けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2007年02月

バンダの一日

今日は、民族団体によるネパール全国バンダ(ゼネスト)。

幹線道路のそこここに、民族団体活動家が出て、走行中の車両を止めていた。事務所の車も出せないし、バスも走っていない。加えて、お隣さんと共同での下水管施設工事が佳境を迎えていたりして、我が亭主殿は「今日は仕事場に行かず、現場監督するぞ!」と、妙に張り切っていた。ネパールではこの手の工事、施主が現場監督だもんね。

さて、それは良いとして、在宅勤務をしようとパソコンをネットにつなごうとしたら.....ダメ。

事務所では(有線+無線)ブロードバンド環境にいるのだが、自宅用のパソコンは未だにダイヤルアップ。やれやれ。一日中、サーバー不調。念のためもうひとつ別に契約しているプロバイダーは、夜間から早朝のみ。夜10時にならないと繋がらない。

いやはや。神様が「今日は仕事をするな」と云っている模様。急ぎのメイルが入っていないか?いや、緊急なら、携帯に電話があるはず......と、仕方ないので腹をくくる。各方面さま、ごめんなさい。

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今日は、80歳を超えた高齢の、コイララ首相が亡くなった.....との、無責任なデマが流れたらしい。首都カトマンズ以上に、首相の地元(であり、選挙区)東ネパールの中核都市ビラトナガルでは、多くの人が心配した模様。

国民の憂慮を悪用した、質(たち)の悪いデマである。

過去の、様々な汚職疑惑を抱えるコイララ首相であるが、今の局面を乗り切るためには、余人を持って代え難い存在となっている。マオ派だって、コイララ御輿を戴く政府だから、交渉できるようだ。

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タライ地方を東から西に遊説していた、マオ派プラチャンダ議長は突然今日、カトマンズに戻ってきた。午後、政府側交渉団と協議。暫定政権樹立と、制憲選挙日程発表について。これに先立ちコイララ首相は、交渉団のリーダであり腹心のシタウラ内相たちに「マオ派は武装闘争を止めたが、行動様式は以前のままだ。これでは、政権に参加させ難い」と、指示を出したとも云われる。← だから、ちゃんと生きてるって!

また、反共政策の権化、モリアティ米国大使は統一共産党首との会談で、カントンメントに登録された人民解放軍兵士の数と武器の数の差が「大きすぎる」。マオ派を政権に参加させるべからず.....と、いつもの内政干渉発言をした。モリアティ大使はもう、これは病気というか、(所属プロダクション?全体の)芸風ね。

一方のプラチャンダ議長は、他の主要政党並みの閣僚リストに載れないなら、政権に参加せず!と、いつもの強気の交渉に変わりなし。下馬評では、情報通信相はマオ派かららしい。ギョ、うちの業種の担当大臣じゃん。

プラちゃんの発言では、明日朝、コイララ首相をはじめとする政党リーダとトップ会談を持ち、政権参加問題に白黒つけるそうで。今週後半、見えてくるか?

この件あと2週間程度で片が付かねば、6月の選挙はほぼ不可能。

選挙がダメなら、7政党+マオ派で「共和制」宣言しちゃおう!と云うのがマオ派最近の主張のようで。

本心が、透けて見えてないかい?

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鴨鍋が楽しめるVanVanレストラン。現在、パタン市内に移転休業中とのこと。商工部会さま、情報ありがとうございました。

もうすぐ新装開店と思われる。その節はまた、レポートしたい。← って、ただ単に「鍋食いに行きたい」だけか、ワシ?

遠のきつつある、選挙

火曜日、中西部の中核都市ネパールガンジで、マオ派リーダープラチャンダ氏は、暫定立法議会(国会下院をマオ派議員参加拡大したもの)においての、共和制宣言を目指し、7政党と協議すると話した。

これは本来、今年6月に実施すると「云われている」制憲議会選挙のあと、新憲法起案で協議されるべき問題である。この議会において、どの勢力が大勢を占めるか?により、流れが決まる訳である。

しかし、最近のプラチャンダ氏の言動から見るに、マオ派は選挙での自派の勝利を確信できないでいるようだ。

だから.....選挙後の新憲法ではなく、現在の政治的駆け引きで、王制を廃止した共和制を実現してしまうべし!と考えているように見える。暫定立法議会に、なぜ、そこまでの権限があるのか?という論議は、意識的に回避されている。

また既存7政党も、自党の勝利を確信できないのではないだろうか。政党もマオ派も実は、6月の選挙をやりたくないのでは.....と、勘ぐってしまいたくなる状況がある。

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現在、国連本部で協議中のUNMIN(国連ネパール支援ミッション)マーティン代表も、「速やかなる政治的合意がなければ、6月の選挙は困難であろう」との見通しをニューヨークで語った。

同時に、カントンメントに収容された人民解放軍兵士数と武器の数の「差」に対して、妥当性の疑問についても触れたらしい。ただし国連の任務は、マオ派と政府の自発的申告に基づくものであることは、カトマンズでも表明しているが。

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さて、マオ派が7の一部政党にもある「共和制樹立」の主張を巻き込み、選挙を経ない国家体制の変化を強行すれば?

それに対するリアクションも、激しいものが出る可能性がある。

現状から推測するに、座標軸は選挙ではなく、路上に支持者を動員した自己主張にシフトしていく様子だ。

今年も、ストリートが「熱い」春を迎えるのか?

無理しても行きたい、こてつ

カトマンズ首都圏は日々、交通渋滞。特に最近は、突発的な交通封鎖や各種団体のデモで、もう、どーするの?これ。

カトマンズ市の南隣、パタン市の郊外に住み+仕事場のある私にとっては、カトマンズの「プタリサダク通りより北」は、渋滞に阻まれてなかなか行けない。タメルなんかに行く用事のある日は、ヘタすりゃ移動とちょっとした用事だけで半日つぶれる。

それでも、タメルよりまだ先(北側)だけど、交通渋滞乗り越えてでも、行きたくなるレストランがある。その名は、こてつ

日本大使館から、道をそのまま登りきって進行方向右手に、自動車ショールームのある建物の2階。

日本人の経営で、日本人の板長さんがいて、日本人のマネージャーさんもいる日本料理。だ・か・ら.....味が一定。日本人の舌で「おいしい」と感じる。食材も、日本から取り寄せた鮮魚類などあり。

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いや、ネパール人コックさんが頑張っている日本料理店にも素敵な場所があるんだけど、時に、ネパール人の舌でおいしい味に引っ張られている事もあって。サービスが(客を無視した)自分勝手で、でもって、値段だけ立派だなぁって感じると、ちょっと、悲しい。

カトマンズにおける日本料理は、一般的に高価。だ・か・ら、ささやかな生活をしている私にとっては、たまの贅沢。ちょっと値段は高くても、お腹と心を満足させてもらえることが願いなのだわ。

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さて、こてつ では、カウンターの鉄板焼き。お刺身。お魚系のおつまみ。鍋物などが楽しめる。

また、団体客が収容できない程度の小ささなのもうれしい。日本料理に限らずカトマンズのレストランでは、大型バスで乗り付けるツアーの団体さんと重なると、個人客へのサービスに手が回らなくなっちゃう店が少なくない(全ての店がそうだとは、云ってませんよ)。

先日も、某ネパール料理屋で、非常〜に不愉快な思いをしたばかり。団体であらずば、客にあらず......みたいな。

今日は大使館に用があって、「これは、こてつに行かねばならぬ!」とばかりに、カトマンズ市内を主な活動拠点とする友人Lさんにも声をかけて、こてつランチを楽しんだ。ディナーを楽しむなら、財布にある程度のお金が必要だが(今のところ、こてつでカードは使用できない)、ランチならまあ、へへへへへっ。にこにこ値段ね。

海外に住んでいると、大使館、特に領事部は市役所・町役場感覚で、時々お世話になることが出てくる。そんなお出かけの、カトマンズでの幸せな楽しみランチを提供してくれる、こてつに感謝である。

ただし、こてつの魅力を堪能するなら、ディナータイムがお勧め。

ディナータイムは無休。ランチタイムは、土日休業。その時々の、週替わりメニューが「ここは日本か?」と思わせてくれる。その内容は、行って見てくださいな。鯨ベーコンなんて、かとまんで巡り会えるなんて思ってもみませんでした。お刺身も、ああ、参りました。っ、てな感じ。

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このほか、ババルマハルのVanVan(鴨鍋と餃子がmy favorite)。パタンのだんらん(心こもった優しい味に惹かれて、自転車でビュンと行きますわ)。などが、定期的に行きたくなる日本料理店。

家では.....毎食、ダルバート。これまた、旨いんだよね。

この寒さは、何だ?

今日のカトマンズは小雨ぱらつく、寒くてどんよりした1日だった。

暦の上で春を告げる「バサンタ・パンチャミー」は1月23日であったし、寒の戻りが例年の「シバラットリー」は2月16日。バレンタインズ・ディに、カトマンズ盆地にも62年ぶりの雪が降ったりした。

それにしても、それにしても、水や色とりどりの粉をかけ合う、春本番の祭り「ホーリー」は、6日後の3月3日。そろそろ、昼間は半袖でもいいかな?という気候の筈なのに.....寒くて、ストーブが手放せない。

ネパールと云うと、ヒマラヤのイメージで「寒い」と思われているが、カトマンズは緯度で云えば奄美大島と同じだから、元来温暖なのだ。

天気の回復と同時に、ぐんぐん気温も上がるはずだけれど。

それにしても、何なんだ!この寒さは。がーーーっ (´ヘ`;)

ヨガの成果か?

日本にいた時、かなりひどいスギ花粉症に悩まされていた。ネパール移住後数年は発症しなかったが、やはり春先(カトマンズは1月末〜2月頃)に、鼻、喉のアレルギーが出た。微熱も出て、ぼーっとするのが悩ましかったのだが.....

今年は今に至るまで、症状が出ていない。ここ数日、ちょっと身体がだるいかな?という程度。今年の寒さで、まだ花粉が飛んでいないのか?

もしかすると、ヨガのおかげかな?という気もする。

最近仕事が忙しく、夕方1時間、ちょっと無理をして、週に3回4回。番組やニュースの取材中は中断するが、亭主から「なぜそこまで万障繰り合わせるのだ?」と云われる程度に頑張っている。

精神的に疲れている時は特に、ヨガで気持ちがリセットされる。続けて1年と2ヶ月。このところ、自分が変化していることに驚く。

身体の柔軟性以上に、病気に対する抵抗力が増している。

いや、いろいろ辛い時は、ドカン!と病気をして強制休暇を取るのが有り難いと思うことさえあるが、その点、非常にやりづらい。「ああ、そろそろダウンするな、わし」と思っても、多少多めに眠ると立ち直っている。

これから春〜初夏にかけて、世間の大きな流れに身をゆだね、山をひとつ越えねばならない。何をしても・しなくても、心は平穏でいられない。うちの相棒(仕事でも家庭でも、同じ人というのがお互い辛い)は今から、必要以上にイライラしてマイナスのオーラをまき散らしている。日々、一発触発。

まあ......生きるって云うのは、簡単じゃない。

マオ派の、センス

国連ネパール支援ミッションUNMINによる、マオ派人民解放軍兵士と武器の登録作業が完了し、昨日金曜日、ネパール政府に対して報告書が提出された。

国連事務総長特使として、UNMINオペレーションの指揮に当たるイアン・マーティン氏は、金曜日朝、コイララ首相に報告書を提出。その後、各国外交団とのミーティングを経て、報道陣との記者会見に臨んだ。これによれば、

7つの主たるカントンメントと、それに付随するサブ・カントンメントを合計して、登録された人民解放軍兵士は30,852人である。

一方、同様に登録された武器は合計3,428である。

内訳としては、迫撃砲(砲口に弾丸を装填する、簡単な構造の銃)91丁(うち、55丁は手作りのもの)。マシンガン61丁。ライフル銃2,403丁。オートマチック・サブマシンガン61丁。サイドアーム114丁。ショットガン212丁。そのほか253。手作り武器(手作りの爆発物などか?)233。

この中には、マオ派が「購入した」と見られる武器もあった。同時に、過去、マオ派が政府治安部隊から奪った武器の数は、国軍の申告によれば3,430である。

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ネパール政府から、記者団から、兵士の数に対して武器が少なすぎる。政府から奪った武器の数と比較しても、申告した武器が少ない。との声が、UNMINに対して出ている。

これに対して国連は、UNMINは、マオ派が登録した武器がマオ派の保有する武器のすべてであるかどうかコメントする立場にない。と、婉曲的に、「国連としては、その件に責任を持てない=疑念を抱いている」と表明した。

一方、マオ派は兵士を水増し申告しているとの疑念もある。

3月中にもはじまる、UNMINによるマオ派兵士の選別により、18歳未満の兵士や停戦後に入隊した兵士ははじかれ、カントンメントから出されることになる。これがどの程度の数になるか?今から予測は難しいが、マオ派と国連が厳しく対立する可能性もある。

そういう可能性がある中に、日本政府もUNMINに人員を派遣する方向で、防衛省を中心に準備を進めている。マオ派 対 国連の緊張が高まった場合、これがマオ派 対 UNMIN派遣国に対する憎悪や不信にすり替わる可能性は、ゼロではない。この点を忘れてはならないし、当然、考慮してますよね.....安部さん。

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それにしても、この兵士の数とこの武器の数では、ネパール社会の素朴な疑問だけでなく、国際社会からも疑問を投げかけられるであろう事。マオ派は何と考えているのだろう。

ネパールのスタイルとして、自分勝手な自分に有利な主張を、非常識に主張する事がある。これは特に、外国に対してお金が絡む案件で顕著である。

「それはちょっと、非常識でないの?」

と、外の人間がコメントしようものなら。「あなたたちガイジンは金満なくせに、我々ネパールが貧しいと云って侮辱する」と、逆ギレすることも多い。今回の案件が、このような図式に陥らないことを、遠い目で願うばかりであるが。

マオ派ももうちょっと、世界戦略のセンスを考えなきゃな。

マオ派の銭ゲバだとしたら、悪しきネパールの伝統的手法だ。

カントンメントに収容される人民解放軍兵士が多ければ、それだけ政府や国連から受け取る支援額が増える。これを、マオ派は政治活動に流用しているのでは?という疑惑もある。

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来月3月、そして4月は、毎年、政治的な混乱も多発する季節である。去年の民主化動乱、しかり。同時に、大切な春の観光シーズン、登山シーズンである。

今年のネパールの春よ。荒れないでいてほしい!

ネパールでは何事によらず、気長に、頑張りすぎずに挫けずに!が肝要である。UNMINマーティン氏が、常に楽観的なのは、ネパールをはじめとする紛争地での和平構築の専門家であるためだろう。

ネパール政治は、本当に悩ましい!

PC抱えた、渡り鳥

長時間の計画停電うち続く、カトマンズ首都圏。

特に、オフィスタイムの停電があると仕事にならない。幸いなことに仕事場と自宅の停電時間帯が異なるため、(停電)スケジュールを睨みつつ、ノートパソコンを抱えて自宅勤務したり、出勤したりしている。

ここ数日来、忍耐力の必要な翻訳作業をしていたため、在宅勤務だとつい。犬と遊んでしまったり、料理を作ってしまったり、お風呂に入ったり....と、仕事場以上に、数々の誘惑に負けつつ、先ほど作業完了。やったー!

真夜中だよ、おい。

書きたいことは諸々あるが、とにかく眠い。明日ということで。

大使館のお知らせ、転載

大使館からのお知らせ     2月20日(07−8)
                                        
人民タライ解放戦線によるタライバンダ

人民タライ解放戦線は、本日(2月20日)、下記バンダプログラムを発表しました。

1.バンダ日程
(1)期間
 2月21日(水)〜23日(金)
(2)バンダエリア
 タライ地域
 ※ 主に東部、中部タライ、特にシラハ郡、サプタリ郡、ダヌーシャ郡は大きな影響が予想される
(3)実施組織
 人民タライ解放戦線ゴイットグループ(JTMM) 
    ※ タライの独立を主張するマオイストから分派した組織で、主にシラハ郡、サプタリ郡、ダヌーシャ郡の3郡を拠点に活動している
 
2.注意事項
(1)バンダ時の車両による外出は控えて下さい。
(2)バンダ日程の長期化によっては、ガソリン、ガスなどの燃料が不足する可能性がありますので、早めの備蓄に心がけてください。
(3)政府との交渉の進捗状況によって、日程等が変更(解除)される可能性がありますので、最新情報の入手に努めて下さい。
(4)他のグループ(マデシグループ、民族グループ)の動きと併せて、不明な点は大使館に問い合わせ下さい。
  
大使館 電話(代表) 4426680

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以下、空の下からのコメント。

またまた、タライ方面がきな臭い。今朝、クッキングガスと業務用車輌の軽油を買い込み、備蓄。生活者としての、防衛ね。

ああ、もう!

更に凋落、国王

今日のネパールは、民主主義の日として祝日であった。

現国王の祖父、故トリブバン国王の(ラナ将軍家独裁体制を打倒した)王政復古記念日である。時節柄、祝日が取り消されても不思議ではなかったが。この日を祝し、落ち目のギャネンドラ国王が、国民に対してのメッセージを発表した。最後に、英訳文(原文はネパール語)を掲載したが、要点は(英文当該部分も、赤太字)

a) 2005年2月1日の国王による強権発動は、その当時の状況下で仕方なく行ったものである。

b) 国王親政の15ヶ月間の成功または失敗に対して、国王には道徳的責任がある。

c) パシュパティナート神のご加護を!← って、やはりあなたは、ヒンドゥー教を基盤とした、権威の権化であり続けたいのね。って、単に私のつぶやきだけど。

何を今更、こんな言い訳(a)や当然のこと(b)を云う意味があるんだ!と、突っ込んでしまえば、話しが転がらない。まあ、センスはないね。国王本人の認識も、周囲のアドバイザーも、現状を読み間違っている。

いっそ、欧米の辣腕広報・広告パーソンでも雇ったら?

政府に参加している政党やマオ派を中心に、「国王、君は分かっとらん!」と、非難轟々である。統一共産党のネパール書記長など、今年初夏の(憲法制定会議)選挙が実施できなければ、再度、国王はクーデターを起こす恐れあり!と、「ネパール君、ちょっと落ち着きたまえ」と、声をかけてあげたい発言をしたり。

選挙を実施困難にしているのは、政党とマオ派自身に見えるのだが。選挙での勝利を確信できないなら、ええい、選挙など延期だ!という行動様式が見え隠れする。

そして、悪いことは全部、王様のせいにする。

まあ、王様も、良くない事をしたからな.....現状では、国王は何をしても何を云っても、ケチがつく。祭りの寺参りさえも。

黙って、家で孫と遊んでいるのが一番安全なのだろうが。あの手の、自尊心が皮を被った人格をこういう風に追い込むと、エキセントリックな行動を誘発しかねないぞ。

妙な実行力だけは、ある人だから。

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国王スピーチ英訳

Beloved countrymen,

Today, the 57th National Democracy Day, reminds us of the joint struggle launched by the King and the people, culminating in the successful restoration of the people's rights. On this historic day, we pay homage to our august grandfather His late Majesty King Tribhuvan, the architect of democracy in Nepal, and all the brave martyrs who laid down their lives for this cause.

Nepal's glorious history is guided by the fact that Monarchy has always abided by the aspirations of the Nepalese people, on whom sovereignty is vested. It is clear that the prevailing situation compelled us to take the February 1, 2005 step in accordance with the people's aspiration to reactivate the elected bodies by maintaining law and order following the dissolution of  the House of Representatives at the recommendation of the elected Prime Minister of the day, who was unable to conduct general elections within the timeframe stipulated by the Constitution. Subsequent governments, too, were not successful in this task.  Various obstacles thwarted our resolve to install elected representative bodies. We are also morally responsible for any success or failure during the 15 month effort.  As our sole wish is that the people should govern themselves through their own elected representatives, it is well known that we reinstated the House of Representatives on April 24, 2006 with the confidence that the nation would forge ahead on the path to national unity and prosperity, while ensuring permanent peace and safeguarding multiparty democracy. 

In order to consolidate multiparty democracy, elected representative bodies must be installed, taking into consideration, in a mature manner, the grievances, aspirations and sentiments of all the Nepalese to the satisfaction of all. Nepal is a kaleidoscope of diverse peoples - be they indigenous, dalits or those living in villages, cities, terai, hills or the mountainous regions.  It will do well to remember that Nepal's sovereignty and integrity remains safeguarded only because all have accepted and abided by this reality. The Nepalese people alone are the arbitrators of their own destiny and they wish to build a prosperous Nepal through a meaningful exercise in multiparty democracy. The self-respecting Nepalese people have an unshakable belief that one's unique identity can be upheld only by respecting one's history.

While upholding the people's wish as supreme, may this day inspire all to remain dedicated, through multiparty democracy, to the greater welfare of Nepal and her people by ensuring their concurrence and active participation.

May Lord Pashupatinath bless us all!

Jaya Nepal!

タライ地方の治安情報

在ネパール日本大使館からの情報を転載します。

なお、「マデシ」とは、タライ地方(ネパール・インド国境地域)に多く住む、インド系ネパール人と、タライの先住民族ネパール人の総称です。

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大使館からのお知らせ       2月19日(07−7)
                                        
マデシの抗議行動など

マデシ人権フォーラムは、本日(2月19日)、今後の活動方針を検討し、下記事項をプレス発表しました。

(3)3月6日から無期限 平和的ゼネスト(マデシバンダ)の実施

1.マデシの抗議行動
(1)2月19日〜25日 マデシ(タライ)地域における平和行動ための宣伝活動、集会、平和行進の実施
(2)2月26日〜3月5日 マデシ地域における交通機関のストライキ、税関の封鎖行動の実施
(3)3月6日から無期限 平和的ゼネスト(マデシバンダ)の実施

 
2.注意事項
(1)バンダ時の車両による外出は控えて下さい。
(2)バンダ日程の長期化によっては、ガソリン、ガスなどの燃料が不足する可能性がありますので、早めの備蓄に心がけてください。
(3)政府との交渉の進捗状況によって、日程等が変更(解除)される可能性がありますので、最新情報の入手に努めて下さい。
(4)不明な点は大使館に問い合わせ下さい。
  
  
大使館 電話(代表) 4426680

*-------*-------* 転載おわり *-------*-------*

ゴミの街、カトマンズ

カトマンズ、パタン市内のゴミ収集が止まり10日間に及ぶ。

2月8日から、両市の廃棄物埋め立て場となっている(カトマンズ盆地の北に隣接する)ダディン郡シスドール村の住民との問題が発生(再熱)しているのだと云う。ゴミ埋め立てを受け入れる代わりに、村に対して実施されるべき開発・雇用促進プロジェクトが不十分である......というのが、村の主張だ。

道路の端にうち捨てられたゴミには、先日の雨が降り注ぎ、道路がぐちゃぐちゃになっているのを見かける。最近、寒の戻りで気温が低いが、天候回復で温かくなれば、想像もしたくないような悪臭が漂うだろう。

いやはや。ゴミの街となってしまうのか?

体制変革の激動期。生活に身近な行政の、空白である。

凋落する、国王

昨日は、シバ神を讃える祭り、シバ・ラットリーであった。

この、コテコテ・ヒンドゥー教の祭りで、国教時代からのネパール・ヒンドゥー総本山的な役割を担ってきた(シバ神を奉る)パシュパティナート寺院には、ネパール、インドから参拝者が集まった。その数、約30万人。

現行憲法で、権限を殆ど奪われた国王も伝統に従い、しかし慣習に反し、王妃をはじめとする王族は随伴せずに参拝したのだが....

国王の車に投石 ←時事通信報道

まあ、そう見える写真を選んだのだろうが、似合わない口ひげと冴えない顔色。身体全体も「どよん」とした印象で、着ているものもイケてない。親政時代の「悪の華」的オーラを放っていた、同じ人とは思えない。

寺院到着の時も反国王のシュプレヒコールがあがり、参拝している間に、車に対して投石があった模様。このため予定の時間になっても国王は、寺院から外に出られなかったという。

今のネパールでは、反国王が世間の大声。

自業自得ではあるが、でも、体制の揺り返しには注意!だよ、自分。

全国横断バンダ?

2/14付け、大使館からのお知らせを転載します。


民族グループによるカトマンズ盆地バンダ等

1.民族系グループによるバンダ
(1)実施日時 
  2月15日
(2)バンダ地域
  カトマンズ盆地

2.その他のバンダ日程
(1)2月18日:ベリ、カルナリゾーン
(2)2月20日:ラプティ、ルンビニゾーン
(3)2月22日:ガンダキ、ダウラギリゾーン
(4)2月24日:ナラヤニ、ジャナカプールゾーン
(5)2月26日:サガルマタ、メチ、コシゾーン
(6)2月28日:ネパール全域
 
3.注意事項
(1)車両による外出は控えて下さい。
(2)政府との交渉の進捗状況によって、2.記載の「その他のバンダ日程」は変更(解除)される可能性がありますので、最新情報の入手に努めて下さい。
(3)市内視察結果の伝達
 ● 無線中継:2月15日午前7時〜8時(区長・副区長さん)
 ● FM放送:同日8時過ぎ(90MHZ)
  
  
大使館 電話(代表) 4426680
  領事担当      98510−20−158
  警備担当           98510−20−150

*-------*-------*-------* 転載終わり *-------*-------*-------*

東西に長いネパール全国、横断バンダ(ゼネスト)ってか?先日のタライ地域マデシ系住民の騒乱と、マデシ住民の主張が暫定憲法を改正して盛り込まれる事の影響か?今度は、モンゴロイド系民族団体がバンダをする。

「ネパールに住むガイジン系住民」も、抗議のバンダを!

しないけどさ (○`ε´○)

で、今日のカトマンズは、62年ぶりの雪は降るわ、寒いわ、週38時間停電は始まるわ、ひとつ仕事が終わったら(後片付けが残っているが)、次の巨大な仕事に捕まるわ、はあ。

バレンタインズ・ディ......忘れてたぁ。

無線LAN、地方巡業

CDMA無線LANカードをPCにセットし、カトマンズ盆地の外に出た。

ワイヤレス

 

 

 

 

 

 

カトマンズとネパール全国、そしてインドを結ぶ物流の要所、中部ネパールの地方都市ナラヤンガート。CDMA無線LAN、(遅いが)繋がっている!メイルの送受信には問題なし。ブラウジングは、辛いな。

そして最終目的地。チトワン国立公園、ソウラハ地区。すんごい!快適に電波が立ち、メイルだけでなくブラウジングも出来ちゃう。って、当然のことなのだが、ぷち感動。

全国75郡のうち、55郡で使えます!という、ネパールテレコムの言い分は、ここナラヤニ郡では、実証できた。今までは地方に出ると、ホテルの電話回線を借りてダイヤルアップで繋いでいたが、やはり無線は便利だわ。

遊びでチトワンに来るときは、持ってくることを躊躇するパソコン。だが、仕事の出張時は、ネットに繋げて仕事がはかどるわ。こうして、旅先からのブログ更新も出来ちゃうしね。

CDMA無線LANカード、買ってよかった。

ヨガ関連連絡

ヨガ関連、業務連絡です。

この前の日曜日、CafeUヨガに体験参加された方たちへ〜 皆さんの連絡先が分からないので、ここに載せて連絡とさせてください。

来る日曜日2/11を含む2/13まで、ヨガクラスは諸般の事情でお休みです。

2/14からは、夏時間、夕方5時半〜6時半でクラス再開です。

ヨガクラス会場になっているCafeUは通常通り、火曜の定休日以外は営業しています。念のため。

さよなら、ベビィ

うちに13年いた、14歳になる小型犬ベビィが、今朝、逝ってしまった。ずっと元気であったが、ここ2〜3日何も食べられなくなり、点滴などの治療も受けていたが......老衰には勝てなかった。

天寿を全うしたと思いたい。

チベタン・アプソ系の雑種で、番犬にはならないが、泥棒よけの「アラーム犬」として毎晩、息子犬のスパイクと一緒に仕事をしてくれた。

仕事で疲れたり、外で嫌なことがあって、凹んで帰宅したときは特に、「おかーさーん、大好きよぉ〜」と、尻尾のふりを倍増させて迎えてくれた。

愛嬌ある、いい犬(こ)だった。ありがとう。

庭のグアバの木の下に埋葬するとき、三途の川を渡る舟に乗せてもらえるよう、10円玉を5枚持たせた。何となく、そうしたかった。犬かきで泳げるかどうか?泳がせたこと無かったから、水に飛び込むのは怖いだろうから。

一匹だけ残された息子犬は、今日はずっと、うつむきっぱなし。

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タライ地方は、平静を取り戻しつつあるそうだ。石油製品を積んだタンカーも、国境からネパール各地に向け出発したそうだ。

明日、明後日あたりから、給油も出来るだろう。

LPGガスが買えた日

マデシ系住民の主張に、大幅な譲歩を見せた昨夜の首相声明を受け、タライ地方は平静を取り戻しつつあるようだ。

ただし、今回の騒乱を呼びかけた諸団体の中には、首相声明に対する態度を、未だ公表していないものもある。今日のところは、タライ地方の市民生活、物流などの機能が完全に復活しているとは言い難い。

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それでも、カトマンズ首都圏で、明るい兆しを見つけた。

今朝出勤途中、仕事場近くの「プロパンガス集積所」に、充填済みのクッキングガスボンベを積んだ車が入っていくのに遭遇した。確認すると、ガスボンベが手に入るという。迷わず900ルピー払って、1本確保。仕事場に駆け込み、置いてあった空のシリンダーを持ち込んで交換した。

LPGガスはインドからの輸入品であり、タライ騒乱で物流が止まっていた。煮炊きが出来なくなりそうな心配から、とりあえず、1ヶ月ほど解放された。

ガソリンも、そろそろ、カトマンズに入ってくるかな?

治まるか?タライ

昨夜発表された首相声明によれば、ネパール・インド国境地域に東西に広がるタライ地方(亜熱帯平野部)の20の郡 《マデシ住民の本拠地》 に対して、憲法制定議会議席の49%を配分する。

一方、カトマンズ首都圏を含む中間山地帯とヒマラヤ地帯を合計した55の郡 《パハリ住民の本拠地》 に対して、憲法制定議会議席の51%を配分する。

新憲法策定において、マデシ住民の利益確保の可能性が増大した。

[タライ] : [中間山地+ヒマラヤ地域]の人口比が、49:51であることに基づく決定である。これまでは人口比と比べて、タライ地区選出の議席が少なかったことを是正した。

もちろん、タライ地方にもパハリ系民族住民が多数居住しているし、中間山地帯にもマデシ系住民は居る。タライ地方を選挙区とするパハリ系国会議員も少なくない。例えばコイララ首相も、タライ東部の中核都市ビラトナガル選出である。

5月〜6月に実施されると云われる(実施の可能性は薄いが)選挙では、タライ地域において、パハリ系候補とマデシ系候補が、これまで以上に熱く激突するのではないだろうか?

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連邦制の導入と選挙定数改正については、現行の暫定憲法の速やかな改正で対処するそうだ。

特に連邦制については、国家政体の根幹に関わる問題である。こんな大切な問題が全国民の信を問うのではなく、3週間にわたって続いた「タライ騒乱」に押されて決定したことを、心に留めるべきである。

これが前例となりネパールでは、今まで以上に「路上抗議行動政治」活動が加速するのではないだろうか。暴力的抗議活動に、政府が妥協(屈服?)せざるを得なかったわけである。

そう思うのは、私がカトマンズで、パハリ系ネパール人の立場に身を置いているからかもしれない。

ネパールの体制変化は、実に急転直下である。

この発表を受け、タライの騒乱が沈静化するか、否か。

前衛、ネパール

からだと心の性別不一致。トランスジェンダーについて、ネパール政府は非常に前衛的前例を作った模様。ロイター電を見てほしい。

具体的に、どこのCDOオフィスが「男性であり女性である」市民証(ネパール国籍を証明するカード)を発行したのか?明記されていないのが残念だが。ロイターのカトマンズ・コレスポンデントであるGさんに会った時、確認してみよう。

ネパールは基本的に保守的社会なのに、時々、この手の前衛的アバンギャルドを、のほほん、とやってのける。あるものをそのまま受け入れる、ネパールの懐の深さなのか。実に、深すぎる。

心の性を本人の性と認める.....なら、理解出来る。しかしまあ、政府が正式に国籍を証明する書類の性別欄に、「この方は、男性の身体と女性の心を持っています」と明記するというのは、ぶっ飛んでいる。

この男性であり女性であるネパール人が、パスポートを申請した場合、性別はどうなるのか?ネパールでは成人の場合、市民証を元にパスポートの記載が為される。パスポートの性別も「男性であり女性でもある」と記載され、これを持って外国旅行に出たら......諸外国のイミグレーションは、混乱しないかい?

この市民証を発行したCDOオフィスは、多分、そういうことは考えずに、えいっ!と発行してしまったような、そんな気がする。

2回目の首相声明

タライ地区で続く暴動を沈静化するための、政府+マオ派のトップ協議が終了した。この合意事項を発表するため、コイララ首相から国民に対して2回目の「声明」が、つい先ほど出た。

主な内容は、

1.人口比を元にした(国政選挙での)選挙区と定員改正を行う。

2.連邦制導入については、暫定憲法を改正し対応する。

3.2007年5月中旬〜6月中旬に、憲法制定議会選挙を実施する。

次回の選挙から、タライ地方に多く住むマデシ住民(タライ先住民族+インド系ネパール人)を代表する国会議員の定員増。

それだけでなく、各地方の自治権を増大させる「連邦制」の導入を、新憲法の検討課題とするのではなく、現行(暫定)憲法を改正して導入する。国家政体の根本に関する変化を、タライ暴動に押される形で強行することになる。

今後、具体的に、連邦分けの線引きをどうするのか?各連邦に、どのような権限を委譲するのか?論点満載の宿題が残っている。5月中旬〜6月中旬の選挙が、連邦制の下で行われる「べき」と推測されるから......選挙前の大きな課題が出来たことになる。これを片づけて、選挙に持ち込むのは、時間的に大変困難ではないだろうか。選挙は、間に合うのか?どうやって間に合わせるのか?

もし間に合わないと......

6月中旬以降のネパールは雨期となり、交通網が遮断されることもある。また、農繁期とも重なり、大規模な選挙は実施困難である。乾期のはじまる10月11月は祭りシーズンであり、祭り事(まつりごと)が最優先され、政(まつりごと)は休止状態になる。

ネパールにおいて選挙が出来るのは、12月〜6月しかない。最低でも約半年選挙が延期されるとなると、国政の空白化が進み、治安の悪化などの問題が発生する危険がある。また、選挙が終わるまで仮拵えのキャンプに収容が続く(マオ派)人民解放軍である。収容の期限が、区切りの見えない延長になることは、兵士の士気低下と規律の緩みを引き起このではないか。

だから政府だけでなく、マオ派も、期日内の選挙を主張している。

今回のタライ暴動は、結果として、期日内の選挙実施を更に困難なものにした。この背景に、選挙の実施妨害を画策する勢力の存在を見る人たちがいる。

今年前半の選挙実施は、ほとんど無理と云わざるを得ない。

私は個人的に、この局面での「国軍の動き」を注視している。

停電と中国家電

現在、日々3時間の計画停電が続いている。2月13日からは、これが1日6時間の停電となり、雨期にはいるまで停電時間は増え続ける。

はぁ......

ため息をついてばかりでは始まらないので、停電時の「充電式非常灯」を買ってきた。カトマンズの秋葉原と勝手に名付けた、カトマンズ市内マハボーダ地区では、中国製の非常灯各種ゲットできる。

停電対策

 

 

 

 

 

 

 

写真のものは、LED電球14個を使った電気スタンド型非常灯。充電式であり、首は自由に曲げることが出来る。LEDは省電力のため、内蔵の小型バッテリーで3時間ほど灯すことが出来る。チープ系中国家電全般に云えることだが、(充電用)ACアダプターの接触が良くないのは、もう、想定内のことだね。

レバーをぐるぐる回す手動ダイナモ発電による、電力のない場所で灯すことが出来る非常灯も売っていた。この手のものに目がない我が亭主は、迷わずゲットしていた。

マハボーダ電気街で売られている製品は、全て中国製である。中には、iPodもどきのmp4携帯プレイヤーなどもあって.....まあ......ネパールもWTO加盟国なのだが。

暗くて寒いネパールの停電を、局所的に「ぽおっ」と明かりを灯すのは、中国製品という図式。グローバル・トレンドだなぁ。

値段については、あえて明記せず。マハボーダ電気街は定価表示なく、値段は交渉次第。大きくボラれる事はないだろうが(ネパールでは、生活必需品は良心価格販売が多い)、多少の値切りは可能。

えっ.....写真の非常灯の下に佇むのは何だ?って。ふふふふふ。時節柄、ネパール版「変わり雛」ですわ。故ビレンドラご夫妻。

儚く暗く、うつむきかげん、なものの象徴。

今日は首相声明、なし

政府+マオ派による、タライ問題トップ協議が首相官邸であり、その後、2回目の首相声明が出る.....と、官邸にメディアが詰めかけていたのだが。国営ネパールTVなど、官邸内部で生中継の準備さえしていたのだが。

今日は、協議の結論出ず。首相声明も、明日以降に持ち越し。

協議は明日、再開される。

タライ情勢、山場か?

沈静化しない、タライ(ネパール−インド国境地域)情勢である。

昨日は、国軍の西部方面臨時総司令官ディリプシャムシェル・ラナ氏が、「政府、マオ派、国連の了解の元、タライにおいて期間を限定し、国軍による治安維持活動を行う」可能性を明言した(との報道があった)。

このためラナ氏は、中部タライの都市ブトワルに駐留する国軍22旅団に、指令が下ることを想定した「精神的・肉体的準備」をさせている。

と、なかなか、勇み足発言である。

これを受けて今日、ラナ氏は国軍本部に召喚され、事情聴取を受けている模様。国軍としては、昨日のラナ発言は個人的なものであり、軍の立場を代表するものでないと打ち消し路線を強いている。

本音は、ぽろりと出てくるものね。

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一方政府とマオ派は、タライ情勢沈静化のためのトップ協議を首相官邸で続けている。このあと、コイララ首相による2回目の国民に宛てた声明が発表される見込みである。既にネパール国営テレビは、官邸内で中継の準備をはじめている。

ここで何が発表されるのか?観念的なものだけではなく、具体的かつ国家体制の根本にかかわる発表さえあるのでは?と見られる。

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いずれにしても今回のタライ騒乱は、国家体制の移行期に生じた「権力と治安維持の空白」を露呈している。現政府もマオ派も、諸々手が回らない状況なのだ。こうなると、いろんな「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」が出てくるのがネパール。

ここ数日が、ひとつの山場となるのではないだろうか。

タライ衝突の影、濃い

ネパール・インド国境のタライ地方で、衝突が続いている。

このあおりを受け、首都カトマンズではガソリンや炊事用プロパンガスが、深刻な供給危機を迎えている。これらの製品はインドからの輸入であるが、その輸送路であるタライ地方の治安悪化で、カトマンズへの物流が止まっているからだ。

今日の段階では、市内の交通量が減っている。燃料がなかなか手に入らないため、車を走らせたくても走らせないのだ。

物資不足ガソリンスタンドでは、市民の足として一般的なバイクや、近年急速に普及しつつある車が、車線をふさいで長い列をなしている。このため、ガソリンスタンド周辺の道路が、局所的に交通渋滞となっている。道の両側にスタンドが向き合っている地域など、「何これ?」という感じで、道の両側から膨れ上がるバイク&車の洪水。

昨夜、真夜中12時ちょっと前に帰宅していたら(最近、がーんがん仕事してまふ)、既にスタンドの前にはタクシーの列が出来ていた。車で寝て、朝一番の給油を待つと云うことで。ネパール人の我慢強さには、敬服するしかない。

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さて、炊事用のプロパンガスボンベも、全然手に入らない。一般家庭でも困っているし、タメルのレストランでは、「このままではあと数日でガスが底をつく。休業するしかない」という、深いため息を聞いた。

60台ものLPGガスタンカー車が、国境で10日間も足止めを食らっているそうだ。いつになったらカトマンズに到着するのか?見通しが立たないでいる。

いやはや、実は我が家も、ものすごく困っているのだよぉ。何で炊事すりゃいいの?かまどと薪かよ、おい......

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今朝までの段階で、タライ地方の衝突で27人の死者が出ている模様だ。マオ派人民解放軍と国軍の「国連による武力管理」が進む中では、国軍の治安維持出動も難しい。国軍を掌握する(ことになった)現ネパール政府も、発動をかけられないでいる。

この混乱がタライ地方から北上し、カトマンズをはじめとする中間山地帯の都市に到着しても、政府は有効な対応をとれない可能性がある。こうなると、無政府状態の混乱を引き起こす懸念さえある。

そうなれば.......可能性として否定できないのは、ネパール国軍によるクーデターと全権掌握である。これに対しインド政府が不服となれば、いやはや、どんな事態になるか、考えるのも恐ろしい。

それ以前に、コイララ首相を頂点にする現政府は、対応をすべきなのだ。事態解決のための、2回目の「首相声明」がもうすぐ発表されるのでは?という噂がある。ここで、国家の根本的政治体制に関する決断が発表されるのでは?という、巷の予測もある。

タライ衝突の図式は、カトマンズにいては見えてこない。しかしその影響は、日に日に、色濃く、首都圏を包み始めている。

関連記事www.nepalbiznews.com(英文)

超地図帳 《価格訂正》

スーパー地図帳

 

 

 

 

 

 

ネパール地図と、各種統計調査をマッチングさせた「超地図帳」が、この本である。その名も、Nepal Atlas & Statistics。2006年、ヘリの墜落事故で他界された地理学者、ハルカ・グルン博士の名著である。

2001年に実施されたネパール国勢調査の統計を、地図に落とし込むことで、ビジュアル的な理解が出来るよう工夫されている。ネパールと云う国が、立体的に見えてくる。無味乾燥な統計数字が、地図上で踊っている。

例えば、ヒンドゥー、仏教、イスラームの宗教別人口分布。全国における新聞の発行数。識字率の格差。などなど、統計数字だけではピンと来ないネパール国内の格差が、目で見て理解できる。

しかも、価格は690ルピー!邦貨、約1,100円!!

もう、買うしかない。えっ?英語がちょっと.....って?あなた、辞書引きなさい。ネパールを理解したいなら、英語に我慢して、是非読むべきである。

統計資料とマッチングさせた地図帳という、この素晴らしい事業。グルン博士亡き後、これを引き継ぐ人材が出てくることを祈るばかりである。

故グルン博士を偲び、合掌。

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以前掲載した価格は、出版元から書店への卸値であったことが判明。申し訳なし (;´Д`)

定価は690ルピー。畏敬する、タメルのVajra Books調べ。

バタバタ近況

語学系紀行番組のロケが終わったと思ったら、今度はネパール情勢に基づく仕事が「むむむっ」と発生。

この週末日曜日、日本時間の夕方6時過ぎから、またまたネパール特集である。

明るい話題、厳しい話題、さまざまな視点があるが、「伝えることと伝わること」に関われるというのは、有り難いことである。

全国、かなりワイヤレス?

ネパールで、電話線の要らないCDMA無線電話が普及しつつある昨今。このシステムを使った、アンテナつきPCカードによるワイヤレス・ブロードバンド・インターネットが開始された。

民営化されたネパール・テレコムが提供するこのサービスは、PCMCIA方式というのだそうだが、通称、スカイデータ。

ワイヤレス

 

 

 

 

 

 

写真のように、ノートパソコンのカードスロットに挿入し、付属のソフトをインストールすれば、WinXpならすぐに使用できる。

公称、ダウンロードもアップロードも、最高153.6kbpsのスピードというのだが、体感としては、ダイヤルアップよりまあ、早いかな?と云う程度。電波受信状況に左右されるがあまり期待すべきではない。

このサービスが画期的なのは、ネパール全国75の郡の中で、CDMA電話網の完備した55郡でそのまま、ワイヤレスネットが使用できるという事。ネパール全国、都市部を中心に無線LANが張り巡らされているという事か。

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これまで、ネパールのプロバイダは、カトマンズならカトマンズ。ポカラなら、ポカラのアクセスが一般的。カトマンズで契約して、地方都市でも(ローカルポイントで)アクセス可能な契約は結構高額である。しかも、ダイヤルアップ。電話線が使えないと話しにならない。

業務の地方出張では、今まで結構頭の痛い問題だった。が、これからは、ワイヤレスで快適かな???まあ、実際地方で、使ってみないと評価できないけどね。

カード登録と購入は、外国人でもOKで、8,888ルピー(約1万4千円)。プリペイドシステムであり、最初、500ルピー分の使用が出来る。その後は、額面200 / 500 / 1,000ルピーのリチャージカードを買って、電話を通じてリチャージすることとなる。

使用料金は、時間ではなく、データの使用料で計算される。400kbあたり1ルピー(約1.6円)の課金である。ものすごく容量の大きなデータ交換をしない限り、まあ、許せるか。

次の地方出張時、カトマンズ盆地外の使用体験をUPしたい。

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