これまで19年間、ネパールで突っ走ってきた。しかし、最近、何とも云えない閉塞感がのど元までこみ上げてきて。耐え難くなってきた。今日から2ヶ月、ネパールを離れることにした。
家庭は円満です。その点だけは、ご心配なく。
さて、カトマンズ国際空港の出発ロビーは、もう、満杯。見たところ、座席の数の3倍くらいの人が詰め込まれている。外国人観光客以上に、田舎から出てきたばかりのネパール人男性で「むんむん」している。海外への出稼ぎに向かう人たちだ。東南アジアや中東の景気は冷え込んでいるはずなのに、どこに向かうのか?もしかして、発展が続くアフリカ?出稼ぎの人たちが握りしめたボーディングパスは、西に向かう便のもののようだ。
カトマンズの雑踏の中でさえ、まごついてしまいそうな感じの男性もいる。見知らぬ国で彼らを待つ仕事や生活の、歯車がひとつ狂ってしまえば。言葉の通じない外国で、自分のことを守れるんだろうか。他人事ながら、心配になった。
外国人観光客の多いタイ航空の乗客は、片隅に押し込まれる。まるで、通勤列車のよう。誇張でなく。行きが苦しい〜っ!
さて、待合室の真ん前に止まったタイ航空機体前方の貨物室から、貨物扱いの荷物が下ろされていた。ブルーシートがかけられた貨物の、一番上に.....えっ?
どう見ても、棺桶としか思えない形状の、長細い。木の箱があった。出稼ぎ労働者が海外で事件事故に巻き込まれ、遺体として帰国することもある。そんな不運な人の棺なのだろうか。
無謀とも見える希望を抱えて旅立つ人がいれば、貨物扱いとなって無言の帰国をする人もいる。そんな人生が交錯する、国際空港の毎日。
ああ、やっとボーディングの声がかかった。狭い通路で、最後の、おざなりなボディチェック。こんなチェック、やった意味があるんだろうか?と、乗客から不満の声があちこちで上がっていた。
突然の交通封鎖、ゼネスト、大気汚染、水不足、停電で観光客に試練を与えるネパール旅の最後の締めくくりは、空港待合室での家畜扱い。2011年はネパール観光年だそうだが、せめて、乗客を人間扱い出来る空港施設に拡充してほしい。深い、深いため息が出た。
タイ航空で3時間、巨大なバンコク・スワンナプーム空港に着き、心なしか、肩のあたりが軽く感じられる。しばらく、しばらく、ネパールのネの字も思い出さないぞ!
家庭は円満です。その点だけは、ご心配なく。
さて、カトマンズ国際空港の出発ロビーは、もう、満杯。見たところ、座席の数の3倍くらいの人が詰め込まれている。外国人観光客以上に、田舎から出てきたばかりのネパール人男性で「むんむん」している。海外への出稼ぎに向かう人たちだ。東南アジアや中東の景気は冷え込んでいるはずなのに、どこに向かうのか?もしかして、発展が続くアフリカ?出稼ぎの人たちが握りしめたボーディングパスは、西に向かう便のもののようだ。
カトマンズの雑踏の中でさえ、まごついてしまいそうな感じの男性もいる。見知らぬ国で彼らを待つ仕事や生活の、歯車がひとつ狂ってしまえば。言葉の通じない外国で、自分のことを守れるんだろうか。他人事ながら、心配になった。
外国人観光客の多いタイ航空の乗客は、片隅に押し込まれる。まるで、通勤列車のよう。誇張でなく。行きが苦しい〜っ!
さて、待合室の真ん前に止まったタイ航空機体前方の貨物室から、貨物扱いの荷物が下ろされていた。ブルーシートがかけられた貨物の、一番上に.....えっ?
どう見ても、棺桶としか思えない形状の、長細い。木の箱があった。出稼ぎ労働者が海外で事件事故に巻き込まれ、遺体として帰国することもある。そんな不運な人の棺なのだろうか。
無謀とも見える希望を抱えて旅立つ人がいれば、貨物扱いとなって無言の帰国をする人もいる。そんな人生が交錯する、国際空港の毎日。
ああ、やっとボーディングの声がかかった。狭い通路で、最後の、おざなりなボディチェック。こんなチェック、やった意味があるんだろうか?と、乗客から不満の声があちこちで上がっていた。
突然の交通封鎖、ゼネスト、大気汚染、水不足、停電で観光客に試練を与えるネパール旅の最後の締めくくりは、空港待合室での家畜扱い。2011年はネパール観光年だそうだが、せめて、乗客を人間扱い出来る空港施設に拡充してほしい。深い、深いため息が出た。
タイ航空で3時間、巨大なバンコク・スワンナプーム空港に着き、心なしか、肩のあたりが軽く感じられる。しばらく、しばらく、ネパールのネの字も思い出さないぞ!
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