4b216726.jpg(←赤の囲みが使用箇所。黒の囲みが未使用箇所)

 僕の理想の出店は、全国の百貨店1Fのコスメフロアにヴァカンスのブースがあることだ。

 メイクを施す百貨店のコスメフロアに、メイクを落すだけでなく毛穴の汚れまで落す「クレンジング専用ブース」であるヴァカンスが出現すると、色んな化粧品メーカーやディベロッパーとタイアップができる。

 そして何より百貨店1Fのコスメフロアはイケてる。ヴァカンスのブースがあることを想像するだけで、僕はウキウキした。


 それを「理想の出店」と位置づけた時、何かがはじけた。

 そして、理想に近づくためのプランを練った。

 表題の絵にあるように、現在の心斎橋ショップは、スタッフを極限まで減らした結果、22坪中4坪しか使っていなかった。

 4坪で現在の売上を達成しているという事はどういうことか?

 後の18坪はいらんということだ。もちろんスタッフをマックスまで増やして22坪全体を使うという手もある。でも資金状況からいって現実的に難しい。また、理想の店舗展開に近づかない。

 僕は、4坪に今のヴァカンスの全てを凝縮し、パッケージ化することを思いついた。

 簡単にいうと「店は出さない」。

 「ブースを出す」と、言う事だ。

 そして早速、えいいち、中井と3人で具体案を練った。


 続きは45話で・・・
 
 以上、
 ウノシュージ