モシュコフスキ(Moszkowski, 1854-1925)は当時のプロイセン領ブレスラウ(現ポーランド領ブロツワフ)に生まれ、大ピアニストとしてヨーロッパ中に名を轟かせた。
こうしたコンポーザー=ピアニスト(意訳すれば「ピアノの達者な作曲家」か)が日本で不当に軽んじられているのは、やはり大御所吉田秀和翁(1913-)の「軽薄な名人芸」という評を受け入れている人が多いからだろうか。勿論吉田翁の好みは一つの見識として尊重すべきだが、自分の耳よりも人の文章を信用しているようではいけない。
「音楽」は、「精神」という言葉と同じように軽々しく使えない言葉だ。
ワルツ ホ長調 Op.34-1 のように、美しく、どこか懐かしい雰囲気を持つ音楽が好きだ。この曲に限らず、舞曲の題名を持つ音楽は「踊り」が持つ詩情を下敷きにしている。だから好きだ。
かつてデンオンから発売されていたニキタ・マガロフ(Magaloff)の名演をお勧めしたい。今では輸入盤しかないようだ。この人のショパンはとても好きだった。
Magaloff Plays the Waltz
こうしたコンポーザー=ピアニスト(意訳すれば「ピアノの達者な作曲家」か)が日本で不当に軽んじられているのは、やはり大御所吉田秀和翁(1913-)の「軽薄な名人芸」という評を受け入れている人が多いからだろうか。勿論吉田翁の好みは一つの見識として尊重すべきだが、自分の耳よりも人の文章を信用しているようではいけない。
「音楽」は、「精神」という言葉と同じように軽々しく使えない言葉だ。
ワルツ ホ長調 Op.34-1 のように、美しく、どこか懐かしい雰囲気を持つ音楽が好きだ。この曲に限らず、舞曲の題名を持つ音楽は「踊り」が持つ詩情を下敷きにしている。だから好きだ。
かつてデンオンから発売されていたニキタ・マガロフ(Magaloff)の名演をお勧めしたい。今では輸入盤しかないようだ。この人のショパンはとても好きだった。
Magaloff Plays the Waltz
コメント