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JR西日本は2020年9月4日付の公式プレスリリースで、10月3日に実施する北陸地区(七尾線・城端線・氷見線・北陸線)のダイヤ改正において七尾線向けの新型車両「521系100番台」の営業運転を開始すると発表した。対象列車は6往復12列車で、従来の413系・415系(3両編成)から521系(2両編成)での運行に切り替えられる。
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(画像:521系100番台:2019年9月のJR西日本公式プレスリリースより)

JR西日本公式プレスリリース 

【解説:521系と413系・415系の違い】
七尾線で現在使用されている車両は国鉄型電車である413系と415系の2形式であり、すでに北陸本線(IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道)で導入されている521系、特急として使用されている681系・683系と比較すると老朽化の否めない状態がみられる。

[413系]
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客車列車が主流だった北陸本線の電車ダイヤへの移行にあわせて導入された413系は、417系などで採用された「2ドア・デッキなし」近郊型の車体と余剰化していた急行形電車の電装品を組み合わせた車両。31両(クモハ413形・モハ412形のユニット11本・クハ412形9両)が製造され、クハ455形700番台2両とともに北陸本線にいて使用されてきた。現在は6編成が七尾線・5編成があいの風とやま鉄道に所属しており、あいの風とやま鉄道では観光列車「一万三千尺物語」、イベント対応列車「とやま絵巻」でも同形式が使用されている。
(画像:413系・455系)

[415系]
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JR九州で使用されている「415系」が製造当初からの交直流電車であるのに対し、七尾線電化の際に導入された「415系」は113系を種車として485系の直流専用化改造で取り外された交流用機器を載せることにより交直流化された車両だ。『415系800番台』では、11編成33両が七尾線電化のために準備され、現在はこのうちの9編成が残存している。
(画像:415系800番台)
 
[521系]
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北陸本線で使用されてきた急行形電車・寝台特急用電車改造形近郊形電車(471系・475系・457系・419系)の置き換えを目的に製造された車両であり、北陸本線初となるVVVF制御搭載型の普通列車用交直流電車である。製造時期や使用線区にあわせて5つのパターンがあり、JR西日本・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の3社で北陸における地域輸送の主力となっている。
〈1次車〉
敦賀駅以南の直流化にあわせて製造、ATS-Pを搭載しており湖西線への乗り入れが可能
〈2次車〉
北陸本線の体質改善を目的に製造、ATS-Pがないため湖西線には入れない
〈3次車〉
2次車をベースに安全性を向上、227系や323系、225系100・5100番台の顔はここから始まった
〈4次車(1000番台)〉
あいの風とやま鉄道向けの新造車、413系の置き換え用車両として自社発注
〈5次車(100番台)〉
七尾線向けの新造車、車載型IC改札機を搭載し七尾線でのICOCA導入に対応
(画像:521系3次車)


4次車・5次車は今後も増備が進む、七尾線を走る国鉄車両の記録はお早めに。

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