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和歌山電鐵は2021年2月22日、2021年中の運転開始を目指すコンセプト電車「たま電車ミュージアム」の詳細イメージと実現に向けたクラウドファンディングについての概要をそれぞれ発表した。

【唐突に登場!?「たま電車ミュージアム」計画】
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和歌山電鐵のホームページに突如として登場した「たま電車ミュージアム」号のイメージ、よく見ると公式Twitterの画像背景にも写り込んでいるのですが、和歌山電鐵のホームページを見る限りではこちらの方が正式なものと思われます。セミコンパートメント席やVIPラウンジ席など多様な座席パターンを有しており、和歌山駅側の車両には「トリックアート」が入るようです。
デザインコンセプトで使用されているのは現在「いちご電車」として走っている2271編成が使用されています。
[画像]
和歌山電鐵ホームページ(https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2021/02/22/tamatrain_museum/)より



【こちらはどうなった?「ニタマ電車」】
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※和歌山電鐵特設ページ(https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2021/02/20/event_tamaden2_design/)より
2020年1月、和歌山電鐵がたま駅長就任13周年記念式典の際に公開した『ニタマ電車』は経営の「黒」字化を願う「黒」をベースカラーとする車体に「たま電車」と同様の『ニタマ駅長』のデフォルメイラストが多数デザインされています。今回『たま電車ミュージアム号』のデザインイメージが公開されましたが、今回こちらは「お預け」ということなのでしょうか・・・?


【クラウドファンディング実施要項】
今回のクラウドファンディングは株式会社マクアケが展開しているプラットフォーム「Makuake」で実施しており、改装費用4000万〜5000万円のうち1500万円をクラウドファンディングで賄うことを計画しています。

[概要]
名称:たま駅長2モチーフのたま電車2を運行したい!和歌山電鉄サポーター募集プロジェクト
期間:2021年2月22日〜2021年5月21日
目標金額:1500万円(All In方式)
プラン:3000円・5000円・10000円・30000円・50000円・100000円
プラン(法人向け):1000000円・2000000円
予定リターン:御礼ポストカード・限定オリジナル缶バッジ・芳名掲出(5000円までは和歌山駅(3ヶ月)、10000円以上は「ニタマ電車」車内に常設掲示)・企業ロゴマーク掲出(法人向けプランのみ:運行開始後最低でも1年)
[詳細・クラウドファンディング参加はこちらから]

こちらでは「ニタマ電車」のバージョンとなっていますが、「たま電車2」の正式名称が『たま電車ミュージアム』となっているようです。


【使用車両も迷走?】
「ニタマ電車」のデザインイメージは現在リニューアルの施工を受けていない2272編成、「たま電車ミュージアム号」のデザインイメージには現「いちご電車」の2271編成、「Makuake」の紹介ページでは現「おもちゃ電車」の2276編成が改装予定の車両として掲載されています。改装車両についても迷走しているような状況にありますが、一体どの編成が使用されるのでしょうか・・・。

[追記]
和歌山電鐵は2月23日付の公式Twitterで「おもちゃ電車(2276編成)」がリニューアル対象であることを正式に発表しました。

※テレビ和歌山の「6wakaイブニング」では『たま電車ミュージアム号』として紹介されているようです。


和歌山電鐵公式情報


和歌山電鐵公式サイト




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http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html

鉄道コム



【解説:和歌山電鐵のコンセプト電車たち】
南海電気鉄道から貴志川線の運営を引き継いだ和歌山電鐵では、親会社である両備グループのデザイン顧問である水戸岡鋭治氏によるデザインのもと、2270系(旧南海22000系)のリニューアル改造をおこなっている。

[いちご電車]
Wakayama-Ichigo
紀の川市貴志川町エリアの特産品である「いちご」は、人間・猫に関わらず和歌山電鐵社員の制帽にも取り入れられるほど縁の深いものとなっています。リニューアル第1弾でもある「いちご電車」は、白1色の車体に「いちご」をイメージした赤いドア、「苺」をデザイン化したロゴマーク(和歌山電鐵公式Webサイトのロゴマークと同じ)などを配したお洒落なデザインが特徴。

[おもちゃ電車]
Wakayama-Omocha
当時和歌山県海南市に本社があった玩具通販会社「T.J GrosNet(2008年5月破産手続開始)」がスポンサーとなってリニューアルされた「おもちゃ電車」には、車内にカプセルトイの自動販売機が設置されており、実際に乗客自らがカプセルトイを購入することもできます。

[たま電車]
Wakayama-Tama
和歌山電鐵を一躍有名にした「たま駅長」、彼女をモチーフにリニューアルされたのが『たま電車』です。車両内外には多数の「たま駅長」が配されており、営業用車両に「猫耳」が初めてついたのもこの電車からです。

[うめ星電車]
Wakayama-Umeboshi
和歌山県を代表する名産品「梅干し」をモチーフとする電車「うめ星電車」、和歌山県の名産品がずらりと陳列されているなどさながら「走る和歌山テーマパーク」の様相を呈しています。車内も「梅」をイメージした装飾で彩られており、実は「ニタマ駅長」が電車にデザインされたのもこの列車からなのだとか。
 

【解説:ニタマ駅長】
Wakayama-NITAMA
現在貴志駅長を務めている「ニタマ」は、2011年に岡山市内で保護された雌の三毛猫で、2012年1月に伊太祁曽駅に駅長として着任したところから駅長としてのキャリアをスタートした。2015年6月に当時の貴志駅長であった「たま」が死去したことに伴い、2015年8月から貴志駅長を正式に拝命し「たま2世」を襲名している。2021年1月23日付で和歌山電鐵執行役員に就任した。ちなみに、水曜日と木曜日は公休日となっているため伊太祁曽駅長の「よんたま」が『貴志駅長代理』として貴志駅で勤務している。
※画像は「マネージャー駅長」時代のもの