ラフマニノフ

有名な「24の前奏曲」の他にも、ラフマニノフは数曲の「前奏曲」と名がつくピアノの小品を書いていて、前にロシア革命のさなかに書かれたニ短調を採り上げたことがある。

今回採り上げるヘ長調のプレリュード(Prelude in F major)は、モスクワ音楽院在学中の1891年に書かれた。まだ18歳の作曲家はキャリアの最初期にあたり、この曲とニ短調とで時期的には、ちょうど24の前奏曲を挟み込む形になっている。


彼独特のノスタルジーと憧れとが交錯する中、さざめきのような高音部が何度か上り詰めて、再び憧れと追想の中に戻っていく印象深い小品である。

おそらくは作曲家は気に入っていたのだろう。チェロとピアノのための作品に編曲し、東洋風舞曲(Danse Orientale)と共に、「チェロとピアノのための2つの小品」Op. 2 に纏め上げた。


またMIDIを作ったので、聴いていただけたら幸いです。

知られざるMIDI


そして、真価はCDでご確認を。

Rachmaninov: Thirteen Preludes, Op. 32; Prelude in F major; Prelude in D minor
Rachmaninov: Thirteen Preludes, Op. 32; Prelude in F major; Prelude in D minorSergey Rachmaninov Howard Shelley

Hyperion 1993-11-11
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チェロとピアノの方は比較的に手に入りやすい。


B00005FLTNラフマニノフ:チェロ・ソナタ
ハレル(リン) ラフマニノフ アルツシュラー
ポリドール 1997-05-25

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ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]
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映画館で会えなかった人は是非。