March 09, 2014

シグナスX SR 2013 国内仕様(1YP)インプレッション

YAMAHA CYGNUS-X SR 2013 国内仕様(1YP)
近年、ホンダからPCX(125・150)やリード125、スズキからアドレスV125Sやバーグマン200、ヤマハからはシグナスX(125)やマジェスティーS(155)等、魅力的な小排気量スクーターの選択肢が増えてきました。街中でも上記新型スクーターを見かけるようになり個人的にはなかなか気になる存在であります。そんな中、2014年に入り16300km走行したアドレスV125 K9 から シグナスX 2013 国内仕様(1YP)に乗り換えることと相成りました。まぁこれと言った深い理由は無く、なんとなくの勢いです(笑)。アドレスV125に敵視されながら環状線を走行しまくり、なんとか慣らし運転を終えましたので早速インプレッションをしてみたいと思います!


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っと勢い良くインプレションしたい所ですが、下調べもせず購入した為、自分自身シグナスXってなんぞや?と良く分かっていないので少し調べてみました(笑)。


YAMAHA CYGNUS-X の歴史

2002
2003
2004
2006
2007
国内

初代キャブ初代SR(キャブ
2代目(FI)
台湾
 初代キャブ) 
 初代SR(キャブ) 
初代FI
2代目キャブ・FI)



2008
2009
2012
2013
国内
 2代目SR(FI)


3代目発売(FI)
台湾
規制対応モデル(FI)
Premium・Sportyとして発売
3代目発売(FI)

※年数は発売年を指します。参考サイト:BIKEWIKI.JP シグナスX より

ヤマハ シグナスXは、台湾ヤマハの製造で初代が2002年に台湾で発売。その翌年、2003年に日本向け仕様が発売。その後、台湾から1年遅れで2007年に2代目、2013年に現行型の3代目 国内仕様が発売されております。初代は国内がキャブ、台湾はキャブからFIに移行、2代目 台湾仕様は、キャブとFI(国内仕様はFIのみ)、3代目は両仕様FIとなっている。初代から外見や細かい仕様変更、キャブレターからフューエルインジェクションへの移行等をしていますが、基本的な構成は変わらず良い意味で枯れた状態となります。ちなみにSRって言うのは年式により仕様の変化はありますがシグナスXのちょっと豪華仕様となり、3代目国内仕様だとリアサスが3段階でバネ調整出来る事の他、シートがツートン、キャリパー・ディスクローター形状の変更ってな感じなのでイジル前提だったらSRである理由はあまり無いかもしれません(笑)。なんだか色々調べているとシグナスXの国内仕様と台湾仕様では型式の他、細かい違いがありましたので下記に少しまとめてみます。


CYGNUS-X SR 3代目 国内・台湾仕様の違い

台湾(SE465 1MS)国内(SE44J 1YP)
 キックスターター
×
 ヘッドライト on/off
×
 ハザードスイッチ

×
 メーター内 電圧計

×
 エンジン 圧縮比
10:19.5:1
 ウエイトローラー重量
10g
12g
 o2センサー
×
 AIS(エア・インダクション・システム)
×


上記以外にも駆動系の違いや車体色ラインナップ、バックミラーの形状違い等があるようです。とりあえずざっと調べてみて国内仕様は台湾仕様に比べローコンプで相対的に遅く、ライト周りのスイッチが簡素であることが分かりました。じゃあ国内仕様ってなんなのよ!?って話になりますが、メリットとしてはヤマハの保証やリコールが受けられるという安心になるかと思います。その他、フューエルインジェクションではあまり意味が無いと噂されるキックがある事の安心感でしょうか?(笑)。人によっては、自分で直すから保証とかはいらないって考えもありますのでその場合は台湾仕様を買った方が幸せかと思います。そうでない人は国内仕様の方が妥当かも?。上記は未確認の項目もありますので参考程度でお願いします。


CYGNUS-X SR 2013 1YP 主要諸元

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 認定型式EBJ-SE44J
 全長 × 全幅 × 全高1,870mm × 685mm × 1,135mm
 軸間距離 / 最低地上高1,295mm / 110mm
 シート高 / 装備重量785mm / 122kg
 原動機種類空冷4ストローク SOHC 4バルブ 単気筒
 総排気量124cc
 内径 × 行程 / 圧縮比52.4mm×57.9mm / 9.5:1
 最高出力7.8kW(11PS) / 8,500r/min
 最大トルク9.1N・m(0.93kgf・m) / 7,500r/min
 燃料タンク容量7.1L
 燃料供給フューエルインジェクション
 タイヤサイズ(前 / 後)110/70-12 47L / 120/70-12 51L


CYGNUS-X SR 2013 1YP インプレッション

走行距離は約1000kmを超え、馴らし走行を終えている状態となります。インプレッション内容はシグナスXを購入するのに際し競合相手となるアドレスV125との比較が多目になります。全てノーマル状態でのインプレッションをしたかったのですが、慣らし走行中、リアタイヤに釘が刺さりパンク、ホイールからビートが外れウォール部分に傷が入った為、純正タイヤのMAXXISからIRC MB67に変更してしまっています…まぁなんというかそれは内緒と言う呈でお願いします!(笑)

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エンジン
動力性能

エンジンは空冷4ストローク SOHC 単気筒(7.8kW[11PS]/8,500r 9.1N・m[0.93kgf・m]/7,500r) となり同クラスで速いと言われている ホンダ PCXの水冷4ストローク OHC 単気筒エンジン eSP(8.5kW[12PS]/8,500r 12N・m[1.2kgf・m]/6,500r)よりもカタログ数値上見劣りしています。アドレスV125空冷4ストローク SOHC 単気筒の場合で規制前のK7は、8.4kW[11.4PS]/7,500r 12N・m[1.2kgf・m]/6,000r、規制後のK9は、7.3kW[9.9PS]/7,500r 10N・m[1.0kg・m]/6,000r となります。やはりアドレスV125と比較してもエンジンや他要素からスペック的に見劣りはしてしますが、他2車種が2バルブなのに対しシグナスXはこのクラスでは珍しくコストの掛かる4バルブを採用しています。速いか遅いかは別にして上記(4バルブや最大トルク発生回転数)から見るにこのエンジンは他2車種のエンジンよりも高回転型と言えるのかもしれません。

実際に走行してみての感想ですが、出だしの0~30kmまでは4ストローク50ccスクーターと同程度の加速でバイクとして見れば速くはありません。しかし信号待ち等で先頭に出た場合、初期加速の遅さにより自動車の流れを妨げる事はないので通常それ程問題にはならないかと思います。初期加速を終えた後、しばらくしてパワーバンドへと入るわけですが、それまでとは違い気持ちのよい加速が味わえます。アドレスV125に乗っていた頃、長い直線、信号からのスタートでシグナスXの前に出たのにも拘わらずいつの間にか抜かされていた事がありその時は謎でしたがシグナスXに乗り換えて妙に納得。駆動系との関係もありエンジン単体での評価は難しいですが、ノーマルの状態では低速域は不得意で高速域が得意という街乗りの主流とは外れた味付けとなっています。これは好き嫌いがありますのでなんとも言えませんが、個人的にはのんびり走る時はのんびり、かっ飛ばしたい時はフルアクセルと言うような感じで割り切りがあり嫌いではありません。


シグナスX 1YP
アドレスV125G K9
認定型式EBJ-SE44JEBJ-CF4EA
全長×全幅×全高1,870mm×685mm×1,135mm1,750mm×635mm×1,030mm
軸間距離1,295mm1,235mm
最低地上高110mm120mm
シート高785mm
740mm
装備重量122kg98kg
原動機種類空冷4ストローク SOHC 4バルブ
空冷4ストローク SOHC 2バルブ
気筒数配列単気筒単気筒
総排気量124cc124cc
内径 × 行程
52.4mm×57.9mm
53.5mm×55.2mm
圧縮比9.5:19.6:1
最高出力7.8kW(11PS) / 8,500r/min7.3kW9.9PS)/7,500rpm
最大トルク9.1N・m(0.93kg・m)/7,500rpm10N・m1.0kg・m/6,000rpm
潤滑油容量0.9L1.1L
燃料タンク容量7.1L6.0L
燃料供給フューエルインジェクションフューエルインジェクション
タイヤサイズ
110/70-12 47L・120/70-12 51L90/90-10 50J・100/90-10 56J


足回りコーナリング性能
ホイールは前後12インチアルミホイールを純正装着しておりフロントブレーキはディスク式(ローター径:245mm、片押し2ポットキャ リパー)、リアブレーキはドラム式を採用しています。走行しての印象ですが、正直カスタムする必要が無い位十分なブレーキ性能なので個人的にはなんだか寂しい感じです(笑)。ちなみにあまりブレーキが利かないと噂されるアドレスV125の純正では10インチホイール、ディスクローター径:160mm、片押し1ポットキャ リパーが採用されています。ひとつシグナスXのブレーキ関係で気になったのがブレーキレバーの形状で握り部が丸く更に遠いので力が入らずコントロールもし辛いという事です。これはレバーを交換すれば解決できますが、個人的に折角のブレーキシステムが台無しという感じです。

サスペンションに関してですがリアサスペンションは少し豪華な左右2本(SRの場合は3段階バネ調整可能)で右側はスイングアームに接続されています。これまた通常使用ではカスタムをする必要が無い位良く出来ておりコーナリングではしっかりと仕事をしてくれ安定感があります。フロントフォークは径が太く剛性感はありますが 個人的にオイル粘度が軟らかい印象ですのでこの辺は変更しても良いかも?。車体全体としての挙動ですが、低い重心やホイール・タイヤサイズ等から直線では非常に安定していますが、コーナリングや車線変更等では全体的にモッサリとしておりエンジンの特性も相まってキビキビした動きは不得意かと思います。言わばオンザレール的な感じでアドレスV125の様な気軽にラインを変えての走行は正直メンドクサイ。これはPCX等にも言えるかもしれませんが原付感覚と言うよりはバイク感覚になりますので必然的に無茶なすり抜け等はしなくなります(笑)


快適性能(ポジション・燃費・積載等)
ポジションに関してですがアドレスV125よりもシグナスXは大き目の車体の割りに自由度が無く窮屈です。これは自分の体格から来るものではなくフロア下にあるガソリンタンク等の制約から来るものかと思います。その他、容量の大きいメットインスペース確保の為、シート高が785mmとなっており足つき性が犠牲になっているのは残念(ちなみにCB1300SFのシート高は780mmです)。足つき性に関しては人により危険な場合もありますので必要に応じてシートのアンコ抜きやローダウンサス or ローダウンブラケット等で対策した方が良いかもしれません。ってシグナスXの走行距離が増えていくうちに自分はだんだんこのポジションに慣れてきちゃいました。そんな程度なのかもしれません(笑)。

燃費に関しては古い設計のエンジンと車重からか同クラスの他車種に比べ相対的に悪く、前所有のアドレスV125 K9 と比較した場合、35~40km/Lから28~33km/Lと約2割程度燃費が悪い計算になります。近年のガソリン価格からなんだかすごい損をした様な気分になりますが、豪華な装備を考えるとペイ出来るような…出来ない様な…そんな感じです(笑)。積載性に関してはメットインスペースが比較的大きく確保されておりフルフェイスヘルメットと雨合羽の他、小物程度は収納可能なので必要にして十分かと思われます。純正でリアスポイラーが装着されておりキャリアはありませんが、オプション品等でリアスポイラーとの接続は可能となっていますのでリアボックスファンはそれ程心配の必要はありません。

シグナスX 2013 は、アドレスV125に比べ車重は重いですが、その分、装備が結構充実しております。夜間とても明るいヘッドライトやメットインを開けなくても給油可能な給油口、前後フェンダー純正装着、タンデムステップもなんだか豪華です。その中で個人的に一番気に入っているのはメーターで通勤には欠かせない時計やWRセッティングに便利なタコメーター、切り替え可能なトリップメーター等、至れり尽くせりです。整備性に関しては全般的には良好ですがメーターとカウルの固定ツメが結構きつく外すのには難儀しました。というかツメを折ってしまいました(笑)。その他、ブレーキマスターシリンダーの蓋を外すのは「どうしてこうなった!」って位残念な状況です。それ以外は結構配慮されているかと思います(笑)。


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まとめっぽいもの
なんだか長々と御託を述べていますが、「じゃあ、お前的に シグナスX と アドレスV125 って結局どうなんよ?」って話です(笑)。”肉をそぎ落としたストイックなV125” と ”何故か高回転型エンジンのシグナスX” どちらも甲乙付けがたいのは本音ですが、まとめとしましては街中でキビキビ走りたいならアドレスV125、幹線道路などで飛ばしたいならシグナスXって感じです。簡単にまとめすぎな気がしなくも無いですが気にしない(笑)。

ってな訳でこれからはシグナスXのカスタムをメインコンテンツにしてBlogの更新をしていきたいと思っております。もうすでにマフラー等は交換しておりインプレッションをしたいとは思っていますが、どうも一つの記事を書くのに時間が掛かり過ぎてなかなかそこまで辿りつけません(笑)。これからもまったりと更新を続けていきますので暖かい目で見て頂ければ嬉しい限りです。




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この記事へのコメント

細かいインプレありがとうございます(・∀・)
いやー、やっぱりシグナスXのノーマル状態は加速が弱い感じなんですね(・・;)
まぁその辺はWR交換でどうにでもなりますね(・∀・)

自分のアドレスV125はカスタムし過ぎで(エンジンカスタムが主な原因)でバイク屋さんに下取りしてもらえんのか?状態ですw
1. Posted by BLANX at March 13, 2014 08:52 | 5
BLANXさんコメント有難うございます!
シグナスXの加速ですが、アドレスV125が6000rpmで最大トルク発生に対し7500rpmなのでそこまでの加速が残念ですwそこからはなかなか良い加速をしますよー。ですがWRを軽くしてスタートから8000rpm程度まで回した方がよさげですw

エンジンカスタム車ですとアドレスV125に強いショップさんに出したらいいお値段つかないものなのですかねー う~ん どうなんでしょ?(・∀・)

2. Posted by 管理人 unkown_9 at March 15, 2014 00:59
はじめまして、私もアドレスV125G(規制前)→シグナスX(国内新車)で乗り換えです。

自分の場合はアドレスのキーシリンダーがご臨終で慌てて購入した次第ですが…(汗)

本日契約で20日頃には手元に届くので楽しみです。

シグナスXの以後のインプレ楽しみにしています^^

簡単な外装いじりはする予定ですが、ネットで調べているとマフラー等など誘惑がいっぱいで困っています(^^;)

今後も拝見させていただきます◎
3. Posted by yuki at March 15, 2014 23:40 | 5
yukiさんコメント有難う御座います。
アドレスV125からシグナスXへの乗り換えとは奇遇です!

乗り換え先のシグナスXもなかなか面白いですよー
カスタムパーツが色々あって目移りしてしまい E-CHI autoparts さんのサイトと睨めっこしています(笑)

自分はマフラーをもう装着していますが、アドレスV125で装着し気に入っていたBEAMS R-EVOにするか評価の高いSP忠雄かレビューが多くこれまた評価の高いウィンドジャマーズ製品にするか色々悩みました。

ですがその結果、レビューの少ない違うメーカーの製品を買ってしまっています(笑)。シグナスのノーマルマフラーは若干耕運機っぽい所がありますのでマフラー交換はオススメです!

マフラーのインプレもして行きますのでもしよろしかったら見てやってください!




4. Posted by 管理人 unkown_9 at March 16, 2014 22:22
返信有難うございます。
E-CHI autoparts さんのサイト拝見しました。
ほかのサイトなども眺めていると本当にパーツが多いですね~。
バイクが納車される前なのですが、すでにリアキャリアを頼んでます。
仕事で使うのとツーリングもたまに行くので快適仕様にする気満々です^^
フェンダーレスにマフラーにHID化etc…欲しいですね(^^;)

マフラーは安いのなど色々ありますが、住んでいるところが住宅地で静かなものでバッフルが付けられるかとか低音がどれくらい響くかとか気になるところは多いです。

マフラーのインプレ楽しみにしています◎
5. Posted by yuki at March 18, 2014 18:43
yukiさんコメント有難うございます。
納車までもうちょっとですねー!

自分も通勤&プチツーリング仕様にしようと思っています。と言いつつリアキャリア&BOXにするか、シグマックスセパレートタンデムバーにするかで悩んでいる所でもあります(笑)

今回シグナスXは、OVER製マフラーにしましてアドレスV125 BEAMS R-EVO ノーマルバッフルよりも若干煩いですが丁度いい音量かと思います。(BEAMSがノーマルマフラーよりほんのちょっと低音が増す程度で静か過ぎると言う話かもですw)

6. Posted by 管理人 unkown_9 at March 19, 2014 00:03
結局店舗への入庫が遅れて、本日納車でした。
納車後一時間足らずでキャリアとアドレスにつけていたGIVIボックスを取り付けていました。
ノーマルだった時間、一時間弱(笑)
そのせいでノーマル時の写真を撮るのを忘れてしまいました^^;

ボックスはアドレスより後ろに取り付けられるのでボックス開けた状態でもメットインが開けられたのがアドレスより良い所でしょうか。
収納が多くてホクホクです◎

プチツーリング位の距離(100km弱)を走ってきましたがマフラーを変える人の気持がわかりました…
確かに……耕運機…ですね(汗)
BEAMSのR-EVOの形が好みなので、多分慣らしが終わった頃にステンのR-EVO買っていそうです-_-;

>OVER製マフラー
↑オーバーレーシングさんのマフラーでしょうか??
格好いいものが多いですよね^^
7. Posted by yuki at March 22, 2014 20:50
yukiさん納車おめでとうございます!!
もともとアドレスV125よりも大きいメットインでさらにGIVIですとツーリング等でも活躍しそうですね!

ノーマルマフラーは性能良いのかもですがアドレスV125よりも雑な音のような…そんな気がします。自分はオーバーレーシングのTT Formulaを装着していますが慣れてしまったせいか、BEAMS R-EVOか同じような見た目のウインドジャマーズ スクデットパイプの方がスマートでカッコいい様な…難しいものです(笑)
8. Posted by 管理人 unkown_9 at March 22, 2014 21:20
絵文字
 
星  顔