けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2007年09月

蛭、住む森

11月に選挙が出来るか否か?マオ派を含む政党の、締め切りぎりぎり(っちゅーか、日本的感覚ではとっくに締め切りすぎてる)の話し合いが続いている。これについては、項を別にして考えたい。

さて、私にとっては10/6のハーフマラソン出走を控えた、最終トレイルランニングを行った。愉快な仲間たちが集まるジョギングサークル、ハッシュで今週のコース設定を、先輩ランナー二人に連れられてやってきた。こうすると、走って1時間半〜2時間程度の山道ランを2回することとなる(設定+ハッシュラン)。

場所は、カトマンズ盆地南の郊外、ゴダワリ。ローカルバスに乗ってトコトコ、11時待ち合わせの5分前に到着したら.....あれ?先輩ランナーたち、全然来ない。彼らは、大らかなネパール野郎たち。いつもニコニコジェントルなA兄さんは30分遅れ。やさしい体育教師のKくん(我が愚息の、昔の先生でもある)は45分遅れでやって来た。

ゴダワリは、マイナスイオンたっぷりの森林と植物園で有名である。

そしてもうひとつ.....雨期には、強烈に「」が出る。

しかも本日、前日より雨が降り続き、絶好の蛭日和。こんな日に、ゴダワリの森林に行くこと自体クレイジーなのだ。が、仕方ない。A兄さんにとっては、学生時代を過ごした想い出の場所であり、場所の設定はKくんが云いだしたこと。

地図を見ることもなく、Kくんはガシガシ山を登る。A兄さんと私は、コースの目印を撒いていく。コース前半は何事もなく終わったが、後半、蛭が大発生のジャングルを抜けていく。ジョギングシューズや靴下に入り込んだ蛭は、とってもとっても湧いてくる。

爪楊枝の半分くらいの極細で、憎らしく尺取り運動で靴にはい上がる。血を吸ったら、ぽってり膨らむ。こうなると、触った感じは「ぐみキャンディー」状。剥がしたり剥がれたりした後も、しばらく出血が止まらない。しかも、痕が痒くなる。蛭、ヒルっ!

片足に、にょろにょろっ!と、15〜20匹はいたね。

蛭と格闘しながらゴールしたら、すぐにハッシュランのスタートだ。

ええい、再度、蛭地雷地帯に突入じゃ。と激走し、結局みんな蛭にやられ。でも、我ら3人は同じコースを2回も走った訳で.......

結果。わたくし、両手両足で合計、25ヶ所。蛭に吸い付かれた痕が出来た。痒い痒い。しかもずーっと雨降りで、全身ぐっしょりずぶ濡れ。

それでも、トトロが出てきそうな森の中は、神秘的な空気満ち満ち、走っていても「うっとり」してしまう。雨と霧でしっとり。のども渇かず、野生の鹿を見かけたり。

あまりに素敵で、途中、自分たちで設定したコースを見失い、仲間から「何やってるの?」と叱られたりもした。へへっ。

まだまだ亀ランナーの私であるが、今日は、足が自然に前に出る走りを体感できた。いい感じで、1週間後のハーフマラソンにつなげられるかな?家に帰ってシャワーを浴びて、ショウガをたっぷり入れたスープを作って身体を温めた。泥だらけのウェアとシューズも洗った。

洗濯物からも、ぼろぼろぼろぼろ、蛭が出てくる。ぎゃ〜っ。

世間はいろいろ大変だが、まあ、今日のところは良しとする。

カピラバストゥの惨状

西部ネパールのインド国境地帯に位置する、カピラバストゥ郡。

ここで9/16、コングレス党の地域リーダーであるイスラム教徒、モヒド・カーン氏が殺害された。カーン氏は、反マオイストの政治姿勢で知られていた。これに端を発した暴動が発生し、現在までに死者31人。およそ3,000人に及ぶ人々が命からがら村から逃れ、雨ざらしの避難生活を送っている。

日本政府からの治安情報 / 治安地図

昨夜、カンティプールTVのサロカールという番組で、現地の様子が1時間にわたり放送された。暴動というより残酷な、組織的な襲撃と殺戮が行われたことを示す映像と、住民の証言は衝撃的であった。

また、ネパール警察と武装警察が、抑止力として無能であったことも明らかにされた。現政府の統治能力は、全く、全く信用ならない。

事件を引き起こした勢力は誰か?という点については、未だ、不明な点ばかりである。マオ派と反マオ派。マデシ(平地のインド系)勢力とパハリ(丘陵地帯出身)勢力との対立。ヒンドゥーとムスリム。これら多数の火種の、ひとつを特定することは現状不可能である。

はっきり云ってもいいのは、11月に予定される制憲議会選挙を妨害しようとする行動であったということだ。治安を混乱させ、選挙を不可能に追い込む。

事件においては、インド国境の向こう側から、ギャング団の投入があったと報じられている。しかし、インド共和国政府として、選挙を妨害するとは考えにくい。インドは現在の、ネパールに対する国連の積極的関与(UNMINのネパール駐在)を苦々しく思っている。制憲議会選挙実施のために存在する(国連による)UNMIN監視団を早く追い出すためには、選挙の実施完了が不可欠である。

ネパールに国連監視の目がある限り、南アジアの盟主を奉じるインドが、政治的介入し難い現状がある。

5年ぶりに統一を果たし、最大政治勢力になったコングレス党が、「連邦制共和主義」を採択して選挙に臨む。これが、今日にも採択される。マオ派を中心とする共産勢力は、選挙のため休会中の臨時立法議会を招集し、選挙実施前の議会で共和制を宣言することを画策中。

これを、国王派は黙って見過ごすか?

また、タライ地方の治安維持のため、国軍が出動せざるを得ない状況に悪化していくのか?一方のマオ派人民解放軍もあり、国軍だけの出動は難しい。かといって、マオ派軍との共同作戦は、不可能に近い。

どちらの軍にしても、軍の治安発動は、その次の展開が焦臭さを帯びてくる。軍が政治の表に立つことは、国際的理解も得られないだろう。

アジアではミャンマー、パキスタン、バングラデシュ、そしてフィリピンも政治的に煮え煮えの様子だが......ネパールも、これに続くのか?

カトマンズでの生活は、普通にのほほんと続いているのだが。心配しても仕方ないと、申し訳ないくらいお気楽に過ごしているが。

頭の片隅が、ひりひりする。

カトマンズは、秋の雨

ネパール政治の最大勢力コングレス党と、5年前分裂した民主コングレス党が、再統合を果たした。11月に実施されるはずの、制憲議会選挙を睨んだ展開である。

ネパール共産党毛沢東主義派(マオ派)による選挙ボイコット主張。タライ地方の治安悪化。等々、未だ、本当に出来るの?選挙??という局面の中での出来事である。共産系政党の選挙協力話し合いも、急激に進む可能性がある。

恨みはあるが、背に腹は替えられぬ......か?

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そろそろ雨期は終わりかな?と思っていたら、クマリ山車巡幸初日の今日、冷たい雨降りで寒い寒い。急激な冷え込みで、のどが痛い。

あと10日ちょっとでハーフマラソンもあり、まずは、ご自愛モード。

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昨夜、日本から到着の某登山隊ご一同様と、楽しくごはんをいただく。元々、山屋であった私。だから、日本語でする山話は楽しい楽しい。ありがとうございました。

それにしても、某ネパール料理店のダンシングチーム。観客を引っ張り込んでのレッサム・フィリリに私を連れ込むとは!昔、ネパールTV(ダンス番組)にも出演し、数々の舞台も踏んだネパールダンス愛好家としての私に、火をつけたなぁ。

腰、ふりふりふりふり。がははははは。

今日のお昼は、UNMIN職員のランチで大繁盛の某タイ料理店。リーズナブルな値段で、味も頑張っていたな。国連臨時職員として一本釣りされたネパール人で、店は溢れかえり。現在UNMIN事務所が置かれる国際会議場周辺(ニューバネソール地区)のレストランは、国連景気でウハウハだ。

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日本から買ってきてもらい、数年来、自宅で愛用していたLogitech製のマウスの、コードが切断された。ネズミに食いちぎられたのだ。

くぅ〜っ。シャレにもならん。

我が家の周辺は田んぼが多く、時々、野ねずみが闖入してくる。駆除に困っていたら、最近、ネズミの侵入が止まった。どーしたの?と思ったら、我が家のシェパ子ラン(生後6ヶ月)が、ネズミ狩りを習得した。

ちょろっ〜と庭に出てきたネズミを、その場でキャッチ。まるで猫のような犬である。よしよし。でかしたぞ!

今日は取り急ぎ、取り留めなく候。

一夜明けて

今朝の新聞、プラシャントの話題が1面トップ。続いて、コングレス党大会の話題である。

メディア的位置づけにおいて、インディアン・アイドルが、共和制に勝った.....と云うと、言い過ぎ。まあ、それほどの、喜ばしき大事件ということ。

ところでhajurさんの指摘の通り、プラシャントくんの名前をネパール語的にカタカナ表記するなら プラサンタ。プラサンタくん!となると、突然、朴訥なネパール青年のイメージがわいてくる。

しかし、インド共和国の、ヒンディー語文化圏の中で行われたテレビ番組の中では、彼の名前は(耳で聞いて)プラシャーント と発音されている。ネパール国内では、ネパール人も、彼のことを、プラシャントと呼ぶのが一般的である。

これは、同じくデバナガリ文字を使いながら、ネパール語とヒンディー語における発音の違い(から生じる、カタカナ表記の相違)なのであろうか?サンタか、シャーントか、シャント......hajurさん、解説コメントお待ちしています。

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現在のネパール領内に生まれたゴウタマ・シッダルタ王子が、インド領内の土地に出奔して釈尊になった。同様に、ネパールのタマン民族の血をもって、現在のインド共和国領内ダージリンで生を受け、コルカタの警察軍楽隊で音楽トレーニングを受け、インディアン・アイドルとなる。

ネパール人たるプラサンタが、プラシャーントとしてインド(の中のヒンディー語圏)の輝けるスターになった。彼の先祖の土地たるネパールでは、我らのプラシャント!として、同胞としての歓喜のうねりが起こる。

共通点の多いネパール語とヒンディー語文化であるが、相違も少なくない。同じ文字と似た音声の両言語だけに、重箱の隅に注目することが、文化理解において時に重要なポイントになる。

同時に、プラサンタか?プラシャーントか?ってあたりに、インド共和国内におけるネパール系住民の、微妙な、ヒンディー語文化と社会への同化と相違が垣間見られる。

ネパール系青年がアイドルに、しかも、バレバレ組織票で選出されたことに対する、インド側の反応が、気になるところである。プラシャントには、インドとネパールにわたるネパール人とネパール系住民。(警察出身ということで)インド全国の警察官と軍人という、強烈なサポーターが付いていた。

第一、優劣が、民族感情丸出しの視聴者からの電話投票だけで決まる。これって、いいの?まあ、電話会社とタイアップするテレビ番組としては、今回なんと7千万に及ぶ電話投票=通話料金があがったから、大成功。

経済が興隆する、通信網が完備したインドを、象徴している。

やったゼ、プラシャント

インド、ネパールのお化け番組、勝ち抜きスター誕生、インディアン・アイドルの最終回がたった今、完了。

インドのダージリンに移住した、(ネパールの)タマン民族という出自の、プラシャント・タマンが、優勝した。勝利の直後ステージ上で、プラシャントの家族が彼に、ネパール人の象徴たるトピー帽をかぶせた。

インドにおける、ネパール系民族の勝利。

民族の誇りとして自然な行動なのだが、いやはや、ちょっと間違うと危険なことを、何気なくやっちった。プラシャンタくんはマイクを掴み、「ボクの出場を許可してくれただけでなく、最大限の応援をくださった(勤務先であるインド共和国)コルカタ警察に感謝します!」と、インド国籍の人間として、非常にバランスの取れた言動が続いた。

最終選考に残ったもうひとり。ベンガル人のアミット・パルとプラシャント。両方の家族が固く抱き合う姿は、ちょっと感動的でもあった。

パタン郊外、田舎の我が家周辺でも今、真夜中にもかかわらず、歓喜の声と爆竹の音。外に出て喜びを分かち合う人たちの声が飛び交っている。

明日は、勝利のラリーが出るな。今月末には、プラシャントのカトマンズ、ポカラ、祝賀コンサートも計画されている。ははは。強烈熱烈歓迎で、すごいことになるぞ。国賓待遇になるだろう。

将来への不安でうつむいているネパールにとって、実に、実に久しぶりの明るい話題である。

ネパールのテレビも、緊急特報として伝えている。

夜が明けたら、実質、祝日モードになるかもね。

Indian Idol

インドの民放、Sony Entertainment Channel で放送中の人気番組、インディアン・アイドル(Indian Idol)。

これは、イギリスのポップ・アイドルという番組のフォーマットで作られた【勝ち抜きスター誕生】的なものである。その優劣は、視聴者からの電話投票で決まる。また、毎週ひとりずつ脱落させられる「アイドル候補」同志の友情物語。インドの有名作曲家、歌手、作詞家というコメンテーターの、時に優しく時に(参加シンガーを泣かせるほど)厳しいコメントで盛り上がる。

世界中で人気の、リアリティ番組のひとつといえる。

今週、この勝ち抜き決勝の最終ラウンドが進行中。残った二人は、伸びやかな声のアミット・パウル君。そして、ネパール系インド人、ダージリン出身のプラシャント・タマン君。

はっきり云って、歌手としてはアミット君の方が優れているのだが。プラシャント君は、インド国内に住むネパール系住民。ネパールからの投票の、絶大なる支持を集めている。ネパールのニュースサイトでも、プラシャンタに投票しましょうキャンペーン・バナーが貼られていたり。

加えて、彼の父親がインド警察に奉職していたが若くして亡くなり、亡き父親の遺志を継ぐため、プラシャント君自身もコルカタ警察のオーケストラに奉職していたという、泣かせるストーリーがある。インド中の警察官や軍人もこぞって電話で、彼に投票しているらしい。

電話投票では、電話会社が莫大な利益を上げている。

北インドを中心にしたヒンディー語圏。そしてネパールで、お化け番組として熱い注目を浴びている。もし今週末プラシャントが勝ったら、カトマンズ、ダージリン、ナイニタール等々、ネパール国内外のネパール人居住地域で、祝賀デモ行進が出ると思う。もし負けたら、いや、多分、絶大なるネパール人票で勝つと思う。

私は、アミット君のファンなんだけど......

ネパール人の嫁としては、Go! プラシャーント!!

夜9時15分の放送開始時には、多くの市民が万障繰り合わせてテレビの前に座るカトマンズ。みんな、うっとりと、口ぽか〜んでプラシャンタの歌に聴き入る訳だ。

平和だなぁ〜。インドの商業主義に、してやられている.....って。

いろいろあるが、カトマンズでの市民生活は、まったり、まったり。

1990年に似てきた、が

深刻なガソリン不足、クッキングガス不足に見舞われている。

ガソリン不足については、世界的な原油価格高騰を販売価格に反映できず、売れば売るほど赤字が増大するネパールの供給事情が原因のひとつである。何故値上げできないのか、しないのか?

第一に、ネパールでは、石油製品は政府公定価格(スタンドへの卸売り/小売り)での販売である。インドからの仕入れとガソリンスタンドへの供給も、政府系石油公社が独占している。スタンド自体は民間企業であるが(政府、国軍、警察経営のスタンドを除く)、企業判断による値上げも値下げも認められない。

政府の統治能力が低いネパールでは、生活必要物資の値上げが発表されるや否や、(野党を中心とした)抗議デモや時には焼き討ちが発生してしまう。ストリート暴力政治圧力は、世界情勢を勘案しない。

「原油価格高騰以前に、石油公社内の放漫経営と巨額の汚職を追放すべし。さすれば、小売価格の値上げをしなくても何とかなる!」

という、過去の、ストリートからの主張の半分は正しい。加えて、石油が値上がりすると物価全体が上がる。でも、ワシらの給料は据え置きで生活できない!という主張も、間違っていない。

しかし、この結果、石油公社の財政が逼迫し、インドの石油卸売りに支払うべき代金が満足に支払えず、結果、ネパールへの石油供給量が大きく減らされている。

首都圏のみならず今回は、全国的に石油不足が発生している。その結果、特に、車社会化の激しいカトマンズでは、給油を求める車やバイクの列が長大なものとなっている。数時間〜一晩以上待っても、満タンには出来ない。1回に付き乗用車なら10函バイクは3〜5箸竜詭だけ。行列の途中で、スタンドの石油切れになることもある。

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原因は全く異なるが、1990年民主化直前と、様子が似てきた。

当時はこれほどの車社会ではなかったし、インドとの通商条約期限切れでインドが国境の物流を封鎖した。もちろん、パンチャヤト体制による国王親政に揺さぶりをかけるべく、インド側の政治的思惑が関与していただろう。

民主化を求める市民を立ち上がらせた原因のひとつが、この、物資の困窮。問題解決能力に欠如した、当時の、親国王派政権への不満であった。

現在の問題は、その原因がインド側というより、より、国内政治の混迷と統治能力の欠如の色合いが濃い。自分で自分の首を絞めている。

加えて、90年当時は、「悪いのは国王(民主化を受け入れた後は、一転、敬愛された故ビレンドラ国王)とその一味」と、明確な攻撃対象があった。現在は、誰を非難して良いのか?全ての政治勢力に責任があり、ピンポイントで打倒すべき存在が見あたらない。

首都圏の市民は困窮に耐え、冷静な態度を崩していない。

政府側も、市民側が「値上げしていいから、石油の安定供給をしてほしい!」と音を上げるまで、わざと対策を取らないでいる様子だ。

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一方、インド国境。タライ地方に目を向ければ。政治的対立を端とする(ように見える)虐殺事件が、局所的、郡単位で発生している。この種の事件では、突然、オープンボーダーのインドから暴徒が流入し、残酷な所行をしてまた消え去る。という状況が伝えられる。

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ネパールを、それぞれの場所でそれぞれの問題に「火をつけよう」と画策する勢力の存在が、気味悪く感じられる。

しかし17年間の民主主義体制模索の中で、国民の判断力は飛躍的に、成熟していることを忘れてはならない。ネパールにおいて、政治は混迷するが、市民は正しい判断を下すのである

だから私は、憂慮はしても、この国に絶望することはない。

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追記

このような記事を書きますと、ネパール=危険。旅行は取りやめるべきか?と感じる方もいると思います。

しかし、我々の日常生活は変わらず、のほほんと続いているのも事実です。何が危険で、何が安全なのか?私自身にも、明確な答えはありません。

ゼネスト等、社会情勢によるご迷惑をかけることはあり得ますが、現状で、ネパールを「旅行できないほど危険な国」と判断することもまた、行き過ぎと思えます。

ネパールの大自然、人々、文化。素晴らしい国です。

戻ってみれば、カトマンズ

昨日まで、カレー大国インドに行っていました。インドのカレーは、夢のように美味しゅうございました。インドでの日々、楽しゅうございました。インド行きの目的もつつがなく達成でき、誠に幸せでございました。

帰ってきて昨夜は、カトマンズは暴風雨。レンガと鉄筋造りの我が家が震えるほど(だったらしい)の落雷の音を、遠くで、夢の中で、かすかに聞いたような気がします。爆睡いたしました。

そーしたら今日、もう、マオ派が政府から離脱ですって。午後2時から大集会。共和制宣言に向け、(平和的)街頭抗議活動開始か?ですって。もう。

あ゛ーーーっ!今日はお休み。完全休養のつもりでしたが、吹っ飛んでおります。ネパールは、いろいろ、煮え煮えに向かう様相も呈してごじゃりまして。がーーーっ!

失礼いたしました。

ヒマラヤ、見たい!

毎月15日は、ネパ者ブログ共通お題、ネパール旅行アドバイスシリーズ。今回の題材は、ガイドブックにないヒマラヤビューポイント っちゅーことだ。

さてさて、やっぱり、素晴らしいビューポイントはみんなが知っているし、ガイドブックにも掲載されている。みなさん。地球の歩き方やロンプラを読んでくださいね。では、さよなら、さよなら、さよなら.....って、おいおい。

日本のガイドブックにはほとんど紹介されていないためか、欧米人は行くのに、日本人は何故か行かないポイント。あります。天気が良ければ、エベレストがバッチリ見えます。双眼鏡を持参すれば、エベレストのイエローバンドまでくっきり。

それはどこか?ダマン峠でございます。

カトマンズからポカラに向かうプリトビ国道をノウビセまで行き、ここから(ポカラに行く道ではなく)旧道のトリブバン国道でダマンに向かいます。カトマンズから片道、3時間ちょっとでしょうか。

ローカルバスは交通事故も多いのでお勧めしませんが、カトマンズで車を借り上げ(ネパールのレンタカーはドライバーさん付き)、安全運転(なドライバーさん)で行くのが肝要ですね。

ここにはリゾートホテルもありますから、(カトマンズで事前に予約しておいて)1泊することをお勧めします。ヒマラヤの夕景と日の出、それぞれ違った趣があります。昼間は雲に隠れることも多いヒマラヤです。まずは朝、次いで夕方が、展望のチャンスです。

情勢完全にはすっきりしないネパールですが、気をつけて、良い旅を!

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ところで今回、ネパール通信 さんは、何日遅れで記事をUPしてくれるでしょうか?ちゃり現さん、期待してまっせ。

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ポカラのほほん日記  http://blogs.yahoo.co.jp/chikamum67

ちょっと、失礼しております

カトマンズの情勢、あっ、日本の方が、今日は大変ですね。安倍総理辞任ですか。突然ですね。何でこの時期に?国会で所信表明したのに。

ちょっと、バタバタしておりまして。しばらく低空飛行が続きます。

最近の特筆すべき事は、ベビーベル・チーズは「ワックス剥いて食べる」ちゅー事を学習しました......だって、はじめて食べたし。知らなかった。へへっ。

来週前半には、日常が戻ってくる予定。元気で暮らしています。では〜

 

皇太子の心臓病

今日、ネパール時間の正午前、ネパールのパラス皇太子が心臓発作のため緊急入院した。

心筋梗塞と云っていいのか?手元に集めた情報だけでは断定できないが、報道によれば、心臓に繋がる動脈が詰まり、心臓の一部への血流が止まったらしい。

パラス・シャハ氏。まだ35歳の若さである。シャハ王家は伝統的に心臓疾患に悩まされ、60歳を迎えず早死にする人も多い家系である。が、35歳で急性心臓疾患とは......早過ぎる。

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皇太子が国軍の救急車で移送され、カトマンズ市内の(設備が整った)私立病院に運び込まれる様子が、ネパールの某、最近開局したばかりの民放TVの映像に押さえられている。

あごひげを生やした皇太子は担架に乗せられ、力なく、左手の肘から上を動かそうとしていた。足は裸足。そこまではっきり映っており、病院の正面玄関を見下ろす建物の上から撮影されていた。

ネパール民放のスクープに、びっくりして.......待てよ。この局の経営者は、有名な王室支持者じゃないか。内部情報がいち早く届き、撮影クルーを急行させたのか?

病人に失礼な邪推かと思うが......この心臓病をきっかけに、皇太子はじめとする王族が、ネパール国内に出る口実(エクスキューズ)になる。外国での治療。ネパールにおける王制存続か否か?の議論高まる時期でもある。

この国にいると、とにかく、疑い深くなって困る。

自分の身体と、対話して

ここ1年9ヶ月、ぼちぼちと、でも毎日1時間・週3〜4回平均、カトマンズでヨガを続けてきた。

初期の数ヶ月は、とにかく必死で筋肉痛との戦いであった。そんな時期を過ぎると、ヨガを、自分の身体との「対話」と感じられるようになった。

週末、オフロードランもはじめてからは、エベレストランで疲労した左足の違和感を抱えていた。これを解消するため+こむら返り防止のため、ゾウのポーズという、下肢の筋肉や腱を柔軟にするポーズを練習して1ヶ月。ハムストリングスはじめとする下肢の大きな筋肉や、膝関節の柔軟性に効くのだが。

最初は、げっ、え゛っ、それは、アリエナイ......と、痛さと筋肉+関節の硬さに悶絶していた。しかし、人間の身体は不思議だ。先日突然、あれっ?と、簡単に出来るようになった。ヨガをしていると分かるが、身体的改善というのは徐々に出来るのではなく、出来なくても続けて努力すると、ある日突然、昨日まで出来なかったことが出来るようになる。

そうしたら、である。他のポーズまで、自分で驚くほど、身体の可動領域が増えた。ダイナミックに、四肢が、全身が動くようになった。指導してくれる先生も、「えへっ、効果が出てきたね」と、コメントしてくれる。

これまで続けてきたのと同じメニューであっても、筋肉の使われ方レベルが全く異なってきた。体中の筋肉や腱が、しなやかに伸び縮みする。身体の中の血流が、喜びの音を上げている。ヨガを終えた後、心も体も、深く満足している。

ダイエット目的ではじめたヨガであるが、半年に一度くらいで、自分の心と身体が「次のステップ」に変化していくのを感じられる。以前は苦痛でしかなかったポーズが、恍惚とした幸福感の中で、あ゛ーっ、ずーっとこうしていたい。と、思えるようになるから不思議だ。

私の仕事は、一旦鉄火場がはじまると、不健康の極みな毎日が続く。これを乗り切るためにも、普段の「健康の定期預金」が大切。

今日から2週間ほど、先生と私の仕事の都合が連続して、ヨガ教室がお休みになる。しかし、今のフィーリングを維持発展させるため、自主トレするゾ。私の回りには、日本から取り寄せたビリーさまDVDを自宅で頑張り、目に見えてシェイプ中の友人もいる。

幾つになっても、継続する努力で身体は変化できるんだ!

ネパ者たちの憂慮

9/2に起こった、カトマンズ市内3ヶ所での同時多発爆破事件。事件の状況については、既に、情報がネット上各所にUPされているため、ここでは省きたい。

2人の死者。負傷者は、29人に及んでいる。負傷者の中には、爆発で足を切断された人もいる。殺傷を目的とした爆発物であったことが、この惨状から推測できる。

カトマンズに住む人たちは、今回の事件から、奈落の底を覗いたような恐怖を感じている。テロル(Terror 暴力に訴えて脅かすこと)である。

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ネパールを生業とする、または、ネパールを深く愛する【ネパ者】日本語ブログからも、この事件は過去の爆破事件と異なるものである。ネパールが、種類の異なる恐怖に絡め取られるのでは?という懸念が多々表明されている。

みんな、やはり、共通した懸念を抱えている

事件の裏に、何があるのか。誰がいるのか。

南部タライ地方の、インド系ネパール人(マデシ国民)の武装グループと見られる団体2つからの犯行声明が挙がっているにもかかわらず、ネパール政府は、犯人の特定に関するコメントを控え続けている。

事件が、民族対立を引き起こす可能性を考慮したためか?それとも、カトマンズでひそひそ噂されている、マデシの名を騙る、全く別の勢力関与の可能性を否定できないためか?

状況から見て、マオ派の直接的関与は、考えられない

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過去、マオ派による爆破は、少なくともカトマンズでは、一般市民の殺傷に対する躊躇があった。

これから爆破するから、全員退去せよと表明した後、誰もいない建物を破壊したり。全国的に見ても攻撃対象は、国家治安組織、国家体制、国家側のスパイ(と目された一般市民)であり、悲しいことに、ネパール市民が巻き添えを食らうことはあった。しかし、外国人には攻撃を加えないとの、やりきれないルールさえあった。

しかし今回の事件は、カトマンズの、一般市民をターゲットにしている。爆発物が仕掛けられた乗り合いバス、乗り合いマイクロバスは、市民の足である。我々在留外国人(特に、ネパール語が分かる・地理感のある外国人)も、時々、または頻繁に利用する。チベット系からマデシまで、ネパール全国から首都に集まる全ての国民が利用する。

マデシの武装グループが、パハリと表現されるネパール系国民を襲撃したとは、云えない状況にある。民族、国籍、性別、年齢を無視した、無差別な襲撃であった。

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今回の事件が、単発の、例外的なものであったのか。

カトマンズが、テロ攻撃の恐怖に落ちる「分岐点」となるのか。

今日の段階で、徒に悲観論を展開するのは控えるべきである。慎重に、事態の推移を見つめて行きたい。

しかし、秋の観光シーズンに、少なからぬ悪影響を与えていることは、無念でならない。この事件自体だけでなく、私の駄文も、観光業の敵になっているのか?私はテレビの番組を通じてネパールの魅力を日本に伝える仕事をしながら、カトマンズで生きている。「ネパール良い国、おいでください」という主張は、私のライフワークである。

だから、だから、だから。無念。悔しい。

連続爆破事件

既にご存じの方も多いと思いますが、日曜日9/2、ネパール時間の午後4時過ぎ。カトマンズ市内の3ヶ所で、ほぼ同時に爆発事件が発生しました。

現在の情報では、死者2人。負傷者22人。

状況から、限られた範囲内で殺傷能力の高い爆発物であったと推測されます。

午後5時半以降数時間、カトマンズの携帯電話ネットワークが繋がりにくくなりました。家族、友人の安否確認のため、通話が集中したためでしょう。

ネパールに旅行中のみなさん。ご家族に、「大丈夫!元気だよ」の電話やメイルをしてくださいね。お父さん、お母さんが心配されているでしょうから。

いろいろ、書くべきことありますが、明日月曜日にします。

モモくらべ!

ネパール在住邦人ブログ、共同企画。9/1のお題は「モモ」でございます。1日遅れでのUP、許されよ......昨日は、ちょっと、体力の限界に挑んでいたもので。

さてモモとは、ネパールにおける餃子の総称。元々チベットの食べ物であったところ、古くから続くカトマンズ〜チベットの文化交流で、カトマンズにもたらされた食べ物といえます。

有名なのは、カトマンズのネワール・モモ。小龍包型。基本的にはスチームして、トマト味のソースやゴマ風味のスープと一緒に食べるのです。中身の肉は、水牛のミンチ。

カトマンズ市内、カリカスターンにある「モモ・パサル(モモ屋)」には、近郊からもモモフリークが集まります。この店は、秘伝のゴマ味スープを蒸したてのモモにかけて食すスタイル。くりっ!と盛り上がったモモのてっぺんにスプーンでいちさな穴を開け、そこから、スプーンですくったゴマスープを投入。そして、一口で、ぱくっ!

う〜む、絶品 ⊂(゚∀゚*)ウマー

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この他、チベット系諸民族の作るモモは、日本の餃子型。スチームもあり、また、焼き餃子はコティと呼ばれ、これまた、芳ばしくて美味。

ネパール西部のヒマラヤ。ダウラギリの麓一帯が本拠地のタカリの人たちが作るモモは、中身の肉汁が絶品。肉は、山羊のミンチ。ここに、山椒やギュー(精製バター)を入れた、ご馳走感溢れる美味しさです。これを、ゴマ風味の大根アチャール(ピクルス)と食せば。ああ、生きててよかった!生まれてきてよかった!!大満足です。

タカリ・モモは、レストラン料理ではなく、お母さんお手製の家庭の味。この味を体験するためには、タカリのみなさんとの、幸せな出会いが必要ですね。そんなところが、タカリ・モモを「知る人ぞ知る」存在にしていると思います。

最後に、カトマンズで食するモモの、最高の隠し味は何か?

それは、気候。冬のカトマンズは、結構冷え込みます。気温自体はそれほどでないのですが、レンガ造りの街並みは、じわ〜っと寒い。暖房や断熱も貧弱。夏の暑さ対策を、主眼に置いた建築ですから。

身体が冷え切る季節、ぶわ〜っと湯気の上がる蒸し器から皿に盛られた、熱々のモモを「はふ、はふっ」と頬ばるのが醍醐味です。 (≧∇≦)b

同時に、さまざま感染症も多いネパールでは、食べ物の傷みやすい夏の季節は、「このモモの挽肉、大丈夫かい?」という心配がよぎります。

カトマンズでモモの美味しい季節が、あと1〜2ヶ月でやって来ます。

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