しばらくブログを休んでいて申し訳ありません。
まるで「黙示録」のような光景を見て以降、書く気が失せていました。

しかし、そんな自分が音楽に助けられ、また今も音楽に助けられつつあるのは確かなので、自分のためにも音楽のことを少しずつ書いていこうと思います。

ヴィリニュスが生んだ三偉人の一人ミヒャエル・ナナサコフ が収録したラフマニノフの(作曲家自身による)2台版ピアノ協奏曲第2番を聴く(*1)。




今まで何十回聴いても分からなかった発見があった。しかし、これは他人による編曲ではなく作曲者ラフマニノフ自身による編曲なので、分厚いオーケストレーションが施される以前のラフマニノフ自身の声が聴こえる。

きっと、この記事を読んでいる方は、この名曲の名盤を何枚も棚に揃えていらっしゃるに違いないが、棚にもう一枚加えていただくに値する一枚である。
第3番も併録されているので、お得感もある。アマゾンやタワーレコードでも買えます。


昨年は、ラフマニノフに関する本が一冊出た。

4054045286CD付 作曲家ダイジェスト ラフマニノフ
柴辻 純子 堀内 みさ
学習研究社 2010-03-17

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正確に言うと、CD一枚が付いた一冊である。ラフマニノフの生涯と作品紹介がコンパクトに纏められ、代表作のさわりの部分が一枚のCDに収録されている。1500円という手頃な価格なので、初めて聴く方も手に取りやすいだろう。この「作曲家ダイジェストシリーズ」は、他にショパンも出ている。




ラフマニノフ ピアノ協奏曲 2 番&3 番(ピアノ2 台用編曲)ラフマニノフ ピアノ協奏曲 2 番&3 番(ピアノ2 台用編曲)
ラフマニノフ ミヒャエル・ナナサコフ

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ナナサコフの新譜は10年ほど前に買ったアルカン、そしてまたその数年前に買ったショパン/ゴドフスキ以来になる。どちらの盤でもあくなき音楽への追求と愛が感じられて、憧れと恐れを憶えたものだった。




*1 三偉人の残りはゴドフスキとハイフェッツである。