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能勢電鉄では、2020年11月より1700系(阪急2000系)の製造60周年を記念するためのヘッドマーク・記念プレートを一部車両に設置しています。
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【そもそも1700系(阪急2000系)とは?】
[概要]
阪急1000系列(1000系・1010系・1100系・1300系)ではWNドライブ・ガルダン駆動を導入すると共に準張殻構造による車体の軽量化を図るなど車両設計では革新的な車両になった一方で、その車両デザインは従来車両とさほど変わらなかったため利用者からは新車だと認識されにくかったといわれている。また、車体の設計についても軽量化に傾倒しすぎたことで保守上問題となったことから阪急電鉄では新たな車体設計を1から組み直し、その上でさらなる新規軸を加えて開発されたのが「2000系・2300系・2100系・2800系」の4系列からなる『人工頭脳電車:2000系列』です。
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[画像:2300系]
2000系列の姉妹系列である2300系、この系列は直流1500Vでの使用を前提として製造された京都線用のグループであり、2000系ではマグアンプ(磁気増幅器)を使用した定速制御を実現したのに対し2300系では定速制御で使用する増幅器にトランジスタを採用した

[能勢電鉄1700系とは?]
1990年代に入り能勢電鉄では1500系(阪急2100系)、1000系(阪急1010系)の大型冷房車2系列と小型非冷房車である610系(阪急610系)の3形式が在籍しており車両の大型化・冷房化の過渡期にあった。8000系の導入に伴う3000系列の支線転用が開始されたのをうけて余剰化した2000系の一部が1700系として能勢電鉄へと譲渡されてきたのである。

[1754編成:実は2000系のはじまり]
1754編成の車両番号というのは、
1754(2154→2050)-1734(2000)-1784(2051)-1704(2014)
で組成されており、1734(2000)と1784(2051)、そして1757編成の1737(2002)は1960年製造というこの系列における最古参車両、1754も2154として製造された当時は2100系最古参(1962年1月)、最終的な車両番号である「2050」ももとは1960年に2000・2051・2001(2001のみ阪急時代に廃車解体済)とともに2000系の第1編成として組成された車両の1両である。

[プレートにある「2050(二代目)」の謎]
初代「2050」は1984年の六甲事故で廃車、この編成の2両目が2000、3両目が2051、4両目が2001(運転台撤去車:1990年廃車)、5両目が2060(運転台撤去車:1990年廃車)、6両目が2010(能勢電鉄1738として2017年まで現役、)、7両目が2091(のち5230編成組み込み:1999年廃車)、8両目が2011(能勢電鉄1708として2017年まで現役)であった。また、2154(当時)は2161編成に組み込まれており能勢電鉄譲渡予定車両(2154→1585?)の1両であったがこれは2030(→1585)が担当することとなった。


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六甲事故の現場となった六甲道踏切、当時とくらべると山陽の車両こそ来なくなり、歩道橋も増設されているが毎日多くの列車・車が行き交かう。


ここまでの長い前置きは置いといて・・・

それでは、記念HM・プレートについて解説する。

【c#1754】
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c#1754側のヘッドマークは青を基調とするデザインとなっており、通常は行っていない2枚看板仕様のヘッドマークが特徴的。
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片方は現在の姿、もう一方は登場当時の姿をイメージしており、2000系時代の姿をかたどるヘッドマークは「0」をローレル賞記念プレートが担っている。

【c#1704】
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こちらは緑基調のデザイン。
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色が違うほかは1754と同じスタイルとなっている。

【c#1734】
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正真正銘2000系のトップナンバーである「2000」こと1734には直前の検査入場時に撮影された2301編成との2ショットと2000についていた記念プレートをデザインした記念プレートを掲出している。

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設置例はこんな感じ。

還暦となる60周年を迎えた「Legend1700」、その伝説はこれからも続く。

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