2018年10月09日

みたびぶたどん

昨日の豚丼がおいしすぎて、今日のお昼の出前は、豚丼を注文した。
(公演の時のお昼ご飯は、自分でコンビニやスーパーで買っておくか、食事係が注文をとって近くの店から出前してもらう。私は出前は、時間がなくなって残すことにでもなったら嫌なのであまり注文しない方だったが、最近は少し変わってきた。コンビニのパンばかり食べていると飽きてくるし、体にもよくなさそうだし。それでも汁ものは注文しない。ご飯ものの方がいざとなったら何かに詰めて持って帰れるから。)

そのお昼のぶたどんは、昨日のに比べたら、、、うーん、劣るなあ。でもお店のせいではないかも。すぐに食べればもっとおいしかったかもしれない。

そして、もう一度あのおいしいぶたどんが食べたいなあと思っていた。

そしたら後輩のNちゃんが、「私、また今日もぶたどん食べたいな」とつぶやいているのが聞こえた。(ツイッターとかではなく本当に。)

実は今日は、今回の旅公演で初めて連泊なのである。やる会場は違うが明日の学校もまあまあ近いので同じホテル。嬉しいな。

ただ、今日は公演のあと、また明日の公演のための準備(荷下ろしなど)があり、豚丼を食べる気満々でいて戻ってきたらお店が閉まっているなんてことがあったら、と思うと恐ろしくて、「一緒に食べにいこうか」とは言えなかった。

が、よく考えたら今日は一時間くらい作業したらあがるとなっていたし、明日の学校も30分くらいで着くところらしいし、豚丼屋に間に合いそうなのである。

行きましょう、行きましょう、ということになった。

ホテルに着いて二人でるんるんででかけた。またあのおいしいぶたどんを食べられると思うと足取りも軽い。

照明のSさんも一緒にホテルから出てきたが、今日は別の豚丼の店に行くらしい。

ホテルを出て右に行き、カレー屋のおいしいにおいにも、ラーメン屋のおいしそうな看板にも惑わされず、まっすぐ「はげ天」へ。

しかし!

店は閉まっていた!

こんなことがあっていいのか!

Nちゃんはちゃんとネットで調べたらしいのだが。どうしたことか。

Nちゃんは「(照明の)Sさんはどの店に行ったんだろう?ローソンの近くと言ってたけど」と言った。
そしてローソン方面へ行こうとそっちを向いた途端、なんとそこにSさんの姿が!

小柄でかわいらしいSさんが、ちょっとよさそうな居酒屋の前でメニューを見ている。
「あ、Sさんだ!」とNちゃんは一気に道路を渡ろうとする。
「危ない!」と私は止める。

ほんと、危なかった。豚丼食べようとるんるんでお店に行き、閉まっていてがっくりして、そのあとSさんを見つけ、彼女に会えた嬉しさで駆け出し、交通事故に会ったらあまりにもかなしすぎる。

でも、本当にすぐそこの店だったのに、Sさんの姿は消えていた。

で、私たちは、はげ天が閉まっていた悔しさに怒りをぶちまけながら、こうなったら意地でも豚丼を食べようと、店を探す。

ラーメン屋の前を通ると、でっかく豚丼と書いてあった。

はげ天のお上品な感じとは違う。
「ここに入る?」ときくと「入りましょう」とNちゃんは即答。

その店に入った途端、男の人(というより男の子)たちが一斉に振り向く。

なんてきれいな女性たちが、ではなく、え?何この人たち、という顔。店にいるのは全員男性。男の人専門店じゃないよねえ、と思いながら二人で隅っこのカウンター席のようなところに座る。

そして、豚丼ミックス(ロースとバラ)を頼む。

だいぶ待ったような気がする。早く食べたいからそう感じたのかな。

豚丼が出てきたので「わーい」と言うと、隣のおじさんのものだった。(いつの間にかカウンター席におじさんが一人座っていた)

次は二つ持ってきて今度こそ私たちのもの。

気づくとお客はそのおじさんと私たち二人だけ。

しばらくしてどどどと観光客が来た。
店の人が「ノーライス、オンリーヌードル」と言っていた。

またしばらくして大勢来たけれど「豚丼はもうないんです」と言っていた。

お客さんたちは残念そうにしていた。

私たちはからになったどんぶりを前に喋っていたが、だんだんきまずくなって店から出た。

昨日のようにお上品ではなく、「これぞ豚丼」(と私が想像していたような)味で、これはこれでやっぱりおいしかった!

どっちが好きかときかれたら、、、。毎日食べるなら、はげ天の豚丼だが、毎日豚丼は食べないからこっちも好きだ。

私たちははげ天が休みでショックを受けたが、あのラーメン屋では私たちのが最後の豚丼だったのである。









unitsaneido at 23:05|PermalinkComments(0)

2018年10月08日

ぶたどん女子会

今日はまた劇団の旅公演で、北海道に来た。

飛行機は珍しく窓際の席で、天気も良いし、上からいろんなものがくっきり見えた。

ミニカーやミニチュアをつくった人は、絶対に空から街を見て思いついたんだろうと思えた。

山の中にぽかっと中があいて、そこが独特の緑色になっているところがあった。何かの湖だろうな、今度来る時は日本地図を持ってきてそれを眺めながら下界の景色と見比べたいと思った。

そして今日は前々から楽しみにしていた女子会の日であった。
帯広で女子会しよう、豚丼食べよう、と先輩のMさんが提案した。

その話をした日から私と後輩のNちゃんはいつも『豚丼、豚丼♪』と思っていた。
だから今日は途中のパーキングエリアでおいしそうなものがあったがぐっと我慢した。


旅公演中、移動が長くて宿に着くと遅いとか、体育館公演の場合は前の日にも少し荷下ろしや仕込みの作業をするので、なかなか良い日がなかったが、帯広に行く日は行けるね、と話していた。
大先輩のSさんも一緒にごはん食べに行くのは珍しいことなのでそれも楽しみだった。

宿に着くと夕方の6時半で外は真っ暗。

お店はわりと早くしまってしまうのですぐにロビー集合ね、とMさん。

せめて10分後に、という意見があり、10分後にロビーに集合。

MさんとEちゃんおすすめのはげ天という店に行った。そう言えばはげ天は天ぷらやさんだ。うう、天ぷらもおいしそう。でも、やっぱり豚丼食べなきゃ。

経験者のMさんとEちゃんは、4枚のせと6枚のせがあるけど、4枚で充分満足だよ、と言っていた。

照明さんも入れて女子は6人。

「6人席はなかなか空きそうもないのですが」と品のいい美人おかみがやってきて言う。
「じゃあ3人ずつでとりあえず座って」という答えを期待していたのだろうが、みなその気はない。今日は、この旅班の女子全員がそろって、というのがみそなんだから。

Mさんが中をのぞいて「あの5人席に詰め込んでもらうのはどうでしょう?」とお座敷の席をさした。
美人おかみは「お盆がのらないんです」と言った。

お盆に乗って仰々しく出てくるのか。お盆なしでいいですよ、と言おうかとも思った。が、「もう少しお待ちください」とおかみは言い、その言い方は本当にもう少し待てば入れてもらえそうな感じだったので、みんなおとなしく待った。

そうしたら二階に通された。

個室になっているお部屋に通された。

「ぶたどん」食べにきた、のにこんな高級感あるところでいいのかな?

「天丼も食べたいなあ。でもやっぱり豚丼だよなあ」と言っていたらMさんが、「天丼と豚丼のセットあったかも」なんて言っていたがメニューを見るとそんな欲張りなものはなかった。

豚丼(4枚)にした。

あと、MさんとEちゃんと照明さんはビールの中ジョッキ。私は豚丼に集中したいからビールはいらないかなと悩んだが、少しは欲しいと思い、グラスビールにした。

さて、お待ちかねの豚丼は、肉が柔らかく、味付けも、甘辛いけれど、べたーっとした感じでなく、全体として、さっぱり、という表現はぴったりでないが、そんな感じだった。
うまく言えないがとにかく、とってもおいしくて、ぱくぱく食べた。

6枚でもいけたな、と思った。Nちゃんも同じことを考えていた。

ビールでややお腹が膨れたのでもう一杯は食べなかったが、ビールを頼んでいなかったら、Nちゃんを誘ってもう一杯を半分こするか、豚天丼というのも気になったのでそれを食べていたかも。

デザートはアイスの天ぷら。

おいしかった!
満足。

その時はそれなりに満腹だったが、今これを書きながらまた食べたくなった。
いまならもう一杯食べられるなあ。







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当日朝➃

私は「トライアスロンデビューの部」

他には、「パラの部」「女子の部」「50代男子の部」「60代男子の部」「リレーの部」「子どもの部」などに分かれて、何ウェーブと呼ばれていた。私は5ウェーブ。デビューの部は130人くらいいた。

会場までの道のり、雨の降る暗い色の海を見ながら、「えーん!全然楽しい気分じゃないよう」と思っていた。

その頃には、ドキドキワクワクの、ワクワクの部分はすべて消え、悪いドキドキが充満していた。

が、受付のところで、競技内容が正確にわかると少し落ち着く。

もともとは、スイム400メートル、制限時間12分、バイク20キロ、バイクの終了まで80分、(スイムの場所からバイクのおいてあるトランジションまで400メートル走らなくてはいけない)、ランの終了まで120分となっていた。

それが全て半分になったのだ。

ラッキーと思った。

競技はラン(マラソン)だけにしてその分マラソンを20キロにしますなんて言われたらどうしようかと思った。かと言って5キロマラソンも何だかつまらない。

トライアスロンというものを味わえて、しかも今のこの不安な心には、半分というのは、救われた…と感じた。

最初からこの距離だったら何だ簡単そうじゃんとなめてかかって痛い目にあっていたかもしれない。


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