知られざる佳曲

   一. クラシックを中心とした音楽が好きです。
   二. 素人ですが、著作権や著作権法について考えたり、情報検索について書いたりしています。
   三. アマゾンの深層webや物流に関心があります。

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少し前のことになってしまい恐縮ですが、渋谷にできた HMV & BOOKS TOKYO に行ってきました。行ったのは2016年の夏だったので、写真に違和感を感じるかもしれませんが、お許しください。


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渋谷のスクランブル交差点から撮った一枚。かつてはFOREVER21の看板がHMVの看板であった。右奥にタワーレコードが見える。この写真ではHMVの店舗は西武百貨店の陰に隠れて見えない。


前身のHMV渋谷が閉まったのは2010年(平成22年)だから、あの大震災の時には、渋谷にHMVは無かったのだ。あの夜は、無責任体質のJR東日本が早々に電車を止めてしまったので、東京中に帰宅できない人があふれ、ツイッターで「青山学院大学が講堂を開けてくれるそうです」と偽情報が流れて、寒さに震える人々が殺到したため、慌てて青山学院が講堂を開放するなど、渋谷の街も大変だったようだ。

そして震災後の誰もいない渋谷も体験した。

あの頃は、渋谷も、日本もどうなってしまうのだろうと思っていた。



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5階から7階のフロアに HMV & BOOKS TOKYO が入る渋谷モディ(旧マルイシティ渋谷)。右奥がタワーレコード渋谷店のビル。


その後、英国のHMV本社が経営破綻したり、話は前後するが、日本では先にローソンが買収していたりといろいろ紆余曲折があり、HMVを取り巻く環境も大きく変わった。そして、渋谷の街も今では大勢の外国人がスクランブル交差点をバックに記念撮影するなど、世界的に有名なスポットになりつつある。




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店名が表わすように、HMV(音楽)とBOOKS(書籍)の複合店舗で、実際に中に入ると、商品の大きさが違うから仕方ないのか、本が目立ち、「書店」に来た感じがした。もしかしたら、HMVだから自分は音楽を期待し過ぎなのかもしれないが。

店舗の中は、お薦めのCDや書籍がうまくディスプレイされて、今はやりの「キュレーション店舗」みたいな形になっていた。新宿の小田急百貨店の中に入っている書店STORY STORY(運営は有隣堂)もそんな感じだ。

やはり実店舗がうまくいくかは、このキュレーションがうまくいくかに掛かっていると思う。




むかし前身のHMV渋谷がいかに「つまらない店舗」になっていったかについて書かれた記事があった。

HMV渋谷閉店にまつわる僕の見解


そこでしか買えない、聴けない音楽があるからわざわざ渋谷まで行くのに、全国画一的な店舗を作ったら、渋谷に行く必要ないじゃん! 確かに、渋谷のタワーレコードにはずいぶん汚い字の(失礼)手書きのポップが張り出されていたが、逆にそれが味になっていた。

こんな汚い字のポップを書いてでも、お薦めしたいんだなぁ・・・そんな情熱があるのかよって。

もっともお薦めのCDを買ってもハズレ(自分の趣味と合わない)のことも多かったが、筆者は真剣にポップを読んで、たまにある大当たりを探した。こういうバイヤーとの真剣勝負を続けていた人も、このブログの読者諸兄には多いのではないだろうか。




こうして見ると、昔のHMV渋谷こそが、キュレーション店舗の先駆けだったのかもしれない。どうか HMV & BOOKS TOKYO には同じ轍を踏むことなく、渋谷の、ひいては東京の情報発信基地として頑張ってほしい。そうである限り、応援していくつもりだ。






HMVが5年ぶりに渋谷に復活(HMV渋谷店の思い出) : 知られざる佳曲











うさぎ


今夜(2015年6月27日)、TBS「音楽の日」を観ていたら、いきものがかりが出ていた。





司会の中居正広(Nakai, 1972- )が、親しげに「神奈川の内陸」と馬鹿にしていた*。


そう、彼らは神奈川の内陸からスタートしたんだよな。


思い出した。




いきものがかりのほん

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タハラの本厚木店(本店)がずっと、いきものがかりを応援していた。




今はもう、タハラは無いけど、いきものがかりの成功は続いている。






* 中居は神奈川の海の方、辻堂(藤沢市)の出身である。一般的には「湘南」と呼ばれることが多い。


HMV渋谷


この秋、HMVが渋谷に帰ってくる。





センター街から井の頭通りに抜ける店が平成22年夏に閉まって以来のことだ。



新しい店の名前は「HMV & BOOKS TOKYO」で、改装するマルイシティの中のテナントとしてオープンする予定だと報じられている。マルイシティは、タワーレコードと道路を挟んだ正面に位置している。ガチンコの勝負だ。





思えば大学生の頃、東急本店通りのONE-OH-NINE2階・1階・地階にオープンした初代HMV渋谷によく通ったものだった。それがHMV国内1号店である(1990年)。当時はクラシック売り場が2階で、扉で区切られた静寂なフロアだったと思う。今はパチンコ屋らしいけど。

記憶が定かではないが、それから確か2階が閉まってしまい、1階に移って、通りの喧騒が入ってくるようになってしまった。




1998年に、駅からすぐのセンター街に建ったビルのメインテナントとして移転する。ハチ公口を下りると大きな看板が出ていた(トップの写真参照)。1995年に建ったタワーレコードとともに、渋谷の両雄として音楽ファンの眼上に聳え立っていたものだった。

この店にも足繁く通ったものだが、不思議とあまり記憶に残っていない。巨大さではタワーに負けていたからだろうか。しかし、駅すぐ近くの立地は非常に魅力的で、タワーまで雑踏をかき分ける気力のない時でも、HMVまでは歩いて新譜をチェックしていたような気がする。今はFOREVER21のビルだ。




それから月日は過ぎ去り、HMVが渋谷を去る時、「一つの時代の終わり」として新聞・テレビでも大きく報道されていた。




この秋、HMVが渋谷に帰ってくる。今から楽しみだ。







HMV渋谷、秋にも復活 CD旗艦店5年ぶり

今年3月、レコード社藤沢店が店を閉じた。

神保町に本店を構えるレコード社の支店として、長く地域の音楽とディスクを愛する人々が通ってきた中古レコード・CDの名店だった。


えっ、タワーレコード藤沢店があるじゃないかって?

お前は何を言っているんだ。

お前は何を言っているんだ














かつて、藤沢にはディスクポート(西武百貨店内)や、タハラが存在し、たとえ輸入盤CDであっても豊富に探し出すことが出来た。

しかし、西武百貨店が前世紀末に、タハラも一昨年に撤退すると、湘南随一の繁華街を誇るこの街でのCD探しも一気に難しくなってしまった。因みにタハラの入る東急プラザには当時、東急ハンズも入居していて、これは栄えある第一号店(1976年開店)であった。




昔は、藤沢でなければ買えないCDが確実にあった。今はどこの街にも置いてあるCDしかないし、その品揃えも貧弱である。ネット販売に押され、実店舗が撤退し、ますます客も遠のくという悪循環にこの国は、じゃなかったこの街は陥りそうになっている。

そういえば、南口の小田急百貨店が毎日、午後六時半に閉店している。

嘘だろ?
とても信じられない。小田急百貨店なのに、2階に小田急でなく江ノ電のホームがあるのと同じくらい不思議だ(注)。小田急線は百貨店から数分歩いたところにホームがある。



これで終わるのは寂しすぎるので、タハラ藤沢店で店長を務めた経験のある竹花さんが開いた竹音堂をまた紹介して一年の締めくくりにしたい。

クラシック歌もの専門ネットショップ 竹音堂

昔、タハラで一押しになっていたフォーレの宗教音楽集(レクイエムを除く)を買って、感動したことがあった。竹花さんが仕入れたものだった。

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それから先日買ったモラーヌ(バリトン)の歌うフォーレ歌曲集もまた良かった。

by カエレバ


※竹音堂が閉まってしまったようなので、アマゾン・楽天へのリンクを作りました。




以前書いた記事
レコード社藤沢店

レコード社藤沢の閉店に関するブログ記事
いぬの日記 レコード社藤沢
人と音楽と生活 レコード社藤沢 & CONTACT LOUNGE


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タハラ藤沢店
タハラ藤沢店が先月末で閉店した。残念だ。

本当は認めたくない気持ちから何度も書いては消したのですが、やはり書くことにします。2年前の記事にコメントをくださったkunku さん、ありがとうございます。

写真は【閉店セールを行う9月中旬のタハラ藤沢店】

湘南地方最大のターミナル駅である藤沢駅から歩いて数分の所に位置する同店は、クラシックとジャズの売り場が地下1階に置かれて、ゆったりと商品を選べるようになっていた。横浜のHMVだって、タワーレコードだって一つのフロアで販売しているのだから、神奈川県下では極めて異例の贅沢な店舗であった(同社の本厚木本店も二つのフロアでCDを販売している)。


拡大地図を表示
上空から藤沢駅(左上部)と江の島を望む

タハラをご存じでない方のために説明すると、神奈川県(本厚木・小田原など)と東京南部(町田・多摩センター)を中心に展開するCD・楽器店である。一時期は横浜駅東口にも店舗を構えていた。

ネットショップが全盛で、小売業が伸びないと随分前から言われてはいるが、自分を含めて音楽愛好家は本当に本腰を入れて小売店舗を守らなければならない。このままでいたら、いつか品物を手に取って選べなくなる。

「街のCDショップを守る」
そのためには、なるべく店舗で買うということである。
それは、あなたの住む街の文化を守ることである。


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Twilight
英HMVグループ、日本事業を売却へ

まだ正式に発表されたわけではないけど、驚いた。既にアメリカ合衆国から手を引いているが、日本からも撤退するのか・・・。「売却」ということは店舗そのものは無くならないかも知れないが、それにしても。

渋谷のONE-OH-NINEに出来た第一号店に行ったのは、もう随分昔のような気がする。確か最初はクラシック売場が2階だった。そこからセンター街の現在の店舗に移転している。

HMV


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