けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2006年07月

王制保全の布石

7/31、ネパール王制についての重要な法改正が行われた。

性別にかかわらず、国王の長子が次期国王となる。

ギャネンドラ国王夫妻の長子は、パラス・シャハ。パラス・シャハ夫妻の長子は、プルニカ・シャハ王女。長男であるリディヤネンドラ・シャハ王子は次子であり、この下に、クリティカ・シャハ王女がいる。

改正法によれば、ギャネンドラのあとはパラス(国王になれれば)と男性国王が続き、その後は、女性国王プルニカとなる(敬称略)。

将来、プルニカ王女(将来の国王)が結婚した相手には「殿下・陛下」の称号は与えられない。また政府が給与を支給する王族は、国王夫妻、皇太子夫妻と皇太后に限られることとなった。

こんな歴史的変革が、突然決まってしまう不思議。

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さて、今回の政府決定の裏には、ネパールの王制を何とか存続させたい勢力の苦心が透けて見える。

性別に関わらない長子継承=民主的王室改善と云いたいのだろう。また、ここでは書けない理由により、男子であるリディヤネンドラ王子より、プルニカ王女に王位継承させた方が「確実」との判断があったのではないだろうか。

新憲法により王制が廃止されてしまえば、今回の法改正は意味がなくなる。それを敢えて、唐突に改正した「理由」を考えている。

空想に過ぎないが、現政府内の「王制存続派」は、ギャネンドラ国王の次に、パラス皇太子を飛び越して、年若い(女児の)プルニカ国王を望んでいる可能性もある。

いやはや、考え出すときりがない。

不眠症、ですか?

失意のギャネンドラ国王、不眠症からネットギャンブルにはまる。

ほんとかよ、おい.....って感じもする。あり得る話だとも思う。ネパールの報道によればって、ソースがキワモノ的でもある。天下の大新聞の記事となれば、日本国内では「信頼できる」報道になってしまうだろう。

プールも完備した王宮に住んでいるんだから、身体を動かせばいいじゃん。この際ヨガなんかもやっちゃって、夫婦でダイエットするとか。

と、そーゆー展開にはならないんだよね。兄一家は、スポーツ好きが多かったけど。柔道黒帯プリンセスもいたね。昔話だけど。

メタボリック・シンドロームは、日本に限ったことではない。うちにも若干、1名居ますわ。太った亭主さん。はい。

日本政府の立場

塩崎恭久外務副大臣は、昨日今日、ネパールを訪問されていた。

折りしも、中国の武大偉外務次官や国連和平ミッションも来訪中。ネパールのメディアは、ネパール和平における日本の関与という観点から、外務副大臣の発言を紹介していた。

今回、塩崎副大臣の発言からクリアーになった日本政府の姿勢は、

1.マオ派は、暫定政権に参加する前に武装解除すべき。

2.現時点で日本政府のカウンターパートは、7政党政府である。

という点にある。また、日本政府独自の関与ではなく、まずは国連の枠組みでの国際的和平関与を確立し、国連への支援という形での参画が望ましいと考えていること。憲政会議選挙実施時には、日本からも選挙監視団を送る可能性を肯定した。

発言自体に特に目新しい点はなかったが、塩崎副大臣のハーバード大学院卒の「明確で明晰な(英語による)発言」が、ネパール報道各社から大変好意的に受け容れられている。一目で、ネパール人を惹きつけたようだ。こういう事って、大切だと思う。

コイララ首相は、寝室から起き出すことさえ困難な健康状態の中、塩崎副大臣と20分間の会談を持った。やせ細った体躯から、振り絞るような気力で、日本からの客人に対応する姿が印象的であった。

コイララさんの病状は、楽天的には見えなかった。

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ネパール国内政治的には、政党を凌駕する勢いのマオ派である。しかし、国際的視線は、武装解除なしには緩まない。

日本政府の立場と、米英印のラインに大きな相違はない。

トレッキングパーミット、続報

先日の、トレッキングパーミットについての情報を一部訂正。

今日得た情報によれば、今年秋のシーズンから「エベレスト」「アンナプルナ」「ランタン」地域のトレッキングについて、許可証(トレッキング・パーミット)取得が必要になる。この他に、国立公園入域料も必要。

トレッキング・パーミットの発行業務は、TAAN(ネパールトレッキング業界組合)に委託される見込み。

ここ数年来TAANと対立することの多いNMA(ネパール登山協会)は、この決定を喜んでいない様子が見える。新たな喧嘩の火種にならねば良いのだが。

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パーミット制度の復活により、トレッカーの保護、もぐり(トレッキング)業者の排除、(トレッキング)業界の脱税防止などが期待されている。

9月とも10月とも云われる制度の変革前には、具体的アナウンスがある筈である。情報を得次第、UPしたい。、

梨、キター(゚∀゚)!

カトマンズ夏の風物詩、ネパ産日本種の「梨」が店頭に並んでいます。

PrakrityブランドによるLoveGreenNepalの梨は、カトマンズ、パタン市内のスーパーマーケット、果物店などで販売中。シーズンはじめで、まだ実は小さめ。でも、充分に甘くジューシー!

あっ、という間に終わってしまう(日本種の)梨 in かとまん。あるうちに、うほっ♪と楽しまなきゃ......だわ。

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はぼつの

 

 

 

 

当ブログに、「ハーボット」が住みつきました。名前は「ね ぱぁる」くんです。時々、ツノ(耳、じゃないらしい)を置いて散歩に出かけてたりもします(右写真)。普段は、気ままに振る舞っています。

どうぞよろしく。

トレッキングパーミット復活か?

本日ネパールの老舗旅行代理手かグループ Tiger Mountain社から届いたメイル情報によれば、ネパール政府はエベレスト、アンナプルナ、ランタン地区でのトレッキングパーミット制度復活を検討しているらしい。

上記地区では5年前、外国人に対するトレッキングパーミットが廃止され、国立公園(保護地域)入域料金支払いだけでトレッキングが許可されてきた。

現在、今年9月からの新制度実施に向け、政府内部で検討が続いているらしい。また、新制度におけるパーミット発行は、イミグレやTAAN(ネパールトレッキング業界組合)以外の機関に委託されそうである。

アッパームスタン等、外国人入域が制限されている地区へのトレッキングパーミットは、トレッキング代理店を通じイミグレに申請することになっている。

この件に付き新たな情報入り次第、続報をお伝えしたい。

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旅行、トレッキング、ラフティング産業に、外国人の投資許可。

低迷が続いているネパール観光業界に対し、外国人の投資が認められることとなった。これまでは、ネパール人にしか認められていなかった業種である(観光黎明期には、外国人投資が認められていた時代もあった)。

ネパールでビジネスをしながら生活したい外国人にとっては、レストラン開業が最も一般的であった。しかしこれからは、直接的に観光産業に投資し会社を設立することにより、ビザも発給される見込み。

ネパール人観光業従事者からは、「黒船来港」を警戒する声も聞かれているようだが.......それは、ネパール人の商売に競争力が乏しいからでしょう。

政情に左右されるネパールの観光業界に、外からの風が吹き込むことは、悪いことではない。限られたパイ(観光客)の争奪戦をするのではなく、パイ自体を広げることを考えるべきなのだ。

インドビザ in かとまん

来月、インドに行くことになった。となれば、何はさておき「ビザ」取得。

インドは、到着時の空港でビザ取得「できない」。短期間の観光客ニホンジンならビザ不要という、タイのような有り難い免除もない。しっかり、事前に、インド大使館・領事官に出向いてビザを取る必要がある。

カトマンズのインド大使館の場合、まずはテレックスで申請者の本籍地最寄りのインド在外公館に身元確認。数日後の再出頭が指示される。指定日、正式ビザ申請(当日の夕方受け取り)。と、計3回インド大使館に出向く必要がある。旅行会社の代理申請不可。6ヶ月の観光ビザが発行される。

2週間のトランジットビザの場合、テレックス確認不要。申請当日夕方発行。ただし、インドから第3国に出国するための航空券を提示すること必要。航空券予約確認書(プリントアウト)でOKだった例もあり、まあ、その時の状況次第。

シーズンオフの現在でさえ、9:30開館の30分前には既に「申請者の行列」が出来ていた。秋〜冬のシーズン中は、早朝から並んでいるらしい。と云うのも、申請者の処理が終わらなくとも、正午12時には「今日は終わり!」と窓口が閉められるからだ。

申請窓口は1つしかなく、ひとりあたり3分〜5分もかけて、じっくり書類とパスポートを見られる。特にビザの申請日は、最初の窓口に並んでサインをもらい、隣のの窓口に再度並ばされる。また、申請書が青ペンで書いてあるのはダメ!黒で書き直せ......とか、過去の渡航歴を日付まで書け!等々、窓口で書き直しを要求されることもある。

気が長くないと、やってられない。悠久のインド(お役所仕事)である。

私の場合、発行されたビザの「名字」と「名前」が反対に記載されてしまい、その訂正まで含め、4回も行ってしまったインド大使館。

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と、このような「仕打ち」をとり続けていても、観光客が押し寄せるインド。テロで人が何百人亡くなろうが、旅行者が押し寄せるインド。ニュースで大きく取りあげられていてもね。日本企業の進出も、沢〜山、いっぱい頑張ってる。

すごいぞ!

空港でビザがもらえても、外国人はマオ派の攻撃対象でなくとも、観光が落ち込む、ネパール。日系企業、頼んでもなかなか来てくれまへん。

これが、国力の違いなの?

とまぁ、ビザを取る時点で既に、「インド」つー存在を考察させられる。さすが、悠久の国。入国前のアトラクションか?くらくらしちゃう、きゃっ♪

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《蛇足》 日本国内のインド大使館、総領事館申請なら、当日・翌日にビザ発行という。カトマンズで取るより断然楽なので、旅行ご予定の方、インドビザは日本で取ってきた方が良いですよ。

外交ミッション、続々来訪

コイララ首相から、極秘裏に国連アナン事務総長に送られた書簡が、大きな波紋を呼んでいる。ここでは、マオ派の一方的武装解除のための協力が、国連に対して依頼されている。

今週月曜日(7/24)、今度はマオ派のプラチャンダ議長がアナン事務総長宛て、コイララ書簡は「マオ派−7政党間の合意に反した、承服できないものである」旨の文章を送った。

政府交渉団団長であり、内相でもあるクリシュナ・シトウラ氏は、「マオ派はそんな手紙を国連宛送付しなければ良かったが、当事者間の話し合いで解決できる.....」と、憔悴しきった表情で報道陣に語った。

一方、暫定憲法案作成も、政党間の不協和音が原因で遅延しているとの報道がある。

あっちも、こっちも、当事者だけでは前に進みそうにない。かといって外から口出ししようものなら、外国列強の干渉!と噛み付かれる。

こんな状況下、

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国連、和平ミッション、7/27から(7/26と云う情報もあり)ネパール来訪。団長は、Staffan de Mistura 氏である。世界の紛争地で、アナン事務総長の名代として活躍してきた大物国連外交官。

中国、武大偉 外務次官、7/27からネパール来訪。北朝鮮問題の「6カ国協議」でも名の知られた、第一級の中国外務官僚。

また現在、インドの外務次官 シャム・サラン氏もカトマンズ来訪中である。南アジア諸国のインド大使会議、という名目である。

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国連、インド、中国は、「お注射!」のような外交ミッションを送り込み、何やら蠢いている様子。しつこいようだが、混迷の状況下である。

我が日本も今週、外務副大臣ネパール来訪

米田昌功さん、個展のお知らせ

米田昌功さん、個展

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新進気鋭の日本画家、米田昌功(よねだ まさのり)さんの世界。

米田さんは現在、日本政府文化庁が主催する「新進芸術家海外留学制度」において、ネパールパタン市にてネパール伝統絵画「ポーワ」を研鑽中です。ポーワとは、カトマンズ盆地のネワール文化に基づいた曼荼羅。この世界では、ネパール若手第一人者として日本でも有名なロク・チトラカールさんが、米田さんの師匠でもあります。

日本画とポーワが融合昇華した、米田さんの描く世界。

カトマンズ在住の、アート系在留邦人も応援している展覧会です。ネパール在住のみなさま、この期間中ネパールご旅行中のみなさま、是非お運び下さい。

(ここまで文責、空の下)

*-------*-------* 《以下、転載》 *-------*-------*

日ネ国交樹立50周年記念行事協力委員会からのお知らせです。

日ネ国交樹立50周年記念行事協力委員会からのお知らせ!!
    現代日本画の世界を感じましょう!
   「Exhibition of Creation」Masanori Yoneda
 文化庁新進芸術家海外派遣研修(1年)のまとめとして日ネの現代美術と伝統芸術をテーマに開催。ネパールの子供達との共同制作等、文化交流の形を提案する。 作家の郷里にある「立山曼陀羅」、ネパールの伝統的曼陀羅と現代絵画、空間芸術等とのコントラストは絶妙。

● 会 場 : Siddhartha Art Gallery Babar Mahal Revisited
  (ババルマハル、バンバン手前の入り口  Tel:4218048)
● 会 期 : 7月23日から8月10日
● 時 間 : 11時から6時
 ★オープニングパーティーにもぜひご出席ください!
 7月23日5時30分から会場にて(入場無料)
 在ネ日本大使館 平岡大使によるオープンです
 
● 問い合わせ:
 日ネ国交樹立50周年記念行事協力委員会
 企画・行事担当白井有紀

気をつけましょう!

大使館からのお知らせ、転載します。気をつけましょう。

*-------*-------* 【以下、転載】 *-------*-------*

大使館からのお知らせ  2006年7月20日(06−72)

トリブバン国際空港での盗難事件について

 先日、日本人旅行者が空港からの出国時、カバンを開けてセキュリティチェックを受けていたところ、他人から話しかけられ対応していた間に、開いていたカバンは閉められており返却されキュリティは通過しました。その後、帰国しカバンの中の袋に入れておいた宝石ネックレスがなくなってしまっていたとのことです。
 以前にも同様のケースで貴重品が無くなることがおきておりますので空港での持ち物の管理には十分注意し、カバンの中をあけてセキュリティチェックを受けている時は、その持ち主本人がそばから離れず、又目を離さないよう十分注意してください。
 万が一、被害に遭いましたら大使館までご連絡頂きますようお願い致します。

大使館(代表)  442−6680
領事担当     98510−20158

*-------*-------* 【転載、おわり】 *-------*-------*

【以下、空の下の感想】

う〜む。そうだとしたら、空港警備の警察官も「グル」なのでしょうか?それとも、手荷物チェックをする警察官の目もくらます「神の手」を持つ犯人の仕業?

乗客、警察官、空港職員、航空会社職員など、ごく限られた人間しか入場できない場所での盗難です。あまりに酷いと思いますが、みなさま、充分注意しましょう。制服を着た相手にも......ね。

いつも貴重な情報を下さる、大使館領事部のみなさまに感謝!です。

味噌と醤油と出汁で出来ている身体

昨日、早朝から突然、食あたりとしか思えない症状が出た。

トイレに行きたくて立ち上がると、猛烈な吐き気と貧血。出るだけで、麦茶を飲んでも気分が悪い。38℃台の熱もあった。結局1日、トイレでへたり込んでいるかベッドに「磔」状態だった。

う〜む。道に落ちてるものを、拾って食べたりしてないのに。

結局昨日は絶食。今朝は、ヨーグルトをかけたマンゴーを食べただけ。胃腸が悲鳴を上げて、食べられない。若い頃は、ダルバートで病気が治ったのだが。ふぅ、歳をとったのね.....

今日はゆっくり起きて、仕事場に行く。お昼、「だんらん」さんの「冷やしたぬきうどん」をいただく。美味!食欲無かったにもかかわらず、完食。つるつるした冷たい喉ごしと、トッピングがサラダ感覚。

ニホンジンって、やはり、味噌と醤油と出汁だわ。身体に沁みた美味しさ。パタン「腹ぺこ通り(セントメリー通り)」至近距離の仕事場で良かった。先日タメルで仕入れておいた、ポカリスエットも役に立った。

最低気温が20℃〜最高気温30℃てな、今のカトマンズ。年中のことだけど、くれぐれもお身体ご自愛しましょう。お互いに。

週末断食

最近、月に1回だけ「週末断食」をやっている。

私の場合、月の半ばの金曜日朝・昼小食にして、金曜夜〜土曜夕方までごはんを食べない。その代わり、3回野菜ジュースを飲み、大量の麦茶で水分補給をする。土曜日の夜は、軽いお粥で回復食。日曜朝も軽めの朝食とする。

これ、疲れた胃腸をリセットできて、なかなか快適。長期間の断食は、専門家の下でないと無理だけれど、1日だからね。復食後は「バカ食い」が止まり、「ジャンクフード」を自然に食べたくなくなる。断食中ではなく、その後体重管理が容易になる。

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さて、昨日は7月の断食日。土曜日の休日。だが、急な仕事が入り出勤していた。夕方、さあ、帰って粥でも炊いて食べるべ!と帰り支度をしていたら、亭主のせいでしばらく残業となった。「ぐわーっ」、ハラ減った。

出先から帰ってくる亭主に「消化のいいパンでも買ってきてよ」と云ったら.....アナタ、敵は何を買ってきたと思います?

プ☆ン■ルズのポテトチップス。

お前、ワシに喧嘩売っとるんかい!表に出ろ!!

ああ、でも、悲しきかな。栄養学なんて常識としてない我が亭主は、せっかく好きな(好きだった)ポテチを買ってきてやったのに、何だその云い方は.....なんだよね。

敵の、伝統的ネパール食習慣。夜中に食って直ぐ寝るを、最近断固否定しているわたし。夕食は、さっさとひとりで早めに食べる。これだけでも、体調すこぶる良い。

私が元気でいるためには、亭主と一緒にごはんを食べるのは「朝だけ」にすべし!と、決意を新たにした。

あなた、ネパール人との家庭団らんは、生活習慣病の元ですわよ。

橋本龍太郎さんを偲ぶ会

先日金曜日、カトマンズにて「故橋本龍太郎さんを偲ぶ会」があった。

主催は、日ネ国交樹立50周年祝賀(ネパール側)委員会←正式名称は違うかもしれないが、意味としてはこれでいいでしょう。ネパールにいるネパール人の委員会。

橋本さんの写真への献花。親交の深かった、カンティ小児病院院長先生、歴代駐日ネパール大使、委員会会長ビシュヌG.シュレスタ会長などの、故人を悼むスピーチがあった。

主賓は、KPオリ外務大臣兼副首相。在ネパール平岡大使をはじめとする、在留邦人も出席した。

ネパールの要人の橋本さんを偲ぶスピーチは、ちょっとネパール人らしくない「正直な心のこもった」故人との親交や、ネパール愛のエピソードが溢れていて、涙腺が緩みそうになった。心のこもった話は、人の心を揺さぶる。

中には「ネパール人らしい」美辞麗句と、如何に自分が橋本元首相と親しかったかを誇示するようなものも1点あった。この手のスピーチには、話し手の人柄が如実に表れる。恐ろしいものだ。

「あれ?」と思ったのは、今年同時に祝賀される「(日本登山隊による)マナスル登頂50周年」責任団体である、ネパール登山協会(NMA)が呼ばれていなかったこと。NMAは、このような会があったことも知らなかったそうだ。

日本的な感覚で云えば、同じ日本とネパールの、同じく50周年を祝う両方の団体は普段から、緩やかな連携をしていてもいいようなものだが、ネパールは違うらしい。ネパールにおいては登山界も「国際・国内政治」があり、それを感じる出来事もあったが、それはここでは書かないでおく。

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橋本龍太郎さんは、ネパールの政情が定まらない中、ご自分の健康状態もベストでないにもかかわらず、9月1日の「国交樹立記念日」にはネパール来訪を約束下さっていた。

ネパールに対する、大きな愛情の表れであった。

日本国内では「怒る、威張る、拗ねる」とも揶揄されることがあった橋本さんだが、ネパールをはじめとする厳しい立場におかれた人間に対しては「穏やかに、愛情もって、心を込めて」の人柄であった。ネパールやヒマラヤを、愛してくれた方であった。

星が、落ちた。でも、陽はまた昇らなければならない。合掌。

ネパール政府予算

ネパールの会計年度は、毎年西暦の7月中旬に始まり、次の年の7月中旬に終わる。西暦と異なる独自の「ヴィクラム暦」による、4月(サウン月)1日〜3月(アサール月)末。

さて、西暦7/17から始まる来年度予算関連ニュース。

http://www.nepalbiznews.com/detailmain.php?news=846

http://www.nepalbiznews.com/detail.php?news=848

英語であるが、参考に、どうぞ。うちの亭主が運営する、ネパールのビジネスニュースサイト http://nepalbiznews.com/ からの引用です。

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王室予算は「約半額に減」であるが.......前年度は、宮内庁職員の給与が含まれていた。次年度からは、宮内庁も政府職員となるため、この分の人件費が王室予算から外れる。

ということで、額は減ったが、王族の取り分が減額されているのか否かは即断できない。贅沢は急にやめられないだろうし、政府、特にコングレス党と王室のネゴもあるかな?

マハト蔵相に聞いてみたい。答えてくれないだろうけど。

国連へのレター疑惑も、継続中。多方面の先行き、暗い。

諮問されるか?国王

国王親政時代の「反民主的行為」を調査している特別委員会が、ギャネンドラ国王への諮問を検討しているようだ。

上記委員会のビレヒ委員によれば「サダム・フセインでさえ弁明の機会を与えられたのだから、国王にも事情を聞いて当然」とのこと.....らしい。比喩の仕方が、なかなかにバーティカルだ。

国王の権威は、坂道を転げ落ちている。

国連へのレター疑惑、その2

昨日、オリ副首相(統一共産党所属)により、コイララ首相が国連アナン事務総長に送ったレターのコピーが、国会和平交渉・停戦委員会に提出された。

先日、オリ副首相は内容を知っていた筈だ、と書いたが、その後の様子を見ると、オリ氏は下書きは見ていても、ファイナル版のレターは見ていない可能性がある。コイララ首相が、極秘裏にアナン事務総長に送ったのか?

レターの内容を見た国会委員は、「内容を公表することにより、入院中の首相の病状を悪化させる可能性がある」と、口を噤んでしまった。それほど、問題がある内容だったとすれば......武器を携行した国連軍でも、要請したのか?行政に対して、国連の(一時的)信託統治でも要請したか?

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今日、ネパールの新会計年度の「予算案」が、国会で公表される。マオ派人民解放軍に対して、政府が予算をつけるか否か?が注目される。

また今日、ネパール時間の午後、コイララ首相退院の予定。今後、執務は1日3時間に制限され、定期的な酸素吸入も行われるとのこと。

首相としての「代わり」は、コイララ氏本人以外いない模様。

帰ってきた、スーパーマン

つーことで、現在帰宅中の愚息に「新しいサッカーシューズ買ってあげるから、お願い、一緒に行こうよぉ」と拝み倒して、一緒に観てきました。スーパーマン・リターンズ!

えっ.....日本では8月公開って?MI3もそうだったけど、カトマンズの方が早いことが時々ある。

我々の世代は、スーパーマンと云えばクリストファー・リーブだよね。今度のクラークくん、亡くなったリーブ氏が蘇ったか?と、ちょっとうるうるしてしまった。今回の設定は、うーん、家庭の波乱が予想されますな、次作で。

強い男は、タバコを吸う女が嫌い。

武器を持つ人の上に立てるか?

4月の「民主化動乱供弩紂国王により勅任された大臣、官僚、治安維持組織幹部などに対する訴追審議が続いているが、「国軍」に対しては、追求が手ぬるい。

先日、コイララ首相の孫娘の結婚式には、国軍のタパ参謀長夫妻も招かれていた。コイララ家と国軍トップは、仲良しなのか?

現政府は、マオ派との和平交渉のシナリオを複数用意していることが、その原因ではないだろうか。

マオ派は、武力闘争に戻りたくない様子だ。交渉決裂の時はまず、大衆動員によるムーブメント。いわゆる「民主化動乱掘廚了紊魄き、ロシアの10月革命がごとく、ストリートから一気に、共和制樹立に持ち込むことを計画するのではないだろうか。

しかし、マオ派は「一枚岩」と考えられない。イデオロギーの違いもあるだろう。命を賭けて武力闘争を続けてきた人民解放軍全体を、「政権参加します」路線驀進中の、プラチャンダ派が掌握できるのか?不安材料がある。

だからこそ政府側も、不測の事態には、国軍による武力行使にすがるシナリオを捨てきれないのだろう。特にコイララ首相は、2001年7月の「ホレリ事件」において、国軍の裏切りにより、首相辞任に追い込まれた経験を持つ。警察までは、時の政権がコントロール可能であるが、国軍は「文人政治家」の云う事を聞かない文化があるようだ。

国軍にせよ人民解放軍にせよ、武力の権化を、「丸腰」の人間がコントロールするのは至難の業である。だから、政府もマオ派リーダーも、「国連」というスーパーパワー光臨を願っているように見える。

コイララ首相も現政府も、国軍だけは恐くて、手出しできない。

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ktさま、こんにちは。

うちの「とうちゃん」は、ポカリスエット・マイ・ラブ状態で、今日も愛飲しています。私自身は、甘いのは、病気でダウンしたときくらいしか飲めましぇ〜ん。大塚製薬は、一太郎のジャストシステム同様、我が故郷「徳島」を代表する企業ですね。

愚息は、月イチの帰宅日で帰ってきました。昨夜は高学年だけの英語劇公開日でして、なんと「ロミオとジュリエット」でした。ヤツは、ロミオの友人役でした。父親に似て、髭が濃い〜っ!かつての紅顔の子供はいましぇ〜ん (T_T)

ポカリスエット粉末

タメルにある、小さいが気持ちよく食事できてしかも美味くてリーズナブルな値段の日本食「一太」。この入り口の横にある「アトラス・カーゴ (Atlas Cargo Service)」で、何故か、粉末ポカリスエット(日本製)を販売している。

1リットル用の小袋が5つ入ったひと箱が、Rs.150 である。

ネパールにも同様の、ジーバン・ジャル(命の水)という粉末があるが、味がうけつけられない......という人もいる。やはり、日本のポカリの方が飲みやすい。

先日何気なく買って、1リットル作って冷蔵庫に入れていた。W杯で午前様、だから当然、酔っぱらいの二日酔いが続いていた我が亭主。ごくごくごくと、喉を鳴らして飲まれてしまった。

「おかーさん、これ、日本の二日酔いのお父さんドリンクなの?」

って、くーーーっ、違うっちゅーねん。スポーツしろよぉ。

暑い!カトマンズ

カトマンズは「真夏」だ。

標高1,300Mの高原であるため、最高気温は30℃ちょっと。しかし、直射日光が強烈で、日中は強烈に暑い。今日は所用でカトマンズ市内中心部に行ったら、交通渋滞で「くらくら」してしまった。タパタリの橋を渡り、パタン側に入ると、途端に交通量もリラックス。

先日来、首に日本手拭いを巻くのが癖になってしまった。汗を拭くのに最適で、我慢できない暑さの時は、手拭いヘアバンド。まるで、土方じゃん。今日の手拭いには、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ〜賢治」と書いてある。盛岡の、賢治記念館のおみやげ。ははははは......

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先週は、マオ派トップリーダーであるプラチャンダ氏に会った。私の仕事は、ネパール・オタクである自分にとって、得難いものだと実感。

この時の様子が、今朝、日本で放送された。

以前、首相官邸での記者会見でも感じたが、プラチャンダ氏はエネルギッシュな、バウン知識人の親父さんだ。田舎の、名の知れた高校の校長先生のような雰囲気。一見、どこにでもいる話し好きのお父さんのような人間が、10年間の武力闘争を指揮してきた。

人間の業の深さに、愕然とする。

これからもネパールで、いろんな人と出会って、いろんな物事を直に見る。特定の勢力に惹かれたり、反発したりすることを極力せずに。ニュートラルな視線で、ネパールの成り行きを見続けたいと思う。

国連へのレター疑惑

国軍と人民解放軍と双方の武器管理に対して、国連の関与を依頼する「書類(レター)」が、ネパール政府から国連ネパール事務所に提出されている。国連情報では、既にアナン事務総長に転送されている。

しかしこの文章の内容については、一方の当事者であるマオ派だけでなく、閣僚や国会議員の大多数にも相談せず、極秘裏に作成された模様である。現在、最大政党コングレス国会議員からも、内容を明らかにすべきとの声が上がっている。コイララ首相と、オリ副首相など、内容を知る「ごく少数」の政治家は、週頭に内容を公表すると云っているが......

「書類のコピーが見あたらない」

と、不思議な言い訳をしている。

停戦やその後の憲政議会選挙中、国連による武力のマネジメントや監視を求めることでは意見が一致しているが、国連による「平和維持軍」の派遣には、マオ派や閣僚の多くが反対している。「丸腰」の国連専門家の派遣のみを求めている訳だが、これで本当に、武器を持った国軍と人民解放軍をコントロールできるのか?国連の判断が待たれるところである。

ガイジンの参加と資金供与は不可欠であるが、ガイジンの口出しはお断り!という、いつものネパールらしい姿勢も見える。

もしかすると政府はレターの中で、国連軍や国連文民警官などの「フォース」派遣を依頼したのかな?だからここまで、文章内容を隠しているのでは?と、ふとそんな疑惑が頭をよぎる。

いや、単なる妄想だが。

噂大国、ネパール

今週は、ちょっと、まあ、短期間バタバタして、その後余韻で「ぼーっ」としていたら過ぎてしまった。

今日は、国王誕生日。祝日であったものが、現政府によりキャンセルされた。例年より少ない人数の「祝賀パレード」が、王宮通りに出ていた。「王様万歳!」の叫び声も、迫力無かった。

コイララ首相、引き続き入院中。病状について、無責任な噂飛び交っている。国王に対しても、噂あり。ネパールは実に、「噂大国」なのだ。

マオ派については、トップリーダーであるプラチャンダ氏をはじめとして、カトマンズに「居ることが普通」になりつつある。人前に出る機会はほとんどない隠密行動ではあるが、時々、ネパールのメディアにも登場している。チトワンあたりの、公立高校の校長先生.......といった感じの御仁である。

マオ派については、対国軍よりも、マオ派内部のイデオロギーのギャップが問題になりそうな気がする。普通の政治家路線を驀進する、一部のリーダーたち。一方地方には人民解放軍もいるし、極左ハードライナーもマオ派内部に存在する。

カトマンズ滞在中のプラチャンダの護衛として、カトマンズ近郊の解放軍兵士が動員されている模様だが.....彼らは何から、トップリーダーを守っているのか?外に向かって以上に、内部の緊張があるのでは?と、これまた「噂」や「推測」でしかない。

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追記: コイララ首相の病状については、広まった「悪い噂」を打ち消すため、昨日、病室までカメラを入れ撮影した本人のインタビューが、ネパール国内のテレビニュースで流された。

大使館からのお知らせ 【転載】

大使館からのお知らせ(06−70) 2006年7月4日 

橋本元総理への弔意記帳受付

表記の件につきまして、日本大使館では4日・5日の二日間、午前10時〜午後1時・午後2時〜午後5時までの時間帯にて受け付けを行っております。

在ネパール日本大使館  代表  442−6680

国王誕生日と首相入院

取り急ぎ箇条書きのみ。

ネパール政府は、7/7の国王誕生日の祝日を廃止。

昨夜、コイララ首相突然体調を崩し、入院。本日国会での、施政方針演説は延期されると見られる。

マオ派、政府ともに、暫定政権樹立に向けた「武力コントロール」に着手。政府側、軍と警察の「合同治安維持体制」を解除。マオ派、都市部における人民裁判(マオ派独自の裁判)停止と、全国での寄付強制行為自粛の指示を出す。

平和な七夕祭り

今日はパタン市内の「カフェU」さんで、一足早い七夕祭り。

フュージョン系ネパール伝統音楽「クトゥンバ」の生演奏。ナマステ体操の実演など。日本人だけでなく、欧米系のお客さんも多数いた。

カフェUは、小さな子供連れで気兼ねなくランチやお茶が出来る。広い芝生の庭には遊具があり、室内には子供たちのためのプレイ・ルームまで完備。カトマンズ・ママに優しいんだなぁ〜、我が愚息がチビッコの頃、カフェUがあったらなぁ。

また、日替わりのセットランチは小鉢が幾つかついて、家庭的な美味しさ。デザートのケーキやプリンも、優しい幸せな甘さ。

子供たちの駆け回る午後。平和な風景は幸せだ。

カフェUさんは、ランチ〜夕方6時くらいまでの営業。火曜日定休。夏休み、カトマンズ来訪のみなさま。「カフェU」「ばななきゃっとカフェ(ランチ〜夕方/水曜定休)」「だんらん(ランチ〜ディナー/月曜定休)」は、パタンの名所として外せませぬぞぉ〜

↑この3ヶ所、定休日が月・火・水とずらして設定されている点も、パタンの「なかよし」を表しています。

洗濯を考え、選択

昨日も今日も、「洗濯せずに何をする?」雨期の晴れ間だ。

直射日光が強いカトマンズでは、晴れていれば、洗濯物はすぐ乾く。しかし、慢性的な水不足。家電販売店では「全自動洗濯機」が売られているが、こんなの使ったら、すぐ水が無くなる。だから我が家では、手洗いして脱水だけ使えるよう、洗濯機は2層式。

洗濯機自体、ネパールでは、一番普及率の低い家電か?脱水機だけの製品があればもっと売れる気がするが、豊富な水があってはじめて使えるからね。一般家庭では、日本ほど頻繁に洗濯しない。毎日洗い立てを着る.....てえのは、カトマンズでは贅沢なのだ。

しかし、生まれついての習慣は消えない。汗かく時期、やはり毎日洗濯をしてしまう。手洗い.......ですのよ!毎日、シャワーを浴びてしまう(これは冬もだけど)。シーツなど大物は、洗濯やさんに出す方が(水の確保や値段を鑑み)安上がりなのだが、昨日はピーカン陽気に誘われ、手洗いしてしまった。

それにしても、自分で洗濯をすると、毎朝「今日は何を着ようかな?」の選択が、洗濯するときの事を考えてのものになってしまう。だから、ジーンズを履くのには勇気がいる。手洗い、タイヘンだもの。服を買うときも、洗濯しやすいかな?少ない水で洗えるかな?と、そういうチョイスをしてしまう。

バスタオルは洗うのが大変なので、この時期、日本手拭いを代わりにぶら下げていたりする。ああ。お恥ずかしいことで。

橋本龍太郎氏、逝去

元内閣総理大臣であり、ネパールやヒマラヤを愛する剣士として、ネパールに沢山の友人を持つ、橋本龍太郎氏が亡くなりました。

突然の訃報に、驚いています。

橋本氏は、今年の「日本・ネパール国交樹立50周年記念協力会」会長でもあります。9月1日の国交樹立記念日には、ネパールに来訪されることが期待を集めていた矢先でもあります。

50周年の記念すべき年は、いろいろな意味で、物事が大きく変わりゆく時期に重なってしまいました。

橋本龍太郎氏の、ご冥福を祈ります。

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