けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2008年08月

Nepal Day Festival 08

NepalDayFestival'08

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月6日(土)、7(日)の両日、東京日比谷公園にて、

ネパールディ・フェスティバル08

開催されます。関東近郊の皆さま、ネパール関係多くの方々が集う、年に一度のイベントです。是非、お運びください。「えーっ、あの方もいらしたのね。は・あ・と」という面々に、直接会って話せる機会です。

私も行きた〜い! (T_T)

詳しい情報は、公式サイトにてご確認ください

ポスター画像につきましては、ジギャン・タパさんのブログからいただきました。事後承諾ですが、お許しあれ!

ネパール愛にあふれた、素敵なイラスト・ポスターを作成されたのは、愛Sさんです。ネパール人男性と国際結婚された方とお聞きし、より一層、親しい気持ちが沸いています。ありがとー!

ところで9/6早朝、不肖私は日本の某ラジオで、カトマンズの話題をリポートをする予定(偶然)。ネパールディ・フェスティバル協賛な話題にしてしまおうかな?

これから原稿書くもんね......

雨期なのに、停電延長

電力源を水力に頼るネパールでは、秋から冬にかけて深刻な電力不足が発生する。この結果、一日数時間単位の計画停電を余儀なくされる訳だ。

水力が豊富な雨期である現在も、週に2回2時間ずつ=週に4時間の停電が続いてきた。しかし昨日水曜日から、週に16時間半に停電時間が延長されてしまった。

ネパール電力公社によると、3時間停電が週1回。2時間半が週3日。2時間が週3日。送電網地域に分けての時間差スケジュールは、多分、水曜日あたりの政府御用新聞に「だけ」発表されているのだろう。

クレカニ発電所の貯水量低下と、洪水被害によりインドからの買電施設が被害を受けたことが原因。

足りない電力は仕方ない。しかし、停電スケジュールを民間新聞に発表しない。電力公社HPにもまだ発表していない。いつもの「お役所」仕事には、怒り心頭である。

国民を馬鹿にしている。

あなたを何と呼ぶべきか

ネパールにおいて「歌声の皇帝」として知られる国民的歌手、故ナラヤンゴパール氏の名曲に、「君を何と呼んだらいいんだろう」というものがある。恋人の愛しさを、何と呼べば表現できるのか?という、ネパール人好みの、観念的ラブソングである。

さて、今、ある人物の呼び名をどうすべきか、困惑している。愛しているのではない(きっぱり)。しかし、業務上、彼の名前が無視できないからだ。それは、

プラチャンダ氏であり、プスパカマル・ダハール氏である。

10年間、当時の政府と武装闘争を続けてきたゲリラ組織のトップとして。ネパール主義共産党・毛沢東主義派の党首として、彼は「プラチャンダ」と呼ばれている。

プラチャンダというのは、日本語にすれば、どう猛な、鋭い、過酷な、恐れを知らないという意味のネパール語形容詞である。地下活動をする共産主義活動家がよく使う偽名である。(例えば、ロシアのスターリンもレーニンも本名ではない)。

一方、プスパカマル・ダハールという本名は、ダハールはブラーマン氏姓のひとつ。プスパカマルとは、蓮の花という意味の、至って穏健な名前だ。彼の風貌は、ネパール的価値観から云うとハンサムである。その風貌から付けた名前とも伝えられている。

さて、マオ派の党首である限りにおいてはプラチャンダと呼び習わしてきたが、ネパール共和国の首相となって以来、ダハール首相と呼ぶ事例が、ネパールの報道においても増えてきている。

ご本人も、8月18日の首相宣誓式で

「わたくし、プスパカマル・ダハール、プラチャンダは」

と、本名と通名を並べた表現をした。制憲議会議長も議会の正式な呼びかけとして、「プスパカマル・ダハール、プラチャンダ」を使っている。

ネパール国民登録での名前は、本名であるはずである。ただし彼とその政党は、共産主義者としての呼び名であるプラチャンダを望ましいとしている発言もあり。

はてさて、先行き、どちらで落ち着くであろうか?

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(以下、ネパール語・文学の研究者、翻訳家として高名であり、私の最も信頼する友人でもある野津治仁さんのご教示を受けて書いております。この場を借りて、野津さんに感謝申し上げます)

日本のマスコミでは、プスパ・カマル・ダハルとカタカナ記載されているが、これは英語からの二重翻訳である。ネパール語にはミドルネームの観念がないため、ファーストルームとミドルネームは、ネパール語表記では一続きの名前として表記される。

またダハルについても、ハの音にアクセントがあるため、ダハールと表記するのが正しい。

ということで、プスパカマル・ダハール または プシュパカマル・ダハール とカタカナ表記するのが、ベターな表現である。

ネパールで、五輪は盛り下がり

多分日本では、オリンピックでの日本選手の活躍に、熱い声援が送られていることだろう。Free☆▼◇□●の声も盛り上がっているだろう。

ここネパールからも、8名の選手がテコンドー、陸上競技、水泳、柔道などの種目に参加しているが.....全員、決勝進出ならず。メダルに手が届かない。

そうなると世間は冷たいもので、カトマンズの私の回りでは、オリンピックに対する興味は低いと感じる。

失敗は成功の元!根性出して次の大会はガンバレ!!というのは、マラソンの練習で「忍耐力」が付くと主張するようなもの。付くのは「持久力」だっちゅーの。

私もへっぽこスポーツ好き(体育は大嫌いで、いつも「2」だった)だが、負けたり挫折した経験から、スポーツマンとして強くはなれないと思う。小さな大会でいいから、小さく「勝つ」「成功する」事を積み重ね、更に精進、科学的トレーニングと栄養、休息を取ることで、強くなり、大きな勝利を掴むことが出来るのではないだろうか。

であるからして、ネパールの様なスポーツ弱小国にとっては、オリンピックで勝負することは殆ど不可能。アジア大会でも、かなり厳しい。

そんなネパール・スポーツ界とネパール国民が熱狂するのは、スバリ、南アジア大会である。インド亜大陸を中心とする南アジアの中では、ネパールもメダルにてが届く種目や選手がいる。金メダルも夢ではない。センターポールにあがるネパール国旗。ネパール国歌の吹奏。みんなが心をひとつにして、声援を送り、感動の涙を流すのだ。

数年前、カトマンズで開催された南アジア大会を現場で見ていて、これは、貧者のオリンピックだなぁ......これは、勝つ練習をするための大会だなぁ。と、しみじみ感じて、目がうるうるした。

例えば、ネパールの男子マラソンランナーには、フルマラソンで2時間半を切る選手もいる。国軍や警察所属の、日本で云う実業団だ。でも、市民ランナーは非常に少ない。

スポーツが、一部の、エリート選手に限られている事が多い。一般愛好家が多いのは、空手やテコンドーなどの格闘技だろうか?また各種スポーツ団体が政治化して、その競技の選手経験のない金持ちが、スポーツ外遊のため、政治力を使って役員に鎮座していることも少なくない。過去私の知るだけでも、卓球の経験しかない柔道ナショナルチーム・コーチとか。ボディビル協会の会長は、肥満体とか。

毎回、ネパールから派遣されるオリンピック選手団は、選手の何倍もの数の「役員」っちゅーのがいるわいるわ。しかも現在ネパールでは、二つのネパール・オリンピック委員会が並列し、裁判沙汰になっている。

そんな国が、五輪でメダルを取れるだろうか?

選手たちが、可哀想じゃないのかい!

家族に支えられた、プラチャンダ

昨日の就任式に、高齢の父親、妻子、婿、孫まで招待したプラチャンダ首相である。特に妻のシタさんは公用車に同乗し、首相執務室にも同行していた。

首相夫妻

 

 

 

 

 

 

コイララ前首相の一人娘スジャータさん。デウバ元首相の妻アラジュさんのように、高級なサリーやブランドものの小物を身につけるでもなく。ごく普通の地方出身の主婦が、数年前に買って大事に着ているよそ行き用のサリーを身につけて....という感じであった。化粧っけも無く、金銀の装飾品の類も、特別気付かなかった。もう少し着飾っていても、ハレの日だから許容されたと思う。

さて、妻に早く先立たれ、たったひとりの子供である娘も同居せず、身の回りの世話を任せて信頼していた兄嫁にも先立たれ、病身の看護を側近に頼っている「淋しいご老人」の影が差すコイララ前首相に比べ、プラチャンダ氏の家庭生活は円満なのだと思う。

詳しくは書かないが、プラチャンダ氏は日常の出来事を、家族と話し合うという、普通の団らんの時間を持っていることが分かった。

一人息子や妻を同行することが「ブルジョワ的だ」と非難されることもあり、政治的には無名の存在であった娘を、党推薦枠の議員にしたことも記憶に新しい。しかしプラチャンダ氏にとっては、党内の同僚だけでなく、家族を身近に置くことが彼の政治的活動にも必要な様子である。一時期、プラチャンダ氏の身辺警護団に、必ず子息が参加していたこともあった。

父親が苦境の時は外国にいることが多く、脚光を浴びるときだけ現れる感のする、コイララ息女スジャータ。

博士号を持つ新進気鋭の開発コンサルタントとして有名で、旧貴族の血筋を誇る、ネパール版ヒラリー・クリントンのような、デウバ令室アラジュ。

それぞれ、家庭環境が違うネパールの首相経験者である。

伝統的価値観や宗教、社会階級を否定し、暴力的衝突さえも政治闘争として「可」としてきたマオ派のトップリーダであるプラチャンダ氏。しかし彼の、何となく、普通のバウンのおじさん的健康的な雰囲気は、家庭の円満が根源であるのかもしれない。

父親や年長者に対する絶対的尊敬。妻や娘、嫁の献身。

旧態依然とした階級社会の破壊者。毛沢東主義共産主義者プラチャンダ(荒々しく厳しい、という意味)として。家庭の良き父親・夫としてのプスパカマル(蓮の花、と云う意味)として。

彼の精神構造は、2重になっているかもしれない。

ご近所づきあい

毎月恒例、ネパール在住邦人ブログ共通お題。今月は、ネパールにおけるご近所づきあい

「干渉」「妨害」という意味の単語はあっても、「邪魔」という意味に当てはまるネパール語がない社会である。いわゆる、プライバシーの観念も、一般的には、オブラートのように薄い。

ネパールの価値観で暮らすネパール人と同居すると、この、プライバシーの配慮の無さが炸裂し、我々外国人はキレて爆発するか、病気になることもある。これに加えて、濃厚なご近所づきあいまで、真面目に対処しようとすると。それはそれは大変。

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私の住むカトマンズ盆地において、民家の建築様式は以下の二通りに大別できる。

1.道路に面して建物が建っている。多くの場合、その1階には商店があり、2階以上が居住空間になっている。

2.建物の四方を塀に囲まれ、その中に建物がある。

3.中世都市国家の町屋で、中庭を中心に「ロの字」型に、四方に建物が囲む。旧市街にある、歴史的建造物が多い。

3.のような古い町屋に住む日本人.....は、私が知る限り二人しかいないが、殆どの場合、1.か2.の形式に住むことになるだろう。

1.の形式は、現代的町屋と云ってもいいだろう。商店部分は外に向かって開かれた空間である。

2.の場合、かつては塀についた「門」の鍵は、昼間はかけていないことが多かった。それが昨今の犯罪増加で、夜間はもちろん、昼間も、内側から施錠するようになった。外の人間は呼び鈴を押して、中から開けてもらわない限り入れない。それだけでなく、中型〜大型犬を敷地内に放し飼いにする家もある。

「犬はつないでくれましたかぁ?」

と、一声かけないと危ない。

カトマンズやパタンの郊外に行くと、かつては田んぼや畑であった場所に、高い塀に囲まれ、クリーム色やパステルブルーの外壁の、ショートケーキのような外観の家が沢山ある。その地域に何世代も前から住む地元住民と、あとからやって来た新興住民の間には、付き合いが薄いことが多い。

中には、腰の高さほどの低い塀に囲まれた、数十件以上の建て売り住宅が並ぶ地域がある。この場合、全体の敷地四方を高い塀が囲んでおり、24時間勤務の警備員が敷地内に目を光らせている。このような「コロニー」形式の建て売りを買った人は共益費を毎月払い、そこから、警備員を雇用している。共有部分のメンテもここから支払われる。ある部分、ご近所づきあいを「お金で解決している」というところだろう。

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私の場合、現在住むパタン郊外の地域の皆さんとは挨拶する程度で、深い付き合いはない。ご近所のご婦人方のように信心深くないので、宗教行事をご一緒するわけでなく。井戸端会議で愚痴を喋るわけでもなく。しかも毎日、ヘルメットかぶって自転車で走る私のことを、真っ赤なサリーを着た近所のご婦人方は、「宇宙人」を見るように見送ってくれる。

その分、亭主が近所との人間関係をメンテしてくれている。また、ご近所の噂話は、愚息がいろいろ仕入れてきてくれる。

我が家の場合、私のずぼらを男たちがフォローしてくれている。有り難いことである。

感謝してます!

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ネパール在住、ブログな人たち

http://www.cometonepal.com/

首相就任、プラチャンダ

本日午後、ネパール大統領府で行われた、プスパカマル・ダハール、プラチャンダ氏の首相就任宣誓式の様子である。

宣誓式

 

 

 

 

 

 

写真向かって右から、プラチャンダ首相、ネムバン議長、ヤダブ大統領、ジャー副大統領。

ファッション・チェック

首相のファッション・チェックをしても仕方ないのだが。だが。つっこみどころ満載。

おぢさんスーツ。帽子と云うより、被りものに見える国民帽トピー。中途半端に長いタイ。

着慣れないものは、似合わない。

民族衣装の大統領や議長の方が、ずっと格好良く見えるのは私だけだろうか?

人民服を「これがワシの正装だ!」と押し通した毛沢東は賢かったと云える。首相の身近に、もう少し、なんとか、服装のアドバイスが出来る人は.....いないんだろう。

北京五輪の閉会式にも行くと云うけれど、この格好で行くのかな?熟考を要す!

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さて、今日は首相ご本人だけでなく、首相のお父さん、配偶者、長男、嫁と、家族全員大変緊張していた様子であった。かつては10年間、反政府武装組織の頭目としてお尋ね者の、地下生活を支えてきた家族である。大きな喜びと共に、環境激変への不安は、家族だからこそ感じるのも当然だ。

就任式の後、首相執務室で、首相の椅子に座ったプラチャンダ氏は

「今の興奮は、言葉では表現出来ないものだ」

と、正直に語ってくれた。プラチャンダ氏は、自分の言葉で、感情を正直に話す、数少ないネパール政治家である。彼にマイクを向けるたび、その率直さに感銘を受ける。

首相の椅子に座ったプラチャンダ氏からは、いつもの、人を引きつけるむんむんとしたオーラが薄かった。人の「気」を飲み込むプラチャンダ氏も今日は、首相の椅子の魔力に飲まれていたようであった。

彼もまた、人の子であった。

プラチャンダ首相誕生

詳細は、日本のTVニュース、新聞報道の通りであるが(五輪報道に押されて、扱い小さいかな??)、議会の三分の二を超える圧倒的多数で、マオ派プラチャンダ氏が首相に選出された。

これは、マオ派、及びプラチャンダ氏に絶対的に支持を寄せる勢力。加えて、マオ派やプラチャンダ氏に全面的に組みすることは出来ないが、現在の状況では、マオ派が中心になった政府を作るのが順当と判断した勢力の総数である。

プラチャンダ氏の、首相としての手腕が注目される。

今回、惨敗のコングレス党も、巻き返し工作を図るだろう。

権力争いのための政治でなく、国民の幸福を目指す政治が行われることを願う。

とにかく、いろいろ忙しく、今日のところはここまでで。

ピザ・ハット、来るの?

先日のNepali Times紙によれば、ネパールでペプシ・コーラ事業を展開するバルン・ビバレッジ社が、早ければ年内にも、ピザ・ハットのフランチャイズを開店する予定とか。

ケンタッキー・フライドチキンも、出店計画が(計画は)あるとか。

本当なのか?実際に出来てみないとね。

記事によれば、マクドナルドの年間フランチャイズ料金は100万ドル規模。南アジア管内での、一国あたりなんだろうが、1億円を超える金額を毎年だから、これを支払った上で、カトマンズやポカラだけの店舗では、利益を出すのは難しいだろう。

ピザハットやKFCも、やるとなったら、全国展開でかなりの店舗数か?カトマンズとポカラを結ぶ国道の、ランチスポットなどにも出来るかな?と、妄想が広がるね。ナムチェやガンドルンなど、主要トレッキングルートの村にも出来たりして。

ヘタすりゃ(?)、ワシの本職系ニュース・ネタだわさ。

当該記事の中、王宮通りのマック・ドライブスルーは、合成写真と銘打っているのでお間違えなく!

これでいいのだ!!合掌

1960年代の日本。かの皇太子殿下も、浩宮さまと呼ばれた子供時代。あのビートルズのジョン・レノンも。そして、ゴジラさえもやったのは「シェー」である。

もちろん、子供時代のワシも、シェーのポーズをとった白黒写真が実家のアルバムにある。

シェーを生み出した、ギャグマンガの巨匠、赤塚不二夫さんが亡くなった。

ネパールの暮らしの中で煮詰まって、にっちもさっちも行かないとき。絶体絶命のとき。

これでぇいいのだぁ〜これでぇいいのだぁ〜ボンボン・バカボン、バカボンボン!

と歌って、何度心を軽くしてきたことだろう。

赤塚不二夫公認サイトによると、これでいいのだ!!の意味とは、世の中の全てを肯定すること。なってしまった全てのことを、正しいものとして受け入れる人生観という。

赤塚先生、安らかにおやすみください。

人生いろいろ大変だけど、

これでいいのだ!!

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