こんばんは。日付が過ぎまして、熊本地震の本震から1年を迎えました。早いものですが、今日こうしてブログが更新できることに感謝したいですね。事実、北朝鮮をはじめとした海外情勢も日に日に緊迫感が増しています。熊本地震の1年後こんな状況になるとは誰が予想できたものでしょうか。さて、恒例の今月発売のトミカを紹介します。今月発売の通常品トミカは、この3種でした。

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金型流用1台と、新規金型のアバルトですが、初回と通常のボディは別金型ですので、実質1.5台の新規金型という感じでしょうか。今月から金型流用に限らず、新車は3種とも紹介します。今回は、アバルト 124 スパイダーのレビューです。

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アバルト124スパイダーといえば、前述したように、マツダとの共同開発車で、実質ロードスターのような車です。現行ロードスターが、既にトミカで製品化されているのは知っての通りで、スケールも1/57と、ロードスターのトミカと同じ。てっきり金型流用多数かと思ったら、これが全然違いました。

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実車は共通になっている、シャーシは、形状が大きく異なります。

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幌も別もの。ちなみに実車は全く同じといわれています。

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内装もロードスターを左ハンドルにしただけと思いきや、シートラインや、ナビパーツの有無など全くの別物です。うーむ、かなり手の込んだ1台ですね。元々ジョンクーパー ワークスが発売予定の中で急遽変更されたのですが、しっかり作られた1台であることが伺えます。ですので、彩色や印刷も細かめです。

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フロントは、黒ボンネットなのはもちろんのこと、フロントスポイラー部分も赤く彩色されています。こういった部分はトミカではコストや手間の関係で省かれることが多いため、これは良いですね。

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サイド。ステップ下の黒部分はシャーシ一体による再現かと思いきや、ボディの上から、しっかり艶消し黒で塗装されています。

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リアは、エンブレムや車名ロゴの印刷はもちろんのこと、ハイマウントストップランプの印刷や、テールランプも赤一色ではなく、内ライト部分が印刷表現で再現されています。このトミカ細部の印刷や彩色がトミカプレミアム並みに細かいです。


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幌も艶消し黒のパーツで成型されており、質感があります。

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初回仕様は、昨年のジュネーブモーターショーで公開された、旧型フィアット124のラリー仕様を現代版で再現したコンセプトモデル、アバルト 124 ラリーです。カラーリングはこれと異なりますが、既に124ラリーはWRCに出走しているようですね。

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気づかれた方も多いかと思いますが、このトミカはシール多数で、シールを貼らないとラリー仕様とは言えない状態です…。

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シール未貼り状態では、前後のアバルトの由来でもあるサソリマークが印刷されているだけです。ゼッケン類は、印刷で頑張ってほしかったところです。

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ラリー仕様ですので、通常品とボディは全くの別金型です。フォグランプの再現はもちろんのこと、ラジエーター部分周辺の形状も異なります。

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また、ラリー仕様ですので、トップの開閉はなく、窓パーツが取り付けられています。ラリー仕様ということで小窓も再現されており、芸が細かいです。

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ボディカラーは2色とも艶消しです。シールを貼らないとなかなか渋い雰囲気です。

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リアも一見同じようで、実は色々異なります。マフラー形状まで、作り分けているのは流石です。

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それでは総評に移ります。今回は通常仕様・初回仕様それぞれを評価します。

ここがポイント(通常仕様)

・トップの開閉がアクションとしてあり、楽しめます。

・リアライトは赤一色ではなく、タンポ印刷により独特なライトデザインが上手く再現されています。

・全体的に彩色量が多く、印刷もとても細かいです。

これマイナス

・艶消し黒部分の塗装はみ出しが見受けられます。

・フロントライトが単一色のため、リアライトやほかの部分の彩色を見ると劣った印象を受けます。実車もそうですが、スポーツカーらしい派手さは抑えられ、落ち着いた仕上がりになっています。


ここがポイント(初回仕様)

・通常仕様とは異なる別金型でボディが再現されています。

・リアライトは赤一色ではなく、タンポ印刷により独特なライトデザインが上手く再現されています。

・ラリーカー専用パーツも別金型のボディのため、忠実に再現されています。

・サイドウィンドウも小窓など、ラリーカーらしく仕上がっています。

これマイナス

・ラリーのゼッケン番号や社名ロゴは、省略orシールでの再現になっています。

・開閉アクションはありません。

トミカ出来指数

・通常仕様 94(塗装はみ出し・ちょっと地味)

・初回仕様 90(シール多数・開閉アクションなし)

悪いように書いているように感じた方もいるかもしれませんが、タカラトミーはこのトミカに強い思い入れがあるのかな?と思うぐらい、細かな再現がなされており、しっかりとした造りのトミカです。すべてのミニカーコレクターや実車オーナーにも文句なしでオススメできる1台だと思っています。
     
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ロードスターと。やっぱり並べちゃうよね。という方はクリック。