この記事においては、
MARCHと関関同立の学長・総長の出身大学について考察します。
学長や総長は大学のトップであるわけですから、
ある程度のの重要性があると思います。
明治大学学長

福宮賢一　明治大商学部卒　明治大商学研究科卒

青山学院大学学長

仙波憲一　青山学院大経済学部卒　青山学院大経済学研究科卒

立教大学総長

吉岡知哉　　東大法学部卒　法学博士

中央大学総長・学長

酒井正三郎　中央大商学修士

法政大学総長

田中優子　法政大文学部卒　法政大文科学研究科博士課程満期退学

コメント

立教大のみ、自大出身ではない総長ですね。
立教大の副総長は立教大と東大とに二分されており、
東大と立教とで総長の座を共有しているようです。

法政大は、人文系出身の総長となっています。
法政大学という名前だと、法学系のイメージが強いですが、
法政大学出版局や文学部卒の総長の存在は、
人文系の強さを示しているように思われます。
また、四人いる副学長は東京外大、中央大、慶應大、早稲田大出身です。
副学長の座は特定の大学に寡占されてはいないようですね。

中央大は総長と学長の二つの名称を用いているようです。
少し変わっていますね。
また、法学部出身ではないという点を意外と思われる人もいるかもしれません。
公認会計士試験の合格者数などを考えれば、
商学部も中央大にとっては看板学部的な存在ではあるのですが。
三人いる副学長は、京大出身が一人に、中央大出身が二人です。
比較的自大出身で固めているほうでしょうか。

明治大は副学長が七人もいます。
学部で明治大を卒業しているのは二人のみで、
残りの五人は、都立大、同志社大、京大、筑波大、慶應大、と多様です。

青山学院大の副学長は二人で、
それぞれ東大と名古屋大出身です。

立教大以外の四大学はトップを自大出身としていますが、
副学長には様々な大学出身を集めている大学が多いようですね。
あまりに自大出身者のみで固めすぎるというのも、
教育・研究機関としては望ましくないように思われます。
しかし、大学のカラーや伝統を守るという側面は重要でしょう。
バランスが大事なのかもしれません。

この記事は2015年5月24日現在の情報に基づいて書かれています。
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