大学の志願者数は注目を集めることも多い話題です。
近年は、明治大や近畿大が強いですね。
この記事においては、大学の志願者数ランキングについて考察します。
大学探しナビは、2005年から2014年への志願者数の推移を公開しているので、
その数字を材料に考察してみたいと思います。
違いが分かり易そうなので、2005年と2014年で比べてみます。

2005年大学別志願者数ランキング

1位早稲田大107995
2位立命館大
3位関西大
4位日本大
5位明治大
6位中央大
7位近畿大
8位東洋大
9位立教大
10位東京理科大45898

2014年大学別志願者数ランキング

1位明治大109934
2位早稲田大
3位近畿大
4位日本大
5位法政大
6位関西大
7位立命館大
8位中央大
9位立教大
10位東洋大69490

注意点

大学通信は後期日程の数字を入れていないようです。
2014年は全ての合計では近畿大が一位です。

考察

1位の数字も10位の数字も2014年のほうが高いですね。
特に10位の数字は2万人以上も伸びています。
このことは、少子化を考慮に入れると意外と思う人もいるかもしれません。
もっとも、大学進学率は2005年より2014年のほうが高いでのですが。
また、入試形式が多様化しているため、
同じ入試形式での数字ではないということは注意すべきでしょう。
例えば、明治大は2007年度から全学部統一入試を導入しています。

大学の顔ぶれはほとんど変わっていないですね。
理科大の代わりに法政大が入ったぐらいです。
10年程度では大きく変化しないというのは、
志願者数ランキングの特徴と言えるかもしれません。

入試形式の多様化や受験料の割引などによって、
大学ごとに条件の違いが大きくなったために、
志願者数という指標の重要性は低下したとも考えられます。
例えば、早稲田大や慶應大は全学部統一入試を行っていないため、
全学部統一入試を行っている大学と比べると不利になるでしょう。
そのため、志願者数が単純に人気を表しているとは言えなくなります。
それ以前に、難易度や定員の違いやという問題も考えられます。
また、私大では最高峰と見なされることの多い慶應大の順位が低いことも、
指標としての価値を低めているのではないでしょうか。
早稲田大が一位ではなくなったという点も影響しそうです。
早稲田大や慶應大が一位になるランキングと、
明治大や近畿大が一位となるランキングでは、
その下の順位の重要性も違って感じられるのではないでしょうか。
大学の経営にも影響する、
受験料収入でのランキングなどのほうが面白いかもしれません。

大学探しナビ 志願者数の推移