ブラックミュージックラブストーリー

このブログは、ブラックミュージック初心者のヒロシが、ブラックミュージックに詳しいスレンダー美人マキのハートを射止める為に、いろんな登場人物から、ブラックミュージックを学んでいく、笑いあり涙ありの恋物語です。

カテゴリ: ブラックミュージックラブストーリー

OLハナコは冬が大嫌いだ。

なぜなら、敏感肌で、肌荒れのきついハナコにとって、乾燥は大敵だからである。

冬は化粧水がしみる、これもハナコの悩みのひとつ。

しみるのは、きっと、使っている化粧水に、よくない成分がはいっているんだ。

そう思い、これまでいろんな無添加化粧品を使ってきた。

でも、どれもこれも、うまくいかない。

美肌辞典なるサイトを見て、化粧品成分を勉強したりもしている。

成分を勉強したりしながら、スキンケアに関する正しい知識をつけることが美肌への第一歩だと信じてうたがわない。

アヤナスの成分なんかも丸暗記してるくらいだ。。。

ちなみに、アヤナスはポーラ・オルビスグループから誕生した敏感肌専門ブランド。

セラミド配合化粧品を開発しているブランドということでもよく知られている。

そうそう、またまた話は変わるが、最近は大学生も脱毛サロンに通う時代で、学生の脱毛情報サイトなどもよく見かける。



さて。話はガラッと変わるが、

今年の大阪の夏は、とにかく暑い。


そんな大阪で、電車に乗り間違えたりと、おっちょこちょいのヒロシだったが、ようやく無難に、関西の電車に乗れるようになった。


おっちょこちょいのヒロシといえば・・・・


こんなことがあった。



〜西中島のセブンイレブンにて〜


ヒロシ
「せぶんいれっぶん。いいきぶん♪」

(あいかわらず、わけのわからない歌を口ずさみ、セブンイレブンに入っていくヒロシ。そんなヒロシの鼻歌はよそに、店内では、スノーの♪インフォーマーが流れていた。この曲は、くそ暑い夏には、ぴったりのレゲェ曲である。)


ヒロシ
「おぉぉ、なんかノリノリやねぇ、この曲。あにきボンボンぜぇ!あにきボンボンぜぇ!おれはビンボウぜぇ!いぇいいぇい!」


(ヒロシにかかれば、往年のヒット曲も、こんな感じだ・・・)


ヒロシ
「あぁぁ、ボンボンはどうでもいいけど、おなかすいたなぁ・・・おにぎりでも食べようかなぁぁ・・・あれ?あ・・・め・めがねめがね・・・じゃなくて、目が痛いぞ。あいたたたた・・・」

(ヒロシは、実は、目が非常に悪く、中学生のころから、コンタクトレンズをしていた。どうも、コンタクトレンズがずれたらしく、ものすごい痛みをヒロシは感じている。と、そのとき、よせばいいのに、ヒロシは、思わず目に指をあててしまった)



ころころころ・・・・



(無常にも、ヒロシの目から、コンタクトが落ちてしまった。)



ヒロシ
「や・やべっ!!お・落ちた!」


(ヒロシは、何も考えず、思わず反射的に、セブンイレブンの店内で、よつんばいになって、はいつくばってしまった。)







(と、そのとき・・・・・)





お弁当を選んでいたOLハナコ
「ねぇねぇ、カオリぃ、このお弁当、おいしそうじゃなぁい」


同じくお弁当を選んでいたOLカオリ
「そうねぇ、でも、とんかつ弁当って、ソースたっぷりで、なんともカロリー高そうじゃなぁぁい」


OLハナコ
「なに言ってんのよぉ、カオリぃ、関西人ゆーたら、ソースでしょぉ、って・・・・ちょ・ちょっと、あ・あしもと・・・・」




きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・






ヒロシ
「ひ・ひろしです・・・・こ・こんたくと・おとし・た・と・で・す・・・」







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ヒロシが大阪に転勤してきて、はや1ヶ月が過ぎようとしていた。


片思いのマキに、なんとか気にいられようと、ブラックミュージックを勉強しようと決意したヒロシであったが、いったいその後、どうなったのだろうか?


さて、そんなヒロシは、得意先で、今日も元気に挨拶まわりをしているのだった。




※※※※※ヒロシの得意先にて※※※※※


受付嬢まるこ
「ねぇねぇ、ヒロシさんって、関西の人と違いますよねぇ?」


ヒロシ
「はい。やっぱりわかりますぅ?」


受付嬢まるこ
「そりゃぁ、わかりますよぉ☆
 だって、うちらみたいに標準語使わへんしぃ♪」


ヒロシ
「あのぉ、ここって、突っ込みいれるとこですよね?(笑)
 
 おい!なんでやねん!やってられまへんわ!

 やめさせてもらうわ!コマネチ!

 自分、こてこての大阪弁やんけ!どあほ!

 じゃんかじゃんかじゃんかじゃんんか・・・・

 あるあるたんけんたい!はい!

 がちょーーーーん!!あぽぉ!ぱぁぁでんねん!

 おい!見てるか!なかじま!

 もみじまんじゅぅぅぅぅ!!

 まちがいない!!

 めがねめがね。。。。

 どないやっちゅーねん!!

 ○※△?#○※△?#

 ○※△?#・・・・・

 




受付嬢まるこ
「あのぉ、もう気がすみましたぁ(汗)」





ヒロシ
「あ・・・・・・・」

(ヒロシ、かなり汗まみれ)


受付嬢まるこ
「ヒロシさんって、ある意味(←ここ、ポイント)おもろい人ですね☆」


ヒロシ
「そ・そうですかぁぁぁ♪」

(ある意味というのがついてるのに、喜ぶ、ある意味、脳天気なヒロシ)


受付嬢まるこ
「あ、そうそう。ヒロシさんって、けっこう出張とか転勤とかで、いろんなところに行くんですよねぇ??」


ヒロシ
「ま、まぁ、こきつかわれてるっていうか、なんというか、最近は、西日本を中心に、いろんなとこに行かせてはもらってますねぇ・・・」


受付嬢まるこ
「へぇぇぇ、えぇなぁ☆
 うちも、いろいろなところに行ってみたいわぁ。。。」


ヒロシ
「ですかねぇ?遊びだったらいいんすけど、仕事ですからねぇ。。。」


受付嬢まるこ
「そんなこと言って、地方地方に、彼女がいてるんと違いますぅ?(笑)」


ヒロシ
「えぇぇ?そんなふうに見えますぅぅ??(←内心そうとう嬉しいヒロシ)」









受付嬢まるこ
「いいや。見えへん!」



ヒロシ
「うぅ!」

(はげしい突っ込みにクラっとくるヒロシ)


受付嬢まるこ
「ところで、ヒロシさん、彼女とか、好きな人とかいてないんですか??」


ヒロシ
「実は、かくかくしかじかで・・・・・・」

(ヒロシは、マキとの一部始終を、まるこに話した。)



受付嬢まるこ
「あらぁぁ、ヒロシさんって、なかなかアツイのねぇ☆
 うらやましぃわぁ、趣味まで合わせてくれるほど好かれるなんて☆
 うわぁぁ、ろまんちっくぅぅ☆」


ヒロシ
「ですかねぇぇぇ??(笑)」


受付嬢まるこ
「よっしゃぁ、ヒロシさん、わたし、その恋、協力する!!
 わたしね、けっこう洋楽好きだし、ヒップホップとか、
 R&Bとか、けっこう知ってますよ♪」


ヒロシ
「まぢっすかぁ☆いろいろ教えてくださいよぉぉ!」


受付嬢まるこ
「うん!じゃぁね、ヒロシさん、デスチャって知ってますぅ??」





ヒロシ
「それって、どこの「お茶」ですか?こぶ茶?うな茶?」





受付嬢まるこ
「こら、あかんわ(汗)
 お茶は、解散せんやろ・・・・・・・・・」












というわけで、ヒロシに強力な味方、まるこ登場!!

ヒロシは、大阪でパワーアップできるのか!!



(続く)






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急な転勤話で、大阪に来たヒロシ。マキとの恋も、片思いのまま、離れ離れになり、「遠距離片思い恋愛」という、なんともわけのわからない展開になってしまったのだが、果たして、この先、ヒロシの恋は、どうなっていくのやら。。。。

そんなわけで、第23話、はじまりはじまりです☆


◆23話 あぁあぁあぁ女・・・◆


ヒロシは今、吹田のお客さんのところに向かう為、電車に乗っている。

そして、ヒロシの目の前では、女子高校生が二人、大きな声で話していて、ヒロシは、その会話に耳を傾けていた。(というより、傾けなくても、入ってくるのではあるが・・・・)


青木さやか風女子高生A
「あんなぁ、うち、昨日なぁ、ジェニファーロペスのCD買ってん☆」


だいたひかる風女子高生B
「あぁぁ」


青木さやか風女子高生A
「でなでな、それが、めっちゃええねん☆」


だいたひかる風女子高校生B
「あぁぁ」


青木さやか風女子高生A
「アルバムのジャケットなんかなぁ、ジェニファーがな、ネコみたいにクニャぁってなってて、めっちゃかわいいねん☆」


だいたひかる風女子高生B
「あぁぁ」


青木さやか風女子高生A
「ほんでな、音のほうもな、今、流行ってる♪Get Rightって曲なんてな、もうなんちゅーか、ノリノリやで、ほんまに☆」


だいたひかる風女子高生B
「あぁぁ」


青木さやか風女子高生A
「でな、今度はな、セカンドシングルとしてな、♪HOLD YOU DOWNって曲が流行りそうやねん☆」


だいたひかる風女子高生B
「あぁぁ」


青木さやか風女子高生A
「しかしなぁ、ジェニファーロペス、すごいわぁ・・・映画にも出てるしなぁ・・・ほら、シャル・ウィ・ダンスってあるやんかぁ、あの綺麗な女優さんやで☆うちも、あんなんなりたいなぁ・・・」


だいたひかる風女子高生B
「あぁぁ・・・って、そら無理やで!」


青木さやか風女子高生A
「あ、吹田に着いたなぁ、ほな、降りよか・・・」


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そういって、二人は、足早にヒロシの前から去っていった。





ヒロシ
「しっかし、『あぁぁ』『あぁぁ』って、あの相づちは気になるなぁ・・・『うん』とか『へぇ〜』とか少しはかわいく言えないのかなぁ・・・」



ヒロシ
「って、あいたぁぁぁ、俺も吹田で降りるんだったぁぁぁぁぁ!!(涙)」







(続く)

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ちなみに、ジェニファー・ロペスについてだが・・・・


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急な転勤話で、大阪に来たヒロシ。マキとの恋も、片思いのまま、離れ離れになり、「遠距離片思い恋愛」という、なんともわけのわからない展開になってしまったのだが、果たして、この先、ヒロシの恋は、どうなっていくのやら。。。。

そんなわけで、第22話、はじまりはじまりです☆


◆第22話 アレサなおばちゃん◆

今日は、ヒロシが大阪に来て、はじめての休日である。ヒロシには、大阪に、おばさんが一人いて、今、ヒロシは、そのおばさんのところに遊びに来ているところである。


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ちなみに、そのヒロシのおばさんだが、顔は、このアレサ・フランクリンに、ホントにソックリで、体型も大柄で、かなり豪快な女性だ。

さて、アレサ・フランクリンというと、最初のシングル♪RESPECT(邦題:貴方だけ愛して)が、いきなり当時(1967)のR&Bチャート、POPチャートの1位になるという華々しいデビューをかざり、その後も、♪BABY, I LOVE YOU♪A NATURAL WOMAN♪CHAINS OF FOOLS♪SINCE YOU'VE BEEN GONE♪THINK♪I SAY A LITTLE PRAYER(邦題:小さな願い)、♪SHARE YOUR LOVE WITH ME♪CALL ME♪BRIDROGE OVER TROUBLED WATER(邦題:明日に架ける橋)など、数々の曲をヒットさせ、1967年に初めて、グラミー賞を受賞して以来、8年連続受賞という快挙をなしとげた、まぁ、言って見れば「クイーン・オブ・ソウル」=「アレサ・フランクリン」なのである。

上にあげた曲以外でも、人気ディスコナンバーの♪ROCK STEADYや、もうブラックミュージック通にとっては、名曲中の名曲の♪Day Deamingなど、ブラックミュージックを楽しむにあたって、是非知っておきたい曲だ。

そして、90年代後半には、そのころ絶頂期だったローリン・ヒルも参加した「ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ」というアルバムもヒットし、いまだ健在なところを見せてくれたりもしている。


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で、今、ヒロシは、大阪の都島区の、アレサ・フランクリンにそっくりなおばさんの家にお邪魔しているのである。



ヒロシ
「おばさん、本当に久しぶりですねぇ・・・」

チハルおばさん
「ほんま、ひさしぶりやなぁ、お父さん、元気にしてはんのか?」

ヒロシ
「はい。元気にしてますよ。親父も、おばさんには宜しくと言ってました。」

チハルおばさん
「しかし、あんたのお父さんは、あいかわらず、お酒飲みすぎてんのとちがうか??
おばさんくらいしか説教する人おらへんから、口やかましいかもしれへんけど、
毎回、年賀状となぁ、暑中見舞いになぁ、酒飲みすぎるなやって書いてんねん。
だいたいなぁ、あんたもな、気ぃつけなあかんで、
んでなぁ、なんで酒があかんかというと・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(その後、30分間、延々と、健康についての「お説教」が続く・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、まぁ、そういうことや、ヒロシくん。」


ヒロシ
「そ・そうですね・・・・(汗)」


(と、そのとき、おばさんの家の電話が鳴った)


チハルおばさん
「はいはい。電話ですぅ、ちょっと待ってなぁ・・・・」

チハルおばさん
「もしもしぃ、カネコですけどぉ・・」

電話の主
「あ、もしもしぃ、俺だよ俺、オレオレ・・・」

チハルおばさん
「うちになぁ、オレオレという名前の子供はいてません!」

(そう言い放ち、おばさんは、叩きつけるように電話を切った)





なんでも、大阪は「オレオレ詐欺」の被害件数が日本でも少ない地域で有名なところらしい。。。。

おそるべし、大阪のオバちゃん。。。


(続く)


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社長から、突然、大阪転勤を言い渡されたヒロシ・・・・

愛しのマキと離れ離れになると思うと辛い気持ちのヒロシだが、
そこは悲しいかな、サラリーマンの定め。
なにがあろうと大阪に行かねばならないのである。
(といっても、マキへの気持ちは、ヒロシの片思いであるが・・・)

そんな想いを胸に秘め、ゴールデンウイークに、頼まれていたアシャンティのライブチケットを渡すという口実で、マキに会うのだが、マキの友人も一緒だった為、とうとう大阪行きも伝えられなかったヒロシ。

そして、とうとう大阪行きの日がやってきたのであった。

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◆第21話「近鉄電車」◆

※※※※※※※ヒロシの会社の福岡支店にて※※※※※※

支店長マツザワ
「おぉ、ヒロシ、いよいよ今日だな。新幹線は何時だ?」

ヒロシ
「はい。支店長。11時の「ひかりレールスター」で行きます。」

支店長マツザワ
「そうか、博多からだと、だいたい3時間はかかるからな。
 そうだ。お前、新幹線の中で、これ聞いていけ。
 俺は、マニアだから、このCD、同じやつを5枚持ってるからよぉ。」

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ヒロシ
「なんすか?このCD?」

支店長マツザワ
「ばっかやろう!俺が愛して愛して愛しすぎてる、スティービー・ワンダーのニューシングルの♪ソー・ホワット・ザ・ファスだよ!お前、本当にブラックミュージックを極める気があるのかぁ!おぉぉ!!」

ヒロシ
「ひ・ひぇぇ、す・すみませぇん、失礼しやしたぁ。。。」

支店長マツザワ
「この曲なぁ、なんかなぁ、今風でいいぞ。まぢで。なんかなぁ、俺くらいの世代になると、よくわかんねぇんだけど、『ポテトチップ』とかいうラッパーがなぁ、リミックスでは、ラップやってたりしてな、とにかく今風なんだよ。」

営業一課長タキザワ(年齢34)
「支店長、『ポテトチップ』じゃなくて、『Q-ティップ』ですよ。僕らの世代 のヒップホップ好きなら、『ア・トライブ・コールド・クエスト』の『Q-ティップ』といえば、けっこう有名だし、ファンも多いんですよ。僕は♪CHECK THE RHYMEって曲が好きなんですけどね☆」

支店長マツザワ
「そっかそっか(汗)ポテトチップじゃないのか。。。まぁ、なんでもいいじゃないか。しかし、タキザワくんは、ヒップホップが本当に好きだよなぁ。しかし、嫁さんの格好はなんとかならんのかね。子供3人産んで、年も30後半
で、へそ出しは、どうなんだ?」

タキザワ
「まぁ、私もいろいろ思うところあるんすけど、なにせ年上女房ってこともあって・・・・って、うちの女房のことはいいじゃないですか。。。そんなことより、ヒロシ、頑張ってこいよ!」

ヒロシ
「は・はい。頑張ってきます!」

タキザワ
「あ、それと、大阪行ったらさぁ、さっそくインターネットでな、そのスティービーの新曲のプロモーションビデオを見てみな。アン・ヴォーグっていう、これも俺たち世代のブラック好きなら誰でも知ってる女性コーラスグループがスティービーと一緒に写ってるからな。ブラックを勉強したいんだったら要チェックだぞ。」

ヒロシ
「あ・ありがとうございます!向こうについたら是非チェックしてみます!」

>>一足先に、♪ソー・ホワット・ザ・ファスのPVをチェックする。
>>ついでに、アン・ヴォーグもチェックする。(♪Whateverがオススメ)


支店長マツザワ
「おいおい。ヒロシ、時間は大丈夫か?そろそろ会社出ないと遅れるぞ!」

ヒロシ
「は・はい!!では、頑張って行って来ます!!」



そう言って、ヒロシは、新幹線に乗り、大阪に旅立った。。。。


そして、ヒロシは無事に新大阪に着き、行き着くヒマもなく、さっそくクレーム処理という、なんともいえない仕事を、大阪赴任早々、させられるはめになり、今、新大阪から、クレーム先のお客さんがいる「布施」というところに向かっている。


※※※※※新大阪駅にて※※※※※

ヒロシ
「おいおい。赴任早々、クレーム処理かよ。しっかし、右も左もわからないのに、いきなり「布施」に行ってくれはないよなぁ。。。でも、こういうとき、アイモードの『AD乗り換え案内』は、便利なんだよね!さてさて布施は・・・」

そう言いながら、『AD乗り換え案内』で「布施」への行きかたを調べるヒロシ。

ヒロシ
「よっしゃぁ、まずは「新大阪」から「大阪」まで出て、環状線で「鶴橋」まで行って、ここで近鉄電車に乗り換えれば、「布施」に行けるぞ!!」


※※※※※近鉄 鶴橋駅にて※※※※※

ヒロシ
「さぁて、もうすぐ「布施」につくぞ。なんか「布施」には「急行」も止まるみたいだし、なんか乗り換えも楽勝だな。福岡と違って、乗換えが多いって聞いてたけど、たいしたことないじゃんか。。。」

そう言いながら、何も考えず次に来た電車に乗ったヒロシ。

ヒロシ
「さぁて、たしか二駅くらいで「布施」だったよなぁ・・・お?社内アナウンスが流れてるぞ・・・」


社内アナウンス
「毎度、ご乗車ありがとうございます。・・・・・次の停車駅は「生駒」です。・・・・」


ヒロシ
「へぇ〜、次は「生駒」かぁ・・・・じゃ、「生駒」の次が、「布施」かなぁ・・・ま、いいや、外見てれば、わかるだろ。どうせ、急行も止まる駅なんだし・・・・」

そう言いながら、電車の外を眺めているヒロシ。しかし、衝撃の事実がヒロシに襲い掛かる!!なんと電車は、ものすごいスピードで「布施」駅を通過していったのだ!!

ヒロシ
「え??うそ??(汗)」







ヒロシが、大阪初の客先への訪問で、遅刻したのは、もはやいうまでもない。


ちなみに、近鉄電車には、普通・準急・急行・快速急行の4種類の電車がある。普通が各駅にとまる電車で、そこから順に、快速急行が、一番停車駅が少ない電車なのだが、はっきりいって、九州から来たばかりの人間にとって、「準急」と言われても「準」ってなんだよ?という感じだし、「快速急行」と言われれば、「快速」なのか、「急行」なのか、はっきりしやがれ!!といいたくなるのは間違いないと思う。



(続く)

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社長から、突然、大阪転勤を言い渡されたヒロシ・・・・

愛しのマキと離れ離れになると思うと辛い気持ちのヒロシだが、
そこは悲しいかな、サラリーマンの定め。
なにがあろうと大阪に行かねばならないのである。
(といっても、マキへの気持ちは、ヒロシの片思いであるが・・・)

そうこうしているうちに、時は過ぎ、世間はゴールデンウイーク。

ヒロシは、ナオト先輩に頼み、どうにかこうにか、マキから頼まれていたアシャンティのライブチケットを手に入れ、そのチケットを渡すために、今、博多の街に向かっているところである。

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◆第20話「博多どんたく」◆

もの凄い渋滞にひっかかりながらも、なんとかマキとの待ち合わせ場所に到着したヒロシ。

今、博多の街は、「博多どんたく」という年に一度の祭りが開催されていて、お祭りムード一色である。

そんな中、マキは、仲良しのアユミと、アユミの高校時代の同級生のリサと、三人でヒロシを待っていた。


ヒロシ
「マキちゃ〜ん、おまたせ〜☆
 あ、お友達も一緒やったんやね・・・・(ちと残念)
 どうも、こんにちは、ヒロシです。」

マキ
「ほらほら、アユミぃ〜、あの合コンのときにいたヒロシくんだよ。」

アユミ
「あぁぁ、はいはい、あれでしょ、お父さんの仕事手伝ってるぅ、副社長のヒロシくんでしょ〜♪」

リサ
「あ・あゆみぃ・・(汗)それって「ヒロト」くんだよ(汗)
 その合コンは、私と行った合コンでぇ、マキちゃん、来てないし(汗)・・」

アユミ
「え?そうだっけ?じゃ、NT○のエリートサラリーマンのヒロシくん?」

マキ
「あ・あゆみ・・・(汗)そ・それは「キヨシ」くん・・・(汗)」

アユミ
「えぇぇ、そうだっけ、じゃぁ、あんた誰??」

ヒロシ
「ひ・ヒロシです・・・(涙)」

リサ
「ま、まぁまぁ、ごめんねぇ、ヒロシくん、この子さぁ、週末がくるたんびに、合コンいきまくってて、わけわかんなくなってんのね。あ、あたし、アユミの高校の同級生のリサでぇす☆よろしくね♪」

ヒロシ
「うん。こちらこそ☆
 しかし、マキちゃん、なんか凄い綺麗な友達ばっかりだね☆
 なんか美人3人組って感じやね・・・」

マキ
「でしょでしょ?なんかチャーリーズ・エンジェルズみたいでしょ?
 あたしたち☆」

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アユミ
「じゃ、あたしは、キャメロン・ディアスね☆
 こんなかで、一番、美人だしぃぃ♪」

リサ
「はいはい。ちょっとアユミ、だまっててよ。まぢで。
 でも、あの映画のサントラのCDってよかったよねぇ・・
 そう思わない?マキ?」

マキ
「そうそう☆あのビヨンセが在籍してるデスチャ(Destiny's Child)の♪Independent Woman Part 1が入ってて、当時、毎朝、あの曲聞いて、よっしゃぁ、がんばるぞぉぉってかんじだったもんねぇ・・・」

アユミ
「あ、そのCDさぁ、あたしも持ってるよ。でもね。今、あたしのお父さんが、なぜか、そのCDさぁ、車の中で聞いてんのぉ・・・・」

マキ
「え??お父さんが??なんで??」

アユミ
「なんかねぇ、うちのお父さんってさぁ、昔のソウルとかが、凄く好きなのね。。でさぁ、なんか、あのアルバムには、マービン・ゲイの♪Got To Give It Up って曲が入ってるんよ。もう、お父さん、そればっかり聞いてるよ。」

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ヒロシ
「あ・あ・アユミちゃん、俺、知ってるよ!
 まーびん・げい。知ってる!知ってる!
 あれだよ。愛だよ。愛!せっく・・・・あ、いや違った(笑)」

アユミ
「へぇぇ、ヒロシくん、ソウルも聞くんだぁ、シブいじゃぁん☆」

ヒロシ
「そ・そう・・・・渋いかなぁ(照笑)」

リサ
「あ、その♪Got To Give It Upって曲、あたしも知ってるぅ☆
 その曲だったら、アリーヤが「One In A Million」ってアルバムで
 カバーしてるって、その当時の、あたしの彼氏が言ってた言ってた。。」

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アユミ
「あぁ、あのヒモ男でしょ?当時のリサの彼氏って?
 いっつも、リサがバイトしてきたお金でパチンコ行って、
 使い込んじゃう、どうしようもない奴だったよねぇ・・・
 あいつ、ブラックに詳しかったんだぁ・・・・」

リサ
「そうそう。あいつ、結局、それしか取り得なかったかもね。」

マキ
「あ、あたしも、その「One In A Million」ってアルバム持ってるよ☆
 ♪If Your Girl Only Knewって曲、超かっこいいよねぇ☆
 その曲をプロデュースしたティンバランドって人が、当時、
 超もてはやされてたんだよね〜」

アユミ
「へぇ、ティンバランドって、あれでしょ?ミッシー・エリオットとずっと一緒に組んでやってる、あのプロデューサーでしょ?」

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マキ
「そうそう☆ ミッシーよ、ミッシー☆
 ミッシーもかっこいいよねぇ♪」

ヒロシ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



マキたちの話は、まだまだ熱く続いている。
全然、会話についていけないヒロシ。


さぁ、どうするヒロシ!!


(続く)


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ヒロシは、会社を出て、営業先に向かう為、営業車のカローラに乗り込んだ・・・・

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◆第19話「大阪恋物語」◆

(なんとか会社を抜け出し営業車に乗り込んだヒロシ)

ヒロシ
「ふぅぅ、なんとかピンチは切り抜けたよ〜(汗)しっかし、マツザワのおっさん、あそこまで熱く語るとは思んかったよなぁ、しかも、愛だぁ!セックスだぁ!って、まじわけわからんっつーの。」

(今、ヒロシが乗り込んだ車のカーラジオからは、やしきたかじんの♪大阪恋物語が流れている)

ラジオに合わせて歌う演歌好きなヒロシ
「♪おおさかこいものがぁたぁりぃ〜
やすもののこいかぁしれへんけどぉ〜
うちはしぬまでわすれんからね〜
だれよぉりもぉすてきなひとぉぉぉ♪」
>>大阪恋物語を試聴する

ヒロシ
「やっぱ、たかじん、最高だよなぁ、この曲、カラオケで、いっつも歌うし、アルバムも持ってるけど、もう名曲ぞろいだもんなぁ・・・」

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ヒロシ
「やっぱり、カーラジオはAMだよなぁ♪AMラジオさいこー!!」

ヒロシ
「でも、待てよぉ・・・マキちゃんは、FMラジオしか聞かないって言ってたよなぁ・・・なんでだろぉ??AMのほうが、おもしろいオッサンDJのギャグとか満載で、ぜぇったいに面白いのになぁ・・・ま、いいや、ちょっとたまにはFM
でも聞いてみるかな。。。」

(そういって、ヒロシは、カーラジオのチューニングを、ハカタFMに変えた。ヒロシがラジオを聴いている今、ハカタFMでは、『DJ Nattyの、お気楽グッドアフタヌーン』という番組が放送されていた。)

カーラジオ
「は〜い。DJ Nattyがお送りする『お気楽グッドアフタヌーン』
 続いての曲は、今回のグラミー賞では、凄かったですねぇ、この人、
 なんと7部門で、10ノミネート!
 もう今や、いちアーティストというよりは、
 ネプチューンズも真っ青な、スーパープロデューサー!
 そうです。カニエ・ウェスト!!
 この方の、新曲が届きました!!
 さぁ、耳をかっぽじって、聞いていただきましょう!!
 Diamonds!!」


>>Diamondsを試聴する
>>カニエ・ウェストを詳しく知りたい人はココ

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ヒロシ
「ふぅぅん、スーパープロデューサー、カニエ・ウェストかぁ・・・
 日本で言ったら、『つんく』みたいな感じなのかなぁ・・・・」

(そのとき、ヒロシの携帯電話が鳴った。電話の主は、支店長マツザワである)


・・・・・・・ヒロシとマツザワの電話の会話・・・・・・・

マツザワ
「おい、ヒロシぃ、今すぐ会社に戻って来い!」

ヒロシ
「え?支店長?どうしたんですか?急に。」

マツザワ
「実はなぁ、今、東京から社長が来ててな・・・」

ヒロシ
「え?そうなんですか??」

マツザワ
「おぉ、そうなんだよ。で、社長が、ヒロシに話があるんだと。」

ヒロシ
「えぇぇぇ、なんか嫌な予感がするんですけどぉぉ・・・」

マツザワ
「とにかく戻って来い!なんでもヒロシに話をする為に、今日は突然来たらしいからな!いいか!10分以内に戻ってこいよ!」

「ガチャ・・・・ツー・ツー・ツー・・・・」

(電話はここで切れた)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヒロシ
「おいおい・・・10分って、無茶言うなぁ・・・とにかくバタバタ戻らなきゃぁ!!」

(そういって、スピード全開で、ヒロシは、会社に戻っていった。そして途中、警察のネズミ捕りにひっかかり、罰金3万5千円の切符を手みやげに、会社に着いたのは30分後だった。)


・・・・・・・ヒロシの会社にて・・・・・・・

ヒロシ
「お・おそくなりましたぁ・・・・」
(息を切らしながら会社に入ってきたヒロシ)

支店長マツザワ
「遅いぞ!ヒロシ!いったいなにやってたんだ!ばかやろうめぇ!このやろうめぇ!」

社長シロタ
「まぁまぁ、マツザワくん、いいじゃないか・・・」

支店長マツザワ
「は・はい。。。でもこいつは、きつく言ったくらいがちょうどいいんです!」

社長シロタ
「はいはい。わかったわかった。だから、お前は『鬼』って言われるんだよ、なぁ、ヒロシ」

ヒロシ
「は、はい。社長。」

(ヒロシのこの答えに、マツザワが反応した!)

支店長マツザワ
「はい。だとぉ??ヒロシぃ!!」

ヒロシ
「い、いえ。支店長。(汗)」

(ヒロシのこの答えに、社長が反応した!)

社長シロタ
「いえ。だとぉ??ヒロシぃ!!社長の俺と違う意見なのかぁ?」

(二人からにらまれてるヒロシ!ピンチ!)

ヒロシ
「はい。い・いや・違います(涙)」

社長シロタ
「ははは。(笑)冗談だよ冗談。」

ヒロシ
「か・かんべんしてくださいよ〜、社長。」

社長シロタ
「でなぁ、ヒロシ君。君に話があるってのはなぁ・・・・」

ヒロシ
「はい。お話しって何ですか??まさか売上の???」

社長シロタ
「いやいや、売上の話じゃなくて、お前、大阪は好きか??」

ヒロシ
「お、おおさか??は、はい。たかじんの♪大阪恋物語は好きです!」

社長シロタ
「そうかそうか。よし。ヒロシ君。お前は、5月から、大阪に転勤だ!」

ヒロシ
「え?????」

社長シロタ
「5月から、大阪で、働いてくれってことだよ。これ、決定だからな。」

ヒロシ
「は、はい。。。。。。」





さて、なんとなんと、急きょ、大阪に転勤になってしまったヒロシ!

マキとの恋の行方は、どうなるのかぁぁぁ??


(続く)


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マツザワのブラックミュージックに対する熱い話が、今なお続いている・・・・

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◆第18話「マツザワの愛」◆

マツザワ
「そもそも、ヒロシぃ、R&Bってのはなぁ・・・・」

ヒロシ
「は・はいぃ。。。」
(そろそろマツザワの話に飽きてきているヒロシ)

マツザワ
「俺の従兄弟(いとこ)のテツがなぁ、そのへんは相当詳しいんだけどな・・」

ヒロシ
「テツさんですかぁ・・・・」
(マツザワの従兄弟など、どうでもいいと思っているヒロシ)

マツザワ
「そうよ。テツだよ。でな、テツが言うにはなぁ、R&Bという言葉が生まれたのは1949年のことなんだってよ。ちょうど俺が生まれた年だよ。なんか奇遇だよなぁ、やっぱり俺は、ソウルマンなわけだよ・・・はっはっはっ・・・」

ヒロシ
「ですねぇ、支店長は、ば〜りばりのソウルマンですもんねぇ☆」
(ソウルマンでも、ラーメンマンでも、カレークックでも、どうでもいいから、そろそろ腹減ったし、吉野家の牛丼が食べたいと思っているヒロシ)

マツザワ
「でな、当時「ビルボード誌」で仕事をしていたジェリー・ウエクスラーという奴がな、「黒人のマーケットで売れている音楽の傾向」を現す黒人チャートを「リズム&ブルース」と呼んだこと、そもそもの「R&B」の始まりなんだとさ。」

ヒロシ
「ほほぉ、さすが支店長、なんともわかりやすい説明ですよねぇ・・・本当に勉強になりますぅ!!」
(ウエクスラーがいるなら、きっとシタクスラーもいるはずだと思っているヒロシ)

マツザワ
「それでなぁ、話は、マービン・ゲイに戻るけどな・・・・」


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マツザワ
「とにかくだなぁ、ヒロシぃ、ブラックミュージックを知りたいんだったら、
永遠の名作でもあるマービン・ゲイの♪What's Goin' On(1971)は、はずしたらダメだぞ!この曲が入ってるアルバムはなぁ、ベトナム戦争、公民権問題だけでなく、環境問題というところまで、マーヴィンのなぁ、熱い想いがこめられてるんだよ。」

ヒロシ
「マービン・ゲイですかぁ・・・はい!覚えましたぁ、支店長!」
(マービン・ゲイかぁ・・・待てよ。「ゲイ」といえば、この前、職場のゲイの上司から『吉田くん、前から思ってたんだけど、君は、ジャニーズ系のかわいい顔をしてるねぇ・・・今度、休みの日にでも、うちに遊びに来ないか?』と告白されて、『おいおい、こんなセクハラって有りかよ〜』って嘆いてたアキヒロは、その後、どうなったのかなぁ?と思っているヒロシ)


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マツザワ
「そしてなぁ、この♪レッツ・ゲット・イット・オンって曲はなぁ、永遠の男のロマン。そうだヒロシ!セックスと愛だぁ!マービンは、最高のセックス・シンボルなんだぁ!!どうだぁ!ヒロシぃぃぃ!!セックスだぞぉぉ!!愛だぞぉ愛ぃぃぃぃ!!」
(ちょっと壊れてきているマツザワ)

ヒロシ
「そうですねぇ!支店長!セックスですよ!セックスぅぅ!!」

マツザワ
「おぉ!そうだぁ!セックスだぁぁぁ!!」

ヒロシ
「そうだ!支店長!そろそろ僕、外にセックスしに行ってきます!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・

・・・

マツザワ
「ん?ヒロシ?外にセックス??」

ヒロシ
「いや。ファックスです。」

マツザワ
「セックスじゃないのか?」

ヒロシ
「ふぁ・ふぁ・ふぁっくすぅぅぅ・・・・失礼しましたぁぁぁ」


そう言い残し、足早に外に営業に出かけるヒロシであった・・・



(続く)


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前回の話しでは、ヒロシの先輩であるナオトが、無職であるということが判明した。さて、その頃・・・・

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(15話の終盤)

鬼支店長マツザワ
「いやぁ、やっぱりスティービーもいいけど、やっぱりブラック・ミュージックといえば、サム・クックだよなぁ・・・♪ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミーとか、もうたまらんなぁ。。。」

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鬼支店長マツザワ
「やっぱりなぁ、これだよ、これ。
 いまどきの若いもんは、ヒップホップだとか、ちぇけらっちょーとか、
 わけのわからんことを言って、ズボンも、ずんだれて履いて、
 それで、ブラック・ミュージックが好きとか言ってるけど、
 だいたい、ブラックを語るなら、サム・クックを聞かんかいって感じだよ。」

鬼支店長マツザワ
「だいたいなぁ、近頃の若者は・・・・
 ブラックを語るんだったら、
 『ソウル・ミュージックは、サム・クックから始まった』ってことくらい、
 覚えておかんとなぁ・・・・」

鬼支店長マツザワ
「サム・クック、レイ・チャールズ、それくらいは知っておかないとなぁ、
 だいたい温故知新って言葉もあるってのによぉ・・・・」

鬼支店長マツザワ
「お、若いもんといえば、そういやぁ、ヒロシは遅いなぁ・・・
 あいつ、朝の営業会議も、すっぽかしやがって、
 電話しても全然出やしないし、まだ寝てるのか??
 よし、もう1回電話してやるか・・・・・
 あいつ、最近、気がたるんでるから、絶対、喝入れてやらんと・・・」


と、そのとき!!!

さて、ヒロシの考えた『マツザワ攻略法』とは、いかに!


◆第17話「ヒロシ出勤!」◆

・・・・・勢いよくドアを開け入ってきたヒロシ・・・・・

ヒロシ
「し・し・してんちょー・た・た・たいへんです!!」

・・・・・突然のことで、あっけにとられる鬼支店長マツザワ・・・・・

マツザワ
「お前なぁ。。。こんな時間に出勤してきて、いったい何が大変なんだぁ?あ?言ってみろ!」

ヒロシ
「は・はい!実は、私、夢の中で、レイ・チャールズと会ったんです!」

マツザワ
「は?それが、どうしたんだ?」

ヒロシ
「いや、それがそのぉ、夢の中でのレイ・チャールズの歌が非常に心にしみて、うぅぅん、えーーと、なんといいますかぁ・・・」

マツザワ
「おいおい。そりゃそうだろうなぁ、なんていったってレイ・チャールズだからなぁ・・・」

・・・・・ヒロシに雷を落とすつもりが、まんまとヒロシのペースにはまるマツザワ・・・・・

ヒロシ
「はい。というわけで、今日は遅刻をしてしまいましたが、レイの歌で、私はブラックミュージックに目覚めてしまいましたので、ぜひともブラックミュージックを骨の髄まで愛していらっしゃる支店長に、どうかご教授いただきたいと思い、お願い申し上げたてまつる次第でありますぅ。」

(普段、会社ではブラックミュージックを理解してくれる人間が少ない為、このように言われると、嬉しくなってしまうマツザワ)

マツザワ
「ほぉぉ、いい心がけじゃ、よしよし。じゃぁ、今日のことは目をつぶってやろう。じゃぁ、お前に、最高のCDを聞かせてやろう。。。」

ヒロシ
「は・はい!ありがとうございまぁぁす!」

(そう言って、マツザワは、マーヴィン・ゲイのCDをかけだした。この勝負、完全にヒロシの勝ちである。)



The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001]

マツザワ
「あのなぁ、マーヴィン・ゲイはなぁ、父ちゃんが牧師でな、すっごく厳しく育てられてなぁ、言ってみれば、親に抑えつけられて育ってんだよ。うんうん。俺たちのときもそうだったんだぞ。お前らみたいな若造の甘ちゃんとは、わけが違うんだよ。」

マツザワ
「でな、マーヴィンはなぁ、そのはけ口を音楽に見いだしてな、いってみたら親への反抗の表現として、素晴らしい歌を歌っていったんだよ。ほら、これなんか最高だぞ。俺は、この曲好きなんだよ。」

>>マツザワが好きなマーヴィン・ゲイの♪YOUR ALL I NEED TO GET BYを試聴する

さて、この曲で、なにか感じる人は、なかなかの通ですぞ☆
その答えは、また次回に・・・



(続く)


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さぁさぁ、ヒロシ、大ピンチ!!鬼支店長マツザワ攻略法は生きてくるのかぁ!!

と、その前に・・・・・

その頃、ヒロシの先輩「ナオト」は・・・・・

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◆第16話「ナオトとエリカ」◆

ヒロシが大遅刻で焦ってる頃、その遅刻の原因を作った(?)ナオトは、なんとも気楽なもので、彼女のエリカと、ドライブ中であった。

エリカ
「ナオトぉ、どうでもいいけどさぁ、そろそろCD変えない??
 せっかくのドライブだし、あたしCD持ってきてるんだからぁぁ(怒)
 ナオトが、永ちゃん好きなのわかったからさぁ・・・・」


ジ・オリジナル〜シングル・コレクション1980‐1990

ナオト
「えぇ〜、だって永ちゃん最高だぜ。。。
 アイ・ラブ・ユー・おぉぉけぇぇぃぃ。。。」

エリカ
「はいはい。わかったから、もうおしまい。」

そう言って、エリカは、永ちゃんのCDを止め、持ってきたCDを、カーコンポに入れた。


スムース・イズ・ザ・ウェイ

エリカ
「♪うぅぅぅ〜 りぃぃりぃぃいんとぅゆぅぅ〜
 わちゃごなどぅぅ・・・うぅぅぅうぅぅうぅぅ・・・
 やっぱ最高ねぇ、アラウンド・ザ・ウェイ!
 もう、この曲聴くと、な〜んか嫌なことも、ぜーんぶ吹っ飛んじゃうわ☆」

>>エリカが聞いてるアラウンド・ザ・ウェイの♪Really Into Youを試聴する

ナオト
「お、なんかいいなぁ、この曲・・・」

エリカ
「でしょでしょ☆ なんかねぇ、マイケル・アンソニー・バートットって男の人と、カシュ・マイルズって男の人とね、で、歌ってる女性が、リーナ・フラティセリって人の3人組なんだけどね。いわゆるね、この曲しか流行らなかった『一発屋』なんだけどさぁ、この曲って、今でも、いろんなところでかかってる曲なんだよぉ♪」

ナオト
「一発屋かぁ・・・もんたのダンシングオールナイトだな・・♪だんしん・おぉる・ないっ・・・」

エリカ
「はいはい(苦笑)歌わんでいいから・・・」

ナオト
「あ・そう(汗)・・・ごめんごめん。。。」

エリカ
「でね。アタシの幼なじみのミチコが言うにはさぁ、この曲って、なんかぁ、グローヴァー・ワシントンJr.の♪ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アスって曲をバックで使ってるんだけど、この曲自体が、めっちゃいい曲だから、いろんなアーティストがカバーしたり、バックで使ったりしてるんだって☆」


Winelight

ナオト
「そういやミチコちゃんって、会社辞めるとか言ってなかったか?」

エリカ
「そうそう。ミチコの上司って最悪らしくてさぁ、なんかスキンシップとかいっちゃって、セクハラし放題らしいのよぉ・・・」

ナオト
「へ〜、ミチコちゃん、やっとこさ決まった就職先なのに、大変だなぁ・・・」

エリカ
「っつーか、あんた、人の心配する前に、仕事探しなさいよ!30でプー太郎じゃ話にならんでしょうーが!おぉっ、コラっ!(怒)」

ナオト
「に・ニートって言ってくれるかなぁ・・・(涙)」


(続く)


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