知られざる佳曲

   一. クラシックを中心とした音楽が好きです。
   二. 素人ですが、著作権や著作権法について考えたり、情報検索について書いたりしています。
   三. アマゾンの深層webや物流に関心があります。

2008年10月

本
梅田望夫氏のウェブブック
生きるための水が湧くような思考」に習い、私も今まで書いたものを整理してみることにしました。



第1章 得たい情報をいかにして探すか

 情報の獲得の方法について
  情報を得る鍵は仁和寺にあり

  誰もが芸術に触れ合うために(音楽と検索について)

 探し出す方法は格好いいとは限らない
  いかにして試聴するか


第2章 情報の「在り処」から「住所」へ

 情報が整理され尽くされ、最適な置き場所が決まれば(グーグル化)、探す必要もなくなる

 全ての情報を地理的に整理する「ウェブ開拓論」について
  「もうひとつの地球」をそのものとして理解してみる
         ≪梅田望夫「ウェブ時代をゆく」を読んで≫から
             (参考) 「ウェブ時代をゆく」当選応援御礼


4480063870ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房 2007-11-06

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 ウェブ上の情報を平面に並べる
  ブログ記事を平面に並べよう(昭文社・ちず窓)

 情報の整理棚としてのウィキペディア
  ウィキペディア論
       (付録)日本語URLとSEOについて
            アマゾンのURLはなぜ長い?>URLに入った日本語
            アマゾンの日本語URL(小飼弾さんの説)




第3章 実践篇 情報検索・情報整理

 具体的にCDを探すにはどうしたらいいか

   CDを探すには【第1回】
   CDを探すには【第2回】
   CDを探すには【第3回】
   CDを探すには【第4回】
   CDを探すには【最終回】


 リンク集からポータルへ
  試聴できるページを集めてみました

 人様のブックマークから学ぶ
  「教育フォルダβ」が面白い

  世界の国は、「ここ」にある--東京大使館マップ--



終章 それでも失敗を恐れず、実践せよ

  実感、グーグルの見えざる手
    グーグルに行ってきました(マイマップ EXPO AWARD)

  世界にはまだ未知の領域がある
    建長寺から西御門へ通じる道は確かにあった




(あとがき)今回、シュンポシオン参加記念と銘打って、梅田望夫トリビュートで「著わして」みました。でも、うまく纏めきれなかったので、また追記していきます。


ラフマニノフ
スクリャービンの若い頃の作品が独特の輝きを持っているように、同時期にモスクワで席を並べて学んでいたこの巨匠の作品にもまた、他の作曲家では置き換えることの出来ない瑞々しさがある。

私が一時期なぜかラフマニノフの作品から離れ、また聴き直すきっかけになったのが、偶然手に入れた初期作品集のCDだったので、個人的にも思い入れがある。


無言歌(Romance sans paroles)ニ短調は、モスクワ音楽院のアレンスキー(Arensky, 1861-1906)のクラスで書かれた。作曲家はまだ13歳くらいであったと見られている。その時の楽譜は残念ながら散逸してしまったが、後年、リーゼマン(von Riesemann, 1880-1934)がラフマニノフの伝記を書く際に思い起こし、巻末に収められた。

後に思い起こされたとは言え、最も初期に書かれた作品であるこの小品は、激情を排し穏やかに歌われた無言歌である。その後、重要な作品で何度となく使われるニ短調であることも興味深い。

ラフマニノフの初期の作品について、「ユリイカ」ラフマニノフ特集号に興味深い文章があった。

ストラヴィンスキー(Stravinsky, 1882-1971)が、ラフマニノフの芸術について語った文章を訳したものである。

私はラフマニノフのもっとも初期の作品を憶えている。それらは「水彩」で書かれており、新たにチャイコフスキーから影響を受けた歌曲やピアノ小品などであった。その後、二五歳でラフマニノフの音楽は「油絵」に転じ、非常に古めかしい作曲家になったのだ。


太田峰夫「『二者択一』を越えて―西洋音楽史の中のラフマニノフ」
当該部分は、Igor Stravinsky and Robert Craft, Memories and Commentaries, Faber and Faber: London and New York, 2002 からの太田による訳出


479170178Xユリイカ 2008年5月号 特集=ラフマニノフ
青土社 2008-04-28

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ラフマニノフにとっての25歳とは、第一交響曲初演の失敗による苦悩の日々であった。この時期、ほとんど作品は書かれなかった。水彩と油絵という対比は見事で、ストラヴィンスキーが実はラフマニノフをよく聴いていたのだと実感させられた。

ラフマニノフの知られざる小品は、水彩で書かれたものが多い。この作曲家の全貌を知る上でも、一つでも多くの作品を紹介していきたい。


この曲のMIDIを作りました。聴いていただければ幸いです。

知られざるMIDI



この曲の真価は、MIDIではなくCDでご確認ください。


B000002ZIXRachmaninov: The Early Piano Works
Sergey Rachmaninov Howard Shelley
Hyperion 1993-11-12

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Wikipedia
かつて日本語URLについて私見を書いたが、それを持っているウィキペディア(Wikipedia)について考えてみたい。


参考にしようと、ウィキペディアについて書かれたブログを探してみたが、不思議とあまり参考になるようなものが見付からなかった。皆、よく使っていると思うのだが。


1 ウィキペディアは「もうひとつの地球」である

なぜウィキペディアがSEO上高く評価され、グーグルの検索結果でいつも上位に表示されているのか。その理由は、何も日本語URLや「被リンク数が多い」からというだけでなく、ウィキペディアそれ自体の構造――ウィキペディアそれ自体が持っている、膨大な数のリンクで一つ一つの言葉が繋がって出来る壮大な「リンク体系」の構造――にあるのではないかと私は考えている。

ウィキペディアは言うまでもなく、インターネット上の百科辞典である。一つ一つの項目に、それぞれ一ページが割り当てられ、例えば、「横浜駅」というページは、「横浜駅」という項目の説明になっている。「ミナミマグロ」も同様である。項目の説明とは、すなわち項目となっている言葉の説明であり、定義である。


----------[項目=表題]---------
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|   項目の定義、説明       |
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ウィキペディアの一ページ


ウィキペディアはそうした言葉の定義(記事と呼ばれる)が、日本語版で今日現在約五十万本収められている(記事を数える単位は本)。その数十万もの項目の一つ一つが相互に密接に結び合わされて、ウィキペディアの「構造」は成り立っている。


[定義]-------------------[定義]
      ↑定義どうしの定義



[一つ一つのページ]--------------------[他のページ]
(=「その言葉の定義」)  ↑   (=「その言葉の定義」)  

     「定義」と「定義」の間のこの関係が、
     二つの言葉の関係を定義し、相互の言葉にも影響する


ウィキペディアの本質とは、「言葉の定義同士」の定義である。
つまり、定義の定義である。


例えば、鉄道の東海道本線の駅を例にとって見てみよう。一つ一つの駅について一ページずつ項目が作られ、順に、東京駅、新橋駅、品川駅、川崎駅、横浜駅と路線にそって並べられ、横浜駅のページには前の駅「川崎」と、次の駅「戸塚」がリンクされて繋げられ、最終的に「東海道本線」のページに纏められる。
同じように「山手線」や「中央本線」も纏められ、やがて「東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)」、「日本の鉄道会社」に括られる。
さらに、一つ一つのページは他の言語でも作られ、それらは相互にリンクで繋がり、各国語版のウィキペディアが系統樹の森を形作る。




そうして、ウィキペディア自体が多言語の「もうひとつの地球」となっている。



梅田望夫は、「ウェブ時代をゆく」の中で、ネット空間の事を「知と情報」の面では、「もうひとつの地球」であると言及した。私はネット空間自体もさることながら、ウィキペディアの方を「もうひとつの地球」と呼んでみたい。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)



2 ネット上の説明体系のあるべき姿


ウィキペディア自体が小さな「ネット世界そのもの」に擬せられていると言ってもいい。

それゆえ、ウィキペディアだけでなく同じような世界を模した構造体系を持つポータルも高く評価されているのも同じ理由ではないかと考えられる。

もし、ウィキペディア内に蜘蛛の巣のように張り巡らされた網が、グーグルからそのままウェブ上のあるべき姿に近いと判定されているのだと仮定すれば、別にグーグルから特別に評価されなくてもウィキペディアは自然と検索結果の上位に浮かび上がってくるであろう。



     「定義のネットワーク」 「蜘蛛の巣」
ページ-----------------(リンク)-------------------ページ



ウィキペディアに限らず、通常ウェブ上のページはどれでもハイパーリンクによって
他のページと繋がって存在している。ハイパーリンクに使われたテキストと、テキストが指し示すもの(ページ)との関係は、現実社会における「言葉」と「それが指し示すもの(ページ)」との関係に似ている。そして、ウェブ空間に広がる前者の関係を判定する判断材料があるとすれば、それは現実空間に広がる「言葉」と「言葉が指し示すもの」との関係に合致するか否かという点になる。



《ネット上》  [テキスト]-----ハイパーリンク-----→[テキストが指し示すページ]   

 ↑        ↑         ↑             ↑
対応関係    対応関係    対応関係        対応関係
 ↓        ↓         ↓             ↓

《現実社会》   [言葉]-------------------------→[言葉が指し示すもの]





3 ウィキペディアがこの世の情報を整理し直す


普段ウェブ上で情報を探している時、企業のトップページなどに入ってしまうと装飾過多なページばかりで、なかなか求める情報に辿り着かないといった経験を誰でも持っているのではないか。
例えば、ある会社の正式な名称や沿革・従業員数を素早く調べたいのにフラッシュの映像に阻まれて「早くしてくれ!」とイライラしてしまう。こういった場合には百科事典として基本事項のみが整理されたウィキペディアが役立つ。

この世の情報を整理し尽くすことを究極の目標に掲げているグーグルは、この「整理された」ウィキペディアを無視することは出来ない。






ブログネタ
米国経済 に参加中!
その日が来ることは、みんな薄々分かっていたと思う。

しかし年内だとは思わなかった。


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Amazonクレジットカードサービス終了のお知らせ

Amazonクレジットカードは2008年12月15日をもちましてご利用いただけなくなります。お手元のAmazonクレジットカードはご自身で鋏を入れて破棄いただきますようお願い申しあげます。




何か気の利いたコメントを書きたいところだが、衝撃で言葉が出ない。久しぶりの更新なのに、すみません。これも世界経済の余波なのか。




小飼弾さんはまた電話取材をするのだろうか?
Amazonクレディットカード終了の件、電凸してみた
(本年4月の記事)



地球が静止する日 (2枚組特別編)
マイケル・レニー, ロバート・ワイズ
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ついに・・・Amazon クレジットカード



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