鉄骨の構造体(柱・梁 屋根組)建方を行いました。

前回の記事で
・鉄骨造は狭小地に有利であること
・この建物の間口が5.15メートルであること

を書きました。もう少しこのことをご説明いたします…
DSCF1102






鉄という材料の特性によって、次のようなことが可能になります。

・間口の両端の2列の柱だけで、建物の重さを支えられる
・柱と梁だけで、地震や風に対する強度を確保することができる

この建物は2階建てですが、3階、4階建てであっても
無理なく強度を保つ設計ができます。

なので、柱や梁以外の部分は、極端に言えば、全てを窓にすることもできるのです。
少し見づらいですが、写真の後方の建物(これも鉄骨造)の外壁面は、
全て銀色のアルミで組まれた窓になっています。

・間口が狭くても、柱や梁だけで強度を確保できる
・したがって、間取りに自由度が生まれる(ほしい位置にほしい部屋を配置できる)

・窓や入口などの位置や大きさも、自由に考えられる

これが鉄骨造の長所であり、狭小地に有利な構造になっています。

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建物の計画には、

・構造強度
・住み心地
・建築費用
・耐用年数

など、様々な要素があります。

「敷地が狭いけど、満足できる家ができるだろうか?」
「木造と鉄骨造の住み心地はどんなふうに違うの?」

等々、気になった方はお問合せいただけましたら、
状況に応じたお答えができると思います。

お問合せはこちら  よろしくお願いしいたします。