2014卒のマッキンゼー就職者数に関して、
学部卒の東大生と早慶上智とで比較を行います。

単年度のみの傾向に惑わされないために、
2013卒と2012卒の数字も追加しました。
早慶上智の2015卒のデータが公開されたので追記しました。
東京大学

東大塾が公開しているデータによると、
学部卒のみで9人が就職しており、就職先ランキングで12位です。

早稲田大学

2014卒の2人以上の就職先を示したデータに載っていないので、2人未満のようです。

慶應義塾大学

マッキンゼー&カンパニー・インク・ジャパンに3人が就職しています。
3人とも理工学研究科です。

上智大学

上智大学は、1人の就職先まで公開していますが、
マッキンゼーは載っていないので、1人も就職していないようです。

マッキンゼーの採用基準

ダイヤモンドオンラインに、
マッキンゼーの元採用マネージャーのインタビュー記事がありました。
「数値分析にしろ論理的な議論にしろ、
求められる業務を遂行するには高い読解力や数的処理能力が必須」
であると述べられています。
また、
「組織を動かすリーダーの素養」は頭の良さとは別のものである
とも指摘されています。

コメント

学部卒のみの数字であるにも関わらず東京大学が圧倒的ですね。
ゴールドマンサックスへの就職者数では、
早慶上智も、それなりの数字を残していたのですが、
マッキンゼー・アンド・カンパニーにおいては、
慶應の理工研究科以外は、数字を残せていません。
外資系企業と一括りにされがちですが、
求められる能力は多種多様なのでしょう。

2012卒、2013卒、2015卒の人数

早稲田大 2015卒0人 2013年1人以下 2012年2人

慶應大 2015卒0人 2013卒4人 2012卒0人

上智大 2015卒0人 2013卒0人 2012卒0人

東大
 2013卒 5人以下 2012卒6人

上智大は三年連続0人のようです。少し意外ですね。
東大塾のデータは上位就職先のみなので、
2013卒の具体的な数字は不明です。
しかしながら、三年度を合わせて考えても、東大の優位は覆らないようです。
ちなみに中央大学も細かい数字まで就職先を公開していますが、
三年連続で0人となっています。

追記 慶應大と早稲田大が2015卒のデータを公開しましたが、
早慶2015卒のマッキンゼーへの就職者数は0となっています。

東大塾 東大生の就職状況2013年度

早稲田大学進路状況

慶應義塾大学就職進路データ

上智大学卒業修了者進路状況報告書