全くの偶然だったのだけど、「シューマンを聴きながら(En ecoutant du Schumann)」というバレエ作品があることをYouTubeで知った。








この題名は(分かる方はすぐにピンとくるはず)、フェルナン・クノップフ(Khnopff, 1858-1921)の同名の絵画から採ったのだろう。音楽は「謝肉祭」をジャンパオロ・テストーニ(Testoni, 1957- )が管弦楽版に編曲している。グラズノフたちが編曲している版(アンセルメがデッカに録音している)ではないようだ。


それにしても、六月の記事に「シューマンは不意に玄関の扉を激しく叩」くようだと書いたけど、今回もシューマンに扉を叩かれてしまい、うっかり開けてしまった。こうなると一ヶ月くらいはこの男に居座られてしまう。

謝肉祭は、それこそ二十代の頃に飽きるほど聴いて、本当に飽きて全く手に取らなくなったはずなのに、このバレエの動画を観て以来、またちょくちょくと聴くようになってしまった。

ダン、ダン、ダン、ダン(扉を叩く音)

シューマン「僕だ、ローベルトだ。僕の音楽を聴いてくれ!」




Decca Recordings 1953-1967