2018年09月02日

雨の中楽しく走れるわけ

 カードの明細に、7月13日ローソンチケット¥14000とある。

 14000円もするチケットを買った覚えがない。
 チケットと言ったら芝居のチケットだろうか。でも、14000円もするのは買わない。もしかして、ネットで買って、何回かクリックして、二枚とか三枚購入してしまったんだろうか。そのころ見た芝居はなんだっけ?渡辺えりさんの『肉の海』、ナイロン100℃の『睾丸』だけど、受付で直接払った気がする。いや、コンビニ払いだっけ? いやいや、でも、コンビニで払ったらカードで決済されないよなあ。
 スケジュール帳を見ると、病院とカレー屋のダブルバイトの日。何か買う暇はないよなあ。

 カード会社に電話すると、内容はこちらでは教えられないから、ローソンチケットにきくように言われた。電話するといつも混んでいて、ちっともつながらない。
 
 うーん何に使ったんだろう?誰かが勝手に使ったのか?でも何かに使ったような気もするから警察に通報するのはなあ、と考え考え、何日間か考えてやっと思い出した!というかローチケで何回か検索して、やっとわかった!

 トライアスロンの参加費だ。

 それを思い出して、あ、これはがんばらねば、と思った。

 先日、劇団の総会があった。
 
 初めに、Challeng-edという作品の一学期が終わっての合評会のあとの打ち上げでトライアスロンに私が参加するって話になった、とこのブログにも書いたと思うが、そのとき、総会でカンパ募ろうか、なんて盛り上がった、でもそれは飲みの席でのこと。

 総会の日、私はすでにバイトを入れてしまっていたので、バイト後に遅刻しての参加。Eちゃんから、「アズサさん、今日総会参加しますか?来るなら最後にトライアスロンのカンパ募ろうと思います。」というようなメールが来ていた。

 バイト後、劇団にかけつけ、部屋に入ると議論がヒートアップしていた。途中から総会に入るのってこわいことだなと思った。このあと決議もあるのに、どうしよう、この話についていけないよ~、と恐れていたが、その日に決議する内容は、さっき、もめていた部分と切り離されていたので、よかった。

 しかし、この雰囲気の中でのんきにトライアスロンのカンパなど、募れるかなあと不安だった。

 そして、ほかの議事はつつがなく進行し、議長が閉会を告げてしまった。

 みんな帰ろうとする。

 Eちゃんが、「アピールがあります」と言った。私は立つかどうか迷ったが、座っていた。座っていてよかった。Eちゃんはまず別件のアピールをした。

 それから、「佐藤アズサさんのトライアスロン参加のためのカンパ」とか、マジックで大きく書いた封筒を出して、紹介してくれた。
 そして私も前に行って、「チャレンジド班の代表として参加します」なんて喋った。

 劇団でカンパを募る、というのはよくある話である。現にその日も、二つもカンパの要請があってもう、お金がないよ、と言っている人が何人かいた。

 しかし、それは劇団の活動に関係のあることだったり、直接、劇団の活動がもとでなくても、「世のため人のため」的なもので、私の知る限りでは、個人的なものはないのである。

 私は総会でこんなこと言ったら、文句が出るかなと思ったが、誰も口に出す人はいなかった。

 Eちゃんが大きな封筒を出して最初にアピールしてくれたおかげでわりとあたたかい空気だった。

 普通、カンパは総会中に、「じゃあまわします」と封筒などが回ってくる。普通のカンパはそれでいいと思う。でも、こんな個人的なのはそれではいかんなあ、と思って総会後に封筒を持って入口に立っていたが、みんな、帰り支度に忙しく、誰もカンパしてくれそうもない。
 
 心細く思っていたが、片づけが終わるとぱらぱらとカンパしてくれる人が出てきた。

 ありがたいことである。

 我ながら厚かましいなあと思う。
 チャレンジド班の代表なんて言ったけれど、実際は、個人的な趣味で参加するのである。

 だけど、カンパをもらってみると何やら責任のようなものが出てきて、練習にも気合が入る。泳げる日は、せっせと上井草のスポーツセンターに寄って泳ぐことにした。

 一日目は1時間で1キロ。クロールでほぼ休憩なしなのにこのタイム。遅すぎ。海で400メートルを12分で泳げなくてはいけないのに、、、。
 二日目は、1時間で1.5キロがきりがいいからやめようとしたが、貧乏性なのであと5分あるから、(プールは一時間250円なのである)もう100メートル泳いで1.6キロ(1600メートル)

 泳ぐのって楽しい!
 
 しかも、時間がないと思ったが、案外、1時間くらいなら時間取れるものだ。

 これからもバイトのあとなども、だらだらしていないでさっさとプールに行こう。

 と思ったが今朝、体が重くて、起き上がれない。

 家を出る時水着を持って行かなくて、結局、水泳選手も3日に1日休むって言うし、(練習量が全く違うが)、3日のうち、2日泳ごう、と決めた。

 ところで、なんと劇団の先輩のIさんが、自分の行きつけの焼き鳥屋のママさんがとトライアスロンの経験があるから話をしてくれたそうで、紹介してくれて早速会ってきた。

 クロスバイクのようなのはこわいから、ママチャリで行くか、と思っていたが、貸してくれたのでまずは乗って劇団に行ってみる。
 新青梅街道を走る。こわいよう。ママチャリが懐かしいよう。
 それに私は、体力があるだけで、運動神経はないんだ、ということを自転車をこぎながら思い出し、緊張しながら劇団にたどり着く。

 帰りはこわいところは歩きながらでもいいからがんばって家にたどりつくぞ、と思ったが雨がひどく降ってきたのであきらめて電車で帰る。

 駅まで走って行こうと思っていたのに、でかけるとき時間がぎりぎりになってしまい、自転車(ママチャリ)で来ていた。

 今度から電車の日は駅まで走る、と決めよう。

 9月もなんやかや忙しいから、トライアスロンのためだけに過ごすことができない。生活の中にトレーニングを組み込むこと。

 駐輪場に着いて自転車を出そうとしたら、カギがない!いつも自転車の鍵をなくしたらどうしようと思っていて、今の自転車になってからはなくしたことは一度もないのに、どうして?
 バッグの中身もひっくり返し、駅の落し物にもきいたが、ない。初めはショックだったが、これは走って帰れ、という神のおぼしめか、と思った。
 

 いつもなら、ああ、もったいない、と思いながらバスで帰るか、歩きながら、ああ、みじめだ、と思うに違いないのだ。

 それが、これも・・・訓練になると思えば楽しい雨の道!ほんとです!
 
 いやあ、状況によって同じことでも気分がこんなに変わるんだなあ。雨もむしろ、「トライアスロンはタフでなくてはいけない、雨の中走ることによって『タフ力』が鍛えられる」と、かえってよかったと思えるほどだった。

 ママチャリの予備鍵はこれから必死で探すつもりだけど。  アズサ

  

 

  

 

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2018年08月14日

いつまでもあると思うな

 先日アベルに電話したら、ご機嫌なこえで、
 いま、海と山のあるところに来てます。ほんっとにきれい!

と言っている。
いいなあ、私も行きたかったよ。

それから、結局帰る日のことはどうだったんだろうとそれとなくきくと、

「モニカはヨカたねえ」なんて言う。

 モニカは良かったじゃないよ!モニカは災難だったよ!と私。(心の中で)

 それから、「ぼくは寝てました。6:00に起きました。ごめんなさいね」と言った。
 やっぱり軽いごめんなさいではあったが、本当のことを言ってくれたのですっきりした。

 ところで私は今、悩んでいる。

 これまでは、アベルのところ行ってトレーニングしたり、こどものワークショップの手伝いしたり、語りのパフォーマンスに出させてもらったりしてきた。

 でも演劇の作品を完成させて上演したことは一度もない。

 行って途中までつくり、私は日本に帰ってこっちでもいろいろあるから中断してしまっていた。

 しかし、人はいつまで元気でいられるかわからない。

 昨年父があの世に行ってしまったけれど、その二年前、父が計測できないほどの低体温で入院し、あの世の入口まで行き、(本人にきいたがお花畑は見ていないそうだ。)認知症になって帰ってきた時、

 親孝行したいときに親はなし

というけれど、

 親孝行 今がその時 し放題   

だなと思った。

時々心の中でそう唱えていたけれど、やはりいなくなってしまえば、あそこで気付いたのに、親孝行したりなかったな、と思う。

 それから、今年の春先。今まで芝居みにきてくれていた人に、劇団の公演、「いぐねの庭」の時、案内の手紙書いて、メールして、でも返事ないからおかしいなあと思ってまたメールした。芝居の案内だと来られない時は返事を貰えないというのはよくあることだが、その人は返事くれる人だし、昨年、知らないお客様同士の飲み会をして喜んでくれたのでそのお誘いもしたのに返事がないので不安になった。
闘病中と言っていたから入院しているのか。

サンエードーの「さよならカケイくん」の時も案内したが返事がない。

しつこいやつと思われちゃったかな。

するとある日メールがきた。

そのひとのアドレスから。

奥さんの名前で。

闘病中と言っていたのに、入院、までしか想像できなかった。


私の手紙が届いた頃に亡くなったそうなのだ。  


 アベルは、「来年終わりにしましょう」と言った。


完成させましょうという意味なんだけど、なんかこの表現良くないなあ。

でもいつまでもダラダラやっていられない!と私も思った。

劇団のこと考えると、どうしたらいいんだろう、て悩むけれど。

劇団だって、いつまでもあると思うな、なんだけど。アズサ





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2018年08月09日

帰国後

 日本に降り立って初めに思ったこと。

 鼻の中に入ってくる空気まであつい!

 みんな、こんな中で生活しているんだなあ。えらいなあと思った。(これを書いている今は、台風の影響などで天気悪く、昨日あたりから一気に涼しくなったが。)
 
 オーストリアでは冷房と言うものを見かけなかった。最後のバスの中だけ涼しくて、冷房ききすぎでは、と思った。稽古場も、モニカの家も冷房がない。
 冷房がないオーストリアの屋内と、冷房のある日本の屋内では、日本の屋内の方が涼しい、のは確かだ。

 でも、全体的に言ってにオーストリアの方が絶対、快適。そして、快適さを計るのは、やはり全体の問題なのだと思った。

 だいたい、冷房きかせすぎで、外とのギャップが大きすぎるよ。こんなところいったりきたりしていたら、具合悪くなりそう。

 帰ってきてからの私は、時間が自分のものでない感じ。

 一日10時間も寝ていたらこちらでは社会生活を送れなそうだ。
 
 というわけで、ブログの更新も止まり。
 書くことがないわけではないのだ。書く時間を作れないのだ。

  帰国して ぱたり とぎれる ブログかな (ブログ以外もね・・。)  アズサ

 
 



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