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阪急嵐山駅からは、嵐電に乗り継いで(西院)へと向かいます。途中、2018年年始に訪れた「北野白梅町駅」の現状を確認するためそちらにも足を運んでいます。

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京福嵐山本線 四条大宮行き(列車番号:810)モボ621形625
・モボ121形の主要機器を流用して製造された「モボ621形」のラストナンバーで、嵐山モンキーパークの広告ラッピング車両
・兄弟車種「モボ21形」もこの系列と同じ機器類を使用していることから、「626・627」にあたる車両として「モボ21形26・27」が別に存在する

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京福北野線 北野白梅町行き(列車番号:862) モボ611形615
・こちらは「モボ611形」に属する車両で、「モボ111形」から主要な機器類を流用している
・連結器は電気連結器付きで、2両編成での運行も可能な設計となっているのが嵐電車両の特徴

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京福北野線 帷子ノ辻行き(列車番号:955)モボ611形611
・モボ611形のトップナンバー
・モボ611形と621形・631形・21形・301形・501形・101形は概ね共通の設計となっており、制御方式が大きく異なるモボ2001形以外でとあれば異形式間で併結されることがよくある。
※折返入線時に撮影したため、行先が「北野白梅町」になっています。

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 京福嵐山本線 四条大宮行き(列車番号:906)モボ101形105
・生まれは1929年、旧海軍の駆逐艦建造で有名な「藤永田『造船所』」で生まれた車両
・現在この車両は「パトカー風塗装」を纏い交通安全・防犯PRを行なっている。

次回は西院から阪急に戻り、なぜか小刻みに乗り換えながら大阪へと向かいます。

北野白梅町駅の現在については「続きを読む」へ。

【北野白梅町駅のいま】
北野白梅町駅といえば、言わずと知れた「北野天満宮」の最寄り駅であり、北野線の終着駅である。
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2018年に訪れた際は四条大宮駅と同様に端頭式3面2線のホームがあり、ホーム・線路を大屋根で覆った「ターミナル駅」の構造となっていました。しかし、駅があるのは「交通量の多い交差点の真ん前」しかも駅の両側も道路という立地から嵐電で行っている「バリアフリー化」工事の実施も現状では困難な状態だったといえます。

現在北野白梅町駅では3月の完成を目指して駅改良工事が行われており、その工事途上の様子を記録しました。

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嵐電北野白梅町駅の旧駅舎・上屋の解体はおわっており、改札・精算業務は仮入口に張られたテントで行われています。
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テント部分、ICカード用の運賃箱2つがあり、列車到着時に

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駅事務所はプレハブ式の建物があり、発券窓口は旧駅舎時代に設置された宝くじ売り場の設備をそのまま使用している。現状ホームに駅名標がないため、この窓口に設置されている駅名表示が駅名標の代わりということになるのでしょうか。

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旧2番線ホーム、このホーム自体は撤去されておらず乗車ホームの部分は現在使われているホームへの通路扱いで使用される。改良工事では現在よりも緩やかなスロープが設置されるものと思われる。
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現在ののりばホーム、旧2番線の部分を延伸する形で設置されており、「仮設」ではなく「先行開業」というのが正しいだろうか。旧1番線の線路部分にはトイレ(身障者対応)が置かれる予定で、内装工事はこれからという感じでした。
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ちなみに、トイレ部分は旧1番線にかかる部分の工事はまだのようで、シートで覆われていた。

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旧1番線ホーム跡、すでに基礎部分の瓦礫を除いてほぼ撤去されている。この部分はバス停に生まれ変わる予定。

駅の構造(設計図面)によると既存の2番線ホームと延伸部分で4両まで停車可能な構造が採られているように見える。まさか多客時には「縦列停車」でもやるのだろうか・・・?

※旅客列車同士の縦列停車:1本の線路上に2列車を停車させること。同一平面上で乗換を行うことができ、設置するホーム・線路の数を少なくすることが可能なことから、「対面乗換」ができない構造でホーム有効長が長い運行系統上の境界駅(猪谷駅・泊駅など)や立地関係上ホームの増設が不可能な駅(京阪淀屋橋駅など)で行われることがある。また、「閉塞」の概念がない路面電車などの場合では『続行運転』や『同じ方面へ向かう複数の系統が同時刻に発車する』場合や『道路のど真ん中に終着停留所がある』 といった運行上の理由で「縦列停車」を行うことがある。