知られざる佳曲

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カテゴリ: ラジオ

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最近、様々な出来事が起きるので、少しぐらいのことでは驚かない自分がいたが、村上春樹がラジオ番組を「やる」というのには驚いた。「ゲスト出演」ではないのだ。




村上RADIO




2015年(平成27年)に期間限定で、村上春樹が読者からの質問に答えるサイト「村上さんのところ」が開設され、程なくしてその問答集が同名の紙の書籍と電子書籍で発売された。


そして、今年(2018年)、文庫化に合わせての企画だと思うだが、同サイト、同書のイラスト担当のフジモトマサル(Fujimoto, 1968-2015)のイラストと、出版をした新潮社の協力の元、今回の「村上RADIO」の発表となった。



村上さんのところ (新潮文庫)

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放送は、2018年(平成30年)8月5日(日)19:00-19:55 TOKYO FMによる全国ネットで。それに先立ち、一週間前の同じ時刻にプレ番組「DJ村上春樹の選曲はどうくる?」も放送されるらしい。





村上ラヂオ (新潮文庫)

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村上が音楽について語るとなると、どうしても筆者は「意味がなければスイングはない」を思い出すが、同書は文藝春秋から出ている関係上、そこで触れられた話題は回避されるのかな・・・などと色々考えてしまう。






今回、この記事を書いていて一番驚いたことは、イラストレーターのフジモトマサルさんが亡くなっていたことを知ったことだった。あのちょっと不思議でほんのりと温かみのある絵がもう見られないのかと思うと寂しい。



吉田秀和(YOSHIDA, 1913-2012)が亡くなってから、もう短くはない月日が経った。

筆者は、生前も今もあまり熱心な読み手ではないが、手に取った雑誌に彼が寄せた文章があると、必ず最後まで読んでいたような気がする。

その理由は、吉田の文章が必ず最後まで読めたからだった。音楽理論や難しい話は理解できなかったが、読んでいてそれなりに楽しめたから読んでいたのだと思う。

いつでも手に取れる本とは違って、FM放送「名曲のたのしみ」はとうとう殆ど聞くことができなかった。今思えば、とても勿体ないことをした。





最近知ったが、没後の2014年に「吉田秀和が語ったモーツァルト」と題して、同放送を再編集したものを流していたらしい。

最初に紹介されるのがジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団の交響曲第39番変ホ長調 K.543 で、なかなか好感を持った。今までこの組み合わせの演奏を良いと思ったことがなかったのだけど、もしかしたら、CDを一枚か二枚かだけ聴いて、気に入らなくて遠ざけてしまっていただけだったのかもしれない。

吉田は「胸を打たれた」とこの演奏を評している。



今月(2017年2月)、再発されるようなので、買ってみよう。



by カエレバ













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