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こちらでは他社(阪急・能勢電鉄以外の各社)の2019年を簡単に振り返ります。(だいたい1月に1〜2記事ほどの掲載です)
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【1月】
[名鉄]5701編成が引退、ここから12月まで続く『SR車』引退へのカウントダウンが始まる
1月28日に名古屋鉄道5700系一次車最後の1編成であった5701編成が名電築港へ回送され、5701編成が廃車となった。まさか、この引退が名鉄『SR車』完全引退への序章であることも知らずに・・・


【2月】
[JR四国]121系が引退、113系・JR西国鉄車両の乗り入れ終了で四国から『国電』が姿消す
2019年2月〜3月はJR四国の国電引退ラッシュに、121系はリニューアル・機器更新を経て全車両が「7200系」に変更された(121系については更新日基準)。一方、113系(四国)は3月のダイヤ改正で引退、JR西日本からも113系・115系の乗り入れが終了したことでJR東海よりも先に「国鉄籍にいたことがある旅客用電車」が完全に姿を消すこととなった。(JR東海では、211系の一部で国鉄籍にいたことがある車両がいる)




【3月】
[JR東日本]ダイヤ改正で中央本線(JR東日本)定期特急がすべてE353系に
JR中央東線では、E353系の増備に伴いE257系の定期「あずさ・かいじ」がすべてE353系に置き換えられた。また、中央線と青梅線の「ライナー」も特急「はちおうじ・おうめ」に種別変更されE257系はその多くが2020年春から『踊り子』に転用される。


[JR西日本]ダイヤ改正でおおさか東線『放出〜新大阪』が開業
JR西日本では、おおさか東線の「放出駅〜新大阪駅」間が新規開業し、その年の秋にはこの区間を通る臨時特急「まほろば」も運転された。また、新快速では「野洲〜網干」間で有料座席『Aシート』が登場、時々湖西線や別の運用に入り乗客を驚かせながらワンランク上の座席サービスを提供している。


[JR北海道]石勝線「夕張支線」が廃止、日本の近代化を支えた路線も・・・ 
新たに産声をあげる路線も有れば消える路線もあり、JR北海道では日本の近代化を支えた「夕張線」こと石勝線夕張支線が3月31日の営業終了をもって路線図から姿を消した。かつて日本の燃料として産業の近代化に貢献した『石炭』、その輸送で日本を支えた路線も近年の過疎化と逼迫するJR北海道の財政を前に「令和」を迎えることは叶わなかった。


【4月】
[各社]新時代『令和』へ、改元記念キャンペーンなどが各地で
4月1日、日本政府は5月1日から施行される新元号を「令和」と命名した。新元号の決定に合わせて各社では新たな元号『令和』を記念するキャンペーンやイベントをそろって開催、もともと「改元」が天皇崩御と同時に行なわれ暗いイメージ(実際、阪急宝塚線では8000系のデビュー記念ヘッドマーク掲出が改元(=天皇の崩御)に合わせて中止になった経緯がある)になる傾向が強かったため「お祝いムード」満載の企画が各地で見られることになった。



【5月】 
[小田急ほか]ブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両が選出、ブルーリボン賞は・・・
2018年にデビューした鉄道車両の中で選出された「ブルーリボン賞」「ローレル賞」の発表が行なわれ、ブルーリボン賞には小田急電鉄の「GSE」が、ローレル賞には相鉄の東急直通用車両「20000系」と叡山電車の観光列車「ひえい」が選出された。


【6月】
[横浜市]脱線・逆走など、横浜市内で鉄道事故が連続発生
6月1日に横浜シーサイドライン新杉田駅構内で折り返す予定の列車が逆方向に発車し車止めに衝突、6日早朝には夜間保守工事で使用した「横取り装置」を片付け忘れ始発列車が脱線する事故がそれぞれ発生、運転見合わせが長期間にわたり続いたため横浜市民などは振替輸送などに行列を作ることになった。実際、6月2日に最終日を迎えた八景島シーパラダイスのイベント「ズイパラ!」では、金沢文庫駅から徒歩で現地入りする『提督』が続出する事態に発展した。



[JR西日本]201系が大阪環状線から引退、オレンジ単色の国電が姿消す
6月7日、大阪環状線・ゆめ咲線の201系が引退、大阪環状線内を走る列車がすべて3ドアの車両に統一された。これにより中央線・大阪環状線のイメージカラーである「オレンジバーミリオン」は車体塗装から姿を消したことになる。


[京急]800形がラストラン、京急4ドア車はことでん譲渡車両だけに
京急では、通勤輸送の切り札として投入された「800形」が引退、以後も各社に残る「ドアだらけの車両たち」も姿を消しつつある。


【7月】
[東急]JR東日本から引退の「ゆうマニ」、まさかの東急譲渡
JR東日本が「リゾートエクスプレスゆう」の非電化区間用電源車・連結器アダプターとして使用していた「ゆうマニ」ことマニ50-2186が長野総合車両センターを出場、東急電鉄へと譲渡された。東急では、グループ会社である伊豆急行の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の北海道運転時用の電源車として活用される予定。


[京阪]「京都アニメーション」制作スタジオで火災、京阪とのコラボイベントが延期に
7月18日朝、京都市伏見区にあった『京都アニメーション 第1スタジオ』で放火による火災が発生し、平成以後に発生した放火と断定されている火災としては史上最悪である35名死亡という大惨事となった。この火災を受け京阪電気鉄道では7月20日から開催予定だった同社製作作品とのコラボイベントを11月まで延期した。この火災では犠牲者の氏名公表をめぐり議論を巻き起こすこととなった。




【8月】
[JR西日本ほか]山陽新幹線などが全線運休に、台風が続々と列島を直撃 
8月・9月は複数の台風が接近、山陽新幹線はお盆のUターンラッシュ真っ只中の8月15日には山陽新幹線が、9月9日には関東一円の路線が一斉運休することになり、成田空港では到着ラッシュで空港内滞留者が溢れ返る事態に発展した。台風15号で被害が大きくなった千葉県では、小湊鐵道線のケーブル断線続出により復旧のため北神急行・阪急電鉄が支援にあたった。(北神急行と小湊鐵道の担当者同士で交流があり、阪急電鉄は小湊鐵道・北神急行の依頼で関西のケーブルメーカーを紹介した)
※該当記事はすべて非公開(列車運行・災害情報)

【9月】
[近鉄]新型名阪特急が正式発表、その名前は『ひのとり』
近鉄では、2020年3月14日に新たな名阪特急として「ひのとり」が正式発表された。この列車、鉄道車両の形式としては新京成80000形と並び史上最大の形式番号である「80000系」(機関車の「80000形」はあくまで8620形の一種である)を名乗っており、現行の「アーバンライナー 」に代わる新たな『名阪特急』、「近鉄の顔」はもうすぐデビューする。


[京急]神奈川新町駅で列車脱線事故、踏切非常時の対策には課題が・・・?
9月5日、京急神奈川新町駅付近の踏切で踏切内に立ち往生していた大型トラックと三崎口行きの快特が衝突、3両が脱線しトラックと先頭車両の一部が焼損した。この事故ではトラック運転手が死亡し、9月7日夕方ごろまで運転を見合わせた。踏切異常時に列車が安全に停車できるか、そのために必要な判断が課題となっている。

 
【10月】
[上田電鉄・JR東日本ほか]千曲川の悲劇、E7系や上田電鉄鉄橋が台風被害に 
台風19号は関東・東北・信越に甚大な被害をもたらした。特に堤防が決壊した千曲川流域の鉄道では被害が深刻となり、北陸新幹線では車両基地と留置中のE7系・W7系10編成が水没、長野県・茨城県・神奈川県では大雨災害が発生し上田電鉄や水郡線・箱根登山鉄道では橋梁流失などで壊滅的に近い被害を受けた。区間もある。


[JR西日本]『さらば常磐線の103系』はもう少し先? 和歌山線から105系が撤退
和歌山線では、常磐線103系に由来する105系4ドア車両が10月26日に引退した。ところが、一部は未だに健在できのくに線の代走運用に入っており、常磐線の面影を残す105系の完全引退はもう少し先の話となりそうだ。


【11月】
[相鉄・JR東日本] 相鉄と埼京線が1本に、羽沢横浜国大駅が開業
11月30日に埼京線・りんかい線・相模鉄道の3線区でダイヤ改正が行なわれ、埼京線と相鉄線の直通運転が開始された。ダイヤ改正後初のコミケとなったこの年末は、同じ色の電車(埼京線の車両)による誤乗で羽沢横浜国大駅まで行ってしまうコミケ参加者が続出する事態になっている。


【12月】
[名鉄]ついに完全引退、SR車
12月23日、名鉄5700・5300系最後の1編成である5305編成が名電築港へ回送され名鉄『SR』車が完全に引退した。これにより名鉄の車両は特別車を除き3ドア(名古屋市営地下鉄乗り入れ対応車は4ドア)に統一されることになった。



[名鉄]「謎の」特別車だけが納車、1700系引退が近いのか?
名鉄では、5700系列の話題だけでなく、特別車だけが製造される珍事もおきた。車両番号から1700系(元1600系、現在は2300系と編成を組む)置換え用の車両と思われ、もしこれが事実なら「パノラマSuper」1000系(1200系)より先に引退という事態になる。

 

2019 年の投稿はこの記事がラストとなります。皆さま、良いお年を・・・ 

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