2014年09月26日

スギ花粉症の新しい治療が始まります

*:._.:*大分市萩原 宇野内科医院から医療情報を提供しています*:._.:*by 院長
http://unonaika.net


本日の大分地方は快晴!朝から空が綺麗でとても気持ちの良い天気でした。
気温も下がってきて過ごしやすくなってきましたね!

来週29日月曜日19時から大分FM「ハイカラ食堂」に出演する予定です。当日はLIVE収録なので月曜夜19:10あたりから出演すると思いますのでお時間のある方は是非聴いてみてください。

さて本日の話題は花粉症です。なぜこの時期かって?この時期は秋の花粉症シーズンという事で鼻炎症状出現している方が増えてきております。ハイカラ食堂の内容も秋の花粉症と今話題の新薬であるスギ花粉症に対する免疫舌下療法についてお話しようと思います。


秋のこの時期、季節の変わり目に咳やくしゃみ、春のスギ花粉症のような症状が出ている方いませんか?そう、この時期秋の花粉症の方が増える時期でもあるのです。
この時期に熱や倦怠感、強い咽頭痛など伴わない鼻炎症状のある方は風邪よりも秋の花粉症やハウスダストアレルギーが考えられます。

ある報告によると、夏(6〜7月)は、ダニの繁殖シーズンですが、秋(10月)の寝室のカーペットのハウスダスト量は、夏(7月)と比べて、1.4倍の“1平方メートルあたり700匹”という調査結果があります。

つまりこの時期ダニの死骸も多く、ハウスダスト全体に関しても年内でも一番多い時期といえます。また花粉症の方はダニアレルギーやハウスダストに対してアレルギーを持っている方が多い事もあり対策を行わないと症状は悪化します。

なぜ秋になってハウスダストの症状が出るのかというと、高温多湿な環境が大好きなダニは夏に繁殖しますが、ダニの寿命は100日程度。つまり、夏に繁殖したダニは、ちょうど秋に寿命を迎えることになります。すると、秋にダニの死骸が大量に発生することになるので、この時期にハウスダストは増えるのです。

ダニやダニの死骸、フン、カビ、繊維クズ、ペットの毛、フケ、垢、花粉。これらはすべてハウスダストです。ハウスダストは、人が動くことによって空気中に舞い上がります。そして、私たちは気がつかない間に、この舞い上がったハウスダストを吸い込んでしまっています。

またハウスダスト以外にも秋の花粉症も鼻炎の原因となります
主な花粉を示します

・ブタクサ・・・キク科・一年草。飛散時期は8月〜10月。高さ1mくらいの雌雄同株の風媒花で野原、道端など全国的に見ることができる。日本ではスギ、ヒノキについで花粉症患者が多いとされている。アメリカではこのブタクサによる花粉症の患者がいちばん多く、約5%〜15%の人が悩まされているとのデータがある。

・ヨモギ・・・キク科・一年草。飛散時期は8月〜10月。汁物、天ぷらなどの食用、薬用としてもふだんから馴染みの深い草。灸で使うもぐさは、葉の裏にある綿毛を使ったものである。夏から秋にかけて、茎が伸び、目立たない花を咲かせる。全国いたるところで見ることができる。秋の花粉症ではブタクサについで多い。

・カナムグラ・・・アサ科・一年草。飛散時期は8月〜10月。道端や野原などの日あたりの良い場所などで見ることができる。雌雄異株のつる植物で茎から葉にとげがあり、木や電柱等に絡みつく。


ということでハウスダスト、花粉症対策の基本は”アレルゲンの除去と回避”にあります。マスク装着などアレルゲンからの接触をなるべく抑えて掃除を行いましょう!ちなみに大分市は11月1日から有料ゴミ袋に変わります。10月中の大掃除、年末はお休みなんてのも良いかもしれませんね!ゴミは10月中に出したいですね!
あの大ヒットの布団掃除機なども良さそうですが・・・まずは拭き掃除、掃除機、布団は外で少しくらいは叩き干しでも良いような気がしますが花粉の付着など注意しましょう!

・スギ花粉症に対する免疫舌下療法が始まります

スギ花粉症の対処法や治療には、
・スギ花粉(アレルゲン)の除去・回避
・薬物療法
・アレルゲン免疫療法(減感作療法)
・手術療法
などがあり、従来抗アレルギーを中心とした症状を軽減させるための対症療法が中心でした。今回アレルゲン免疫療法のための新薬”シダトレン®”が10月8日より使用可能となります。

アレルゲン免疫療法(減感作療法)とは
アレルギーの原因となるアレルゲンを少量から患者さんに投与することで体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
アレルゲン免疫療法は、「花粉症を治す」または「長期にわたって花粉症の症状をおさえる」ことが期待できます。

この”シダトレン®”についてまとめると

•発売日 2014年10月8日より使用可能 開始は今がベストシーズンであり、スギ花粉飛散開始時期から処方開始はできない
•新薬であるため発売開始から1年間は最大2週間処方、2015.10〜1か月処方が可能となる
•治療対象者 12歳以上65歳未満で特異的IgE抗体を測定しスギ花粉症と診断された方であること。
その他投与禁忌例として
・舌下免疫療法の投与によりアレルギーショックを起こしたことのある方
・重度の気管支喘息患者
・悪性腫瘍の疾患がある患者
・免疫系に影響を及ぼす全身性疾患がある方 などがあります

•治療方法 舌下免疫療法 毎日一回、舌の裏側に薬を垂らして2分後に飲み込む
•価格について
医院での治療費と薬局での薬代と合わせて1ヵ月あたり3,000〜4,000円の負担(保険適応3割負担の場合)になります。その他別途検査費用や花粉症に対して抗アレルギー薬投与など必要な場合、薬代別途必要です。
•副作用 アナフィラキシーショックといって、急激なアレルギー反応を引き起こす可能性あり。喘息、咳、口腔内の粘膜障害などの副作用の報告があります
•入手先 学会が主催する講習会を受講し、eラーニング受講、eテストに合格し、その医師が属する医療機関>当院では院長 宇野成明と宇野知代医師が処方可能です
•効果 3割がかなり症状改善 5割が症状軽減 2割は殆ど変化なし、改善が見られなかったという報告があります。全体的には、約70%前後に有効性が期待されます。この数値は決して悪くありません。
・しかし薬は3-5年間使用する必要がある。



肺炎球菌ワクチンの予約を受け付けています

大分市では10月1日から高齢者肺炎球菌ワクチンの定期の予防接種が始まります.
肺炎球菌ワクチン予防接種 予防接種対象者 料金3500円(税込)で受ける事が可能です。詳しくは http://unonaika.netを参照してください


インフルエンザ予防接種行っています

予約制となっており1月下旬までは行う予定です。なるべく早めに接種しましょう!
○料金  ※消費税増税後ですが価格は据え置きました
大分市(65歳以上公費補助により受ける方)>1500円
その他一般の方は2800円となります。
別府市やその他の地区にお住まいの方で当院で予防接種を受けられる公費補助の対象者はその住まいによって負担金が違います。詳細はホームページのインフルエンザのページを参照してみてください
http://www.unonaika.net/


デイケア利用者の募集を行っております

利用を希望される方、まずは体験だけされたい方などお気軽にご連絡ください
またボランティアでレクレーションやエンターテイメントのSHOWなどを行ってくれる方を募集しています。

デイケア パワースポット  TEL:097-529-8585

まずはお電話をいただき、履歴書を持参していただきたいと思います
TEL097-552-2600 担当:副院長 宇野です

【求人情報】当院では一緒に働いてくれる職員を募集しています

・サービス提供責任者(常勤)NEW!
ヘルパーさんによる訪問介護サービスを提供している訪問介護事業所リゾートリビングのサービス担当責任者を募集しています。経験豊富な方や、未経験でもこれから学んでさらに上を目指して頑張ってみようと思う意欲のある方、ヘルパー部門の主任待遇での募集となります。

・夜勤のみの介護職員募集(非常勤)NEW!
現在老人ホームで入所者や一部当院近隣の在宅の利用者さんのお世話をしてくれる介護職員の募集を行っております。日勤でのヘルパー業務や夜勤が出来る方を求めています。月2回程度から月6回程度までお好きな時間に行うことが可能です。

・日勤のみの介護職員募集(非常勤)NEW!
現在老人ホームで入所者や一部当院近隣の在宅の利用者さんのお世話をしてくれる介護職員の募集を行っております。日勤でのヘルパー業務が出来る方を求めています。勤務時間は都合により調整させていただきます

上記すべてハローワークに募集要項を掲載しておりますので参照してください


TEL097-552-2600 担当:事務長 重光です

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