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平野啓一郎氏のブログから。カタカナ表記について

さて、「テレヴィ」か、「テレビ」か。

要は、英語などの「v」の字の発音をカタカナに反映させるか否かという問題です。反映させない場合は「b」の字と同じになる。

音楽家の名前で言えば、「ベートーヴェン」か、「ベートーベン」か(注)。

前述の記事で、「『ヴァイオリン』だって、昔は『バイオリン』だった」と触れられているように、カタカナ表記は次第に「v」と「b」の表記を分けていくのでしょうか?

平野氏はこう続ける。

単に新聞や雑誌といったマスメディアが(中略)、割と近い過去に勝手に作った基準に従わされているというだけのことなんだと思う。

音楽家の呼び方「ベートーベン」を見ると、いつもNHKを思い出すが(失礼)、そのNHKが纏めた
「外国音楽家の呼び方」(昭和29年)を見ると、「ベートーヴェン」と書かれてある。これには驚いたが、その「まえがき」を見ると、「かねて業務の資料とするため」とあるので、表に出す時は違っても構わないとしたのかも知れない。

この本はNHKがまだ千代田区内幸町にあった頃のもので、編集には部外委員として堀内敬三、野村光一といった当時の権威が名を連ねている。

念のため、「nhk.or.jp」の中で二つの表記を検索してみると、こういう結果が出ました。

ベートーヴェン

ベートーベン


(注)本当はどちらも原語の発音からは遠くて、「ベートホーフェン」の方が近いという問題はひとまず置いておきます。