土曜日は、ハッシュの日。ハッシュって?
毎回カトマンズ盆地の中、ロケーションは移動するが、今回はブラニールカンタ。盆地の、北の外れである。シバプリのジャングルを背にした、景勝地である。我が家は盆地の反対側。南側にある.....が、まあ、片道20kmもないな。自転車で行けなくもない。が、まあ.....行きは問題ないけど、2時間以上山の中を走って、帰りが辛いかな?
と思っていたら、愚息を街中まで送るついでも出来て。タクシーと、乗り合いマイクロバスを乗り継いで行った。
そうしたら、ガソリン不足の影響で、いつもは車で来るメンバーたちの何人も、自転車に変わっていた。来週は盆地の南側っぽいので、私もちゃりだな。
で、ブラニールカンタから、トカ方面に走って、シバプリの盛りを駆け上がり下って戻ったら、2時間半。いやはや、今日もよく走ったね。みんな。ゴールに着いたとたん、雨が降り出した。
走った後は野外で、DownDownというビール(飲めない人はジュース)の一気飲み大会がある。今日は土砂降りの雨の中、傘を差したりカッパを着たりしたガイジン+ネパール人の一団は、異様な集団だったと思う。
さて帰路、カトマンズの北半分の幹線道路。排水が貧弱なため、各所で冠水。ティーチング病院の前など、道だか池だか分からない。水の中の路面に何があるか分からない中、自転車やバイクで走るのは恐いものがある。また、下水も混じった水だから、足に小さな傷でもあったら、そこから化膿して大変なことになる可能性もゼロではない。
しかし王宮通りまで着てみると、路面が全く濡れていない。バケツをひっくり返したような雨は、盆地の北半分だけで降っていたのだ!
カトマンズの天気って、甲府盆地くらいの広さの中で、局所的に雨が降る不思議が観察出来る。盆地南側の自宅に帰り着いたら、今度はこっち側で雨が降り出した。
シャワーを浴びて、ずぶぬれ、泥だらけのウエアと靴を洗って干して。軽い夕食を食べたら、全身幸せな疲労感に包まれて爆睡するのだ。
今日のところは、これでいいのだ!タリラリラーン!!