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2020年9月8日、近鉄富吉検車区に所属する1253系1260編成の種別・行先表示器がフルカラーLED式のものに換装された。種別・行先表示が一体化している普通・急行列車用車両での表示器LED化は近鉄の歴史上はじめてと考えられる。

種別・行先表示器がフルカラーLED表示式に置き換えられたこの車両では、前面・側面ともに日本語・英語が交互に表示される方式を採用しており、側面表示(英語)では終着駅の駅番号が、側面表示(日本語)では途中駅解結運用に入っている場合における付属編成特有の表示「この車両〇〇まで」が表示できるようになっています。また、編成中間になる場合は連結面になる正面表示器が無表示となるようです。


 
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 [画像]『シリーズ21』系列で行先表示器がフルカラーLED化された編成、種別と行先が分割された方式(JR西日本の207系や321系と同様)であり、幕式の種別表示とフルカラーLED式(英語表示付)の表示装置が備えられている。
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『シリーズ21』系列のフルカラーLED式行先表示器設置車両の側面表示、下側の「この車両尼崎まで」と英語表記が交互に表示される(3色LED式でも同様)。

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1230系列本来の表示装置、『シリーズ21』以外の普通・急行用車両は種別表示と行先表示が一体化した『幕』となっており、所属する線区に応じて大量の種別・行先パターンを有している(それでも全てのパターンを網羅しているわけではないため、表示がない場合は種別・行先表示板で代用することがある)。

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