知られざる佳曲

   一. クラシックを中心とした音楽が好きです。
   二. 素人ですが、著作権や著作権法について考えたり、情報検索について書いたりしています。
   三. アマゾンの深層webや物流に関心があります。

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最近、様々な出来事が起きるので、少しぐらいのことでは驚かない自分がいたが、村上春樹がラジオ番組を「やる」というのには驚いた。「ゲスト出演」ではないのだ。




村上RADIO




2015年(平成27年)に期間限定で、村上春樹が読者からの質問に答えるサイト「村上さんのところ」が開設され、程なくしてその問答集が同名の紙の書籍と電子書籍で発売された。


そして、今年(2018年)、文庫化に合わせての企画だと思うだが、同サイト、同書のイラスト担当のフジモトマサル(Fujimoto, 1968-2015)のイラストと、出版をした新潮社の協力の元、今回の「村上RADIO」の発表となった。



村上さんのところ (新潮文庫)

村上 春樹 新潮社 2018-04-27
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放送は、2018年(平成30年)8月5日(日)19:00-19:55 TOKYO FMによる全国ネットで。それに先立ち、一週間前の同じ時刻にプレ番組「DJ村上春樹の選曲はどうくる?」も放送されるらしい。





村上ラヂオ (新潮文庫)

村上 春樹 新潮社 2003-06-01
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村上が音楽について語るとなると、どうしても筆者は「意味がなければスイングはない」を思い出すが、同書は文藝春秋から出ている関係上、そこで触れられた話題は回避されるのかな・・・などと色々考えてしまう。






今回、この記事を書いていて一番驚いたことは、イラストレーターのフジモトマサルさんが亡くなっていたことを知ったことだった。あのちょっと不思議でほんのりと温かみのある絵がもう見られないのかと思うと寂しい。



最近、物忘れが酷い。この前からブログに書こうと思っていたことがあったが、メモに書かなかったので、どうしても思い出すことが出来ない。

「物忘れが酷い」ことも数日したら忘れそうなので、ここに書いておきます。この記事が最後になったら、とてもいやだなぁ(苦笑)。



箱根駅伝が好きなので、なるべくサッポロビールを飲むようにしています。

昔はラジオで細々と中継が行われるだけのローカルな大会だった箱根駅伝が、いまや全国的な国民行事となったのは、やはり日本テレビによる全国中継のお陰でしょう。それを支えているのがサッポロビール。

だからサッポロビールを飲んでいます。




by カエレバ





来年(2019年)の大河ドラマ「いだてん」は箱根駅伝を生んだ男、金栗四三(Kanakuri, 1891-1983)が採り上げられるので、ますます箱根駅伝が盛り上がるでしょう。そちらも楽しみです。








今までSPレコードを馬鹿にしていました。認識を改めます。

ウェブ上にある情報をアーカイブするInternet Archiveが歴史に彼方に埋もれつつあるSPレコードを後世に残す「Great 78 Project」を進めています。


詳しい説明は、Gigazineさんの記事をどうぞ。
貴重な78回転SPレコードをデジタル化してアーカイブする「Great 78 Project」



Great78Project



貴重な78回転SPレコードをデジタル化してアーカイブする「Great 78 Project」


まず聴いたのが、有名なラフマニノフの自作自演の演奏です。

ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18

作曲者自身の繊細なピアノの音も、フィラデルフィア管弦楽団の華麗な響きも、ぜんぶ収録されていて驚くほかない。初めてこの曲を聴いたとき以来の感動でした。

勿論、針が盤面を擦るチリチリ音も聴こえますが、そんなものが全く気にならない素晴らしい演奏です。



by カエレバ




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今昔マップ on the web」が物凄く面白い。

明治・大正・昭和期の古地図と、現在のグーグルマップとを見比べることができるので、その土地が昔はどのように利用されていたのかということを知ることができる。


いわゆるニュータウンが古い地図に出てこないのは当然だが、案外、昔からあるものだと思っていた家々が比較的新しい時代に建てられたものだと分かって、意外に思うことも多々あった。

世田谷だって少し前までは田や畑ばかりだったのだ。

烏山川が増水し、取り残された住民を千歳船橋に住んでいた森繁久彌(1913-2009)がヨットで救い出すという「森繁ノアの方舟伝説」の元となった洪水があったのもこの頃だろう。




なぜこんな面白いサイトを今まで見てこなかったのか不思議なくらいに感じる。

今昔マップ on the web





池波正太郎を“江戸地図”で歩く

壬生 篤 誠文堂新光社 2016-03-10
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ごく身近な人にしか話していませんでしたが、今までの仕事を辞め、新年度からJASRAC(日本音楽著作権協会)に入社することになりました。



正直言うと、入社には葛藤がありました。しかし、おのれの信念に忠実に生きたいので、入社を決意しました。

この記事はしばらくしたら削除するつもりです。







JASRAC概論―音楽著作権の法と管理

紋谷 暢男 日本評論社 2009-11-01
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最初にツイートを見たときは、本当に、本当に信じられませんでした。




えっ、なに言ってるの?



最初、三十秒間くらいはボーっとしていたような記憶があります。そんなはずはないとヤフーのトップ画面を開いて、本当に起こったことなのだと分かりました。



筆者は、大杉漣さんにお会いしたことはありませんが、家族が漣さんご夫妻と仕事上のつながりがある関係で、頂きものを頂戴したことが何回かありました。

勿論、筆者も家族も(言わなくても分かるとは思いますが)大物ではありませんので、それだけ大杉漣さんご夫妻が、周囲に対して気遣いと心遣いをされているという証明になると思います。


たしかに、漣さんへの追悼ツイートの多くは、芸能界の超大物である大杉漣さんが売れない役者、アイドル、歌手、芸人、現場の一番下の立場にいるスタッフにも気遣って、思いやりのある言葉を掛けていたエピソードであふれていました。

筆者は、それが美辞麗句などではなく、本当の事実なのだと実感しています。



去年、漣さんからいただいたピーナッツ味噌を食べたとき、あまりの美味しさに驚き、本当に漣さんがみんなに美味しい物を食べてもらいたいのだなと感じました。そして、いつもCMやドラマで漣さんの顔を見ない日は無いので、なんだか漣さんを(勝手に)身近に感じていました。

いまにも「これ、おいしいから食べてよ」と人懐こい笑顔で勧めてくれるのではないかと。


by カエレバ





ここで、皆様へのお願いがあります。

大杉漣さんから暖かく接していただいた方は大勢いらっしゃると思います。どうかその恩返しに、遺された漣さんのご家族、そして大杉漣さんの所属事務所ザッコ(漣さんの奥様が代表を務められております)へのご厚情をお願いいたします。


筆者も微力ながら、応援していきます。




写真家 大杉隼平 写真展「a second after -記憶の続き-」

会期:2018年3月7日(水)〜3月20日(火)
入場料:無料
場所:Q's spot OMOHARA(明治神宮前駅7番出口横)
住所:東京都渋谷区神宮前6-30-3
時間:11:00〜20:00(最終日のみ17:00まで)







少し前に買った雑誌のことを思い出し、パラパラと捲っていた。

特集「アマゾン膨張―追い詰められる日本企業」週刊東洋経済、2017年6月24日号(第6732号)、30-73頁。


by カエレバ




特集ページの最初に全国の配送拠点地図が載っていて、北は埼玉県の川島町(比企郡)から、南は佐賀県の鳥栖市まで全国18ヶ所に置かれた配送拠点が示されていた。

雑誌を紹介するだけでは不親切だと思うので、ウェブ上の記事も載せておきます。

特集「アマゾン膨張」


その中で世田谷区にも拠点があるというので、どこだろうと探してみた。

最寄り駅で言うと、東急大井町線の尾山台らしい。




実際には、川島町のような巨大な配送センターではなく、プライムナウ(生鮮食品や日用品を一時間以内に配送するサービス)用の倉庫があるだけなのだが、それでも23区の駅からすぐ歩ける街中にそういうものがあると知って驚いた。


アマゾンの物流拠点は、千葉県市川市(2005年11月)を皮切りに、同八千代市(2007年10月)、大阪府堺市(2009年10月)、埼玉県川越市(2010年7月)と立て続けに巨大な配送センターが造られてきたけど、今後はこういう小規模な拠点が増えていくのだろうか。


と・・・思ったら、東京都大田区(2015年10月)、神奈川県川崎市(2016年8月)と、巨大な拠点がまだ首都圏に造られ続けていた。どこまでアマゾンは膨張し続けるのだろう。



羽生君、五輪連覇おめでとう!

by カエレバ




ショックで心配なことがあり、落ち着かない日々を送っていますが、ルドルフ・ゼルキン(Rudolf Serkin, 1903-91)の音楽を聴きながら、なんとかかんとかやっています。


ブラームス/四つの小品 作品119



1975年、ロンドンでのライヴ録音




シューベルト/ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959



CBSによる1966年の録音





周りの方から慰めてもらいました。感謝しています。本当にありがとう。
希望を持って、歩いていくつもりです。






by カエレバ





本を買っています。

それもなるべく、最寄り駅にある小さな本屋で買っています。


英国に渡って、良い意味で刺激的なCDのリリースを続けるクラシック・レーベルSonetto Classicsを運営している澤渡朋之さんが、最近あるツイートを残していた。私はこの意見に完全に同意します。






たしかに、食べるのに困っている人に対して、「本やCDを買ってください」とは言えない。でも、携帯電話の通信料に何万円も払えるのなら、少しは本やCDを買ってください。

そうでないと、街から本屋もCD屋も無くなるし、国中から文化に携わる人もいなくなってしまうでしょう。悲しいことに、いま言ったことは既に現実になりつつあります。



by カエレバ





私は、最低でもひと月に一度は、その小さな本屋で本を買っています。理由は、その店が無くなると自分が困るから。

「そんなちっぽけな行為がなんになる」と笑う人もいるでしょう。だけど、本屋もCD屋も無くなり、文化に携わる人もこの国からいなくなった時、困るのは貴方なのですよ。






暇になるとYouTubeを見るという生活を送っている。
YouTubeは、かつてテレビが持っていたポジションを奪ってしまったのだ。




今から四十年ぐらい前、自分が子供だった頃、近所には「(テレビに出るような)有名人になりたい」という子供がごろごろいた。テレビカメラの前でさかんにピースをしているような子供だ。それが現代では「ユーチューバーになりたい」に変わったが、本質は何も変わってないのだと思う。

というわけで、YouTubeを眺めていたら、ジル・ヴィルヌーヴ(Gilles Villeneuve, 1950-1982)のフェラーリ312T4と、ルネ・アルヌー(Rene Arnoux, 1948- )のルノーRS10の壮絶なデッドヒートが出てきた。



ディジョンで開かれた1979年のフランスGPで、記念すべきルノーの初優勝(ジャブイーユがドライブした15号車)を飾ったレースだった。上述のデッドヒートはヴィルヌーヴが制し2位入賞。アルヌーが3位に入った。

ターボエンジン搭載車が初めてF1を制するという記念すべき一戦だったが、既にロニー・ピーターソンの姿はなく、ジェームス・ハントも前戦のモナコGPで引退を表明するなど、新旧交代を象徴するレースとなった。ちなみにこの年からF1に本格的に参戦することになったネルソン・ピケ(ブラバム)が予選4番手で、同僚ニキ・ラウダ(予選6番手)より速く走っている。ピケが次第にラウダの前を走るようになり、ラウダはシーズン後半に最初の引退に追い込まれることとなる。





2017年の現代では「ヴィルヌーヴ」と検索すると、ジルでも、ジャック(ジルの息子で後にF1世界チャンピオンとなった)でもなく、映画監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve, 1967- )が一番上に出てくるようだ。


「昔は良かった」みたいな台詞は、思考停止を招きそうだから言わないけど、今のF1より絶対に面白い。



by カエレバ








下北沢のソウルフードといえば、何といってもアンゼリカのみそパンでした。

南口を降りると、ほどなく目に飛び込んで来るので、「あ、みそパン買っていこ」とお店に立ち寄ったものでした。

この夏、閉店すると聞き、もう食べられなくなるのかと思うと居ても立ってもいられず、行ってみたら・・・


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長蛇の列でした。

到底、買える雰囲気ではないので、諦めてHIROKIでお好み焼きを食べて、北澤八幡宮にお参りして帰りました。


さようならみそパン、さようならアンゼリカ。

前回、ボルトキエヴィチ生誕140周年記念コンサートを紹介しました。

その次の日には、代々木上原のムジカーザでナデジダ・ヴラエヴァのピアノ・リサイタルが開かれます。どちらもJK arts(ジェイケイ・アーツ)の主催です。


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ナデジダ・ヴラエヴァ(Vlaeva)は、ブルガリアのソフィアに生まれ、現在はニューヨークに住んでいる女性ピアニスト。
もうだいぶ前にボルトキエヴィチ、メトネル、レビコフといったロシアのあまり陽の当たらない、しかし見逃せない作品ばかりを書いた作曲家を採り上げたCDを発表して、その時に購入して名前だけは憶えていた。


by カエレバ




そして、今回もブルガリアの作曲家パンチョ・ヴラディゲロフ(Vladigerov, 1899-1978)や、本当に筆者もほとんど知らないロシアの作曲家ヴラジーミル・ドロズドフ(Drozdoff, 1882-1960)など、おそらくは聴きのがしたならば、二度と聴くことはできないような作品が弾かれる予定となっている。

筆者は個人的に、サラトフ生まれでアメリカに亡命したドロズドフに興味を持った。

ラフマニノフやメトネルに限らず、この世代のロシア人は、30代から40代というキャリアを積む重要な時期にロシア革命を迎えてしまったため、国外に出る選択をした者も、ロシアに残る選択をした者も、政治体制の激変により生活環境が一変し、あるいは今まで着実に積み上げてきた実績を手放さなければならなくなるなど厳しい運命に直面したものが多い。ドロズドフもアメリカでの生活はかなり苦しかったようだ。



ロシアを離れた者の中には、日本で暮らす選択をした者もいて、以前採り上げたポール(パーヴェル)・ヴィノグラドフ(Vinogradoff, 1888-1974)などもその一人である。彼はサラトフの音楽院で教鞭を執っていたので、どこかでドロズドフともすれちがっていたかもしれない。

話はそれるが、他にもバレエや、(結果として)カレーパンなど、今の日本人の生活では当たり前のものが多くの亡命ロシア人によってもたらされていることは特筆すべきだろう。



ヴラエヴァの演奏会によって、また多くのものがこの国にもたらされるに違いない。筆者はそう信じている。




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ナデジダ・ヴラエヴァ/ピアノ・リサイタル

2017年11月16日(木)  19:00開演 (18:30開場)
会場 ムジカーザ

コンサートの概要(ジェイケイ・アーツ内のページ)

チケット購入のページ(カンフェッティ内のページ)







ナデジダ・ヴラエヴァ ビデオメッセージ



最近のリリースはハイぺリオン・レーベルからなされている。
それだけでも、実力は証明済みだろう。


by カエレバ


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19世紀後半のロシア帝国。ラフマニノフ、スクリャービン、メトネルといったピアノを中心とするクラシック音楽の世界に大きな足跡を残した作曲家たちが生を享けていた頃。

大きな帝国の少し南の方、現在はウクライナ領になっているハリコフで一人の作曲家が生まれていた。

これが「もう一人のラフマニノフ」ことボルトキエヴィチ(Bortkiewicz, 1877-1952)である。


「未体験音楽をあなたに」を標榜して2013年に設立されたJK arts(ジェイケイ・アーツ)が、彼の生誕140周年を記念して、二つのコンサートを開催する。

まず、銀座のヤマハホールで開かれる四人の女性ピアニストによる「生誕140周年記念コンサート」を紹介します。


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詳しい説明は添付したフライヤーに譲るが、石岡千弘、岩本きよら、上野優子、ナデジダ・ヴラエヴァの四名(アイウエオ順)。筆者は初来日となるはずのヴラエヴァだけは聴いたことがないが、他の三名は折り紙を付けて推薦できる腕前を持ったピアニストたちである。



ボルトキエヴィチ生誕140周年記念コンサート

2017年11月15日(水)  19:00開演 (18:30開場)
会場 ヤマハホール

コンサートの概要(ジェイケイ・アーツ内のページ)

チケット購入のページ(カンフェッティ内のページ)


音楽と一緒に出演者のメッセージが公開されているので、順番に紹介します。




石岡千弘ビデオメッセージ





岩本きよらビデオメッセージ





上野優子ビデオメッセージ





ナデジダ・ヴラエヴァ ビデオメッセージ



今からとても楽しみ。




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