この記事においては、
世界大学学術ランキング2015における、
日本の大学の順位と評価基準について考察します。
このランキングは上海交通大学の大学研究センターが、
中国の大学の世界的な位置を明らかにするために作ったものです。
この記事は2014年の記事に追記した形となっています。
世界学術ランキング2015日本の大学の順位

順位 大学名
(世界順位)
1 東大(21)
2 京大(26)
3 名古屋大(77)
4 大阪大(85)
5 東北大(101-150)
6 北海道大(151-200)
6
東工大(151-200)
8 九州大(201-300)
8
筑波大(201-300)
10 千葉大(301-400)
10 慶應大(301-400)
10 神戸大(301-400)
13 広島大(401-500)
13 金沢大(401-500)
13 NAIST(401-500)
13 岡山大(401-500)
13 徳島大(401-500)
13 東京医科歯科大(401-500)

大阪府立大、東京理科大、早稲田大がランク外となりました。
名古屋大が大阪大を抜き、3位となっています。
ノーベル賞にある程度の重みを与えているランキングなので、
名古屋大が3位となった点にはそれほど意外性はないと言えるかもしれません。
東大と京大の順位は2014年と全く同じですが、
名古屋大は101-150位から大幅にランクアップしています。
医学系の研究が優れている大学がランクインしている印象ですね。
NatureやScienceが評価基準として利用されている結果でしょうか。
評価基準は2014年と変わっていないようです。
また、相変わらず、中国の大学は100位以内にはランクインしていません。
アジアの大学で100位以内にランクインしたのは、
日本の4大学のみとなっています。
比較的日本の大学が評価されやすいランキングと言えそうです。

Academic Ranking of World Universities 2014

21位東京大学
26位京都大学
78位大阪大学
101-150位北海道大
101-150位名古屋大
101-150位東北大
151-200位九州大
151-200位東工大
201-300位神戸大
201-300位筑波大
301-400位千葉大
301-400位広島大
301-400位慶應大★
301-400位東京医科歯科大
401-500位金沢大
401-500位岡山大
401-500位大阪市立大
401-500位東京理科大★
401-500位早稲田大★

★=私大

評価基準

ノーベル賞とフィールズ賞を与えられた卒業生数 10%
ノーベル賞やフィールズ賞を与えられた教員数 20%
高被引用科学者数 20%
NatureとScienceに発表された論文数 20%
SCIE、SSCIに収録された論文数20%
一人当たりの学術的パフォーマンス10%

コメント

ノーベル賞やフィールズ賞など、
非常に具体的な基準が多いですね。
他の世界大学ランキングと比べても理系偏重と言えそうです。
また、規模が大きい大学ほど有利になる評価基準となっています。
国内順位の1位から7位まで綺麗に旧帝大が並んでいますね。
他の世界大学ランキングと比べると、
千葉大と理科大の位置が高いです。
早稲田大は比較的低めの位置にランクインしています。
おそらく、文系の学術的評価にあまり重みを与えられていない影響でしょう。
ちなみに、上海交通大学は北京大と並んで、101-150位です。
中国の大学が過大評価されているということはなさそうです。

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