2017年07月20日

今学期の旅公演、終了

 一昨日は、このブログにも書いたように都内の公演。

 遅刻したらこわいこわいと思って早めに出た。私は、心ならずもギリギリ派、の方だが、遅刻したりギリギリにならないための唯一の方法は、ものすごく早く出ることである。そして、どこかで時間をつぶすというのがわりと好きである。

 朝、何か用事があるときはその駅周辺の喫茶店を調べてモーニングとかやっていないかなあと見て、わくわくしながら出かけたい。が、ものすごく早く出るつもりにしておいて、結局はちょうどいい時間、という場合も多い。喫茶店に入るなら30分は余裕が欲しい。ゆっくりするために入る喫茶店で、「あちっ、あちっ」と言いながらコーヒーを慌てて飲むのはもったいないもの。

 仕事は、9時開始で、駅を出ると8時10分くらいだった。30分前に着く必要はないと思うが、みんなそれくらいから集まり始めているので、この時間は中途半端だった。
 会館は駅に直結しているし、いつもの私ならどこかに寄ったかもしれない。が、トイレに並んだりしているうちに刻々と時間が過ぎていく。

 トイレの横の、駅員専用出入り口みたいなところで、女の人が深刻な顔をして駅員さんに何か話していた。
 駅員が3人くらい集まってきていた。女の人は赤い目をしていた。具合悪いのかな、と思ったが、駅員さんがまたどこかへ行ってしまって待っている間、ずっと立っていたから体調が悪いわけではなさそうだ。
 その人はどこかへ電話しているようだった。謝っているような感じだから、会社に遅れる電話をしているのだろうなと思った。
 痴漢にあったのか。会社にも遅れるし、駅員さんに説明したり、待たされたりするのに、ちゃんと報告してえらいなと思った。えらいな、というのは違うかもしれないが。

 私は本当は何があったのか知りたいなあと思った。真実を知りたい欲求。が、これは要するに野次馬根性ということか。
 そして、自分の想像力の貧困さを思った。トイレに並んでいる間ずっと考えていたのに、体調が悪いか、痴漢にあったか、モノをなくしたかしか思いつかない。

 歴史小説を書く人はどういう気持ちで書くのだろう。

 調べても史実にあまり残されていない人を書く場合、もう、こんなにがんばっているのに、なんで出てこないの、と思うかもしれないが、逆に、ラッキーとも思うかもしれない。史実に残されていない場合は、自分の想像力で書くことができるのだから。

 さて、駅を出て、コーヒーショップが見えたが、珍しく、コーヒーを飲む気分でなかった。

 それで、少し早いが、会館の搬入口を探すことにした。

 オリンパスホールというところなのだが、オリンパスホールはこちら、という矢印がたくさん出ていた。それにしたがって進んでいくが、このホールは4階なのである。
 4階に搬入口があるわけはないが、でも、新しい会館のようだ。もしかしたら後ろの方に、立体駐車場にあがるように螺旋になっていて、登って行けるところがあるのだろうか、と思ったりした。

 4階にあがると、人が並んでいる。あれ、みんないるの?と思ったが、よく見ると市役所の入り口。市役所があくまでまだだいぶ時間があるのにこんなに早く並んでいる人がいると思うと、なんだか胸がきゅんとする。

 ホールの入り口に行ってみるとやはり開かなかった。向こうに、「楽屋口」という文字が見えるが、さすがにトラックがここまで上がってこられる最新の会館ではないとわかった私はもう一度下に降りた。建物のどこかには搬入口がある。
 こういうとき、時間ぎりぎりだと焦って冷静な判断ができなくなり、必要以上にうろうろしてしまうものだ。のんきにコーヒーを飲んでいなくて本当によかった。お腹の調子が良くなくてトイレに行く羽目にはなったが、そのおかげでコーヒーを飲みたくなくて助かった。
 
 ぐるりとまわると、音響さんと先輩のMさんの姿が見えた。ずいぶん早く来ているもんだなあと思った。

 搬口には、大きなエレベーターがあり、そこに舞台の道具を乗せて上へ運んだ。乗用車ならすっぽり入りそうな大きなエレベータだ。

 誰かが、トラックも入るエレベーターがある会場があった、というような話をしていた。

 だから私の考えもまるでとんちんかんというわけではなかったな、とひそかに思っていた。

 この公演は、都内の学校で始まり、そのあと、地方公演を何ステージかして、一昨日の都内の高校で今学期の最後だったのだが、初めの学校はシーンとしていた。
 そして、地方に行くと反応が良くて、また、一昨日の学校はシーンとしていた。だからと言ってみていないわけではないようだった。

 だからと言って、東京の生徒さんたちは、シーンとしている、と決めつけてはいけないと思う。でも、どういうことかなあ。

 昨日は荷下ろし、合評会、打ち上げ。

 大道具、小道具、照明機材、音響機材を、劇団でまた使うのを残して倉庫に置いてくる。

 暑かった!

 昔、蚕をつくっていた農家の蔵を倉庫として借りている。

 一階が、作業場とおもに大道具置き場。二回が小道具、照明、音響や幕など。 私は小道具係なので、小道具の入ったプラスチックケースなどを、棚に乗せていたら、怒っている顔をあまり見せないEくんが、「アズサさん、ぼくは、リヤカーの向こうの棚があいていると言ったのですよ。そっちは『夏の庭』班の棚ですよ。怒られてもぼくは知らん顔しますからね。」と言われてしまった。

 確かにリヤカーは見たのだがその手間にちょうどよくスペースがあいていたので乗せてしまったが、そんなにうまい具合にあいているわけはないのだった。『夏の庭』というのはもう一つの旅公演班。私たちの『チャレンジド』班より前から公演をしている班なので、ちゃんとそのスペースが決まっていた。そして、一日遅れて荷下ろしなので、この人たちの場所をとってしまい、みんなに恨まれるところだった。

 Eちゃんが、「アズサさん、履物はどうしますか」ときくので、「お昼ご飯に行く前に全部出して干して食事から帰ってきたらしまおうと思う」と言うと、「もう食事から帰ってきたらしまっている暇なんてないですよ、すぐ帰りますよ」とのことなので、「じゃあ、今やろう」と言いつつ、小道具をこっちからあっちに運んでいるのに手間取っているうち、Eちゃんが靴を並べてくれていた。

 倉庫の中は暑くてくらくらする。ちょっといるだけで汗だくでものすごく働いている人の気分である。が、炎天下で靴を干ししていたEちゃんも、ちょっとくら~と来てやばかったと言った。

 作業が終わり、お昼はみんなの大好きなうどん屋さん。

 ここは〇〇丼とうどんのセット、などがあって嬉しい。朝家を出るときは、今日は、かつ丼と冷やしうどんのセットにしようと心に決めていたのに、あまりの暑さにさすがの私も、かつ丼を食べる気が失せた。

 女子三人とYくんが一緒のところに座ってあとの男性陣は向こうの方に座っていた。

 EちゃんとNちゃんが、豚の串カツときつねうどんのセット、Yくんと私は握り寿司五個とたぬきうどんのセット。どちらも800円くらいである。

 大盛りもできるが、今日は打ち上げでおいしい料理を、劇団に残っているMさんとTさんが作ってくれているから、「ちょっと大盛り」というのにした。

 劇団に戻ると洗濯係りのSさんがまだ洗濯をしていたので、何となく手伝い、洗濯が終わったら水の掛け合いをした。
 Sさんは、EちゃんとNちゃんが水の掛け合いをしているのを、まるでお父さんが娘を見るか、おじいさんが孫を見るような優しい目で眺めていたが、自分にもかけられそうになると怒って向こうに行ってしまった。

 それから、合評会、打ち上げがわりと和やかに終わり、今学期の旅公演は終了! アズサ

 

 
 
 

 

 
 

unitsaneido at 16:02|PermalinkComments(0)

2017年07月17日

旅公演、最終日へ。

 旅公演に行きます、とか、そういう文章だけ書いていて中身を書かないまま明日はついに、今学期の旅公演『Challeng-ed ~遠い水の記憶~』は最後の公演日。

 前回は石川県で、少しだけ、『旅』という気分を味わえた。
 隣のホテルの、セレブなディナー風景を眺めつつそこを通り過ぎて、近くの居酒屋へ行った。そして、帰りに海を眺め、「なまこ」とたわむれる。

 明日は都内の公演なので泊まりはなし!

 そうだ、前回書いた時は、本当に前の日に準備しておいてよかった。寝坊して慌てて飛び出したのだ。

 明日、がんばろう。寝坊しないことは頑張ることではなく、当たり前のことだが、それができなくては始まらないのでまずは気合を入れて寝て、、、。

 夏の東京公演、『父を騙す』の稽古はもう始まってはいるが、この旅公演が終わったらそちらの稽古に本格的に突入。
 詳しくは後日書きます。しかし、私のことなので、後日がいつになるかわかりません、、、よろしければ『東京芸術座』のホームページをご覧くださいますよう、お願い申し上げます!アズサ

 
  

unitsaneido at 22:50|PermalinkComments(0)

2017年06月21日

また旅に出ます!

  前回の旅公演のことを書き終わる前に、また、次の出発の日が来てしまった。

  明日、いや、また日付が変わって今日になってしまったが、今回は、前回より近場である。だから出発時刻も前回より遅いし、二回目なので旅支度ももうそんな心配ではない。

 しかし!!そういう時こそ危ないのである。

 今、特に書くこともないのだが、気を付けるために書いています。(前回の続きを書き出すと、本当に私の文章ってだらだらと長いのでなかなかたどり着けず、帰っても来られなそうなのでやめておきます。)

 さっさと寝て早く起きて準備しようかなとも思ったがそれは危険だ。
 
 危険だと思って起きているのだが、何だかだらだらしてしまってなかなか準備を始めない私。ああ、部屋の掃除したいなあとイライラしたり、机の中を眺めて昔の日記などを読んでいる。

 私の日記ってなんというか、爽やかでない。日記というのは主に悩みがあるときに書くから仕方ないのかもしれないが。
 でも一つ、いいことが書いてあった。

 「やったことはすぐ成果が出ない。でもやらないことはすぐに『成果』が出る。」

 たとえば今、準備しないで寝て、寝坊したらその『成果』は即座にはっきりと目に見えるだろう。というわけで今から準備します。がんばろう。  アズサ

 
 

 
 

unitsaneido at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)