この記事においては
大学学部別上場企業輩出数について考察します。
情報源として、プレジデント2011年10月17日号を利用します。

大学学部別上場企業輩出数ランキング

1位慶應経済  2位慶應法   3位慶應商
4位東大法   5位早稲田政経 6位東大経済
7位早稲田理工 7位早稲田商  9位東大工
10位慶應理工  11位中央法   12位京大工

13位一橋商   13位早稲田法  15位京大経済

15位日大理工  17位立教経済  17位東海工

19位一橋経済  19位明治商   21位学習院経済


考察


慶應大は実業界に強いと言われることが多いですが、

数字の上でもその強さが証明されていますね。

10位までが東大早慶によって占められています。

早稲田大もかなり上位にランクインしていますが、

その中でも理工学部は慶應大をも上回っていますね。

受験難易度と比較して多くの社長を出していると言えるのは、

日大理工学部や東海大工学部でしょうか。

立教大学は女子学生の割合が比較的高いため、

それほど実業界に強いというイメージは持たれていないかもしれませんが、

経済学部で17位にランクインしています。

同じMARCHのミッション系大学である青山学院大は見当たりませんね。

東大京大以外の国立大ではやはり一橋大が強いですね。

国立大は大体イメージ通りの結果と言えそうです。

一橋大は社長輩出率ランキングでは一位となっています。

大学別社長輩出率ランキング上位

1位一橋大 2位慶應大 3位東大

4位早稲田 5位京大


率でも早稲田が京大を上回っているのは意外と言えるかもしれません。

1位の一橋大の輩出率が0.071%で5位の京大の輩出率が0.020%とされています。

1位の一橋大でも、1000人に1人もいないことになりますね。

そう考えると、あまり細かい率を気にしても仕方ない気もしてきますが、

大学の強さを示す一つの指標としては有効でしょう。