三菱商事や住友物産等の総合商社は、
就職活動において最難関扱いされることも多い人気就職先です。
この記事においては、一橋大と早慶上智の就職者数(率)を比較します。
一橋大商学部が2015卒の就職先を公開しているので、
商学部を一橋大の代表として扱います。
就職活動において最難関扱いされることも多い人気就職先です。
この記事においては、一橋大と早慶上智の就職者数(率)を比較します。
一橋大商学部が2015卒の就職先を公開しているので、
商学部を一橋大の代表として扱います。
学部全体の就職者数
一橋商288
早稲田政経875 早稲田法654 早稲田商905
慶應商861 慶應法935 慶應経済1018
上智経済276
三菱商事
一橋商5(1.7%)
早稲田政経4(0.5%) 早稲田法3(0.5%) 早稲田商3(0.3%)
慶應経済11(1.1%) ★慶應法22(2.4%) 慶應商7(0.8%)
上智経済2(0.7%)
住友商事
一橋商3(1.0%)
早稲田政経8(0.9%) 早稲田法3(0.5%) 早稲田商3(0.3%)
慶應経済8(0.8%) ★慶應法10(1.1%) 慶應商5(0.6%)
上智経済1(0.4%)
三井物産
一橋商2(0.7%)
早稲田政経7(0.8%) 早稲田法2(0.3%) 早稲田商5(0.6%)
慶應経済2(0.2%) 慶應法5(0.5%) ★慶應商11(1.3%)
上智経済0(0%)
伊藤忠商事
★一橋商9(3.1%)
早稲田政経3(0.3%) 早稲田法0(0%) 早稲田商2(0.2%)
慶應経済5(0.5%) 慶應法7(0.7%) 慶應商6(0.7%)
上智経済3(1.1%)
丸紅
★一橋商6(2.1%)
早稲田政経9(1.0%) 早稲田法2(0.3%) 早稲田商2(0.2%)
慶應経済3(0.3%) 慶應法6(0.6%) 慶應商13(1.5%)
上智経済1(0.4%)
五大商社合計
★一橋商25(8.7%)
早稲田政経31(3.5%) 早稲田法10(1.5%) 早稲田商15(1.7%)
慶應経済29(2.8%) 慶應法50(5.3%) 慶應商42(4.9%)
上智経済7(2.5%)
考察
五大商社合計の率では一橋大商学部が他に優っています。
慶應法と慶應商以外の学部には率で倍以上の差をつけていますね。
約8.7%ということは、11人に1人程度ということなので、
55人が集まる教室があれば五大総合商社に就職する人が5人いるという感覚です。
さすがは一橋大といったところでしょうか。
もっとも財閥商社のみにすると、
率でも慶應法37(4.0%)が一橋商10(3.5%)に優っています。
三菱商事や住友商事で他に優った慶應法と、
伊藤忠や丸紅で他に差をつけた一橋商の傾向の違いの結果でしょう。
一橋大と他のと違いが最も大きいのは伊藤忠商事となっています。
また、伊藤忠商事においては、上智経済が早慶の学部を上回っていますね。
上智経済が率で最下位となっているのは、三井物産のみです。
総合商社への就職率だけで就職を判断するのは乱暴かもしれませんが、
上智大は世間で認知されているより就職に強いという印象があります。
五大商社の率では、早稲田法や早稲田商に優るという結果です。
五大商社の率においては、
慶應経済が慶應商を下回っている点も注目に値するでしょう。
看板学部である慶應経済に比べると過小評価されることもある慶應商ですが、
今回の結果では慶應経済や早稲田政経を上回っており、
一橋大にも倍までの差はつけられていません。
追記2015.10.31
一橋大や早稲田大は男女を示していませんが、
上智大と慶應大は男女を分けて就職者数を示しているので、
興味のある方は見てみるといいと思います。
例えば、慶應経済からの三菱商事への就職者11人は全て男子です。
全て男子であれば単純ですが、
慶應法の場合は22人中8人が女子です。
慶應法においては就職者数935人中374人が女子です。
慶應法男子の三菱商事就職率は14÷561×100で約2.5%となります。
女子の三菱商事就職率が約2.1%なので、
女子よりも男子のほうが三菱商事就職率が高いということになります。
女子の就職が多いのは、
慶應商からの三菱商事(7人中4人)、慶應法からの住友商事(10人中5人)
慶應経済からの三井物産(5人中3人)あたりでしょうか。
上智経済においては、
伊藤忠就職者の3人中3人が男子、丸紅への就職者1人中1人が男子。
住友商事への就職者の1人中1人が女子。三菱商事への就職者の2人中1人が女子。
5大商社への就職者7人中2人が女子ということになっています。
上智経済の就職者数は男子が169人、女子が107人なので、
男子の5大商社への就職率が約3.0%、女子が約1.9%となり、
男子のほうが5大商社への就職率が高いことになります。
一橋大商学部2014年度 商社への就職者数
一橋大商学部 データから見る実際の進路
2014年度 早稲田大学進路状況
慶應義塾大学 就職進路データ
上智大学 刊行物・就職(内定先)統計
一橋商288
早稲田政経875 早稲田法654 早稲田商905
慶應商861 慶應法935 慶應経済1018
上智経済276
三菱商事
一橋商5(1.7%)
早稲田政経4(0.5%) 早稲田法3(0.5%) 早稲田商3(0.3%)
慶應経済11(1.1%) ★慶應法22(2.4%) 慶應商7(0.8%)
上智経済2(0.7%)
住友商事
一橋商3(1.0%)
早稲田政経8(0.9%) 早稲田法3(0.5%) 早稲田商3(0.3%)
慶應経済8(0.8%) ★慶應法10(1.1%) 慶應商5(0.6%)
上智経済1(0.4%)
三井物産
一橋商2(0.7%)
早稲田政経7(0.8%) 早稲田法2(0.3%) 早稲田商5(0.6%)
慶應経済2(0.2%) 慶應法5(0.5%) ★慶應商11(1.3%)
上智経済0(0%)
伊藤忠商事
★一橋商9(3.1%)
早稲田政経3(0.3%) 早稲田法0(0%) 早稲田商2(0.2%)
慶應経済5(0.5%) 慶應法7(0.7%) 慶應商6(0.7%)
上智経済3(1.1%)
丸紅
★一橋商6(2.1%)
早稲田政経9(1.0%) 早稲田法2(0.3%) 早稲田商2(0.2%)
慶應経済3(0.3%) 慶應法6(0.6%) 慶應商13(1.5%)
上智経済1(0.4%)
五大商社合計
★一橋商25(8.7%)
早稲田政経31(3.5%) 早稲田法10(1.5%) 早稲田商15(1.7%)
慶應経済29(2.8%) 慶應法50(5.3%) 慶應商42(4.9%)
上智経済7(2.5%)
考察
五大商社合計の率では一橋大商学部が他に優っています。
慶應法と慶應商以外の学部には率で倍以上の差をつけていますね。
約8.7%ということは、11人に1人程度ということなので、
55人が集まる教室があれば五大総合商社に就職する人が5人いるという感覚です。
さすがは一橋大といったところでしょうか。
もっとも財閥商社のみにすると、
率でも慶應法37(4.0%)が一橋商10(3.5%)に優っています。
三菱商事や住友商事で他に優った慶應法と、
伊藤忠や丸紅で他に差をつけた一橋商の傾向の違いの結果でしょう。
一橋大と他のと違いが最も大きいのは伊藤忠商事となっています。
また、伊藤忠商事においては、上智経済が早慶の学部を上回っていますね。
上智経済が率で最下位となっているのは、三井物産のみです。
総合商社への就職率だけで就職を判断するのは乱暴かもしれませんが、
上智大は世間で認知されているより就職に強いという印象があります。
五大商社の率では、早稲田法や早稲田商に優るという結果です。
五大商社の率においては、
慶應経済が慶應商を下回っている点も注目に値するでしょう。
看板学部である慶應経済に比べると過小評価されることもある慶應商ですが、
今回の結果では慶應経済や早稲田政経を上回っており、
一橋大にも倍までの差はつけられていません。
追記2015.10.31
一橋大や早稲田大は男女を示していませんが、
上智大と慶應大は男女を分けて就職者数を示しているので、
興味のある方は見てみるといいと思います。
例えば、慶應経済からの三菱商事への就職者11人は全て男子です。
全て男子であれば単純ですが、
慶應法の場合は22人中8人が女子です。
慶應法においては就職者数935人中374人が女子です。
慶應法男子の三菱商事就職率は14÷561×100で約2.5%となります。
女子の三菱商事就職率が約2.1%なので、
女子よりも男子のほうが三菱商事就職率が高いということになります。
女子の就職が多いのは、
慶應商からの三菱商事(7人中4人)、慶應法からの住友商事(10人中5人)
慶應経済からの三井物産(5人中3人)あたりでしょうか。
上智経済においては、
伊藤忠就職者の3人中3人が男子、丸紅への就職者1人中1人が男子。
住友商事への就職者の1人中1人が女子。三菱商事への就職者の2人中1人が女子。
5大商社への就職者7人中2人が女子ということになっています。
上智経済の就職者数は男子が169人、女子が107人なので、
男子の5大商社への就職率が約3.0%、女子が約1.9%となり、
男子のほうが5大商社への就職率が高いことになります。
一橋大商学部2014年度 商社への就職者数
一橋大商学部 データから見る実際の進路
2014年度 早稲田大学進路状況
慶應義塾大学 就職進路データ
上智大学 刊行物・就職(内定先)統計
私大の大手就職者は非総合職率が高いのであんまり