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高松琴平電気鉄道(ことでん)は2022年9月28日、志度線開業111周年記念プロジェクトの一環として琴平線用の1080形1編成の塗装をことでんデビュー当時の塗装である「ファンタゴンレッド」仕様に復刻することを正式発表した。なお、塗装作業は既に始まっているものの、当該編成が検査中であることから運転開始は1ヶ月後の10月28日を予定しているという。
 
[今回の復刻塗装「ファンタゴンレッド」とは?]
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※高松琴平電気鉄道公式サイト(https://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/new/2022/kotoden111reprint/index.html)より

現在ことでんで使用されている塗装は上半分を白(フレッシュホワイト)、下半分を所属路線のラインカラー(琴平線:黄、長尾線:緑、志度線:赤)とした2色塗り分けを標準化しているが、1990年代初頭までに入線した1070形・1080形では導入当初「オパールホワイト(上部)・ファンタゴンレッド(下部)」の塗り分けが標準塗装として使われていました。この塗装パターンはことでん1200形の復刻ラッピングプロジェクト「情熱の赤」クラウドファンディングのネクストゴールとして1070形でのラッピングが計画されていましたが、今回ことでんが形式こそ違えど公式に復刻デザインとして登場させることに。

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【解説:東讃電気軌道】
ことでんそのものの前身企業は琴平線・長尾線・志度線の各路線で独立しており、東讃電気軌道はそのなかでも最初に旅客営業を開始した路線として知られている。
東讃電気軌道は1909年に高松市西川町と大川郡志度町の間を結ぶ軌道特許を取得した事業者で、1911年に今橋駅〜志度駅(現:琴電志度駅)間を開業させた。この路線は現在の志度線に相当する路線であり、続けて1912年に長尾線の前身である高松電気軌道が出晴駅(1945年廃止)〜長尾駅間を開設、出晴駅に東讃電気軌道が延伸乗り入れする形で2社が接続された。琴平線の前身である琴平電鉄が開業したのはそこから遅れて1926年、長尾線との結節点となる瓦町には翌1927年に乗り入れを開始したこの3社は戦時中の私鉄再編で合併し現在の「高松琴平電気鉄道」を形成している。