けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2006年04月

とにかく、一段落

つーことで、20日間ちょっとの「業務」を完了。本業第一であったため、ブログが薄くなってしまったこと、お許しいただきたい。

本日土曜日、午後から(さすがに)完全休養。明日日曜日、愚息を寄宿舎にぶち込む。ヤツの9年生、新学年がはじまる。月曜あたりから、ブログも通常体制で発信したい。

髪も切りに行きたいなぁ。スーパーで買い物も。日常を味わいたい。

危険度引き下げ

カトマンズ、ポカラなど、日本外務省の危険度引き下げ(十分注意してください)です ← クリックされたし。

国会のことなど、この週末整理して記事UPしたいと思います。

国民の望みは何か?

現場の緊張で、ブログを書く思考能力が枯渇している。許されたし。

デモ、集会に参加している政党にもコントロールできない(ように見える)大群衆からは、共和制実現の声が恐ろしいほどに聞こえている。これだけを現実とすれば、ネパール国民は象徴国王さえも「いらない」と、主張しているように見える。

しかし、これら熱狂の渦に包まれた群衆の絶叫だけが、ネパール国民の声なのだろうか?きっと、違うぞ。

ネパールの政治体制をどうするか。これは、ネパール国民が決めるしかない。もし革命的事態となり、国王を排除した共和制が多数の望みであれば、誰にも止められない。しかしこの時には、国の根源がひっくり返る。

これは即ち、我が身や我が家族が危険に晒される可能性である。私は、亭主と息子を守る。私には、ネパールで背負っているものがある。誰に何と非難されても、守るべきものを守る。

ああ。もう......

マオ派、3ヶ月停戦

マオ派は昨夜声明を出し、国民の声に応え、憲法制定会議の速やかなる宣言の環境作りのため、3ヶ月の一方的停戦を発表した。

本日午後、政党野外大集会。明日金曜日、国会下院再招集。これらの場で、政党からの答えが返ってくる。マオ派を含む、挙国一致体制が希求される。そして憲法を改正し、国王を「お飾り」としての象徴にせねばならない。

市民の声が国王を動かした。今度は政党とマオ派が、大衆の願いに応える番である。しくじりは許されない。国民に対する裏切りは、絶対に、絶対に許されない局面だ。

マオ派、経済封鎖を一時解除

今日マオ派から声明が出た。カトマンズを含む郡庁所在地の経済封鎖(道路封鎖)を、今週金曜日まで一時解除した。

金曜日再招集される国会下院にて、速やかに「憲法制定会議=改憲」を宣言せよ。さもなくば、マオ派としては許さない.......との圧力をかけるためと見られる。

7政党は、象徴としての王制をネパールに残したいように見える。学生組織若手リーダーや国民の一部には、王制廃止と共和制実施を主張する人たちがいる。デモ参加者たちの中には、共和制支持と象徴国王容認論が入り交じっているように見える。

専政君主は、国民の多くから否定された。しかし、この国に王制が必要なのか否かについては、一枚岩ではない。いずれにしても、国軍統帥権や非常事態の全権掌握権を、国王に持たせては将来に禍根を残すだろう。新憲法制定は、避けられないロードマップである。

その中で、この国にどんな王制が必要なのか、不要なのか。ネパール人自身が結論を出すのを見守りたい。

4/25勝利ラリーなるも

リングロードで、民政移行と国会下院再招集を祝うラリー。カトマンズ市内中心部にも向かう。

憲法改正して、国王の権限制限を叫ぶ声多し。

ギリジャ・コイララ首相に。市民の声を現実に出来なければ、逆に市民の非難に晒されるだろう。

マオ派声明にて、政党の行動を「歴史的ミステイク」と非難。カトマンズを含む、全国の郡庁所在地の経済封鎖を宣言。

国会下院、再招集

ギャネンドラ国王は、国会下院の再招集を宣言。

4/25のリングロードデモは、祝賀ラリーとなるであろう。群衆の暴走が、ちと心配だけれど。政党によるゼネストも、終わるだろう。

今週金曜日再招集される国会では、憲法制定会議を通じた改憲が必要不可欠。そうでないと、国民もマオ派も許してくれそうにない。先は長いが、とにかく、崖から転落する危機を脱したか?

ネパールからの国外待避も、しなくて済むかな?

23:30より、国王声明

本日4/24、ネパール時間23:30より、国王の声明出ます。

国外待避について、外務省より

大使館からのお知らせ 4月24日(06−62)  

日本国外務省は24日、当地情勢に鑑み、ネパールに対する渡航情報(危険情報)を発出しましたので、以下のとおりお知らせ致します。

1.現在のネパール情勢は一段と不透明になってきており、7政党は25日にも更に大規 模な抗議行動を予定する等、治安情勢が急速に悪化する可能性も排除されません。また、ゼネスト、外出禁止令が継続されており、食料品等の物資も逼迫しています。よって、短期滞在者のみならず長期滞在者であっても、特段の事情のない方は、可能な限り早期に国外へ退避するようおすすめします

 2.なお、24日、米国が自国民に退避勧告を発出したほか、韓国が不要不急の自国民に 出国を勧告し、加えて中国も館員家族の待避を決定しています

 3.なお、出国される場合はお名前、出発日、出国先、同伴家族名を大使館まで必ずご一 報下さい。メールの返信で結構です。

 4.出国に際し不明の点があれば大使館までご連絡下さい。また、必要な情報は適宜お知 らせします。

大使館電話:1−442−6680  夜間対応 :1−442―6687

自力で完結は、美しい

ネパール、悲しいですが本当に崖っぷちです。

そんな中、カトマンズ市内キングスウェイの「アンナプルナ・ホテル」には、欧米系メディアがドドンと押し寄せている。ものすごい機材を持ち込み、取材した映像を自前の衛星回線で発出している。そりゃそうだろう。BBCもCNNも、ネパール情勢連日トップニュースだもの。

メディア各社には、ネパールにもネパール人の(またはネパール語に堪能な)、この社会にコネネットを張り巡らせているローカル・コレスポンデントがいるから、言葉や仕切りの問題もなく、全て自前のスタッフと機材で完結して業務にあたっている。

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日本の国際医療NGOアムダが、ネパールにおけるデモ負傷者への医療活動に当たっている。今日私も、カトマンズ市内チャベル交差点で、アムダチームの皆さんをお見かけした。

寄付など、活動支援も受け付けている。詳しくはアムダサイトにて。

現地で、自前で完結することの必要性は、NGOでも同じ。だから、素晴らしい活動をしているアムダの皆さんに感謝したい。

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日本政府、ネパール全土に対する「渡航延期勧告」のなかで、旅行者だけでなく長期滞在者に対しても、ネパール国外への「待避」を勧めている

また、ネパールに留まる方には、カトマンズの日本大使館領事部に「所在確認」の連絡を是非入れてもらいたい。自分はここに居ますよ!と、領事部に電話やメイルをしていただきたい。

90年民主化との違い

時間ないので、箇条書きご容赦

1990年民主化 カトマンズ・パタン市街地住民、ネワール民族パワー

2006年4月 カトマンズ・パタン郊外(リングロード)でのパワー

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この16年間、首都圏への人口集中。90年当時、集落まばらだったリングロード周辺が、新興住宅地として急成長。今回は、郊外から包囲するようなムーブメント。これに、市街地住民呼応しはじめている感じ。

1990年当時、武装左翼の問題なし。当時は極左戦線もムーブメントに参加。国会選挙第3党となる。その後、コングレス党の方針(?)で、選挙から排除される。

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カトマンズに、欧米系メディアネットワーク、超重装備で集結。1991年王宮事件以上の、報道体制を取る米・英・多国籍メディア。王制打倒まで進む可能性を鑑みてのことか?

4/24、カトマンズ

今日の首都圏カーフュー、午前11時〜午後6時。

4/25、リングロードに人の波か?

7政党は4/25(火)、リングロードにて200万人の参加者による(統一共産党首談)巨大デモを計画中である。

200万人?200万人??

カトマンズ首都圏の総人口より多いじゃないか。首都圏市民全員+盆地周辺外郡部の住民動員......を目指す。ということだ。まあ、スゴイ数字をぶち上げたと云うこと。200万人と書いて、4/21の巨大デモを越える動員と読むべき。

普通に考えれば、明日4/24は、ややリラックスした雰囲気となるか?それとも、国王側の強硬な事前取り締まりが吹き荒れるか?一時期、本当の市民運動に見えたデモである。しかしここ2〜3日の路上では、ゼネスト当初のような不穏な臭いがする。

情勢は、誰もコントロール出来ないものになりつつあるのか。

4/23日の出来事

カーフュー 朝9時〜夜8時

4/22の出来事 その2

カーフュー 正午から夜8時

7政党、国王声明を受け入れないと発表

デモ隊、カトマンズ市街地で機動隊と衝突/武装警察の後ろに、テンションした国軍兵士を配備 *上空国軍ヘリ旋回し、地上の人の流れを見つつ警備体制を変更。催涙弾、ゴム弾発砲。

4/21日の出来事

大使館からのお知らせ 4月21日(06−42)

1.外出禁止令の延長

本日、昼間帯の外出禁止令が午前9時から午後8時まで発令されました。同時間帯における外出はしないようお願い致します。指定エリアにつきましては、昨日と同様です(バクタプル・ティミを含む)。 

また、今後新たな情報を入手次第、お知らせ致しますのでFM放送及び大使館のお知らせの確認をお願い致します。

大使館 電話(代表)4426680
門衛所(休館日対応)4415744(警備員対応)
領事担当 98510―20158
警備担当 98510―20150
 

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NST 18:00

ネパール時間夜7時から、国王の声明が出ます。リングロードのデモは、数劼砲錣燭辰匿佑稜箸続いていました。


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NST 18:40

あと20分で国王演説放送なんですが、国営ネパールテレビ、現在「トムとジェリー」を放送中。まあ、いいけど。

声明発表後、http://nepalnews.com http://ekantipur.com など、英語ニュースサイトの速報ニュース、どなたか日本語に訳して投稿いただけましたら助かります。

これから数時間、掲示板を離れますので。厚かましいお願いですが、宜しくお願い申し上げます。

4/21日の出来事

4/21午後、カーフュー(外出禁止令)を無視したデモ。

b1f0a4b3.jpg全長27劼離螢鵐哀蹇璽匹人の海で埋まった。数十万人規模の、巨大デモ。反国王デモ。民主主義を求めるデモであったが、政党に対する支持を叫ぶ声は聞こえなかった。

そして、夜7時、国王自らの声明が出た。民政移管のため、首相を7政党で相談して出すようにとのこと。

その直後、「国王の現状認識は甘く、対応が遅きに失した」と、抗議の消灯やデモも出た。カーフューは、夜8時から真夜中12時まで延長された。インド政府は、国王による民政移管を歓迎する声明を出した。

7政党側の態度は、4/22発表されるだろう。ヘタをすると、民衆行動の座標軸が動く。積極的に政党を支持する人は、多いとは見えない。マオ派の動きも気になる。

それにしてもまた、大変なものを見てしまった。

4/21、カトマンズ

今日は、掲示板(クリック) がメインでの発信となります。

ネパール情勢、そろそろ、国王側から何らかの具体的動きがあるべきです。デモの様子はもちろんですが、マオ派の動きも気になります。

4/20、今日の最終記事

日本外務省より、ネパールに対する渡航情報 発出されました。詳細は、リンクをクリックしてご覧下さい。

未明2時から夜8時までのカーフューは、夜中の3時まで延長され、結局25時間の外出禁止令となりました。このままでは、明日もカーフュー出るでしょう。政党は、ゼネストとデモの継続を発表していますから。

明日4/21以降、サイトの更新頻度が低くなる可能性があります。元気にしていますから、その際は心配しないでください。ブログは書けなくとも、掲示板に速報を書き込む場合もありますので、併せてご覧下さい。

4/20速報(掲示板から)

NST(ネパール時間) 9:35

携帯電話、固定電話、ネット全て繋がっています。カーフュー区域内にいて外に出られませんが(カトマンズ市内タパタリにいます)、ご近所の様子は静かです。

今日は報道機関にも、(普段は出してもらえる)外出許可証が発行されませんでした。

また、続報を書き込みます。

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NST 10:00

カトマンズ、パタンだけでなく、バクタプールとティミ市内などにも、未明から夜まで(2:00-20:00)のカーフューが出ていた。

航空便を利用する乗客は、宿泊ホテルや航空会社が提供する車輌で空港に来ること。その車輌については、治安組織とのコーディネーションで、エスコートをつけるとのこと。個人宅に泊まっていたりする場合、お手上げじゃん。

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NST 10:35

日本大使館FMラジオ情報によれば、

国内線航空便、民間航空便各社運行停止。

国際航空便、運航中。空港と市内各所を結ぶ、シャトルバス・サービス運航中。空港への・空港からの足については、空港警察コントロール電話 4495751 に連絡することで、詳細得られます。

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NST 16:00

カトマンズ市、パタン市の郊外環状道路(リングロード)各所で、数千人から1万〜2万人程度のデモ隊が出ているようです。

カランキ地区での衝突では、治安部隊の発砲で死者が出ている模様。カーフューが終わる夜8時以降、再度ヒートアップするのでは?と心配しています。

インド首相特使は、ニューデリーへの帰国の途につきました。

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NST 18:20

カトマンズ市内カランキでの衝突で、デモ隊に3人の死者が出た。武装警察機動隊からの発砲が原因と見られる。

これに抗議するため、市民に対して夜8時から30分間の消灯(ブラックアウト)が呼びかけられているらしい。

4/20午前中

18時間カーフュー中。今日はわたくし、カトマンズ市内タパタリに泊まり込み業務中。本日の速報は、ナマステ!掲示板にカキコするのでご覧いただきたい。

ところで、今日のカーフューは「リングロード内部+外部200メートルまで」の発令。カトマンズ市内ボーダ地区(ボーダナート・ストゥーパ近く)にはハイヤットホテルがあり、そこはリングロードから800M外側=カーフュー区域外。各国メディアが、昨夜から急遽そこに移動している。

今日は異例なことに、報道機関にもカーフュー外出許可証が発行されていない。しかし、みんないろいろ知恵を絞りつつ、いろんな国際報道が止まることはない。

インドのニュース専門チャンネル「アージタク」では昨夜から、えっ、ここまでやるの?という感じのネパール報道特別番組が繰り返し放送されている。カトマンズからの生中継満載。このチャネルだけでなく、インドのテレビニュースは、ネパール情勢を大ボリュームで特番報道中。

悪いのは、あの方......という姿勢が強い。

政党の不徳を指摘する報道は......見あたらない。

それが、インドの国益か?

18時間のカーフュー

大使館からのお知らせ、転載にあるとおり、4/20未明から夜まで、18時間という前例のない長時間カーフューが発令された。

政府としては反政府デモが、治安部隊がコントロールできないほどの動員になることを恐れているのだと思う。デモを、誰も、主催者でさえもコントロールできなくなる恐れがある。

ただし、押さえ込むだけでは済まない事態となっていること。それを政府が、国王が正しく認識しているかどうか。何らかの、具体的譲歩なしには、大衆は収まりがつかない。政党さえも通り越した、市民の怒りが爆発する危険性を、国王も政党も、充分に考慮すべきなのだ。

マオ派が、じっと見つめていることを忘れてはならない。

大使館からのお知らせ、転載

大使館からのお知らせ 4月19日(06−33)

1. 外出禁止令の発令

本日、ネパール政府は、4月20日の午前2時〜午後8時までの間、リングロード内及び外側200メートル以内のエリアについて外出禁止令を発令致しました。

同時間帯における外出は控えるようお願い致します。尚、緊急を要する場合は警察(100番)へ連絡をし必要な手続きを行ったうえで外出するようお願い致します。 万が一、事件などに遭遇した場合には警察もしくは大使館へ届けて頂くようお願い致します。

大使館 電話(代表)     4426680

門衛所(休館日対応) 4415744(警備員対応)

領事担当  98510―20158

警備担当  98510―20150

反国王だが、政党支持でもなしか?

カトマンズをはじめとする全国で、反体制デモが続いている。

昨日ネパール中西部の中核都市ネパールガンジでは、治安部隊との衝突でデモに参加していた女性が亡くなった。今回の民主動乱での死者は、全国で6人になる筈である。

また、西部の観光都市ポカラでは、今日も朝8時〜夕方7時までのカーフュー(外出禁止令)が敷かれている。

カトマンズ首都圏では明日4/20、郊外環状道路(リングロード)にて、7政党主催による市民デモ行進が予定される。政党は、各家族最低一人は参加することと、民家をオルグして回っている地区もある。

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国王の新年メッセージを契機として、体制への失望感を募らせる市民のデモ参加は膨れ上がりつつある。そこでは、国王と皇太子に対する、ここでは書くのが躊躇われるほどの直接的非難がシュプレヒコールとして叫ばれている。

反、専制君主。反、不良皇太子。

ここで忘れてならないのは、では、7政党が支持されているのか?という点である。「政党万歳」「ギリジャ、デウバ万歳」とは、誰も叫んでいないのである。

専政政治はゴメンだが、同時に、反省のない厚顔な政党政治家に対しても、支持しかねますよ.......ということだ。

現在の運動が成功し、国王が民政移行に同意したとして。手垢で汚れた(感のある)政党リーダーが出てきて、「我々政党の勝利である!」と主張するなら、その時、吊されるのは政党かもしれない。そうなれば、マオ派はどう出る。国軍の動きも忘れてはならない。

インド首相の特使も到着し、いよいよ、山場感が増してきた。

ホテルキドにADSL、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

c6590131.jpg日本からの出張者の皆さんに絶大なる人気を誇る、カトマンズ市内タパタリの「ホテルキド」である。田村レストランが併設されているホテルとしても、有名。

このホテルキドに、ビジネス客の必需品、ブロードバンドが完備された。現在、客室からも使える。日本では標準になっているらしい「無線」ではなく、各部屋にLANケーブルというあたり、カトマンズらしい。

このホテルに、業務でいつもお世話になっている私としては、すごくうれしい。非常に助かる。ということで、みなさまにもご報告。

渡航スポット情報

日本外務省より、ネパールへの渡航スポット情報が出ています。

ゼネスト13日目

今日は朝から、冷たい雨。

それでも、政党が率いる市民デモは、全国的に熱かった。

各国大使、首相経験者との会談を続ける国王は、今日もこれからチャンド元首相やRPP党ラナ党首を王宮に呼んでいる。

明日はインドのシン首相特使として、ネパール王室と姻戚にある(インドのマハラジャ家系)国会議員がカトマンズに到着する。

今週木曜日4/20には、7政党はカトマンズで大規模集会を予定している。

ネパール情勢、今週後半、新しい動きを見せるだろう。

銀行、クレジットカード

ネパール大手民間銀行のひとつ、Himalayan Bankに問い合わせたところ、

1) 銀行の窓口業務は休止中

2) 一部ATM稼働休止、その他のATMは稼働中

3) クレジットカードは、現在稼働中

とのことでした。ただ今現在の状況です。今後の最新情報は、その都度確認する必要があります。

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また、ネパール人の食生活で大量消費される塩、そして野菜類。車やバイクの燃料(ガソリン、ディーゼル)など、入手が難しくなりつつあります。10日以上続くゼネストのため、一部で品不足が発生しています。

異常が日常になってしまった、昨今です。

昨日4/16の状況から考える

昨夜国王は、米、印、中の駐ネパール大使を王宮に呼んだ。権力中枢も、遅きに失した感はあるものの、動きを見せる気配である。

7政党だけでなく、各種専門職業界団体や労組、産業界が「反専政国王」側の旗を掲げて立ち上がりを見せている。また昨日から、民間金融機関も窓口業務を休止* しているなど、今回のゼネストは、山火事のような広がりを見せている。

カトマンズ旧市街の住民も昨日、夕刻、家の電気を全て消した。漆黒の闇の中、アサン周辺の路地では同時多発小規模デモが、機動隊を攪乱していた。勝ち馬に乗るを是とし、数々の支配者を容認してきたネワール民族が、ついに動き出した。

ここで注意すべきなのは、7政党を支持しているのではなく、専制君主にNO!を突きつけていることだ。象徴国王なら、未だこの国に存在できる余地はある。同時に、現在の運動成功=7政党に対する全面的信任とも言い難い側面がある。

市民は怒っている。90年の民主化以降、どの勢力も、国民を顧みることなく自分の利益論理を優先したことに。その怒りを理解できねば、市民の支持は続かない。

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* 4/17現在の状況では、民間銀行は、個人客向け窓口業務休止。大口取引先のコーポレイト・バンキングは、営業職が相手先に出向く形で業務継続中とのこと。

ネパール国立銀行(日銀のような存在)は、業務継続中。

大騒ぎする必要はないが、やはりネパール滞在中は、手元にある程度の現金を用意しておくことが必要である。

埃舞うカトマンズ

カラカラと音がしそうなくらいの乾燥と、照りつける日差しのカトマンズです。加えて午後になると、強い風が吹き抜けます。

この結果、埃が大気中に大量に混じり、それを吸い込む「喉」が悲鳴を上げます。現在のムーブメントがはじまって以来、毎日外回りの私は、すっかり喉をやられてしまいました。咳止めシロップ、解熱剤、のど飴が手放せません。

気をつけてマスクをしていたのですが、先日パタンで行われた「松明デモ」にて、灯油を染み込ませた布(の松明)から出た煙を吸い込み、喉と鼻にガツンときました。

やれやれ.......(-_-;)

そろそろ、旧市街地住民も

特にカトマンズ市では、郊外で盛り上がっている反専政国王デモや集会である。しかし、明日4/16か明後日あたりから、そろそろ、カトマンズ旧市街の古い住民社会も運動に参加するかな?

と、そんな風を、ふと感じた。

立憲君主、(政治に介入しない)象徴国王になれるなら、未だネパール国民に受け入れられる余地が充分残っている。しかし国王が、あくまで強権を握って離さないなら。将来においても、超法規的行動が可能な力を温存し続けるなら。

残念だが、王制にとって、厳しい将来が訪れるだろう。

そして、国王というシンボルがはじけ飛ぶなら、不安定要素のある多民族国家ネパールは、危機に瀕する可能性がある。その時は、私や家族も、無傷で切り抜けられるかどうか?自信がない。

手遅れになる前に、救国の為、英断を!それが王制の為、国の為。

治安関係のご相談は、大使館に

身の上相談掲示板、ブログコメントに、現在の治安関連の相談続いておりますが。ごめんなさい。現在、個別に回答できる「時間と心の」余裕がありません。毎日、取材で飛び回っておりまして...お許し下さい。

在ネパール日本大使館領事部 連絡先こちら に電話かメイルで相談されるのが、一番確実です。

また、現在ネパール在住のみなさまから、掲示板を中心に回答レスをつけていただけますと、とても助かります。加えて質問されるみなさまも、過去の掲示板ログをご覧下さい。結構、同様の質問が来ます。

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中長期的情勢予想は、実は、私の方が教えてもらいたい!のですね。ねえ、誰か教えてください。ネパールどうなるのですか?当方、人生かかってます。ネパールが沈めば、私の一生台無しなんです (T_T)

でも...誰にも確実な予測は出来ない。自分で考えるしかありません。

4月15日、カトマンズ

本日4/15、カトマンズ首都圏の数カ所で、国王に対する抗議デモが出ています。

郊外環状道路(リングロード)では、平和的デモ隊が、政党の旗を掲げて平和的行進を行いました。リングロード沿いの住宅密集ポイント各地のデモ隊が、ポイントごとに1,000人〜2,000人程度の参加者が交代するリレー方式で、デモを続ける様子も見られました。最終的には、数千人程度の動員となったと思われます。

リングロードにおける機動隊の警備も、今日は暴力をふるうことなく、統制が取れている印象を受けました。

政府、反政府共に、殺気立った雰囲気がなく、健全な市民行動に成長しつつあるようです。

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ただし、私が見ていない地域では、機動隊との衝突や走行車輌が襲われる事態も発生している様子です。平和的活動が、ちょっとしたきっかけで混乱を引き起こすこともあります。十分な注意が必要であることに、変わりはありません。

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1990年の民主化は、カトマンズ盆地の「旧市街」を中心に、運動が盛り上がったと思います。今回2006年は、特にカトマンズ市においてはリングロードなど、郊外の新興住宅地の住民がより、活発な動きを見せています。90年当時には、住民がまばらであった地域が、現在、カトマンズの外から移住してきた新市民の住宅街として急成長しています。

カトマンズ市における今回のムーブメントは、郊外から中心部を包囲する様子が感じられます。

一方、パタン市やキルティプール市では、街の中心部に住む元々の住民の参加意識が、カトマンズ市に比べて高いようです。山手線の内側ほどしかないカトマンズ首都圏ですが、街により、住民の行動に差があるようです。バクタプールしに関しては、自分の目で見ていないので何とも云えません。

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このような、市民による平和的活動が今後も続けば、早晩、国王の決断と行動がなければ、沈静化は図られません。この場合、国軍の動きも気になります。

同時に、政党リーダーの影が薄いムーブメントであり(デモ・集会活動に、政治家の参加の頻度が低い)、この成功後、のこのこ政治家たちが出てきたとき、市民がどの程度の支持を見せるのか?政党側としては、国民に具体的ビジョンを示すことが出来るカリスマを如何にして作り出せるか?という点が正念場でしょう。

もうしばらく、運動が、国王の姿勢がどう転ぶか注目です。

週末まで、イレギュラー更新

今日4/12のカトマンズ首都圏は、日中のカーフュー出ませんでした。夜間は、前日同様のカーフューです。

ネパール全国的に見れば、南部のタライ地方パラシにて、デモ参加者に更に1名の死者が出てしまいました。

同時に、空港には沢山の外国人が到着し、大人数の日本人トレッキングツアーのみなさまもいました。ちゃんとした旅行会社の仕切りなら、まだまだ大丈夫だよ.....と、信頼する先輩の笑顔がありました。

斯様に、ひと言では括れない不思議な国です。ネパール。

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アメリカ政府は、カトマンズの米大使館領事部の業務とライブラリーの、一時閉鎖を発表しました。これにより、ネパール国内で米国ビザの取得が現状では不可能となっています。

米国政府の、国王政府に対する強硬な抗議と制裁と云えるでしょう。

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これから週末まで、掲示板にて速報を入れます。では!

くれぐれも、行動は慎重に

今日4/12日中の首都圏カーフューについては、現在まで政府発表はない。日本大使館からの情報によれば、ネパール交通警察筋に確認したところ、午後1時から5時まで発令されるのではないか?という。

いずれにしても、政府からの発表を待つしかない。

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昨日、機動隊との大規模衝突が発生した、カトマンズ北部リングロード外側のコンゴブ地区。ここにある警察官の自宅から、実弾が発砲されたとのネパール国内報道が、証拠写真付きで出されている。

政府側の「デモ隊からの発砲があり、これはマオ派が混在する証拠」という、政府側主張の正当性が、揺らぐ。

一方、7政党は「平和抵行動」と主張するものが、何故、政府だけでなく市役所や個人の財産を襲撃するのか?一部、統制の取れない暴徒化した参加者がいるのも事実である。

マオ派は「7政党とマオ派の連立行動である」と主張し、コングレス党首は「純粋に7政党だけの行動である」と、全然異なる発言を、BBCラジオに対して行う。

いったいこれは、何なのだ?

真実は何処にあるのか?もしかすると、各方面とも虚実入り交じった、自己正当性にだけ重点を置いたプロパガンダを繰り広げているだけなのか。全てが嘘ならまだ分かりやすいが、嘘の中にいくつかの「事実」が混じっているように見える。当然、「真実」と主張されているものの中にも、嘘があることを疑わねばならない。

全く異なる「真実」の中から、絶対的な「事実」を拾い上げ、つなぎ合わせる態度が大切なのだが、100%の精度は誰にもない。自分の信じる、自分の目が見ている真実が、本当に正しいものかどうか?まずは自身を疑うことから始めなければならない。

同時にネパールでは、民衆に「集団ヒステリーを発生させる噂」を支配することに成功した勢力が、その場の勝利を得ることに注意したい。

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現地報道によれば、ポカラに滞在中の日本人旅行者が日没後、「デモ参加者と間違われ」、機動隊からの暴力的行為に巻き込まれたとのことである。日本人の場合、場所が暗い場合など特に、外国人と見えないことがある。

また昨日、タメルで行われた「外国人旅行者による平和デモ」に対しても、治安部隊は(暴力行為を伴わない)拘束をした。

「ガイジンだから、大丈夫」と、ぽこぽこ、カーフュー中の街を許可証なしで歩き回る(主に欧米の)旅行者を見かけるが、これは良くない。

それにしても、ネパールは外国人にとって安全な旅行先であると言い続けているNepalTourismBoard(NTB)が、ポカラの事件やタメルの拘束については、沈黙を続けている。どういうことだ。NTB派半官半民なので、御上に対してはものを云いにくいのか?こう云うときにこそ、現在ネパール滞在中の観光客に対して「身を守るための具体的アピール」を出すべきじゃないのか。

とにかく、行動は慎重に。ネパール愛は、なくさないで。

大型装甲車、画像蔵出し

国王の全権掌握以降、カトマンズでも時々見かける「大型装甲車」。

わっ、何、これ?と目を引くが、近くに寄ってしげしげと見るのも恐い。重火器を装着した上に、妙に威圧的な国軍兵士が睨みを効かすから。

でも.....見たい!というみなさまのために、装甲車を前後から撮影した映像を入手した。こちらクリックでご覧いただきたい。

軍事に詳しいどなたか。この装甲車の詳細を、ご教示いただきたい。最近とんと静かな、埼玉方面ヒゲのラヂオおやぢRH師匠!

連絡待ってます。

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〔追伸〕 NOCHINO さんから、疑問に対する回答いただきました。中国製90式/92式装輪装甲車(WZ-551/WZ-551A)でした。

ありがとうございます。ネットのすごさを実感しました。

リベラル派は内閣にもいる、かも?

BBCラジオ報道によれば、現内閣の中核大臣の中に、反政府勢力への「強硬姿勢」ではなく「対話」こそが、現状では必要なのだと主張する勇気ある人がいるという。同時に、この姿勢は、閣僚の半分が共有しているとも云う。

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国営放送ラジオからは、デモにマオ派が混在している。このような活動に、一般市民は参加しないように、近づかないようにとの、内務省からのアピールが流れている。また、マオ派活動家の捜査のため、市民の家に治安部隊が訪問することがあり得ることも明言している。

デモの近くにいたら、マオ派と間違われても文句言わせません!あなたの家に、強制捜査がいつ来てもおかしくないですよ!と......強硬だ。

誰がどのように操っているにしても、反政府デモと破壊活動は全国的な広がりを見せ、静まる気配はない。内閣チェアマンである国王は、沈黙を続けている。

大使館からのお知らせ+α

大使館からのお知らせ 4月11日(06−26)

1.外出禁止令の時間変更

 ネパール政府からの外出禁止令の時間変更のアナウンスがあり、本日4月11日の外出禁止令は午後0時から午後5時までと変更となりました。同時間帯における外出は控えるようお願い致します。緊急を要する外出が必要になりましたら警察(100番)へ連絡し必要な手続きを行ってください。又、バクタプルエリアにおきましては外出禁止令は解除となりました。

 万が一、事件などに遭遇した場合には警察もしくは大使館へ届けて頂くようお願い致します。

*-------*-------* 以上、転載 *-------*-------*

ここからは、ネパールの空の下記載。

カトマンズの情報、出来る限りこのブログでUPしていきたいと思いますが、今後、時間的に対応できない場合も考えられます。このような場合、「ナマステ!掲示板」の方に書き込むことがありますので、掲示板も併せてご覧下さい。

旅行に関する「治安相談」につきましては、カトマンズの日本大使館領事部に電話で相談してください。親切なアドバイスが得られます。また、プヒさんに、感謝申し上げます。ありがとうございます。

頼りにしています。

カーフュー、継続中

今日もカーフュー発令中。

昨日まではカーフュー中、許可証を取って外回りしていた。所々で、国軍や武装警察の検問で止められる。国軍の場合、ひとりが許可証をチェックしている間、別の兵士がライフルの銃口をこちらに向けて構えていることがある。

軍人の行う検問というのは、まあ、そういうものだということ。恐いのは彼らだって同じ。そして、観光客の送迎用車輌に対しては(ナンバープレートの色が違うので分かる)、そんな事はしていないと思う。

撃つはずはないが、それでも、銃口を向けられる恐怖というのは、なかなか疲れるものである。ただ単に車に乗って、所々でしばらく短い距離を荷物も持たずに歩いただけなのだが、夕刻、身体がくたくたになる。

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メディアに対する許可証発行であるが、昨日の内相記者会見のあと、外国メディアに対しては、情報大臣直接の指示で具体的便宜が計られた。各社連合して、大臣を捕まえて折衝し、その場でネパール官僚に指示を出してもらった次第。

ネパールでの政府系記者会見というのは、終わった後が大切なのだ。そういうことを、ネパール人諸先輩方に教わることが多い。

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さて今朝はカーフューの前に、食品の買い出しに走った。

早朝で、スーパー開店前だったため、パタン住宅地の商店など大繁盛。私がお気に入りの、セントメリー近くの「アジマ・グローサリー」は、外国人が多数詰めかけていた。この店、大きくはないが外国人居住者の心くすぐる品揃えに頑張っている。サフニ(女店主)が明るくて、気っぷがいいのも素敵。お馴染みになると、ディスカウントもある。

亭主殿は、「今日は山羊!」と、肉屋に走る。外に出られないし、肉でも食べてゆっくりすべぇ〜という感じの、男性買い物客が多数いた。ネパールでは、肉は男(一家の主人)もにこにこ買いに行くのが一般的。

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さて、弊社スタッフから聞いた話であるが......某政党はお金を払って、デモ参加者を集めているらしい。日当500ルピー〜1,500ルピー(約800円〜2,400円)で夕食付きと云う。1,500ルピーは路上のタイヤ燃やしで、古タイヤは各自持ち込みとのこと。

市内で日雇いの仕事をしている人などに、声をかけているらしい。バンダで仕事のない層に対する、失業補償か?命の保証と補償はないけれど。

明日もカーフューかな?ポカラに滞在中の国王がカトマンズに戻るまで、状況継続かもしれない。とにかく、この状況下で国王の静けさが不気味だ。

カーフューの区域

既にお伝えした、本日4/10のカーフュー発令地域であるが、国営ラジオの表現をよくよく聞いてみると

カトマンズ市、ラリトプール(パタン)市と、キルティプール市の一部の区域

という表現である。先日までのような「リングロード内」というような、はっきりした表現ではない。また、バクタプール市については明言なし。

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また、ポカラでも本日、朝8時〜夕方7時までカーフュー。この他の地方都市でも、時間はまちまちだが同様の措置が発令されている。

今日のカーフュー

今日のカーフュー時間、先ほど、国営ラジオ・テレビの「朝7時のニュース」で(やっと)発表された。

午前11時〜午後6時まで

区域については、昨日までと同様の様子。取り急ぎ、報告。

しばらく、厳しそうな状況

日中のカーフュー(外出禁止令)が続く、カトマンズ首都圏中心部。道には人っ子ひとりいないのか?というと、実はそうでもない。

観光客は強い

この写真は今日4/9、午前10時頃のキングスウェイ。写真をクリックで拡大いただければ、ナラヤンヒティ王宮と、故マヘンドラ国王銅像も見える。そこに「ふらり」と、徒歩で出現した欧米人観光客二人。

彼らから、緊張感は感じられない。

また中心部を外れた道路では、バドミントンやらボール遊びに興じる子供たちの姿も見られた。すぐ近くには銃を構えた国軍兵士がいるが、別段とがめられる様子もなかった。さすがカトマンズ。ユル〜いね。

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しかし本来、そういう行為は安全とは言い難い。

自分の近所で遊んでいるネパール人はもう、自己責任の範囲だろう。しかし、言葉も分からず状況判断もつきにくい外国人の場合、カーフュー中に、建物の外に出る行為は慎むべきだと思う。

ぽこぽこ歩いていて、抗議行動の現場に出くわす可能性はゼロでない。今日はカトマンズ郊外、カーフュー地域のすぐ外で、デモ隊の方からの「発砲」もあったという情報がある。治安維持部隊からではない。

この発砲が本当だったとして、どのような経緯で銃器がデモ参加者の手にあったのか?これは即断できない。それでもなお政府側としては、このような出来事を契機として、デモ隊に対する態度が硬化する可能性がある。

大臣二人今日も、タパ内相(向かって右)とラナ情報相(左)の記者会見があり、私も出席してきた(この写真は、過去の資料映像である)。

タパ内相は繰り返し、現在のデモ隊の中にマオ派活動家が混じって、首都圏での破壊行為を繰り返していると、政府側は認識していることを強調した。

明日以降、政府の対応がより強硬になりそうな印象を受けた。

現状では、大臣が表に立っているのだが.....ネパール政府公式ヴィクラム暦の新年、西暦4月14日あたりに、その上のお方からの声明が出る可能性もある。どうやら、風光明媚な別荘で遊んでいるばかりではなさそうだ。

明日は誰にも分からないが、状況分析の中で「明るい」要素はほとんどない。「厳しい」見込みで準備をし、なおかつ希望を失わないのが、カトマンズの現代処世術である。

〔追伸〕 7政党から、明日以降もゼネストは無期限で続けるとの発表があった。この強気は、どこから来るのだろう?

カーフューの嵐

本日4/8、ネパール時間夜9時、一旦カーフュー(外出禁止令)が終了。その後夜11時から翌朝3時まで再度カーフュー。

明日4/9、ネパール時間朝7時〜夜8時までカーフューと発表。

驚いたのは、夜9時半頃(カーフュー一時解除直後)パタン郊外のリングロードで、既に路上でタイヤを燃やしたり投石で、機動隊と衝突があったということ。この目で見てしまった。

7政党の仕切りで、夜間も「わっしょい、わっしょい」行動は、ちょっと「なかった」ものだと思う。う〜ん、政党もここに来て勤勉になったのかい?いや。そうではない気がする。では何か?いろんなことを考えて、ブルーになっている。

情勢は動くか?まったく気が抜けない状態が、ここ数日続きそうだ。とにかく今夜は寝て、明日はあしたの風に吹かれるべぇ〜っ!

95da871b.jpgこちらの写真は、トリブバン国際空港とカーフュー中の市内を結ぶシャトルバス。カトマンズ市内カランキ交差点にて、本日午後撮影。

 

カーフューの一日

以下の写真は、クリックで拡大します。

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ラトマチェンドラカトマンズのカルナマエ(観音さま)、セトマチェンドラナートの山車は、ハヌマンドカ王宮の前に止まっていた。

倒れそうで倒れない山車の姿は、現在のネパールを象徴しているよう。山車の全面から見ると、右に傾いていた。右.....ね。ははははは。

外出禁止令ではあるが、路地にはリラックスした人々の生活も見えた。子供たちが、クリケットしてたりして。

今日、国際空港に到着した+今日出発する乗客のため、シャトルバスが街を走っていた。このあたりのサービスは、最近ネパールも慣れてきた感じ。出来ることは、やってます。

水くみ左の写真では、手前には水くみ中の住民。背景には、デモ取締中の機動隊。

カトマンズ市内ディリバザールで、夕方5時過ぎの写真。水がなくっちゃ、はじまらない。それは、治安維持部隊だって認めてしまう。

今日一日、何人か、バックパッカーらしいいろんな国からの旅行者が、ふらふらという感じで歩いていたのも見かけた。うーん。そんな感じの「ユルさ」というか、状況を理解していないのか。

と、今日一日、大した仕事も出来なかったが、疲れた。ユルい治安維持ではあっても、その中の危険性に気を配りつつ外回りをしていたからだろう。

明日はどうなる?

外出禁止令発令中

カーフューパス(禁止令中の外出許可)を取って、街に出てみた。

7abdf57d.jpg当然のごとく閑散として、時々、治安部隊や医療関係、メディアの車輌だけが走り過ぎる。

詳細はあとで。

大使館からのお知らせ 転載

大使館からのお知らせ 4月8日(06−20)

1.外出禁止令の発令 

本日、ネパール政府は、カトマンズ市・ラリトプール市のリングロード内及びキルティプル・バクタプルの一部エリアにおいて、午前10時〜午後9時までの間、外出禁止令を発令いたしました。

同時間帯における外出は控えるようお願い致します。尚、緊急を要する場合は警察(100番)へ連絡をし必要な手続きを行ったうえで外出するようお願い致します。

現在携帯電話は通話不能な状態であり、有線電話のみ通話可能となっております。 万が一、事件などに遭遇した場合には警察及び大使館へ届けていただくようお願い致します。

大使館(代表)    4426680(休館日対応) 4415744(警備員対応)領事担当 98510−20158 警備担当 98510−20150

*-------*-------* 以上、転載 *-------*-------*

今のところ、ネットは繋がっています。←この部分のみ、ミキ

最近は、もの言う日本

7政党によるバンダ2日目。今日はパタン郊外の自宅から、マンガルバザール(パタン旧王宮)〜プルチョウクを通って、徒歩で出勤した。

今回のバンダはいつものバンダと比べ、私の見た限りでは走っている車も少なく、開いている店も少ない印象があった。パタン市民は抗議行動への直接参加はしなくとも、頭を低くして、事態の推移を見守っているのか?

一方、歴史的に反国王の色が濃いキルティプール市では、昨日大規模な「治安部隊、街に入るな!」的行動があった様子。18世紀シャハ王朝のカトマンズ盆地平定に遡る、古い恨みがある人たちだからなぁ.......市民の行動が、他の街と少し違うのかなぁ。

政党による反体制運動に、徐々にネパールの専門職組合の参加も見られる。政党の汚職政治は支持できなくとも、現政治体制には我慢できないとのことだろうか。

そんな中、政府による取り締まりに対して、各国政府や国連の憂慮の声明が出ている。最近、日本もこの手の対応が早くて、ものの云い方が直接的になってきた〔外務報道官談話・日本語〕。ネパールの閣僚から、何故最近の日本はこうなのか?ネパールの何が悪いのか?じゃあ、どうすりゃいいんだよゥ〜という声も漏れ聞こえてきたりする昨今である。

欧米からは論理的にもの言われることに慣れているネパールだが、日本に対しては「理論ではなく、アジアの連帯」を求めている様子がある。だから日本が、論理的に批判すると慌てるのか?まあ結局これまで、ネパールから日本は「舐められていた」のではないだろうか。ネパールの偉いさんが好む、「両国は同様に、立憲君主制を誇り」というフレーズひとつ取ってみても、勘違い甚だしいと思っていたのは私だけではないだろう。

日本とネパールの間に、健全な批判精神を前提とした、より強固な相互理解が構築されることが、不肖わたくしの願いなのだ。その上での友情や、アジアの連帯であってほしい。

コーラの???

先日、カトマンズ首都圏で急増中の「パーティー・パレス」虚構文化について吼えたが、今日もそれに関連して。

この手のケイタリング仕出し料理で供されるソフトドリンクの定番は、コーラ。世界的に有名な2系統の「ペットボトル」からコップに注いでいるのを確認できる場合、味は普通。

しかし時々、どのブランドのコーラか不明で、コップに注いだ状態しか確認できないパーティの場合、コーラの味が非常におかしいことがある。妙に甘く、薬臭かったりする。先日、某パーティ・パレスで口にしたコーラは、思わず吐き出したくなった。うへぇ.......

もしかすると、C社でもP社でもない、仕出し業者向けの「安価なローカル・コーラ」でもあるんだろうか?と疑いたくなる。国によってコーラ原液(アメリカの本社でのみ生産)の薄め方や使用する甘味料が違い、味も異なるブランドコーラだが、先日のは絶対違うぞぉ。

ところで普段、コーラ系清涼飲料水は極力飲まないのだが.....自分でお金を出して買う場合は、コカコーラ・ライトが好き。体調悪く、何も食べたくない時のカロリー補給なら、レギュラーコークかペプシ。病気の時の冷えたコーラは、熱冷まし+流動食だもんね。

実は私、炭酸飲料自体は好き。甘い飲み物が苦手なだけ(タイの甘〜いアイスコーヒーは好き)。定番なのは、フレッシュレモン・ソーダ。これは(甘くしていない)炭酸水に、レモンやライムの絞りたて果汁を混ぜたもの。

仕事場では、緑茶。西洋式で淹れる紅茶では、カトマンズ市内サンセットビューホテルの紅茶が、いつ飲んでも美味しくて参っている。トレッキングで飲むレモンティーも絶品。ティーバックの紅茶に、瓶詰めのレモンシロップを入れた粗雑な作りの筈だが、乾燥しきったヒマラヤの気候で飲むと美味しいんだな、これ。

それにしても、仕出し屋コーラ疑惑の尻尾は、是非究明したい。

計画停電のなかった1日

気がついたら、今日のネパールは「チャイトラダサイン」+「ラムナワミー」で、祝日だった。仕事場に行かず、休んでて当然......じゃん。

さて、今日は計画停電がなかった。午後、風が非常に強くなった30分ちょっと、突発的な停電はあったけれど。自宅だけでなく、仕事場のエリアも同様だったらしい。う〜む。

治安維持の観点ですか?

破れていたアイロン台の布を張り替えたり、スカートの裾上げをしたり、クリームシチューを作ったりして過ごした。そうそう、昨日新生カフェUで買ってきた、大好きなシュウクリィムも食べた。春休みで寄宿舎から帰宅中の愚息は、「オレは甘いもの食べないゼ」と苦み走ったコメントで、ニクタラシイ......

明日は、てくてく歩いて出勤しよう。

バンダ初日

7政党による全国バンダ(ゼネスト)初日。

今のところ、カトマンズはおおむね平穏。だが、首都圏の外では、インドに国境に接するサルラヒ郡の中心地マラングワで昨夜から、大規模な襲撃があった模様。このマラングワ、普通外国人が行く場所ではない(観光地ではない)。

死ぬのも泣くのも、ネパール人。やりきれない......

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最近、家に帰る時間なく仕事場に泊まり込みが続いている、我が家の皇帝陛下。抵抗勢力たる私も、時々仕事でつきあう必要あるのだが、昨夜からはひとりで自宅に戻っている。今日は通勤の足がないので、自宅にいる。

ええい、まあいいか。たまには休みだよ。

おっ、正午のカンティプールTVニュースによれば、7政党活動家によるデモがカトマンズ、パタン市内各所で出た模様。投石、催涙弾、路上でのタイヤ焚き火、デモ参加者の拘束。いつものこと。

一般市民は、立ち上がらない。御上には武力がある。政党政治家に対する拒否感もある。カトマンズの絶望感は、このあたりが原因か。

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