏を聴きたいですよ。
この七変化の音色と言ったらたまりませんよ………。

さて、ブラームス4番。
くっきりと厳格な形式を保ちながら、これまた自由に音楽が流れます。
自律こそが自由である、とでも言いたげに。
掛留音を多く使うことや、第2楽章冒頭のフリギア旋法のような響き、
一番特徴的な4楽章のシャコンヌ=つまりバロック時代の遺物などなど
基本中の基本をしっかり使うことや古い時代の手法を使うことで
重厚な響き、かつブラームスその人の音楽を特徴付けるものになったんですね。

今日の演奏では、Tromboneだけ古楽器を使用して、作曲当時の響きに迫ります。
(演奏者の方々がだいぶ研究されたと伺いました)
立体的なアーティキュレーション、ポルタメントのような音程の取り方など、
響きや音楽が崩れるギリギリのところを攻めていらしたのですね…。
最後まで目が離せない…じゃなくて耳が離せないブラームス。
4楽章冒頭の響きを聴けたので大満足です。当時はこんな響きだったのですねぇ。
モダン楽器は響きすぎる、というのが良くわかります。
これ以上言葉にならなくてごめんなさい。

どの曲もどの曲も楽しくて素晴らしくて面白くて。
今日はクルマを停めるのに非常に苦労したのですが、行った甲斐がありました。
演奏者の皆さま、お疲れさまでした!
ホールでお会いした皆さまもお疲れさまでした!

本番でした

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少し時間が経ってしまいましたが…。
晴天に恵まれた4月29日(土)、文翔館議場ホールにて行われた、
高橋直子と愉快な仲間達の『ティータイムコンサート』が無事に終了しました。
ご来場下さった皆様、支えて下さったスタッフの皆様、
出演者一同厚く御礼を申し上げます。
僭越ながら当ブログにおいてもご挨拶させて頂きます。
皆様の暖かい笑顔と拍手を頂いて大変に幸せでございます。

直子さんがおっしゃっていたように「お客様が聴いて下さるからこそ」
どうしたら楽しんで頂けるか、腕を磨き、知恵を絞り、計画を練るのです。
一人だけの力では出来ることには限界がありますが、
仲間がいてこその世界の広がりと楽しさと推進力と。
もう14回ですか。直子さんすごいです。来年は特別企画はやりますか?

拙作『VS・バーサス 』、言いたい放題言い合う作品も3作目となりました。
お互いに話しをさっぱり聞かない家族のやり取り、楽しんで頂けたでしょうか。
歌手の皆様の後ろでずっとピアノを弾いているので、残念なことに
何が起こっているのか肝心なところが観られないんですよ。
また、私がやったのは作詞作曲とピアノを弾くこと「だけ」。
キャラクターをより個性的に肉付けしていったのも、小道具を用意したのも、
演技を膨らませてげらげら笑える舞台にしたのも、私ではありません。
わいわい言いながらの稽古がとっても楽しくて、終わってしまうのが寂しくて。
みなさま、どうもありがとうございました!!(涙)
なに?もう次作の話題なの?石橋を叩いて渡る‥?笑笑笑

それでは出演者の皆様の写真を記念に掲載させていただきまーす。
黒い服を着たひらのと私が重なってトーテムポールみたいになってるの、笑。

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山形交響楽団 第259回定期演奏会!

山形交響楽団 第259回定期演奏会
2017年03月25日・03月26日 山形テルサホール
〜時代を超える様式美…現代英国の傑作宗教作品〜

指揮:飯森範親
ピアノ:田部京子
ソプラノ:鷲尾麻衣
合唱:山響アマデウスコア

<プログラム>
ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 作品21
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
ジョン・ラター/マニフィカト(管弦楽版)

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さて、気が向いたのと気分転換しないと寝られそうもないので
とてもとても久しぶりに定期の感想を書いてみますー。

ベートーベンもモーツァルトも難しそう💧
だけどワクワクドキドキの音楽は相変わらずステキです。

田部さんのピアノ!しなやかな、淀みない語り口…うっとり。
そういえば昨年10月の某公共放送のドラマ「夏目漱石の妻」の中の一場面で
シューベルトのピアノソナタが流れていましたが、田部さんの演奏でした。
穏やかで優しくてでも寂しげで…心をえぐるピアノでした…。

ラター作曲のマニフィカト、こんな素直な喜びの音楽が聴けるとは!
「映画音楽みたい」と言う言葉もありましたが、
七度音、特にI度とIV度の長和音に頻繁に表れると
途端に映画音楽っぽくなっちゃうんですね。
それから半音下がる七度も(吹奏楽ぽいのもこれ) 。
でもしっかりした対位的手法と大胆な全体の構成のおかげで
合唱とオーケスラという大編成で聴かせる見事な宗教音楽になったんですね。

そうか…神様を讃えるときは3拍子、人間のことを歌うときは2拍子や変拍子。
それから、金管アンサンブルを、従来の音楽のように合唱の伴奏としてでなく
神様をお迎えする輝かしい瞬間のためのファンファーレとして演奏される、 
しかもTubaが入った豪華な響き、
というのを初めて聴いたような気がします。 

合唱の説得力と言ったら凄まじいものがあります。
宗教曲なのにめちゃくちゃ面白かった。これを聴きに行ったと言えるかも。

鷲尾さん…9ヶ月の身重なのに、あんなにラクに演奏できるなんて。
(おなかが張ったり腰が痛かったりしないのかしらなどと思うのですが)
身体を良く鍛えてあるのと、充分な脱力と。
身体の使い方が上手だと良い音楽を奏でられるのですね。などと思いました。

今回もてんこ盛りの定期でした。
これ以上言葉に出来ないのですが、聴かなきゃソンですね。 

不思議な街の音楽会!

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週末はこのイベントのため、舞浜に行って参りました。

ディズニーリゾート・イクスピアリの場所は知っていましたが
入ったことが無いし、シアターの場所も知らないし、すごい人混みだし。
不安に思いつつ何とか一番奥にシアターを見つけて中に入り、
顔馴染みのスタッフさんにお会い出来て、ようやく一安心出来たのでした。

お客様には子ども達もたくさんいたのですが、大人の方も大勢です。
アキットくんには熱心なファンが多いのですね。

舞台は「映画を観に来たアキットくんが異次元の世界に吸い込まれ、
森の中の魔法の時間が始まる」というストーリー。
お客様との楽しいやり取りの中で
コイン、カード、サンドアートなどのパフォーマンスの他、
人が入った箱をぐさぐさ刺していくマジック…すごかったですねえ。
見せ方、手際、スピード、「うわぁ!」がいっぱい。鮮やかです。

長谷川さんとかのまいさんの美しい音楽の存在感がとても大きかったです。
マジックとともに流れる時もありますが、単独でじっくり聴かせる場面が多く、
小さい子たちもしーーーーんと集中して聴いていました。
やっぱり、良いものはグッと集中しますよ、難しめの音楽でも。
今回は特に強く思いました…本物の芸術はこうでなくちゃ。

拙作編曲「魔法使いの弟子」、ステージ全体を通してちりばめて頂きました。
エンディングは思わず笑いが起きていましたね、素敵でした。

いやあ、あの譜面を全部演奏されたんですね。
書くだけ書いてみて後はお任せ、という部分も多かったんですが…。
(いちおう、弓が間に合うよう、五本の指が絡まないよう考えましたが)
心から尊敬します。おつかれさまでした。

三人のものすごい集中力による、楽しい極上のひとときでした。
まだまだ妄想は続きます。妄想だけならタダなので。次はどうしましょうか?

私の方はこれで<1ヶ月で本番5回+締め切り1つ>というのを乗り越えました。
このために1年〜数ヶ月掛けて準備して来たので無事に終わってヤレヤレです。
舞浜へ行くのは、当初は単独の自分へのご褒美旅行のつもりでしたが
ダンナが全行程クルマを運転してくれましたので、なおさら
ワイワイと賑やかな旅になりました。楽しかったー♪

あぁ。精神的に元気になった。次行こう、次。


「東北の作曲家 」ありがとうございました!

昨夜、「東北の作曲家 2017 in 山形」が無事に終演しました。
ご来場下さった方々、誠にありがとうございました。

それぞれの合唱団の素晴らしい演奏とともに、
作曲家8人それぞれ全く違う個性をお楽しみ頂けたでしょうか。
客席に若いひとたちがたくさんいらしたのが印象的でした。
音楽は演奏するだけでなく創るものでもある、
ということを少しでも体験して頂ければ幸いです。

演奏も曲の内容も、充実して前向きなものがあり、
これからの東北の創作活動の盛り上がりを示唆する、
象徴的な演奏会ではなかったかと思います。
裏方として運営に関わりましたが、とてもやりがいがありました。

また、「ゼロからモノを創る」ことに慣れた市民会館スタッフのおかげで
舞台の照明から椅子の果てまで、大変心地よく物事を運ぶことが出来ました。
かゆいところに手が届く、とはまさにこのこと。
ふわっとした話にもふわっと対応して下さって(ちょっと笑)。
嬉しかったです、ありがとうございました。

私の曲の作詞者の近江正人先生がわざわざ新庄からお越し下さり、
本番では貴重なコメントを頂きました。
「言葉が音楽となって飛翔する」…詩人ならではのお言葉、
深く感じ入りました…他の花の詩も音楽を付けてみたいです。
合唱団の皆様からもお話を頂きました。

コールファンタジーbelleの皆様、大変お世話になりました。
本番のテンションの高さ、皆様の表現力、瞠目しました。
すごい。本当はこんな力をお持ちだったのですね。

聴きに来て下さった方々からプレゼントをたくさん頂きました。
本当にありがとうございます!
赤いバラとランの鉢植え。玄関がものすごくゴージャスになりました
チョコレートは食べてしまいました〜〜♡
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初演でした

image『渡辺 泰 ピッコロ フルート Recital』

2016年10月27日(木) 19:00 開演
スペースDo (ドゥ)管楽器専門店ダク地下
出演 : ピッコロ・フルート / 渡辺 泰
   ピアノ / 加納 麻衣子

<Program>
・ヒンデミット ソナタ
・ドップラー ハンガリー田園幻想曲
・木島由美子 Sonata "瑠璃"
 For Piccolo and Piano (委嘱・初演) 

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昨夜は東京でこちらのコンサートへ。

中途半端な時間に東京に着いてしまって
ホテルにチェックインをすませようかどうしようか迷いましたが、
新大久保の街の雰囲気を楽しんでもみたかったので、そのままダクへ。
韓国人と、あとイスラム圏のひとたちが多かったな。

リハーサルから聴かせて頂きました。邪魔してすみません〜
最初はヒンデミットのソナタ。
後半、ドップラーのあと「白つぐみ」「黒つぐみ」が並びます。
とても濃い内容のプログラムです。

もっとも信頼する演奏家、友人のうちのお二人、
かのまいさん、渡辺さんに拙作を丁寧に音にして頂いたこと、
こんなに嬉しいことはありません。
ありがとうございました。

何人かのかたが「聴いたことがない音楽です」と言って下さいました。
クリエイター冥利に尽きるとはこのこと。心深くから嬉しさが。

ところで師匠・藤原義久先生がわざわざ聴きに来てくださいました。
「ぼくはヒンデミットの孫弟子だからね。
 プログラムの最初に曾祖父さん、最後に曾孫が並んだんだね」
そ…そんな……恐れ多過ぎる……

まだまだ勉強しなくては。知らないことが多過ぎる。と思いました。
それと同時に師匠のレッスンを受けていたころ、厳しい指導のあと
「今教えたことは全部忘れなさい」との師匠の言葉を思い起こしました。

つまり勉強はとても必要なものだけど、それによって
枠にはまってしまうような、つまらないことにならないように。
本当に難しいことだけどね。何年やってても。

出羽三山シンフォニー!

出羽三山シンフォニー(日本遺産認定記念コンサート)
2016年10月10日・午後3時開演/出羽三山神社

image指揮:永峰大輔
管弦楽:山形交響楽団

<プログラム>
久石譲/「アシタカせっ記」
ドビュッシー/月の光
ふるさと
山形県民謡「最上川舟唄」
ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」 第1・第2楽章
サミュエル・バーバー/弦楽のためのアダージョ
アンダーソン/舞踏会の美女
J.S.バッハ/G線上のアリア
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 第1楽章
ベートーヴェン/交響曲第7番 第1楽章

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今日の午後は急遽、出羽三山神社へ。
時間的にも体力的にも行けそうだったし、お天気も保ちそうだし。

野外のコンサート。しかも普段には無いプログラムの組み合わせ。
何をするんだろう?どんな風になるんだろう?

開幕は山伏さんたちの法螺貝。それに龍笛と笙による雅楽。
今年4月に日本遺産に登録された、出羽三山の物語に沿ったプログラム構成です。
なるほど。思いがけず和と洋のコラボレーションを聴くことが出来ました。

周りの杉の巨木に響く楽音。ときおり吹いて来る風。遠くの祈祷の太鼓の音。
人々のざわめき。遠くから聴こえてくる街の音。これは滅多に無い演奏会です。
出羽三山は有名なパワースポットだけあって、何か…厳粛な気持ちになります。
そう…気配というか…巨大なエネルギーに圧倒されるとでも言えばいいか…。

ドビュッシー「月の光」は今年9月に編曲していたもの。
演奏しづらいことは重々承知で♭5つの原調のまま編曲しましたので、
うっとりするような和音の運びがうまく行くよう、特に神経を使いました。
本番では“森の小鳥”という素晴らしいソリストが参加してくれましたね。
誠にグッドタイミングのさえずりでした…神様が歌いに来てくださった?

過去は月山、現在は羽黒山、未来は湯殿山。
9月に羽黒で行われたミュージカルはちこの皇子物語 2016の中の歌、
「出羽三山開山」の歌詞にもありましたね。
11月公演もあります!ぜひ観にいらして下さいね!


改めて、お知らせです。

チラシの画像データを頂きましたので、改めてお知らせ致しますね。
お二人のお写真に私の名前が並ぶとは…!!

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『渡辺 泰 ピッコロ フルート Recital』

ダクチラシ022016年10月27日(木) 19:00 開演
スペースDo (ドゥ) 管楽器専門店ダク地下
http://www.kkdac.co.jp
(JR山手線新大久保駅から徒歩約3分)
料金 : 学生2,500円 / 一般3,000円
出演 : ピッコロ・フルート / 渡辺 泰
   ピアノ / 加納 麻衣子

<Program>
・ヒンデミット ソナタ
・ドップラー ハンガリー田園幻想曲
・木島由美子 Sonata "瑠璃"
 For Piccolo and Piano (委嘱・初演) 他

<お問い合わせ>
 管楽器専門店ダク TEL 03-3361-2211 / Eメール info@kkdac.co.jp

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新日本フィルハーモニー交響楽団ピッコロ&フルート奏者の渡辺泰さんと
桐朋学園大学嘱託演奏員の加納麻衣子さんによる委嘱作品の初演です。

演奏する方々は…美しい音と豊かな音楽を求めて
日々ご自分を磨いていらっしゃると思うのですよ。
私はそういうことへのリスペクトを含む
言葉にならないような気持ちを込めて音楽を書こうと思うのです。

そこに私自身がやりたいこととの接点を見つけるまでが
時間が掛かる…というより時間を掛けるんですけどね。
これまでの委嘱作品の全てがそうです。

加納さんと知り合ったのは山形交響楽団・Trumpet井上直樹さんのリサイタル。
その時に、井上さんからの委嘱作品「紫苑」を初演して下さったのが
加納麻衣子さん=かのまいさんだったのです。
それからメールや直接会ってしゃべったりお泊りしたりライヴ行ったり。
仲良くして下さってありがとうございます。本当に。

さて〜。プログラムノートを書かねば。
どんなに言葉を書き連ねても本当のことから遠ざかるような気がしてならない。
難しいなぁ。まずは聴いてちょうだい、って言っても不親切だしなぁ。
悶々。

おかげさまで終了致しました!

高橋直子と愉快な仲間達の 第13回 ティータイムコンサート、
おかげさまで東根と山形の二公演が終了致しました。
ご来場下さった方々、誠にありがとうございました。
主催者・盒仰昌劼気鵑般快な仲間達ともども
厚く御礼申し上げます(僭越ながら…)

それぞれの状況の中で、それぞれのベストを尽くした本番でした。
最後までお聴き頂いて嬉しかったです、ありがとうございました。
歩美ちゃんの歌はこれでしばらくは聴けないのですね…涙

今まで編曲の仕事が多く、そればかり引き受けて来ましたが、
こうして拙作を評価して下さる演奏家がいらっしゃるということは
とてもありがたく貴重なことです。
書いた曲を演奏して頂くのはある意味とてもワガママなことですが、
私の中の音楽を大事にして行きたいと思います。

時代劇のステージは、演奏者が一番楽しんだのでは無いでしょうか。
お客様の笑顔が何より嬉しかったです。
本当に本当にありがとうございました!!

(以下長くて面倒なので、さらっとお読みになりたい方はすっ飛ばして下さい)

ワガママついでに、ひとつ思ったこと。
日本語というのはもともとリズミカルでもないし、周期的な拍…律動と言ったらいいか…が少ない言語だと思います。民謡や踊りを見ていても何拍子か分からない、音楽の切れ目も不明瞭で、言葉と音が一致していない曲が多数ありますね。
世界を見渡しても、東欧…特にブルガリアの音楽など、11拍子や13拍子など、どうやって歌うの?どうやって踊るの?と思われる変拍子を持つ音楽も数多く存在します。
人間の生理に反した音楽ですが、日本の場合はほとんどが日本語に起因しているのではないでしょうか。日本語のオペラでは変拍子が当たり前。言葉と“興”によってどんどん崩すのが当然なのです。これをどのくらい経験して来たか否かで、その人の持つ音楽に密接に関わるように思います。

今回、茨木のり子さんの詩をもとに書いた歌を歌って頂きましたが、日本語の持つイントネーション、独特のリズムと深みと重みを考えると、どうしても変拍子にならざるを得ない箇所がたくさんありました。それをストレスと感じるかどうかは…たぶん演奏者にもよると思うのですが…直子さんと集くんに、ごくごく自然に、深く、かつ豊かに表現して頂きました。ありがとうございました。

今回、久しぶりにピアノをきっちりさらいました。
ピアノを弾くのって、…良いですねえ♡

出演者の皆様の許可を得ましたので写真掲載致しまーす♪
Attachment-1

オーケストラの日2016!(ちょっと補足)

image2016年03月30日・やまぎんホール(山形県民会館)
【1.オーケストラ探検】14:00〜16:00
【2.コンサート】19:00〜

指揮:松元宏康
司会:爆笑コメディアンズ

クラシック大好き人気お笑いコンビ
「爆笑コメディアンズ」とお贈りする
山響アンサンブル対決!
クラシック音楽をもっと身近に感じていただける楽しい一日です!

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昨日のことになりますけど「山形交響楽団オーケストラの日2016」でした。
ファン感謝デーみたいな企画ですね。
いや、ファンより以前の方に「遊びにきてね!」企画と言えばいいか。

【2.コンサート】だけ聴きに行きました。
オーケストラを聴くのは初めて、というひと向けの内容です。
爆笑コメディアンズのお二人の設定がとってもgood!
楽器演奏も指揮も体験された池田秀作さん、
クラシックは全く初心者という半澤弘貴さん。
お二人の掛け合いで、ホールは笑いが満ちあふれます。

そうだよね、初心者には初心者の立場から質問してもらうと分かりやすいです。
演奏の経験があるひとに分かりやすく解説してもらうのが特に嬉しいですね。
時々「敷居が高く感じられる」と言われるこの世界を
お二人にユーモアたっぷりに取っ付きやすくナビゲートして頂きました。

「弦楽器パートと管楽器パートに分かれて本気のアンサンブル対決!!」
というコーナーが音楽的に面白かったです、とても。
山響では、弦パートだけ、管打パート(つまり吹奏楽ですね)だけ、と
しっかり聴いたことが無かったので、とても新鮮でした。
それと、インタビューでたくさんの楽団員さんたちの
ナマのお声と(ご意見)を聞けたのが楽しかったですよー♪
指揮者は先週お世話になった松元宏康さん。
本来の指揮者業だけでなく、ネタの仕掛けや司会とのやり取りまで、
大量のお仕事おつかれさまでした。

ところで。たまにですが、終演後のロビーなどで
「あの場面の○○の楽器が外したよね」
「あの第△楽章の解釈は云々(←山形ではなく東京でした)…」
などと言うのを聞いたりすると大変がっかりします。
音楽の知識は指揮者や奏者をコキ下ろすためにあるのか?と。
音楽の知識は音楽を楽しむためにあるもんではないのかな。
そういう空気が「敷居を高く」してしまうんではないのかな。
知識がないと音楽を楽しめない、と思わせているのではないのかな。

知識云々のその前に、難しく考えずに、音楽を丸ごと楽しんで頂きたい!と
常々思っているので、昨日のような企画は大賛成です。
この企画で何をどう進めるのか大変興味がありましたので、とても満足です。

もっとオーケストラが市民生活に溶け込んで行くと良いですね。
もとからある音楽と馴染む(?…共存??)ことも大事ですし、
(日本の音楽にももっと開放的になって頂かないとなりませんし)
たくさんの方々に音楽そのものを楽しんで頂ければなぁ、と思います。


ということで、一昨日の“宿題”。あるシステムを手探りで。
お三方に打診中。うまくいくかな。時間掛かるけど。



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