けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2005年02月

ネパールはどうあれ、情念は不変かつ普遍

某ブログ【など】で、ネパールの現状と外国援助についてのやりとりが盛り上がっている。うむ。ネパールに多大なる関心がある日本人の中でも、ネパールに人生とお金を投資して【ネパールと共に人生沈むしかない】人たちの考え方、根っこで繋がっているな.....と感じた。
 
現在のネパール、とにかく国の存亡の危機管理をしているわけ。世界標準の【観念】で事が解決するなら、それほど目出度いことはない。しかし、それ以前の状況であることは、ここ10年ちょっとの動きを見ている人間にとっては明白である。
 
とにかく、しばらくで良いから、見守ろう。カトマンズの生活で見えないところで、いろいろあったりすることも(多少は)分かった上でそう思う。なぜなら、ここでまた「反〜対」と壊すなら、国が亡くなる。私たち他に逃げて行く場所のない人間は、ネパールと共に沈んでいくしかない。私たちは沈みたくない。イデオロギーのないヤツと思われても、それで結構。
 
現在の政党活動に、市民が冷淡なのは.......既存の政党政治【屋さん】の敗北。民主主義の名を騙り、ネポティズムの権化となっていた政治【屋さん】たちが、市民に見捨てられただけのこと。個人主義の台頭だけでは、説明が出来ないと思う。
 
民主主義の敗北では【ない】こと。分かっていてもらえると思うが、敢えて明言しておきたい。ネパールに必要なのは民主主義である。政治【屋さん】は、イラネ!(`ヘ´)
 
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さて、そんなネパールであるが、我らが「身の上相談掲示板」では、ネパール男との情念関連のやりとりが、依然と変わらず続いている。
 
最近の日本の若い女性。結婚したくない。こういう条件でないとイヤ!と強気に見えるが、何故ネパール男にはコロッと逝っちゃうんだろう?ネパール男は妻子がいても、ラブハントの勇者だったりするからなぁ.....やれやれ。同じ事を日本の男にやられたら「いやっ!」と拒絶できるだろうに。何故ネパール男には甘い顔をするのだ。
 
日本男子たちよ、嫁がほしければ、ネパール男の行動パターンを学ぶべし。ネパール男の【生きる力】を学ぶべし。されば、道も開かれん。
 
心せよ、日本男児。えいえいおー!

ミティラー・アート@ばななきゃっとカフェ

Nepal Art Souvenir Presents

Mithila Artist S.C. SUMAN ぷち作品展 at Banana Cat Cafe

8597668e.jpgネパールを代表する【ミティラー・アート作家】、S.C. SUMAN氏の作品を、パタンのオアシス【ばななきゃっとカフェ】に展示しました。

ばななきゃっとブログ

Nepal Art Souvenir ウェブサイトでも紹介している4点です。イタリアからパーツを取り寄せ、ネパールの職人さんが組み上げた美術額に入れました。日本のおうちに飾っていただける仕上げを、心がけて製作しました。

この機会に、ももさんの日替わりランチ/アフタヌーンティー/ケーキと珈琲を楽しみつつ、ミティラー・アートの小宇宙に遊んでみて下さい。

すべて1点ものの原画です。お見逃しなく!

交通封鎖、解除されたが......

マオ派は本日、トップリーダーであるプラチャンダ氏の声明を出し、全土で実施されてきた【交通封鎖を解除】することを発表しました。市民の困窮を勘案して.....と云うのが、その理由です。
 
しかし、今後の国王の行動によっては、3月14日以降、全国での無期限ゼネストを敢行するとも予告しています。
 
まあ、2週間だけ交通を開けてみようか。市民だけじゃなくて、自分たちの補給路もそろそろ確保したいし。次の布陣のための、同士諸君の移動もあるし。という感じではないでしょうか。ストも武力衝突も、交渉の手段ですから。市民としては、いい加減にしてくれ!あっちもこっちも。と云うのが正直な感想ですが。
 
今後の状況、注意深く見守りましょう。
 
と、我が社の材料は入荷するでしょうか?次のゼネスト前に、カトマンズに届かないと泣きが出そうです。サフニ、スンタラ食べつつ商品作ります。実は別のデザイン・ガネさまが入ってきます。乞うご期待......

サングラスは必需品!そして、物忘れ

今日は風が強い1日だった。
 
午前中自宅で内勤をし、午後一番でArt Souvenirの商品お届けをする。日本への一時帰国用にお買い上げいただき、有り難い。しかも、「おっ、こんなのあるの」って感じで、回りの皆さんからも注文をいただく。有り難い。
 
金ガネの携帯ストラップ。現品3点限りであったが、至急扱いで追加注文が入る。品切れ状態のシルバービーズを、何とかかき集めねば.....と、某ラインからの情報を元にタメルの卸やさんに向かう。
 
最近スクーターに乗っているのだが、今日は横着をしてサングラスを事務所に置いてきた。そうしたら、強風で舞い上がるホコリが目に入る、入る。結局タメルでもビーズは売り切れ。仕方なくパタンのいつものメーカーに行き、あるもので良いからちょうだい!とかき集め(でも、ほとんどなかった)、急ぎで使わないサンプルネックレスを解体して、何とかストラップ3本組み上げる。
 
30本でも300本でもなく、たった3本のために汲々としているのが情けない。加えて、ホコリにたたられた目が痛くて痛くて.....水で目を洗っても、目薬を入れてもゴロゴロ感がなくならない。参った!
 
バイクに乗ったりフィールドに出る時は、ネパールではサングラスは必需品。明日からはちゃんと目をガードしよう。
 
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夕方、事務所からまたまたスクーターで帰宅。普段は郊外リング道路を使うのだが、今日は何となく街中の道にハンドルを切る。しばらく走ったら、後輪がおかしい。「パンクしてるぅ〜」と思ったら、運良く道端に修理屋さんがあった。なんと、釘が2本も刺さっていた。
 
リングロードに向かっていたら、夕闇の中泣いてしまうところだった。
 
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最近、直前の記憶が【ふっ】と飛んでしまう事がある。昔の事は忘れないのだが、【あれ?今何をしようとしてたんだっけ】と云う事がよくある。今日は自宅で、あるはずのお金がなくて、いったいどうしちゃったんだろう?とパニックになる。
 
若年性アルツハイマー........という言葉が、耳の奥でこだまする。きゃーっ!
 
また今日も一杯ひっかけて、ほろ酔いで帰宅した亭主をつかまえ、「どーしよー、ねえどーしよー」と訴えるも、敵は「そんなの40過ぎたんだから当然の事さ。ゆっくり寝たら落ち着くよ」と、平然としている。
 
パニクって疲れて、ベッドに入る。が、寝付けない......と、はっ!そうだ。足りないお金は先日、某所に支払いをしたじゃないか!と気がつき、がばっと起きて計算してみたら、ご明算。やれやれ。それにしても、記憶がスポーンと飛んでたな。
 
とにかく、日記に書いてしまおうと、夜中にパソコンに向かっている。

ヒンディー映画 BLACK

話題のヒンディー映画、BLACK を観てきた。映画レビューは、これでインディアでどうぞ。アルカカットさん、いつもありがとうございます。
 
さてこの映画、ネパールでもリベラルを【売り物】にしているジャーナリストK氏が、彼の家族経営の雑誌で大絶賛。映画館に行く直前偶然、K氏の腰巾着さんとばったり出会う。BLACK見に行くと云ったら
 
「ああ、Kさんのレビューを読んで見に行くの」 とほざく。
 
「バカ云ってんじゃないわよ。Kっていつも、ピントはずれの映画ばっかり褒めるじゃない。私はね、もっとちゃんとした【日本語での映画レビュー】を読んでるの!」 ああ、気分が悪いったらありゃしない。
 
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さて映画自体は、今までのヒンディー映画とは一線を画す秀作であった。
 
母親の愛情と、それに嫉妬する(主人公の)妹の感情がぐっときてもう。うるうるうる。BIG【B】アミターブ・バッチャンは最近、事業で作った借金返済のためかやりすぎ!って程のCM露出を続けているが、やはりBIG【B】だ。彼はインドの誇りである。役者を越えたスーパースターである事を、今回も実感した。
 
また、「ガラガラ声のイマイチヒロイン女優」と思っていたラニ・ムカルジーが熱演であった。しかしちと可哀想だったのは、前半の子役の演技が【神業】であり、食われていた印象は拭えない。
 
で、見終わった印象は........疲れました。
 
確かに素晴らしい映画であるが、全編感動の嵐がこれでもか、これでもかとてんこ盛り。感動のジェットコースターに2時間乗っていた感じ。ヘレンケラーの伝記に題材を取っているのだが、映画では家族と家庭教師だけの世界で話が展開する。映画ではなく、舞台演劇の筋立てだったんじゃなかろうか?アルツハイマー症に記憶をなくし、盲目となったバッチャン・ジーの特殊メイクが、ちと安っぽかったゾ....というのも残念。
 
ああ。こーゆー感じって、日本に行った時渋谷の映画館で観たHERO以来だわ。あの映画も全編ワイヤーアクションのご馳走が連続し、胸焼けしたっけね。
 
ラニ・ムカルジーちゃん、この成功で【妙に演技派】にならないでね。国会議員になってから映画から遠ざかっているゴーヴンダちゃまと一緒に、【お気楽のりのり】をまたひとつ、ぶちかましていただきたい。
 
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予告編で流れていた「コンスタンティン」は、キアヌさまに「きゃ〜っ」とはあと。ネオさまに再会出来た気分。「Ray」はとーぜんながら、レイ・チャールズの音楽満載で「わぁ〜っ」観に行きたい。
 
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で、最初に書いたリベラルを【売り物】にしているK氏は、カトマンズ市内で毎月、平和を求める市民集会を主催している。夕方から市内某所で、インテリ源チャンたちを集めて多数のローソクを灯すんだけど.......その翌日、嫁が経営する私立学校の生徒を動員して、ローソクの燃えかすを拾わせているんだそうだ。
 
リベラルなら、ゴミくらい自分たちで拾ったらどうか?また、平和を祈る活動だと云っても、彼は政治的発言をする知識人。子どもたちに無意識に、ワシらのリベラル路線こそが正しい!と刷り込んではいないかい?政府の「陛下万歳」系集会への学童動員も困るが、妙に斜に構えた思想ぷんぷんの活動に、子どもを使うのもなんだかなー?しかも、インテリの出したゴミ拾い。
 
ああ、エセ・リベラルなんて大嫌い!!!

交通封鎖と、明日の朝刊

Nepal Art Souvenirの製品であるが、有り難いことに口コミ・ネットで売れている。今日午前中、金ガネの携帯ストラップ在庫完売となり、新たにいくつか作っておこう......と、材料仕入れに行く。
 
が、シルバービーズが品切れ!えっ?1月末に注文してあったよね。タメルで直ぐに仕入れてくるからって云ってたよね。え゛っ、タメルのシルバー卸にもなくて、カトマンズの外にあるメーカーに注文したって?え゛っ、それで品は確保したけど、交通封鎖で届かないんだって?
 
いやはや、困ったぞ。
 
ミティラー・アートも、注文した新作が届いていない。カトマンズ盆地の外で制作するものは、交通封鎖の影響をモロ受け。うーーん。困った。
 
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さてさて、ネパールの現体制も、徐々に【国民に対する説明責任】を何とかしようとしている様子。早ければ明日のネパール朝刊各紙、何か記事があるかも知れない。
 
現体制では、上に行くに従って権限も大きいが責任も重大。あの方はいろいろ気苦労多いと思うが、ご本人による説明を敢行するんじゃないかな?先ずは国内新聞。次は雑誌か?外国メディアへの露出はどうなるだろう?某欧米のテレビがアプローチをかけているらしい.....という、噂。
 
ネパール国内メディアはともかく、外国メディアには【売り時】が肝心なんだけどね。旬を過ぎたら、価値が著しく低下するって事。ご本人じゃなくて、周囲が理解しているだろうか。ほりえもんを見習って、今日の動画メッセージ!なんてえのは、まあ無理だろうけれど。
 
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サンケイ新聞に、ネパール情勢が大きく取り上げられている!しかも論調、かなり悲観的........という連絡があった。多分記者氏はネパールに来ず、バンコクの事務所で外電を見ながら書いたのではないだろうか?署名は【バンコク某】であったしな。ネパールまで来て書いたなら【カトマンズ某】となる筈。
 
ここで云う外電ちゅーのは、ロイター、AP、AFPという、ワイヤーニュースのこと。各社の通信員、錚々たるネパール人ジャーナリストが揃ってカトマンズで取材を続けている。みなさん紳士で、しかもネパール的「どうにかなるさ」な明るさを持っている。彼らの書く記事は、英語で読むと「そうだよなぁ」と感じるのだが、それを日本語に訳してしまうと「えっ、そんなに厳しかったっけ?」と感じることがよくある。これは、言語の持つ特徴なんだろう。日本語の原稿も、英語にすると【断定的】になるものね。しかも、外電は【センセーショナル】な論調にしないと、世界のメディアが取り上げない。
 
で、そんな外電を【横から縦】に翻訳して、まとめて記事にしたとしたら、かなり迷惑なんだよね。この3月、敢えてツアーグループを出そうと、大変な覚悟で努力されている会社を知っている。新聞記事ひとつで、山ほどキャンセルが出ちゃうんだよね。
 
ネパール観光業界への「ちょうちん記事」を書く必要はないが、せめて現地に来て、自分で取材をして書いてほしい。日本の新聞各社、カトマンズに通信員を置いているが、サンケイは聞いたことがないぞ。
 
現在日本の某Aツアーが、3月のグループをネパールに送るべく準備を進めている。カトマンズでの受け入れ会社は、大変信頼出来る。旅行会社側から中止しない限り、状況大丈夫。トレッキングも、治安確保出来ている場所が沢山ある。ネパールで受け入れる旅行会社が、しっかり状況把握+リスクマネジメントしてくれている。
 
新聞報道に心迷わされず、キャンセルしないで是非、是非ネパールに来ていただきたい。
 
このAツアーに限らず、日本の定評ある旅行会社主催ツアーや手配旅行なら、ダメなら旅行会社の方から「中止します」と連絡が入る。それがない限り、まず問題なく大丈夫と云うこと。
 
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ただし、言葉も分からず現地に知り合いもいなくて、旅行会社も通さない個人旅行。先生の後に付いていくだけのスタディツアー(信頼出来る旅行会社主催なら良いけれど。でも時々、旅行社のアドバイスを聞かない先生なども居て困る)などは、是非ともご注意いただきたい。
 
ああ、また春休み。ローカルバスで陸路移動しよう!っちゅー御仁や、むやみやたらに村に行きたがる団体さんが、また今年も出てくるんじゃないかと、おばさんは心配しているのでR〜

ニュースが入ってこないと云うのは、辛い

昨日今日と、(現在短波で聞くしかない)BBCラジオのネパール語放送で、FMラジオのニュースが禁止となってから、BBCを聞くための短波ラジオ売れてます!という、自画自賛系ニュースが放送された。
 
現在、カトマンズ盆地の外のニュースは、BBCラジオに頼るしかない。それは充分に認める。しかし21世紀の現代、ラジオ、しかも短波放送に頼りっぱなしなネパールの状況は、あまりに悲しすぎる。また既存メディアの報道も、規制と検閲のため「塩を入れないダルバート」を食べているようで全然物足りない。
 
まあこの状況は、ゴールデンウィーク頃までだろう。根拠?3ヶ月、または100日。それにしても、ネパールのような国では、イザとなったらテレビじゃなくてラジオが頼り!なことを思い知らされる。う゛ーーっ、それにしても現政府、BBC短波に妨害波を出さない。国内で短波ラジオの販売を禁止しない。なら、FMを通じたBBCネパール語放送を再開しようよ。民間FMのニュースもいいじゃん。
 
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今日、旧王党派であるRPP党の党本部で会議が開かれた。今後、専制体制の緩みに、このRPP党と統一共産党が大きな役割を果たすと思う。
 
何故かというと、RPPは元々「王様万歳!」であり、チャンド元首相など先日の「民主の日」式典で、現閣僚と一緒に座っていたものね。また、国王臨席のパーティなどにもRPP党員は多数出席していたりする。また共産党は、歴史的に「王室の草刈り場」である。マルクス・レーニン主義から、国王支持に変節を遂げるリーダーが少なくない。
 
多分、最後まで抵抗するのは、ギリジャ派コングレス党だろう。彼らは立憲君主制に固執する割に、反国王なんだな。これ。共和制に難色を示すのに、王権に対する猜疑心の固まり。このコングレス党の分かり難さが、ネパール政治の「何じゃこれ?」を象徴している。
 
これは私の印象だが、党の規律は、共産各党の方がとれている。コングレスの方は、何をやっても混乱するんだな。気の良いオジサンが沢山いるし、学識豊かな紳士政治家もいるんだけど、政党としての統率がとれていない。1990年体制の問題点は、コングレス党のいい加減さにより引き起こされた部分が沢山ある。では、統一共産党は......というと、組織はしっかりしているが、個人として思想と行動が遊離しているリーダーが仕切っているという不幸が......ある。
 
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米英印の3ヶ国が、ネパールに対する軍事支援を中止するというニュースがあった。しかしなぁ......表紙と中身が違うっちゅーのが【外交】だからね。ブッシュさんも「ネパール現体制を支持する」とは、表だっては云えないよね。
 
2.1体制は、随分前から粛々と準備をしていたものであるから、今回の米英印による動きも計算済みであろう。マオ派との交渉も【表裏】のチャンネルでやっているのであろうが、とにかくニュースが出てこない。
 
ああ、あと80日くらいは、ニュース欠乏症が続くのね.....(T_T)
 
ところで、メジャーではないけれど、ネパール関係のニュースが右から左まで見渡せる英語サイトが、昨日から見えない。ネパール国内プロバイダに、「閲覧禁止」を咬ませたのか?

携帯、無線電話、基本料金半額請求+地方の状況

ネパール公共料金の請求は、ネパールの公式暦「ヴィクラム暦」で行われる。西暦1月中旬〜2月中旬のマーグ月の電話料金請求が来た。
 
ご存じの通り、2月1日以降携帯電話とWLL無線電話はぶち切られたままである。上記マーグ月の場合、月の半分は使用できなかったわけだ。これでも基本料金は取られるのか?と、請求書を見たら......
 
国策民間会社ネパール・テレコムの携帯電話
 基本料金500ルピーの半額、250ルピー+1月中の通話料金−125ルピー割引
 
インド系民間UTL社・無線電話
 基本料金200ルピーの半額、100ルピー+1月中の通話料金
 
であり、使えなかった分は基本料金もいただきません<(_ _)> モードである。国策会社のテレコムはもちろん、純粋な民間会社UTLまで【右にならえ】だった。先日、某政府通信系の高官が「UTL社には、政府から賠償金が支払われるんじゃないかな」と云っていたが、それは本当かも知れない。ヴ暦の来月(ファグン月使用料金)請求は、このまま不通が続くと
 基本料金ゼロ+使用料金ゼロ
だよね。
 
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さて、カトマンズ〜ポカラ間の陸路移動。マオ派による交通封鎖中であるが、国軍がコンボイ組んで護衛してますから大丈夫っスよぉ。今日も、何百台通ってますから。ヘイ、いらっしゃい!と、大本営発表系のニュースが流れている。が........
 
時々、政府軍とマオ派の戦闘が(国道周辺で)ある模様。なので運が悪いと、ドーンドーンという腹に響く爆音を聞きながら移動することになるようだ。未だ外国人被害の報はないが、いつ何が起こっても不思議ではない。
 
またポカラ市内も、平静ではあるが緊張感があるそうだ。街中はともかく、郊外方面には誰も行きたがらぬ状況だという。現在のほほんとしていられるのは、カトマンズ盆地内だけなのか?まず間違いなく、ルクラから上のエベレスト街道+フムデから上のマナン+ジョムソム周辺のムスタンなど、飛行機でびゅん!と入ってしまうヒマラヤ山中もまた【のほほん】していると思う。
 
マオ派による人民戦争が始まったあとも、状況を見ながらいろんなところに地方出張してきた訳だが.......こりゃ、しばらくは盆地外には出られぬな!という感じ。出るとしても、国内線航空便の使用が大前提だな。
 
これから学生さんの春休みシーズンとなるが、くれぐれもスタディ・ツアーは無理をせぬようお願いしたい。気軽に村に出かけないでいただきたい。実施する場合は是非とも、在カトマンズ日本大使館領事部に、問い合わせをしてください。

食券レストラン情報

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自転車に乗り、マラソンに参加し、時々子守もする(してない?)現場監督さんへ。
 
コメントありがとうございました。例のレストランは SINGMA という名前で、パタン「腹ぺこ通り」にあります。地図サムネイルをクリックしてみてください。だんらん、ばななきゃっとは......ご存じですよね。
 
SINGMAに行きますと、バンコクのデパート「食券食堂」でランチをしたような気分に、一瞬だけなれるので愛用しています。ただし定休日が週末でして、土曜日だったかな?日曜日だったかな?どっちか忘れました。ゴメン。平日、会社のランチタイムに自転車飛ばして行ってみてください。

薄ら寒い一日でした (*_*)

事務所にて........そろそろランチに行こうかな?それにしても、何だか寒いじゃないか?どーしたんだろ?と思って外を見ると、雲行きが怪しい。空は真っ黒な雲で覆われている。ひゅぅん、ひゅるるんと、突風も吹き始めた。
 
「これは、カトマンズの春の風物詩、嵐でアル。ぐずぐずしていたら、外に出られなくなるゾ」
 
と、急いでスクーターにまたがり、ビュンと5分の場所にある「シンガポール・マレイシア料理の食券レストラン」に行く。財布に優しい値段で、ぱっと注文してぱっと食べて、しかも【ぷちバンコクに行った気分になれる】のだ。私の定番は、カレーヌードルスープ。今日みたいに寒い日は、辛さで身体の中から暖まる。
 
偶然一緒になった某さんと、ネパールの状況など話しながら麺を食す。そーか、あなたもそーゆー見方をしてたのね。この国に根っこがある外人は、現体制に注文は出すけれど、頭ごなしに批判出来ないんだよね。お題目で国民は救われない事、見てきたものね。
 
食事を終えて外に出ると、風はおさまっていたものの小雨。5分だからいいや。と、雨に濡れてスクーターで戻る。
 
事務所で仕事を再開するも、今日は寒い。真冬のキーンとした寒さじゃないが、湿気を含んだイヤなひんやり感が不快だ。自宅で出来る仕事だし、早めに家に帰ろう。また雨でも降ったら厄介だから。と、またまたスクーターで家に向かう。
 
リングロードを15分だが、途中で再度雨につかまる。今度はカッパを着こむ。ここしばらく、事務所の車が修理に行きっぱなしでスクーターを使っている。一時の花粉症も治まったため、早春のカトマンズを「ぶぅん」と飛ばすのは気分がよい。雨に濡れるのはカンベンして!だけどね。
 
そんな静かで、寒い一日だった。

偽札注意!@カトマンズ

 
いやはや、ネパールまでやって来て、偽の日本円を使ったのは誰?カトマンズでも以前から、偽の米ドルは時々見つかっていたらしい。しかし日本円の偽札は、ちょっと聞いた事がなかった。
 
年末年始、日本全国でも問題となった「旧一万円紙幣」であるが、私たち日本円を見慣れている人なら。本物と一緒に比べてみるなら。【あっ、ニセモノだ】と気づく程度のものだけれど。しかし今回は、旅行会社の(普段はネパール・ルピーだけを使っている)トレッキングガイドさんたちが掴まされたということで、偽だと気づかなかったのも理解出来る。
 
それを見越して【掴ませた】のだとしたら、二重の意味で罪深いと思う。
 
福沢さんの透かしまで入れているところを見るに(透かしの出来映え自体は、マンガチックな稚拙さだけれど)、全くの素人が愉快犯として作ったとは、ちと、思えない出来だった。
 
それにしても、こーゆー事だけ「ワールドワイド」なスタンダードで出現するのって、困ったものである。もしかして、今後も偽一万円札がネパールで発見されるとしたら、日本円に対するイメージもダウンしてしまう。ネパールに来られる方々は、日本円現金は【ホログラム付きの新券】を持参された方が良いだろう。
 
クレジットカードのキャッシング(ネパール・ルピーで引き出して、後日日本円換算で口座引き落としされる)や、トラベラーズ・チェックがより安全だけれど。ただし現金も、ある程度あると小回りが効くからね。
 
今回の事件。日本の警察も、迅速に的確に動いてくれる事を期待したい。

ごまめの歯ぎしり

ビンティ掲示板のやりとりが興味深い。
 
現在のネパール情勢に対する分析・考え。そしてこの状況下で、ネパールを旅行者として訪れる事への不安......など。日本に伝わってくる情報では、かなり深刻な・切迫した・危機に瀕したネパール!という印象なこと。カトマンズに居ても感じる今日この頃である。
 
確かに、厳しい状況であることは間違いない。カトマンズでは、様々な不便と(道路遮断による品不足+物価の高騰による)生活苦が蔓延している。盆地の外では、何が起こっているのか全ては伝わってこない。
 
異常な事態である。
 
しかし2.1直後、日本の【新聞報道】では、市民の顔が暗い!だの、首都包囲された!だの、東京の整理部がセンセーショナルに付けた見出しが踊っていた。日本の新聞は権威であり、ここから流れる情報はスタンダードと化してしまう。
 
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しかし我々、ネパールで暮らしている人間。ネパールに投資をしている人間にとってはこれが大変腹立たしい......てえこと、少なくないんだよね。
 
道路の補修、公共事業、ゴミ収集、ネパール役人の態度の変化、現体制への淡い期待、政党政治家への失望(民主主義への失望ではない)。こんな部分は、日本の新聞ではなかなか報道されない。
 
右とか左とかの問題ではなく、私たち生活者の回りで聞こえるネパール市民の声が、日本の新聞報道には反映されていないって想いを、数年来ずーーっとずーーーっと感じているんだよね。限られた字数の中で分かりやすく提示するために、紋切り型の「善悪」論理で片づけられているんじゃないの?っていう、潜在的な不信感があるんだよね。
 
だからついつい、日本の新聞論調と【逆】なことを、カトマンズから発信してみたくなるのである。ごまめの歯ぎしりであっても、黙っていることは出来ないんだよね。
 
ネパール国民の生存権が脅かされ、政府がその責任を取らず、様々な団体も努力はしてきたが問題解決出来ずにいた。現在、イデオロギー的には大きな問題があるが、少なくないネパール人も望んでいた方法が、【ほぼ最後のオプション】として試されているのである。ずっとこれで良いとは云わない。しかし、3ヶ月。または100日、見守ろうじゃないか。
 
この間、既存の政党が連帯出来ればそれも良し。出来なければ、将来のネパール民主主義を担うのは、別な顔ぶれになるだけのこと。新勢力なのかも知れないし、世代交代かも。
 
最悪の事態は、ネパールという国家の消滅。この危険がある。船が沈んでしまったら、漂流している人を救うべき。しかし最後の最後まで、船が沈没しないよう危機回避をすべき。
 
今のネパールに必要なのは、具体的なビジョンと行動。詭弁であろうが論理のすり替えであろうが、論理とアクションを実行出来る勢力。規律を持ってぐいぐい進んでいける国家。問題は【和平】であるが、この見通しもなくやっているとしたら、逝ってよし。
 
どんな時代も、体制へ注文を付けることは必要。しかし、批判のための批判はもうウンザリ。
 
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サフニっ! casaでのインド特集、すごいですね。
 
「そろそろネパールに呼ばれてみよう」って、どっかの雑誌でも特集してくれないでしょうか?それにしても某BS波は、アジア報道で頑張ってます。これからもウォッチお願いします <(_ _)>
 
ケレケレさんっ!
 
外食してきたら、家でももう一食......私も【かつて】経験があります。でもそういう生活を続けていたら、胃潰瘍で倒れて1ヶ月寝込みました。その後、カミングアウトしてから人生楽になりました。
 
この子とは別居しなくちゃ、双方大変だわ.......と、大きな理解をしてくれたネパールの母のおかげでもあります。亭主はいろいろ辛かったと思います。
 
次回のカトマンズでは「ミキっていう日本人の友だちと、一緒にご飯を食べるから」と、口実に使ってくだされ。いや、本当に一緒にご飯を食べましょう。私も【日本語をしゃべりながらご飯を食べる機会】は、大変少ないです。家ではネパール語ですから.......

プチ豪華な、携帯ストラップ登場

しばらく寝たふりをしていたNepal Art Souvenirですが、本日新商品を投入しました。
 
 
一日も早い、ネパールにおける「携帯電話サービス再開」を願って.....です。そうじやないと、ネパール国内で売れません。まあそれまでは、日本へのおみやげに!いかがでっしゃろ?
 
象の神さまガネーシュは、幸運を呼ぶシンボルです。しかもゴールドと云うことで、パワー倍増。合格祈願!にもぴったりですね。
 
今一番幸運が必要なのは、ネパールっちゅー気もします。しかしネパールは、最後の最後で辻褄を合わせてしまう天才(天災?)国家なのですね。しぶといネパールの、スーダラ節のような幸運が詰まった商品です。
 
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そろそろ事務所から、自宅に戻ります。ご飯を食べて、早寝したいと思います。明日から始まる一週間、頑張らなくちゃ。
 
はぁ〜っ......

ネパール情勢、特集されていました

自宅でNHKワールドTVを見ていたら、国内では確かBS波で放送されている【ワッツオン・アジア】という番組で、ネパール情勢が特集されていた。
 
コメンテーターは広島大学助教授、ネパール人のマハルジャン氏。イデオロギー以前に、国民の生存権を何とか確保しようよ!そのため、注文は付けるべきだが徒に非難ばかりではネパール国民は救われない.....という、ある面大変勇気のある論調であった。右とか左とかじゃなく、とにかくどんな体制でも良いからマオ問題を解決出来ないと、南アジアレベルの国際問題と外国介入の危機がある事。そうなれば、国の存亡の事態となる事。大変分かりやすい説明だった。
 
しかしこれ、知識人としてはスゴイ発言だと思った。ネパール関連左派からは、ブーイングを受けかねない。インテリ源ちゃんの看板を掲げるなら、真ん中からちょっと左寄りてえのが【リベラル】と目される、座りの良いポジションだよね。
 
だからこそ、マハルジャン氏の勇気ある論調に感銘を受けたのだ。
 
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続けて見ていたら、BSニュースで「インド在住のネパール人、抗議デモの様子」もフラッシュ・ニュースで出ていた。某元首相の娘のS女史の、威勢の良い発言も紹介されていた。
 
が.....この人、民主化以前は(一族みんな投獄されたり亡命生活を送っている時)ヨーロッパで国際結婚をして暮らしていた。民主化後父親が首相になったらネパールに戻ってきて、ファーストレディをやってたんだよね。でもって現在、インドに避難。日本のメディアに、某政党の指導者.....として紹介される事も少なくないのだが.....いつの間に指導者になったの?実績全然ないじゃん。逃げてばかりじゃん。
 
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うーーん、きょうはちょっと発言が過ぎるかな?
 
でもね、この国から逃げ出す事の出来ない現実を抱えているから、外から見たら「何それ?」って事もあるんだよね。だから外国に暮らしていても、母国を想うネパール人の姿には、感銘も受ける。そうじゃないとしか想えない人に対しては、反感を覚える。
 
イデオロギーで救われなかったネパール。まずは、生存権の確保を何とかしようよ。そこからはじめる事で、本当の民主主義が見えてくるんじゃないのかな?

スパイ大作戦かぁ?

朝っぱらから、某記者会見に行く。現体制に、ストレートな抗議声明を出した、ネパールのとある団体。ここの事務局長はタイーホされており、会長D氏は地下に潜伏していた。
 
先日来、国際団体のW会長が来ネして、ネパールの現状を調査していた。今日はその報告会見。この間はさすがにタイーホはないだろうと、W氏の来ネ以降D氏も表に出てきていた。
 
多くの報道関係者が集まった会見中から、回りの建物敷地内から、鋭い眼光を光らせた多数の男性が見守っているのに気づく。公安だ。W氏の離ネに併せて、D氏がタイーホされるのでは?と、緊張が走った。
 
結局はD氏、その場から【するり】と脱出した模様だが、ぷちスパイ大作戦が繰り広げられていたことは云うまでもない。公安は睨みをきかせただけで、タイーホする予定はなかったのかも知れない。そんな感じもした。
 
ネパール現体制も、外国の目には気を遣っていること。これは確かだと思う。カトマンズは規制や治安維持も厳しい代わりに、外国人や外国メディアも【うようよ】してるからね。
 
どうなっているか、問題なのは、多分、盆地の外.......体制だけでなく、森に住む勢力のオペレーションもある。カトマンズに居ては、見えないこと。沢山ある。
 
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現体制は、ずっと続くとは思えない。
 
まず停戦・和平。そして総選挙を経て、出来るだけ早期に民政移行されないと先行きは厳しい。しかしここで、政党側はあくまで【戦う】姿勢を押し通すのか?それとも現体制との【妥協】を計り、民政移行を共に推し進めるのか?現体制も、今後徐々に手綱を緩めることは想像出来る。厳しい締め付けは、数ヶ月程度しか出来ないだろう。
 
ネパールの公式暦では、西暦の4月中旬が新年である。この頃、次の動きがありそうな気がする。それまでは、体制側も必死であるから、刺激するような行動は避けるのが君子である。
 
だってこれから、数年先を見なくちゃならないんだもの。
 
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レスコーナーれす。
 
ケレケレさん。ネパール生活の「お湯」問題ですが、ニホンジンはお湯が切れるとキレ易くなるので注意が必要です。かつて私も、残業して帰ってきてもお湯が使えない状態が続き、家で暴れた経験があります。
 
ネパール人にとって、お湯は贅沢品です。私たちの「湯がないと辛抱出来ない」気持ちはなかなか分かりません。カトマンズにおけるお湯の確保方法ですが、
 
1.バケツに直接突っ込んで湯を沸かす「簡易電気ヒーター」
電気屋さんで売っています。しかし、通電したヒーターを突っ込んだまま湯加減を見ると、最悪感電死の危険があります。電源を切ってから手を突っ込みましょう。
 
2.電気温水器
「ギザ」と云います。容量にもよりますが、100ドルちょっとで買えます。ごくごくごーーーっくタマに、漏電による感電死があります。水が熱くなったら、電源を切ってからシャワーを浴びましょう。
 
3.ガス温水器
プロパンガスに繋ぐ、浴室用シャワー温水器が最近人気です。値段は電気温水器とほぼ同じ+ガスシリンダー。ガス屋さんで手に入ります。
 
4.太陽熱温水器
天気が良いと、幸せにお湯が出ます。
 
ここでひとつ問題なのは、家族が多いと「湯が終わってしまう」のですね。早い者勝ちです。また、水がなくてアウト!というのも、カトマンズでは良くある話。
 
カトマンズの高級ホテルには、スポーツジムが併設されています。ビジターでも利用可能な場所がありますので、こういう場所で温水シャワーを利用するのも方法です。サウナ、マッサージなどもあります。ネパールの感覚では大変高額ですが、日本で健康ランドに行く値段と同じでしょう。
 
こういう「最後の切り札」があると、気持ちが楽になったりもします。そうでないと、私のようにフィジカルに暴れてしまう危険性があります。
 
食べ物とお湯は罪悪感を持たずに、キレてしまう前にさっさと一人で「タマにはお金で解決」してしまいましょう。ネパールにおける惨めさの、80%はお金で解決出来ます。我慢禁物、会者定離。合掌(何じゃそれ?)

疲れた、民主記念日

朝6時半頃、いきなり、「どーん、どーん」という爆音で目が覚める。
 
民主記念日+コマル王妃誕生日の祝砲だったのだが、一瞬、「首都決戦」が始まったんじゃないの?と、ふとんの中で気が遠くなる。で、また寝てしまった。なんじゃ、それ。亭主の方はシリアスに、各方面から情報を集めようと電話に手を伸ばしたら。
 
あ゛っ、また、切られてるじゃん。(発信は出来ないが、国際電話の受信は出来る状態であった)
 
政党側が今日から、国王親政に対する抗議行動を開始すると発表しており、それに対抗するための措置と思われる。それにしても、前回の通信遮断は「すげー、ここまでやるの!?」と呆れたり困ったりしつつも、感心もしてしまった。しかしである。こーゆーことを頻繁にやるっちゅーのは、かなりダサいんでないの?今回はまあ、1日だけだろうな......と予想。
 
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カトマンズ市内は、正午から国王臨席のもと「民主記念日の式典」が、中心部の閲兵グラウンドで開催される。ものすごい数の支持者、学生、スポーツ関係者が動員されており、国軍、武装警察、警察もぶんちゃか♪パレードを繰り広げている。
 
加えて、トヨタ主催の「カトマンズ・マラソン」もあり、道路が大渋滞。
 
並行し、旧市街の中心部「アサン広場」周辺では、各政党のデモが繰り出す......前に、スローガンを叫ぶ活動家は粛々と治安部隊タイーホされ、警察のワゴン車に詰め込まれて連行されていった。外電の報道によれば、タイーホされた頭数は数十人の規模。一部では、決起せよ!てな感じの政治ビラも配られていた。
 
カトマンズ盆地の五穀豊穣を司るアンナプルナ寺院前は、機動隊、報道各社、通行人、そして妙に目つきの鋭い身のこなしがきびきびした私服多数で、異様な【カオス】を醸し出していた。
 
一緒にいたネパール人ジャーナリスト、某氏がひとこと
 
「カトマンズのネワールが、今回は政治活動に冷淡だな。ネワールが立ち上がらない限り、運動は盛り上がらないよ」
 
1990年の運動では、カトマンズ盆地の鍵を握るネワール民族が、積極的に動いていた。また政党活動家を匿ったり、様々な協力を惜しまなかったという。今回は今までのところ、そんな熱気が感じられない。
 
政党に対する希望って云うのか、期待って云うのか、モラルサポートって云うのか。そんなものが裏切られ続けてきた、厭世観なのだろうか。
 
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その後、また別の場所で興味深い集まりに顔を出したが......これは、胸にしまっておこう。
 
新体制発足後、3週間。ネパール官僚たちの顔色が、【今ひとつ】だと感じたのは気のせいだろうか。戸惑っているのかもね。上にどんな体制が来ても、対処して行かなくてはならない人たちだから。風見をしているのかな。
 
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日没後家に帰って確認したら、案の定電話が生き返っていた。夕方4時頃から、使えるようになっていたそうだ。やれやれ、やっぱりね。
 
どどどーーーっと疲れが湧き出て、頭が痛くなって、気分が落ち込んで、夕食もパスして寝込んでしまった。3時間ほど熟睡して、熱いシャワーを浴びて、熱い麦茶を飲んだらやっと、スッキリしてきた。
 
そんな1日だった。
 

デヴァナガリ文字タイピング

 
我らがネパール語も、文字は同じ(厳密には、書体やビンドゥの使い方など微妙に違うけど)。文字対照表を見ながらタイプする「うっとおしさ」はよく分かる。キーボードカバーを被せてカバーの上に、デヴァナガリ・キーをマジックで書いちゃう......てえのは、アイディアですな。
 
私がカトマンズで見た例は、OHPシート(透明)にデヴァナガリ・キーの対照表をコピーし、ひと文字ずつ切り取ってキーボードに貼り付ける御仁がいた。これはMac者ネパール人がやってた方法。
 
もう一つの方法は、デヴァナガリ表記のキーボードを買っちゃう。Win用のキーボードなのだが、最近のMacなら使えるかな?インド製ではなくて、台湾製のものがカトマンズで手に入る。しかも、記憶では日本円で1,000円もしなかった。
 
ニューデリーに住む知り合いに聞いたところ、インドではデヴァナガリ・キーボードは全然見かけないとの事。曰く
 
「インドでコンピュータを使える人って、イコール英語が堪能。デヴァナガリタイピングって......うーん、役所にでも行けばそーゆーキーボードを使っているかもしれないね」
 
との事。そうかもしれないなぁ。
 
もうひとり。日常的にネパール語=デヴァナガリでタイピングをしている某ネパール男性は.......普通の英語キーボードで、デヴァナガリの【ブラインドタッチ】をしてたのだ!!!!脱帽。
 
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と、なんで急にこういうことを、しかも夜中に書いているかと云えば......トラックバックっちゅーものを付けてみたかったのだ。許されたし。

英国の、某国際放送ラジオ

先ずはレスっちゅーことで。
 
サフニ、お久しぶりです。トラックバックオーライ、ぴぴっぴぴっ.....って感じですな。それにしてもブログって、使い方の説明が不親切な感じがします。私が使っている、フジの天敵さんのところだけなのでしょうか?不親切なのは......
 
ネパールに居ますと、韓流ブームには、完璧に置いてきぼりです。
 
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ところで、【英国の某国際放送ラジオ】が頑張っている。
 
毎日、ネパール語によるネパールニュースを、30分以上にわたって放送し続けている。以前はカトマンズでは、FMラジオを通じても聞けたのだが、現在は御上によりぶち切られている。仕方なく、短波で聞くしかない。
 
まず間違いなく、世界で一番厚くネパールニュースを国際配信しているな。ネパール語での放送なので、世界っちゅーよりネパールに!だけど。インターネットを通じても聞けるので、興味がある方はgoogle等で調べて、サイトを発見して欲しい。ただしサイトも、ネパール語表記だけど。
 
この放送局のリポーター、カトマンズを拠点とするS兄さんとN君がタイーホされないのは、誠に心強い。ロンドンから発出しているので、ネパール政府当局による検閲・規制を受けない内容である。S兄さんとN君。今ネパールで、一番身体を張っているジャーナリストではないだろうか?まあ、彼らをタイーホしたら、世界世論も動くからね。そう簡単に手出しも出来ないだろうけど。
 
嗚呼、テレビでも新聞でもなく、最後に頼りになるのは短波ラジオという。非常にアナクロな話では......ある。

追試を受けている、ネパール。

ネパールで国王親政が再び始まって、半月以上経った。私は現在の状況を、1990年民主化の弱点を再構築するためのチャンス!であると考えている。
 
まず、1990年体制の大きな成果は「1990年憲法」であると考える。同時にこの憲法は、民主主義の表紙をつけた旧体制保持の確立であったと捉えている。例えば、
 ・ ヒンドゥー教至上主義(国教と規定)
 ・ 議会の議決した法案に対する、国王の発言権
などがあげられるが、その最たるものは
 ・ 国王が、国軍の最高指揮権を持つと規定
ではないだろうか?
 
憲法解釈論議はどこの国にもあるだろうが、3年前、そして今回の動きが、憲法に規定された範囲内(と主張することが出来る余地がある)で実行されたことだけ見ても、我々が考える「民主憲法」と、ネパール憲法における、世界観の違いに気づかされるだろう。
 
1990年の憲法発布前、そして発布後、憲法の根幹に関わる部分の論議は、限られた人間だけで行われた感がある。民主主義を求める勢力と、旧体制を維持したい勢力の妥協の産物であろうが、その妥協点がよりどちらに近かったかは......明白である。
 
この点だけ見ても、ネパールの民主化運動は「詰めが甘かった」と云わざるをえない。
 
そして、更に悲劇的だったのは、「民主の冠」を付けた政治家たちの不誠実ではないか。15年弱の民主政治はネパールに、様々な自由を生み出した。この点を評価すること、忘れてはいけない。
 
しかしそれ以上に、【貧富の差拡大】【マオバディ問題】を生みだしたこと。これは事実である。かくあるべき【社会正義】は、実現にほど遠い状態であった。全てとは云わないが、数多くの政治家たちが、民主主義の名に借りた非民主主義的ネポティズムに埋没していたのではないだろうか?
 
ネパールの民主化運動は、「誠実な努力」が足りなかった。のである。
 
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これは政治家だけの問題でなく、広く国民全体に責任がある。
 
今回の事態は、体制を揺り戻して、もう一度真の民主化を実現させるための避けては通れない通過儀礼なのではないだろうか?長い期間、時代を逆行させることが不可能なことは、今回の中心にいる方も、よくよくご存じだと思う。現体制に残された時間は、沢山はない。諸外国も、援助という【埋められる外堀】を持ち出し始めた。
 
同時に、民主主義を掲げるグループに残された時間も短いこと。理解すべきであろう。今回の試練の中、民主勢力が「私の利益」を超えて、【国家利益】の元に再集結出来なければ、ネパールという国の存続はない。
 
ネパールが、ネパールとして世界地図に名を残すことが出来るのか?現在、非常に危険な「賭」が行われているのではないだろうか。
 
ネパールは、民主主義という「世界標準」規格における、15年ぶりの【追試】を受けている。本来、レポート提出で単位がもらえるはずだったのに、全然提出せず、教務課と研究室から呼び出しを受けてしまった......てな感じかな?
 
さて、隣に住む「巨大なおじさん」たちの介入を受ける前に、自国内で何とかしないとね。
 
この危機を、民主主義の確立というチャンスに出来るかな?

ニューデリーで語る、ネパール

 
でも、何でニューデリーなの?カトマンズ、ネパールガンジ、ビラトナガルを訪問し、国王とも会見したカーン女史。カトマンズでは、いろいろ云い難いこともあるのだろう。マスコミ戦略もあってのことだろう。
 
しかし、何故、よりにもよってニューデリーなのだ?南アジアの大国インドは、近隣諸国に対して中立では「ない」し、ましてやインドのメディアはネパールに関して、意図的とも思われる「飛ばし報道」をやらかしてくれるもんな。まあ、相手にするのは「外国人記者クラブに所属する国際メディア」なのだろうが、アムネスティほどの組織のトップがネパールを語るに、インドという国において記者会見をするっちゅーのに、何だか割り切れないものを感じてしまう。
 
ネパールって、それほどまでに「ペケ」なんだろうか?それとも、カーン女史が発言するの内容は、大変に過激なものなんだろうか?
 
明日の会見を待つとしよう。
 

だんらんのお弁当、美味しかったです

今日は我が事務所にて、ランチタイム・ミーティング。以前から、是非やりたいと思っていた「だんらん」レストランの、お弁当テイクアウト!
 
細やかな心遣いがうれしい、美味しいお弁当だった。大満足
 
これからも時々、だんらん弁当@事務所をやりたい。パタン・腹ぺこ通り近くに事務所移転をした、成果のひとつだね。私の大好きな「オムライス」もテイクアウトOKということなので、次回は是非ゼヒぜひ......
 
ミーティングの方も成果あり。電話やネットも便利だけれど、会って話をするのも大切だよね。話が早いしね。
 
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さて、ブログをはじめて未だ日が浅く、機能全てを理解出来ていない。
 
トラックバックっちゅーのが、その最たるものであった。先日来ネットで調べて、トラックバック練習サイトなるもをハケーンした。試行錯誤でやってみたら、あっ、ついたね、トラックバック。なるほどね。
 
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昔は、インドに比べてネパールの方が、牧歌的な平和さで「ほっ」と出来た。しかし昨今、インドの方が安心感割り増し。ネパールでの成果報告も、カトマンズじゃなくてニューデリーでやっちゃおう!というのが、最先端でcoolみたいだねぇ。
 
ああ!

OLD IS GOLD かぁ?

昨日、ベテラン政治家ドクター・トゥラシ・ギリ氏と、キリティニディ・ビスタ氏が、多数の省庁大臣を兼務する「内閣上席閣僚」に勅任された。現内閣ではあの方がトップであるからして、ギリ氏、ビスタ氏はNo.2の席を占めた訳だ。
 
お二人とも、1960年代にあの方の父君が国家運営をされていた時の、側近中の側近である。首相をはじめとする、要職を歴任されている。お二人とも、もうすぐ80歳になるというご高齢。しかし、矍鑠(かくしゃく)としている。
 
私は、ビスタ氏と何回かお目にかかったことがあり、大変スマートな紳士という印象を持っている。またご自宅には、あのご一家とのつながりを示す品がここそこにあり、忠臣を画に描いたような雰囲気である。同時に、私のような「官位のない外人女」にも、威張ることなく丁寧な物腰で接してくれる方である。
 
あの時代の要職を歴任し、側近として仕えた方だから、その後の民主化の中では「評価の激変」の危機をくぐり抜けて来られたはずだ。旧体制派の政治家たちが国政の表舞台に復活していく中で、ビスタ氏に対する評価も「かつての国家を支えた尊敬すべき知識人」と、固まっていた感がある。
 
しかし今回、もう引退して楽をしていておかしくないお歳で、再度勅任の要職を務められるとは.......しかも、ギリ氏とペアでの登場。長身でダンディで、しかも趣味の方面では「ええっ?」と云うほどお茶目なビスタおじいちゃまが、この綱渡り的状況に引っ張り出されるとは。
 
他に人はいなかったのだろうか?
 
それにしても、これで「チーム・5ヤット」が完成したな。政界ドゥーワップ+ロカビリーってかぁ?当時は壮年であった方たちが、老年まっただ中での再度のご奉公。うーーん、忠臣てえのはすごいねぇ。
 
現在のネパール。江戸時代とか、明治時代あたりの日本の状況を思い浮かべて考えると、いろいろ興味深い。21世紀から、タイムワープが出来るってもんだわ。

守られた、バレンタインズ・ディと、季節はずれのサンタクロース

最近カトマンズでも、何故だか急速に広まっているバレンタインズ・ディの今日。カトマンズ首都圏では御上のおかげにより、バレンタインズ・ディが盛大に祝われているのでR〜
 
マオ派の呼びかけによるバンダ(ゼネスト)初日であるが、我が家と事務所のあるパタン市リングロード周辺では、普段通りの日常。公共交通機関を含む車も走っているし、子供たちは学校に行っているし、商店も開いているな。
 
街中の様子は、特別異変は伝わってこない。あとで、見に行ってみるか。チョコ買いがてら.......ウィスキーの方が良いかな?うちのおじさんには。
 
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我が事務所から、パタン腹ぺこ通りに向かう道も、ぼこぼこになっていた舗装をやり直すべく作業をしている。道路の補修もまた、現政府の「ねっ、目に見えて良くなったでしょ政策」のひとつだと云う。
 
云うことを聞いて、黙ってついてくる子には、おじさんが良いものをあげようね。ほぉっ、ほぉっ、ほぉっ........つー作戦ね。ラブリーに分かりやすいわ。【三太苦労す】か?
 
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08e6510e.jpgさて、昨日書いた「女神さま」をご紹介したい。
 
10世紀のカトマンズ。当時この地を支配していたグナカマデーヴァ王の夢に、マハー・ラクシュミー女神が現れた。
 
「この土地に、剣の形の街を作りなさい。そうすれば私は祝福を与え、繁栄を約束しよう」
 
王はお告げの通り、8人の女神を祀る剣=カトマンズ旧市街を作り上げた。街はチベットやインドとの交易における要所として、大変に栄えたのである。グナカマデーヴァ王が作った王宮は、現在のカトマンズ旧王宮(ハヌマン・ドカ)の場所にあったと伝えられている。
 
マハー・ラクシュミー女神は、7人の地母神のパワーをひとつに集めて出現した、タントリズム(密教)のシャクティ(力)を象徴する存在である。
 
ネパールで生きて行くには、神頼みも大切なのだ。

ネパールは、今日から「春」です

ネパールに春を告げる「バサンタ・パンチャミー」の今日。朝からぽかぽか暖かかった。
 
昨日も書いたが、この日は一年の中で最高に縁起の良い日のひとつなのだ。街では朝から、結婚式をはじめとする祝い事を鳴り物入りで、ブンチャカ・ドンチャカ至る所でやっていた。国家非常事態宣言も、マオ派の人民戦争開始10周年記念日も、全然関係ない。
 
しかし、カトマンズの外がどうなっているかは分からない。カトマンズと地方都市、そしてインドを結ぶ物流の大動脈たる国道は、マオ派の呼びかけによる交通ストで、通行量が激減しているとの情報もある。
 
カトマンズだけを見て、ネパールを語ることは出来ない状況がある。
 
現政府は、その威信にかけてカトマンズ首都圏の治安を維持するだろう。だから、明日・明後日マオ派により呼びかけられている「ゼネスト(バンダ)」も、首都圏ではそれほど影響が出ないものと予想される。店を閉めていたら、公安が「店を開けなさい」と指導に来るんじゃないかな?
 
政府は、庶民の生活に直結する灯油やプロパンガスの値下げを発表した。また、賄賂がまかり通っていた幾つかの政府事務所(土地の登記や運転免許証発行事務所など)では国軍兵士が監視をして、業務のクリーン・迅速化を計っていると云う。これでゼネストを有名無実化出来たら、とりあえず「さすが、陛下のなさることは素晴らしい!」と、実績ポイントまたゲットぉ......だよな。
 
本来、国民から選ばれた政治家の下、秩序と社会正義が保たれるのがあるべき姿なんだけれど。やれば出来ることも、やって来なかったんだよね。だから、今回の一連の出来事がネパール国内では、「正当」とも評価されてしまう事態を招いたのではないかな?
 
やれやれ。両親が「糸の切れた凧」のような共働きで、家にいたのでは監視の目が行き届かない。全然勉強せず遊びほうけていた我が愚息が、親父の強権発動でカトマンズから離れた全寮制の学校に放り込まれた.......みたいな出来事じゃないか。
 
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前の方は、紳士だった。親から受け継いだ体制を運営し、時代が自由を求めた時は与えた。その後はこの国の誰よりも、民主主義に忠実な道を歩まれていた。そりゃあ、愛されるよね。みんなから。
 
国民も政治家も「民度」が高ければ、これで何とかなったんだろうけど。
 
今の方は現実的で、必要とあらば強行策も厭わない方だと思う。また、ここ15年ほどの言動を見るに、発言の「ぶれ」が少ない。先進国やリベラル知識人には受けが悪いだろうけれど、御上にしてもらう事に慣らされてきた(そうでないと生き辛かった)ネパール国民にとっては、頼もしいリーダーに映っちゃうんじゃないかな?
 
また、次に政党政治家が国民の信を問う時には、顔ぶれも勢力分布も違ったものになるだろう。いや、なるべきなのだ。寒い冬は冷たい風に当たってこそ、春に美しい花が咲くんじゃないかな?
 
この試練を乗り越えてこそ、ネパールに「社会正義」が定着するのではないか......と期待している。こ今回の事態は、各方面ともかなり危険を冒しているからね。失敗する訳に行かない。下手をすると、国がなくなっちゃう。
 
だから、つい、こういう発言をしてしまうのだ。私の暮らしていく国だから。
 
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今日、3年待ってた「女神さま」をお迎えすることが出来た。
 
カトマンズ盆地という場所は、タントリズムの磁場が張り巡らされている。アジマ(地母神)、バイラブ、ガネーシュが要所要所に祀られている。
 
昨年末開業した Nepal Art Souvenir という事業は、今日お迎えした女神に導かれたもの。はてさて、これが「ただの気のせい」なのか「天からのお告げ」となるかは、今後の業績次第ということだね。

ああ、もう春だねぇ

ネパール情勢、いろいろ動いています。この間、温かなご声援のメイルを沢山いただきました。本当にありがとうございました。
 
文章の書き方に気を遣わないとならぬ状況が続いており、お一人お一人にお返事差し上げにくい現状です。ごめんなさい。
 
この場を借りまして、心よりの御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 
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午後から事務所に出る。ここしばらく外勤続きであったので、事務所でゆっくりするのは久しぶり。溜まっていたファイリングを片づけ中。
 
外は快晴。ぽかぽかと春の日差しが降り注いでいる。明日はバサンタ・パンチャミー。この日からネパールでは、冬が終わり春になる。思えば昨年、大変縁起の良いこの日に引っ越しをすべく(たまたま日本の暦でもバッチグーな日取りだった)、内装工事が完成していない現在の自宅に引っ越したな。あの時は、夢にまで資金繰りの算段が出てきたりして.....大変だった。その後、事務所の移転もあったな。この1年間、2つの引っ越し+Nepal Art Souvenirの立ち上げと、なかなかに激動であったな.......しみじみと思う。
 
明日は、あちらさんの方でも「記念日」と云うことで、明後日明々後日は、バンダも呼びかけられている。しかし現在の政府は、市民に通常通りの行動を要請するだろう。はてさて、どうなる?
 
カトマンズの日本大使館からは、以下のようなメイルがあった。以下、大使館からのメイル引用
 
大使館からのお知らせ 2005年2月10日(05−06)
                              
マオイスト人民戦争記念日前後の予定
2月13日にマオイストは10回目の「人民戦争記念日」を迎えます。これに関しての警察情報は次の通りです。
 
1.2月13日からの道路封鎖及び交通機関のバンダ(チャッカジャム)
内容:道路封鎖及び交通機関のバンダ
期間:2月13日から期間未定
地域:ネパール全国
 
マオイストは2月4日に声明を発表し「国王が今回行った措置を撤回しない場合には、2月13日から期間未定でネパール全国の道路封鎖及び交通機関のバンダ(チャッカジャム)を行う。」と宣言しました。これに関して警察当局では、実際に実施されるかは不明であるが、この期間の国内の移動は控えた方が望ましいと警告しています。
 
2.人民戦争記念日前後
内容:マオイストの人民戦争記念日の集会等
期間:2月12・13日
地域:不明(マオイストの勢力の強い地域と思われる)
 
当国警察情報では、2月12・13日にマオイストは国内で大規模な集会を行う予想しておりますが、具体的な地域、場所等についての情報は不明の由です。従って、地方(特にマオイストの勢力が強い地域)への外出は避けるように勧めています。
 
3.バンダについて
内容:マオイストによるバンダ
期間:2月14・15日
地域:ネパール全国

1月15日付「大使館からのお知らせ(05−02)」でも周知しているように2月14日15日にはネパール全国バンダが予定されています。
このバンダ及び道路封鎖が予定通り行われた場合、ネパール国内の移動は極めて困難になることが予想されますので、時間に余裕を持った行動を心がけてください。また、不測の事態を避けるために、警察官が規制を行っている場所や多数の群衆が集まっている場所には近づかないようにしてください。
警察では、この記念日前後にマオイストが何処でどの程度の行事を行うか把握できていないため、2月12日から数日間はネパール国内の移動は避けるように勧めています。
 
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あっ、バレンタインズ・ディも来ちゃうね。去年のこの日は、ルンビニの発掘ビデオを制作していたなぁ。
 
いやはや、1年が過ぎるのは早いものだ。

穏やかな朝を迎えて

まずはプチ情報。カトマンズを離発着する国際線ですが、通常通り運行されています。
 
通信は、固定電話(市内/市外/国際)送受信共にOK + インターネット(ブラウジング/メイル)UP&DOWNリンク共にOK。携帯電話、WLL無線電話は依然不通。ただし、ネットの速度がとても遅いのですね。また、会話の捕捉が困難なデジタル系の電話が不通のまま。っちゅーところで、どういう状態が続いているのか想像しましょう。
 
くれぐれも発言には注意しましょうね。日本語だから!と、安心してはなりませぬ。
 
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さて、いろいろ「穏やかなる、きゃ〜っ!」が続いていたネパールであるが、身の上相談掲示板では、日本とネパールの間にある「深くて暗い河」に充ち満ちている「情念」に対するやりとりが続いていた。
 
ネットが再開され、そんなやりとりを読んで、心底安堵した。ネパールの状況や政情がどうあれ、人と人の関わりや愛憎は変わらず続いているっちゅー事なんだよね。
 
最新のネパール・ニュース。現地からの情報発信は、ビンティという「スタンダード」が確立されているので頼もしい。個人の運営するサイトが、ネパール情報のスタンダードになっていることって、これは「すごい」事ではないか。朝起きて先ず、ビンティのニュースを確認してる.....よね。
 
某・ネパールとの友好を目的とする団体のBBSに、本来ビンティの活動は当団体が行って然るべきであるのに出来ていない。ビンティの勇気に声援を送る!という趣旨の発言があった。日本にある団体と、カトマンズにいる個人の違いがあるだろう。個人の力には限度もあるが、機動性がある。だから、上記発言に共感すると同時に、身の安全が保証されている日本に立脚する団体だからこそできる、ネパールに対する愛情を心底期待し、願っているのである。
 
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ネパールの現状は、まさに国家としての危機管理をしている。ひとつひとつの出来事だけに注目せず、10年単位のうねりの中で、進んだり戻ったりしながら、抗い難い氷河の流れのように民主主義に向かっている姿だと考えたい。ここに現在、「ひとりの強力な個人のキャラクター」に象徴される、中世から続く「システム」にスポットライトが当たっているのだ。舞台の上には、漆黒の闇で見えないけれど、他の登場人物が次の舞台展開に備えて、客席からは見えない演技を続けているんだよね。どのような出来事も、ネパールに社会正義が実現するための「課程」と考えたい。
 
THE SHOW MUST GO ON.............
 
だからこそ、ネパールの空の下は、ネパールの政治体制がどうあれ跡切れない、人間の情念に注目をし続けているのだ。
 
ネパールの常識、っちゅーか、ネパール人の価値観や行動様式は、日本人では想像さえつかない事がある。だから、ネパール人との問題は親・きょうだい・親友であっても相談出来ない、理解してもらえない出来事が沢山あると思う。身の上相談掲示板が、少なくともそんな場合の「心情の吐露」が出来る場所になれれば本望である。
 
日本とネパールの間には、深くて暗い河がある(野坂昭如センセ、借用をお許し下さい)。でもね、そこに無謀にも「舟を出しちゃった」んだよね。
 
そんな事を考えつつ、ぼーーっとしている休日の朝である。

明日は休日

ガネーシュ・ミキ......でごんす。
 
今月に入ってからずっと仕事が続いていたが、取り敢えず今日で一段落ついた。夕方自宅に帰り、荷物を整理して、シャワーを浴びて、くつろぎウェアに着替えて(作務衣っス)、ダルバートを食べて、だら〜ん (=_=) としている。
 
明日は「まったり」しよう。朝寝坊しよう。
 
と思いつつ、ネパール国営テレビを見ていたら、自宅で蟄居閉門させられているはずのデウバ前首相の夫人、アラジュ・デウバ博士が、社会活動の催しで活動報告している姿がニュースにて登場。あらら。ご本人と配偶者は、扱いが別なのね。彼女の実家が、王党派だからなのか?
 
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今日は用があって、昼間空港まで行ってきた。警備のお巡りさんがヒマそうなので話をしてみたら、お客さん少ないとのこと。秋と春のシーズンの、端境期だもんね。
 
もう少しすると、日本の大学生春休みシーズン。3月になると、高校生も春休み。この時期、スタディーツアーが多いんだよね。さて、今年はどうなるかな?先生に引率されての旅って、学生さんたちが「自分で考える」度合いはどうなのかな?
 
さて、今日はここまで。とにかく眠い。

ねずみぃぃぃぃぃぃ

本日夜7時半頃。場所はナラヤンヒティ王宮の真ん前。フリースの襟元に異物感。触ってみると、サツマイモ大の「ふにゃっ」とした感覚。
 
次の瞬間、足元から走って逃げる【ねずみ】を発見。
 
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ〜
 
深い意味はありまへん。粛々と、実話をご披露する次第です。はい。

春めく、カトマンズ

2月になって、昼間はぽかぽか暖かくなったカトマンズ。陽も長くなってきた。2月13日はバサンタ・パンチャミー。ネパール版春分の日.......と云ってもいいよね。これからシヴァラットリー、ホーリーと、祭りと一緒に春が来て、一挙に初夏に向かう。
 
ああ、今日の日記は花鳥風月やなぁ。
 
ネパールTVのニュースで、国王陛下の全権掌握によって、ゼネストの心配がなくなり治安が向上し、観光業界が上向いているというニュースをやっている。ワロタ......
 
でもね、多方面で「漢方でゆっくり治療じゃなくて、まずは注射で熱を下げましょうね」的なお話しは出てくると思う。多分ね。短期間に、目に見えて良くなったという印象を示してくれるだろうね。すご〜っく、分かり易くね。
 
いやはや。花鳥風月。花鳥風月。
 
 

見えるもの、見えないもの。

引き続き(?)、国家非常事態宣言が続いているネパール。
 
昨年末から、国王は伝家の宝刀を抜くか?と、予想していた事が起こっちゃったんだよね。心の準備はしていたし、直前にもヒントがあって準備もしていたけれど、いざその局面になって涙目になったぞ。
 
地方の状況が全然分からないのだが、少なくともカトマンズは「えっ?」と云うほどの平静さである。携帯電話は通じないものの、電話もネットも復旧した。
 
それにしても外出禁止令は出さず、通信を止めて市民をフリーズさせるっちゅーのは、なかなかよく考えた作戦であったと思う。物事を仕切れない、計画的に仕事の出来ないネパール人であるが、やれば出来るのね。このあたりが、感心すると共に不気味であった。また、自分のリスクで行動したっちゅーことが、政党政治家には真似の出来ない行動様式であったね。
 
国の政治体制は全く変わってしまったのに、表面的にはいつもと同じに見える、見せる。うーーーん。よく考えたものだ。あとは、マオ派との停戦・和平交渉が実現すれば、完璧な仕切りとなるね。
 
この状況を出来るだけ短期間で終わらせ、総選挙〜民政移行と出来たら素晴らしい。「たいへんよくできました」と、花丸もらえるかな?
 
確かに、先進国のスタンダードから見ると、人権や民主主義が無視されている。しかしなあ。民主主義の名の下に、社会正義が無視されてきたからなぁ。元々、この国に民主主義はあったのだろうか?とさえ思う。
 
現在の状況は、ネパールが本当の民主主義を獲得するためのプロセス......なのだろうか。それとも、時計が逆さに回されているのだろうか?
 
なんてことを、カトマンズの街並み、人の流れを眺めつつ考えた。
 
カトマンズの外がどうなっているのか?この点が全然分からない。長閑さは、カトマンズだけのものか?カトマンズにいて、ネパール全体を考える事は難しい。取り敢えず、自分の目の前にある事から想像するしかない。
 
2月13日。マオ派の云う「人民戦争開戦記念日」前後、次の動きがあるだろうか?注意深く見守りたい。

やっと、ネットが繋がりました

取り敢えず、やっとネットが繋がりました。
 
以下昨日の状況下で、書いておいた日記です。現在の状況と異なる部分ありますが、そのままアップします。
 
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2月7日に書いた日記
 
けぇがるね?日記と銘打ったこの日記。いやはや、文字通り「けぇがるね?」=どうにもこうにもならない状態を嘆く.......となってしまった。
ネットが繋がらない。手も足も出ない。いつ復旧するか、見通しも立たない。
この日記は、ネパール国外に出国する方に「手紙」を託して、ネパール国外からUPしてもらっている。これからも不定期に、この方法で日記を書けないか模索しているところである。
 
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国外で「空の下」掲示板を見てきた方から聞いたのが、皆さまご心配いただいているとの事。ご声援いただいているとの事。本当にありがとうございます。こちらからは読めないでいますが、皆さまに心より御礼申し上げます。
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さて現在のネパールは、国家非常事態宣言のもと表現の自由が制限されている。これは、この国の政府からビザをもらって生活している私たちにも、適用され「得る」と思う。ということで、そういう事なのである。私からの発信だけでなく、皆さまからの掲示板書き込み等も是非この点ご配慮の上、花鳥風月風雅を愛でる「ネパールの空の下」で、しばらくは続けていければと願うばかり。
ビザじゃなく、ピザなら、食っちゃえばいいんだけどねぇ。食われちゃ困るんだよなぁ。
カトマンズは2月に入って、昼間はかなり温かくなった。その分、朝晩の冷え込みが身にしみる。同時に、メイルの送受信が出来ないと云う事実が堪える。身体と心への寒さが、足元から胸元に駆け上り、胃のあたりが「ずずーーん」と重い。
2月1日は朝から胸騒ぎがして、普段は自宅に置いたままのパスポートを身につけて出勤した。そしてネパール時間、午前10時からの「国民に対する国王のメッセージ」が国営テレビ・ラジオを通じて放送された。そして、通常回線の電話、携帯電話、無線電話と、数分間の間に通話不可能となった。ネットも繋がらない。市民は、学生は、続々と家路についた。午後から夕方にかけて、街は奇妙な静けさに包まれていった。私たちの心は、フリーズしてしまった。
その後、1日の中で数時間だけ断続的に、通常回線による市内通話は出来るようになった。携帯電話、インターネット・電子メイルは遮断されたままである。メイルが出来ないということが、こんなにも辛い事だったということを発見する。
 
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ネパール市民の中には、政治家の縁故主義に対する絶望感が広がっていた。既存の政治家は、和平の構築・総選挙の実施という成果を上げることなく時間だけが過ぎ、ネパールの命だけが失われていった。国王がスーパーパワーを発揮する事を、待ち望む声があった。
今回の国王の行動は、ネパールに秩序と和平と民主主義を取り戻すためである。このためには、憲法に定められた手続きによる「国家非常事態宣言」もやむなし。とにかく国王の手に、この国の未来をしばらく預けてみよう......という声が聞こえてくる。
そうでない声も、耳を澄ませば、確かに空気を震わせている。
声と声が共鳴し、今後どのような「うねり」が引き起こされるのか・されないのか。そしてそれは、私たちこの国で暮らす者の上に、どんな形で降りかかるのか?恐れても仕方がない。そんな中で、ごく普通の日常生活が続いている。街を歩いて、危険を感じる事はない。
でも、せめて、ネットが繋がってくれれば......メイルが繋がれば。気持が楽になれるのに。今は、目に見えない圧迫感を「胃のあたり」に感じるばかりだ。目に見えないものを感じるって、ホラーの世界だよね。
 
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とまぁ、本日の花鳥風月はこんな感じである。
風雅に懐石料理でも作りたいが、元栓を閉められているので煮炊きも出来ず。たき火でインスタントラーメンを作ってます.....てな感じ、かな?虎屋の和菓子を取り寄せて、野点でお薄を振る舞いたいのだが、まあ、ニューロードで買ってきたプスタカリ(ネパール風かりんとう)とチヤでご勘弁いただきたい。
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ではまた〜っと、続きを書ける事、祈るばかりでござる。
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