晩年の良寛さん。
 おなかが痛くて(大腸ガン、直腸ガン、疫痢と諸説あるようです)布団から出られずトイレにも行けず漏らしちゃって「ああ、はやく貞心尼がきてお尻を洗ってくれないかなあ」と詠んだ歌があります。

 この夜らの いつか明けなむ この夜らの 明けはなれなば をみな来て 尿はりを洗はむ こひまろび 明かしかねけり ながきこの夜を
 

 立派な良寛さんでも、おなかが痛ければ苦しいですし、お尻が汚れていれば気持ちわるいのですね。

 その人の感じる心地わるさを、わたし自身もちゃんと想像できたらいいんでしょうけれど、意図的に感じないようにしているのか、良寛さんのことは想像してみたいなと思えても、自分の親のこととなると鈍感になっているようで。

 爺さま、今朝は歩きながらウンコもらして、それで婆さまに怒られイジケ、「臭いから行かね!」とディサービス休みました ( ̄∇ ̄;) 

unipan