けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2008年09月

テレビって、本当にいいものですね

不肖わたくし、もの心ついたときから、筋金入りのテレビっ子であった。何時間でもテレビを見ていたい。勉強するときも、ごはんを食べているときでも、何するときでも、テレビの音が聞こえているとうれしい。

さすがにテレビを見ながら受験勉強は出来ず、一時はラジオ深夜放送にハマる。パックイン・ミュージック!銀杏並木の、東京バザール♪ だよねぇ〜

さて、時は巡り、テレビの仕事を出来るようになったのは有り難い限りである。この業界、常に、仕事場ではテレビはつけっぱなし。ニュース番組がBGM。我が家でも仕事場でも、私の居る場所ではネパールの民放TVか、NHKワールドが常にONだ。

近年、定時ニュース以外の番組のほとんどが「英語吹き替え」になっているNHKワールド(海外向けTV放送)である。多くの在外日本人には、「日本語で放送しろよ、(゚Д゚ )ゴルァ!!」と、不評だとも聞く。

日本語番組は、受信料を払うワールド・プレミアム(海外向け有料TV放送)と.....ケチだなぁ......毎月の料金だけでなく、10万円を超える初期投資して、デカいパラボラとデジタルレシーバーをセットせねばならず。個人には、ちょっと無理な相談。

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さて、我が息子は、日本語を理解しない。ネパール語と英語が彼にとっての言語であり、言葉の上では非日本的である。そんな息子であるが最近、NHKの「美の壷」を欠かさずみている。英語版では、The Mark of Beauty である。日本の伝統美を、ブルーノートのジャズの調べで紹介する素敵な番組である。放送回数が増すに従い、紹介する「美」も多様化し、今日なんて「銭湯の中に潜む、日本の美」だった!先日は「観賞用鶏」だったし。

番組ホストの谷啓さんと、今日はゲストの犬塚弘さんが着流しで、銭湯のエコー効く空間で「くち(声)トロンボーン」のジャム・セッションを披露してたりする部分は、ある年齢以上の日本人でないと意味、分かんないだろうけど。やっぱ、クレイジー・キャッツは品がよい。

私が好きなのは、解体新Show だ。英語吹き替え版では、The New Anatomy Show だったかな?パッパッパラッパァ〜と、骸骨が踊る。ランニングすると脇腹が痛くなるのは何故?とか、ためになるんだよなぁ〜。英語だけど。

Nihongo Quick Lesson も、金田一秀穂先生がいいね。いしかわじゅんセンセのアニメがカワイかった「ニホンゴおじさん」も好きだった。

Tokyo Fashion Express は、最新の東京モードを紹介する英語番組。それにしても、世界で活躍する日本人デザイナーの皆さんの多くは、インタビューで日本語で答えているんだよなぁ。ファッションは言語を越えているというか、世界に発信できるユニークさがあれば、外国語というハンデは乗り越えることも出来る。ということか。

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数年に一度日本に行くたび、日本のテレビは全部日本語で、外国語も吹き替えで、しかも、日本語で喋っているのに日本語字幕が出てくるのに(特にバラエティー番組)スゴ〜く違和感を憶える。

私が「非日本人化」している、何よりの証拠であろう。

日本在住の日本人は見ていないであろう、日本発信の英語番組の数々。日本語番組の英語吹き替えだけでなく、最初から、英語で制作されているものもある。ライフスタイル・文化・教養番組は秀逸なのが多い。

山からの便り

今現在、日本人の友人(と云ったら、怒られるかも?我が国を代表する、高所登山ガイドの方だから)チームがマナスルに。そして、ちょっとクレイジーなフランス人の友だちはエベレストで、秋の登山活動を繰り広げている。

日本チームの便りは、現地からのブログで。報道写真家のおフランス野郎からは、写真満載のメイルが届く(ただし、フランス語)。カトマンズにいても、ヒマラヤと気持ちが繋がって、毎日、ネット経由でハラハラドキドキ。応援を続けている。

マナスルは、商業公募登山隊である。熟年の(高年かも?)隊員の皆さんたちの、8千メートル登頂請け合い人として、日本人ガイドさんたち+シェルパチームが奮闘している。それだけでも大変なのにこのご時世、写真入りのブログを、どの遠征の時もこまめに(ソーラ電源で)発信されているのには頭が下がる。

通常今の時期は、チベット側からのチョー・オユーが一般的なのだが、中国が諸々の原因でビザを発給していない。そのため、ネパールのマナスルに日本だけでなく、世界の登山隊が集まっているそうだ。

一方おフランス野郎は、シェルパ・ガイドと二人だけで、エベレストの無酸素登頂を狙っている。彼は、エベレストBCをスタートするテンジン・ヒラリー・エベレストマラソンで、外国人選手の最速記録保持者であり(このマラソンに私も参加していた)、登山家であり、中距離ランナーでもある。「クレイジーだよね」が口癖で、一風変わったナイスガイ。カトマンズに来てすぐ連絡があり、すぐ会って大騒ぎ。

友だちって、いいねぇ。国境、越えちゃうよね。

共にエベレスト・マラソンを完走した仲間たちは、戦友なのだ。まあ、それだけ、過酷だったって事。

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さて、そーゆー冒険心ある友人に恵まれると、私もやはり、何かしなくては.....と、今朝はフルマラソンを視野に入れた30km走をしてみた。

朝寝坊して、15km過ぎからはカンカン照り。自宅から仕事場までの間、2度盆地の外輪山にタッチして走るコースだから、とにかく上り下りが激しい。特にサトバトからゴダワリ植物園までは、上り坂の連続。帰りは下りだが、もう、最後は足が棒になって、カクカクした走りにしかならない。本当は35km走ろうかな?と野望を抱いていたが、30kmが精いっぱい。

これから10月末まで、30kmを余裕で走る足を作らねばならない。そうしないと、11/23は42.195kmの地獄を見てしまう。

体中に汗の塩をつけて、ヒイコラ走っていたが、ふと空を見ると.....盆地の外輪山の向こうの雲のまた向こう。ヒマラヤの白いピークが、ちょこんと顔をのぞかせていた。

雨期明けも近い。これからどんどん涼しくなる。

カトマンズ・紛糾マラソン 3

スタジアムの芝生のフィールドでのんびりしていたワシらからはよく見えなかったが、あとで、TVニュースで見てびっくり!

5kmの部に参加した若者たちが怒って、主催者を集団で吊し上げ、ゴールゲートを引き倒し、プラスチックの椅子を叩き壊すという乱暴狼藉をはたらいていたのである。

5kmのコースでは、途中に、近道できる場所がある。参加者の一部がそれを使ってズルをしたり、バイクに乗って移動したりしたことを止められなかった主催者の不手際に、若者たちが激怒したのだ。

この混乱で、5kmの部青年男子/成年女子/学生男子/学生女子/ベテラン男子/ベテラン女子と、3km車いすの部男子/女子のレース入賞者の発表が出来なくなった。誰が公正なトップランナーか、分からないというお粗末。

この大会では去年、フルマラソンのとある選手がバイクに乗って移動して入賞したという疑惑が囁かれ、ネパール陸上界にシコリを残した経緯もある。

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さすがにフルとハーフマラソンに参加する人は、私の知る限り、真面目に走っていた(写真は、ハーフの部のトップランナーたち)。

5kmという短距離だから......と、軽い気持ちで参加した一部のランナーのスポーツ精神欠如と、主催者の誘導やコース上の審判不在が招いた事態だと思う。まあ、ハーフでも、パタンやカトマンズの市街地にはボランティアの誘導員がいたが、交通量の多い幹線道路では誰もおらず、我々、コース地図を頭に浮かべて勝手に走るしかなかった。

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この日のTVニュースや新聞報道では、「カトマンズ国際マラソン、昨年以上の不手際で大混乱」と流れた。海外在住ネパール人協会NRNは今回の大会協賛を外れて名誉を保てたし、代わってスポンサーになったRealは、来年は、もうお金を出さないだろう。

この大会自体、来年も開催されるのか?

毎年2月に開催される、ポカラ在住元スポーツマンたちの手作り大会「ポカラ・マラソン」が、小規模でも、ちゃんと毎年きちんと気持ちよく開催されている事を思うに、出来ない話ではない。しかし、主催者の能力を超えた大規模大会にしようと無理をするから、毎回混乱するのではないかな?カトマンズは。

それにしても、カトマンズ国際マラソンで鍛えられたワシらは、打たれ強い市民ランナーに成長すると思う。

主催者には、「学習能力」と云う言葉を知ってもらいたいね。

おしまい。

カトマンズ・紛糾マラソン 2

さて、今年のレースは1kmを6分(時速10km)のペースで行く予定であった。交通規制されていないコースで、距離表示もない。事前にgoogle earthを使って、5キロごとのポイントを頭の中に入れておく。手元の時計計測のラップから見て、10〜15kmの坂道が多い部分では若干遅れたが、後半、またもち直していた。

Hashの友人たちと3人、集団で走行。

途中、バスで通学途中の愚息が、車窓から檄を飛ばす。

スタート前後の雨に濡れた不織布のゼッケンは、安全ピンで留めた四隅が溶け出した。前を走るランナーのゼッケンが落ちたのを見て、ふと自分の胸元を見ると、私のもビローンと垂れている。走りながらピンで留め直すが、穴がどんどん大きくなっていく。があーっ!不愉快。

今年はちゃんとすると主催者が云っていた給水も、あるにはあっても、20リットル入りのミネラル・ウォーターの重いボトルと包装もそのままの紙コップが置かれているだけで、ランナーが足を止めて、自分で水を汲まなくてはならない場所もあった。まったく、何だ、これ!!

我々、去年の経験に学んだHashチームは、自分の水は自分で持って走っていたからいいけれど。

12kmあたりで、Nice Hashが

「私、歩くわ」

と云いだし、ここからはScholar少年と同行二人である。15km以降、交通量の多い車道の端を、車やバイクをかき分け走る。車道を悠然と歩く歩行者も多く、絶対に道を譲ってくれない。空気も悪い。交通警官は笛を吹いて車を止めてくれようとするが(感謝!)、バスの運転手は云うことを聞かない。

馬場さーん、なんとかしてー!!

あー、やっと、ゴールのスタジアムが見えてきて、生中継のテレビカメラに「ガッツポーズ」を見せつつ、声援を背に受けてトラックを一周。あっ、メタボ大王さまがカメラを構えて待っててくれたぁ。はあと!

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行けぇ〜、ゴールだ!

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2:10’24”でゴール。

ゴール地点には無用に人が沢山いて、どこがゴールラインなのか?一瞬躊躇した。ゼッケン番号と名前のチェック後、すぐに完走メダルをかけてくれた。登録していなかったScholar少年(中学生だが、見た目は小学生)にも、

「こんな小さな子供が、21kmを走りきるなんてスゴイ!」

と、当然のごとくメダルが与えられたのはネパールらしくて、良かったね。来年は、特例として正式に参加登録出来るよう、オバサンが大会委員会に話しをするからね。

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しばらくすると、Nice Hash もゴールしてきた。歩いていたら、何だか、自分が最終ランナーのような気がして、ねじを巻いて走ったそうだ。

お互いの健闘を称えていたら、あれ?ゴールの方が騒がしい。

あれ?喧嘩してるみたい。何が起こったんだろう?

フルマラソンのトップランナーが来た!あっ、2番目も来た。あれれ?ランナーに伴走していた(ランナーの友人のものらしい)バイクが、スタジアムのトラックにまで乱入してきた。何、これ。え゛っ?

あ゛っ、若者たちがファイティング・ポーズで走っていく!

つづく......

クマリを巡る、噂

インドラ・ジャトラ祭りやダサイン大祭に必要な生け贄の動物を、政府予算から支出しないことを決定したことに端を発した金曜夜からの暴力的抗議活動は、昨夜、終結したはずであった。バッタライ財務相と、カトマンズの祭りを実行するネワール民族の代表の話し合いは、5項目の合意を結び、財務相が公式に謝罪した。

しかし、である。深夜にリンゴ(インドラ祭り中、バサンタプル広場に立てられる巨木)を倒すにあたり知らせがなかったとか、昨夜の合意は不充分であるとかいう主張で、今日もカトマンズ旧王宮周辺で抗議活動が再発しているようだ。

本来、金曜日の夕方、国家元首たる大統領(以前は国王、昨年は首相)がクマリの元を訪れ、ティカ(祝福)を受けるべきであった。この仕切直しとして本日朝9時に大統領がクマリの館を訪問する予定は、治安の問題で11時に延期され、結局、本日のところ中止となった。

大統領は本日、自身の出身地であるタライ地方のジャナカプールで行われる歓迎集会に行かなくてはならず、時間切れとなったのか?

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この、エキセントリックにも見える抗議活動の裏に何があるのか?カトマンズの業界筋では、金曜日の夜からひとつの噂が流れている。曰く、

ヒンズーと仏教徒の神として、ネパール国家の安泰を担ってきた(活き神)クマリは、ヒンズー国王や、ヒンズー首相・大統領に祝福を与えるのは問題ない。しかし共和制になった現在、将来的に、イスラームやキリスト教徒(一神教)の大統領がネパールに出てくる可能性がある。クマリの周りにいる、原理主義の一派にとっては、この可能性はどうしても潰しておきたい。一神教徒の大統領は、断固受け入れ難いという訳だ。

このため、大統領に祝福を与えなかったという「前例」を作っておきたいのだ......と。

一部には、クマリ原理主義と王党派が結託して、治安に揺さぶりをかけているのでは?という陰謀説もある。

いやはや。

民族、文化、宗教を原因とする対立の芽が、カトマンズにも出てきたという訳か?

歴代の異なる王朝を全て受け入れ、権力に屈したような「ふり」をしながら、実は、文化的に歴代の権力者に多大な影響を与え、外からやって来た権力をカトマンズの文化に染め上げていった。カトマンズの都市文明である。

ネワールを中心としたカトマンズの文化は、政治的に妥協はしても、結局文化的に、外来王朝を洗脳していった「したたかさ」「賢さ」がある。

伝統文化が、共和制と衝突しているのか?それとも、現政府を率いるマオ派に対してなのか?同じくネワール文化が作り上げた、パタンやバクタプールには現在飛び火していないが、これも今後どう動くか?

冷静に見守るべきである。

カトマンズ・紛糾マラソン 1

去年からはじまった、カトマンズ国際マラソンである。第1回大会は、いろいろ、問題多いものであり、今年の第2回大会では直前に、NRN(海外在住ネパール人協会)のタイトル消滅。

Real 2nd Kathmandu International Marathon と相成った。Real は、ネパールで生産されているインド企業のフレッシュジュースのブランド。

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去年同様、ワシはハーフマラソン(21km強)に出走。

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特筆すべきは、メタボ大王さまの亭主も、5kmの部に参加したこと。現在、多摩在住の走友Aさんが買ってきてくれた「メタボ解消には、10kmレース参加を!」という、ランナーズ誌付録から触発されたらしい。

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土曜日恒例のHashランニングチームも、今年も参戦。ハーフに3人。フルマラソンを4人のランナーで走るのに3チーム。ワシもチームに誘ってもらったが、21kmをマイペースで走ることは出来るが、10kmを全力疾走するのは辛い!ちゅーことでご辞退。

カトマンズ・マラソンを「国際」的に彩っているのは、Hashチームと、英国ネパール人傭兵部隊・カトマンズチームだよ!現役の屈強グルカ兵の青年や、英国陸軍の将校さんたちは、体つきが全然違う。Hashでは米陸軍の大佐や海兵隊員とも一緒に走っているが、エゲレスさんたちの方が強そうに見えるのは何故ぇ??

カンカン照りの昨年とは違い、今年は小雨が降る天気。フルマラソンに続き、ハーフの部は午前6時55分のスタートとなった。

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スピードランナーNice Hash。14歳の俊足Hash Scholar。そしてワシSpider Womanである。いつも、スゴい勢いで走るNice Hashは、

「今年は全然トレーニングしてないから、Spider Womanにぴたっ!とくっついて走るわ」

と、プレッシャーをかけてくる。Hash Scholar坊やの方は、本来、登録で年齢制限に引っかかる(18歳以上)若さのため、去年もHashおぢ・をばランナーに混じってハーフを完走した。今年は、両手にドライフラワー状態で走るしかないカワイそうな中学生である。なら、子供OKの5kmの部に出なよ!と云えば

「ヤだ〜い。ガキんちょと一緒に走るのなんて!」

と、微妙なお年頃なのだ。

つづく.....

ネワールの怒りか?

本日は、インドラ・ジャートラ祭り最終日。カトマンズ旧王宮バサンタプルに立てたリンゴという「柱」を倒して、今年もシャンシャンとなるはずだったが.....

これまで政府が拠出していた祭りの予算を、金曜日に発表された新年度予算で「今後は特定の宗教儀礼に対して、政府は予算を拠出しない」ことが発表された。これに対して即刻抗議行動が起こり、本日午後1時までの宗教的リミット(占星術の吉凶)まで、リンゴを倒すことが出来なかった。既に終わっているはずの祭りが、今に至るまで終わっていない。

マオ派が率いる政府の決定に対し、祭りの担い手であるネワール民族の若者たちは激怒。バサンタプルやニューロードを中心としたカトマンズ旧市街地では、伝統文化を守れ!とシュプレヒコールをあげるデモ隊と機動隊の衝突も発生した。沈静化のため、機動隊は催涙ガスを使った模様。デモ隊は抗議のゼネストを呼びかけており、旧市街の交通が局所的に遮断されつつある。

ネパールの新政府は、来るダサインにも、今まで国家的宗教行事として執り行われてきた水牛や山羊の生け贄に、政府予算を支出しないことを決めたようである。新聞報道によれば、去年のダサインでは250頭の山羊と190頭の水牛が生け贄として首を切られ、180万ルピー(約280万円)が生け贄の動物購入代金として支出された。

ネパール全国の宗教行事に対する国家支出を合計すると、5千万ルピー(約8千万円)にも及ぶという。

ヒンズー国家ではなく、特定の宗教に縛られない世俗国家になった訳で、政府は特定の宗教行事に、しかも、生き物の命を奪うものに支出しないという決定は、あり得る。

しかしこれまで、王都として、王室、国民、国家の安泰を宗教行事として執り行ってきた人たちにとっては、現在の政府の、突然の通告はショックであっただろう。祖先からの名誉を傷つけられた思いがするのもよく分かる。

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追伸 15:32 カトマンズ市内ディリバザールの高校に行っていた愚息は、路線バスでパタン・リングロードの自宅に帰ってきた。ニューロード、バサンタプール周辺以外の交通は、現在通常通りの模様。

追伸 17:29 政府と祭りの運営団体の交渉が始まり、事態は沈静化している模様。

ハーフマラソン、走りました

去年はさんざんな目に遭った感のある、カトマンズ国際マラソンの第2回大会が本日早朝、行われました。報告は追ってするとして.......

ハーフマラソン(21.0975km)を、2時間10分24秒で無事完走しました。昨年は2時間30分15秒であったので、約20分タイムを短縮出来たので、カメは亀ですが、「まずはよし!」とします。

来年は、2時間を切るタイムを目指します!

って、おい、来年も走るのか?

11月下旬には、フルマラソンという声もあるし。

ダサインを巡る攻防

ナマステ!掲示板 が復活しました。日本側管理人・プヒさん、ありがとうございました。最近のログが飛んでしまいましたが、みなさま、ご容赦くださいませ。

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さて、ネパール在住邦人ブログ、共通お題・アソージ月は、「我が家のダサイン」である。

ご存じの通り、西暦の10月11月には、ネパール最大の祭りダサインと、2番目の祭りティハールが連続する。盆と正月が一度にやってくるわけだ。これらはヒンズー教の祭りであり、私のように、ヒンズー教に特段の親しみを持たない人間にとっては、あまり気持ちも盛り上がらない。

いや、ティハールはいいのよ。灯明を灯して、街がキレイになるし。兄弟姉妹が集まって儀礼をする日は楽しいし。

ダサインの方は、昔々、祭りの時しか肉を食べられなかった人たちが、年に一度、狂ったように、お腹をこわしても、「モウ、ケッコウデス」と感じても更に、肉肉肉を食べ続ける。しかもヒンズー教徒の場合、山羊(去勢した雄、または雄の子山羊)だ。私、この、山羊の肉というのが、好きではない。独特の臭いがあるし、胃にもたれるし。

しかし我が亭主は、山羊!肉なら山羊!!であり、ダサインの時期、肉を巡る文化摩擦が年々過激化しつつある。

今年は、早々に、手打ちが行われた。

亭主は山羊肉料理を作る。

私は、豚肉の塊を買ってきて、焼き豚を作る。

そういう、肉を巡る役割分担である。本来、亭主の文化(ヒンズー)では、豚肉は御法度なんだけど......食べりゃ旨いんだよね。へへっ。

それにしても、宗教の違う同士が結婚生活を維持していくのは、なかなか、大変だよ〜ん.......

 

ネパール邦人ブログは、日本人会商工部会へ!

メタボ脱却!

日本では、「メタボ」という言葉が、すっかり定着してしまったようだが.....ここカトマンズでも最近、太りすぎへの視線が集まりつつある。

元々、農業経済で太った人が非常に少なかったネパールも、近年、都市部を中心に肥満が増えている。うちの亭主も結婚前は「痩せ型」の体型であったのに、その後急成長!現在ではお腹の前にスイカ、両脇腹にカボチャ大の脂肪。背筋と肩に背脂たっぷりである。かくいう私も、ここ2年半で12〜13kgのダイエットをした訳で、以前の食生活と生活を思うに、亭主のことを批判は出来ない。

亭主は、両親から、素晴らしい身体をもらっている。ヨガに誘うと、先生もびっくりの柔軟性がある。太り過ぎなのに、これと云った病気もしておらず血圧も正常。しかし40台も中盤となり、こんなこといつまでも続かないゼ、ベイベ!

同年代で、同体型の友人が突然死してしまったり......という出来事がきっかけか、はじめて健康診断を受けてくれた。結果。

尿酸値と血中コレステロール値、病的な数値との境界線上!

これ以上今の生活を続けると、生活習慣病になる可能性が高いことが数値で実証された。私も、痛風の友人が激痛に苦しんで、美味しいものを禁止されている様子をとくとくと語るし、高血圧の怖さは、日本の我が家の家系で起こったことを普段から伝えてきた。私のダイエット自身、高血圧、脳溢血、糖尿病への恐怖心から始まったこと。

さて、亭主殿は、2ヶ月ほど通って止めていたヨガを、半年ぶりに再開。昨日はウォーキング。私が普段走っている10キロコースを行くというので、歩いて私も(歩きで)同行したら....2時間も歩くの、コイツ。初日から、頑張りすぎだっちゅーの!時々、歩くハッシュにも行っているし、歩ける人なんだけどね。

寝る直前の夕食(ネパールの伝統的食生活)も見直すんだと。私と息子は夜早い時間に食べるから、それに合わせればよいだけ。とにかく

「オマエは痩せたんだから、その論理と実践をオレもやる」

っちゅーことらしい。4ヶ月後に再度検査を受けるそうで、数値の改善と健康増進を目的に......続けてくれるかな?3日出来ても、3ヶ月、半年、1年と続けるのは忍耐が必要。過度の食物規制は辛いから、やはりエクササイズ。

私自身のダイエットとランニング体験を、一番身近な相手に応用出来るか?否か?私にとってもチャレンジである。

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インドのテレビを見ていたら、肥満体型の男女多数が「紅組」さん「青組」さんに別れて、チームの合計体重と男女比を同一にしたところからダイエットスタート!チームとしての減量(マイナス体重)を競い合う.....という、リアリティ・ショーがあった。

南アジアも、ここまで来たかぁ。

掲示板、夏休み中

ナマステ!掲示板ですが、今週いっぱい、夏休みをください。サーバーを一新しての再開は、来週頃の見込みです。

宜しくお願い申し上げます。

大使館領事部に、感謝!

先日延長されたばかりの計画停電が、今日からまた延長された。これからは、週に4回は、1日の間に朝+夜/朝+午後/午後+夜の2回停電となり、週に3日は1日1回停電。カトマンズ首都圏は、週合計 31時間の停電 となる。

ない電気は、仕方ない。

カトマンズの日本大使館領事部が、邦人連絡メイル網に最新の停電日程を、速攻でご送付くださった。これは我々にとって、大変有り難いことである。

領事部の皆さま、ありがとうございます!

ナマステ!掲示板、落ちてます

ご愛顧いただいております「ナマステ!掲示板」ですが、ヨコハマ方面に設置いただいているサーバーがクラッシュした模様です。現在復旧作業中ですので、一両日中にも復活する見込みです。

取り急ぎ、ご報告まで。

NRN KTMマラソン、来る

昨年第1回大会が、悪評プンプン(給水さえほとんどないなど)で実施された NRN カトマンズ国際マラソン大会である。 【去年の、ハーフマラソン参加記事】

今年は開催されないだろう、出来ないだろう......と、ネパールの陸上競技関係者の噂になっていた。事実、大会ホームページもつい1週間前まで、閉鎖されていた。今年は9月20日と聞いていたので、やはり無理なのねと思ったら。

今年も「9/20に、予定どおりヤル!」 そうで、先ほど主催者にも確認できた。まだ完全な形ではないが、ホームページも立ち上がっている(FAQの大会日程が、1ヶ月ずれていたりするけれど。指摘しておいたので、修正されるはず)。

第2回 NRN カトマンズ国際マラソン大会

今年は、給水は、国軍に担当を任せるらしい。エリートランナーたちが走り去ったあと、ファンランナーまで、給水所を撤去せずに待ってくれるだろうか?うまくいけば素晴らしく、コケたら、今年も悲惨な予感がする。

9月末という、まだ暑さが残る時期。しかも(昨年同様)交通規制が出来ないと思うので、フルマラソンに参加する勇気は出ない。ウエストポーチに小さな水筒を付けて、ハーフに出てみるか?

ところで、主催者に何気なく、ネパール陸連のマラソン関係者も主催者側に参加しているか聞いたら(去年の大会には協力していた)、素っ気ない態度だった。ネパールの元スポーツマンや陸連が手作りの、ポカラ・マラソン(毎年2月)や、レース管理に陸連の協力を仰いでいるTHエベレスト・マラソン(毎年5/29)とは別路線で実施するのかな?

NRN(海外在住のネパール人)の名前を冠し、大会委員長自身ドイツで成功を収めた、ネパールの元走り高跳び代表選手という、NRNである。世界各国で名をあげているNRN名誉のためにも、今年の大会は、去年より少しでもマシなものになることを祈っている。

せめて、全てのランナーに、給水くらいはしておくれ!!

近況、もろもろ

明日、明後日のネパールディ・フェスティバル協賛(?)ラジオレポートは、明日土曜日早朝5時台のNHKラジオで放送予定。ネットでひろえた限り、時間が許す限りで紹介したいと思う。

レポートの本題は「カトマンズの自転車ライフ」であるため、この二つの話題をくっつけるため、かなりの力業(ちからわざ)な論理展開を許されたし。舌に口内炎も出来ていて、いつもに増してカミカミになりそうな予感????

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遅ればせながら、ナイキ+を導入。+対応のシューズとiPod Nano、ランニング用ヘッドフォンは持っていたため、何故今まで使わなかったのか?という感じ。

カトマンズのナイキショップで、1割引でセンサーセットが売っていたため。つい、フラフラと。

シリアスに距離や速度を見るには、ガーミンのGPSを買うしかない。ナイキ+は、半分お遊びモードではある。しかし秋の走り込に突入するためのモチベーションになると思う。しかし問題もある。NikePlusのサイトが、我がPCには重すぎて、Flush Player 9がフリーズしたまま止まってしまう。XPで504MBメモリーには荷が重すぎるという事か。しかし、アメリカやインドのNikePlusサイトは問題なく開けるのに。

プヒしゃん、やはりメモリの上乗せしか方法ないでしょうかね?

事務所のMac経由では、快適にブラウジングできた。ランニング中の時速の変化がグラフ化されていて、面白いな。

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新しもの好きの私は、発表されたばかりの google chrome ブラウザをダウンロードしてみた。
http://www.google.com/chrome/?hl=ja&utm_source=ja-wh

NikePlusの表示が出来るかな?という欲目があったが、Flushプラグインをダウンロードしてみたが、IEより更に以前でフリーズするね。まあ、PCの問題だろうから仕方ない。

このブログもchromeで書いてみたが、文字の装飾やURLリンクが出来ない。livedoorブログの場合、MacのSafariでも同様。IEに特化した使い勝手なのね。

Chromeは、ブラウザとしてサクサク快適に作動する印象を受けた。まだベータ版であるため、今後のバージョンアップや機能強化に期待している。また、遊び心満点。イースターエッグが隠されていたりして、googleのシステム開発者は、真面目に遊んでいることが分かる。

迫り来る、祭りの季節

ネパールのヒンズー教徒にとっては、明日は女性の祭り「ティージ」である。祭りは、水曜日の「リシ・パンチャミー」まで、ヽ(´ー`ヽ)ヽ(´ー`)ノマターリ 進行で祝われる。

これ、既婚女性は夫の長寿を祈り、未婚女性は良縁を得ることを祈って潔斎断食する。多くの場合、実家に戻って、真っ赤なサリー+金銀の装飾品という晴れ着を身につけ、シバ神の寺参りをして、歌ったり踊ったりして楽しむ。

この前日。今日は昼間から夜通し、テイージのダルと呼ばれるご馳走を、お腹いっぱい詰め込むのが風習だ。カシューナッツ、レーズン、ドライココナツなどを入れた乳粥、キールや甘〜いインド菓子など。高カロリー。糖分過剰摂取。

一族みんなから信頼される良き家長たる我が亭主は、母の家(末の弟家族と同居、我々とは別居)の分+我が家の分のキールの材料やお菓子を、昨日買ってきた。今朝は早よから、通いの家政婦さん(彼女はチベット人で、キールは普段作らない)に、キール作りを指導。これが出来上がるのを見届け、母の家の材料を抱えて、

「今日は出社しないから、会社は見といてね」

と言い残し、出かけていった。ウプレティの母も、弟の嫁も、今日は実家に戻ってくる妹も、みんな心の優しいいい人たちなので、私も赤いサリーを着て参加することを心待ちにしてくれているのだが......許せ!申し訳ない。歳を取るに従って、ヒンズー教徒の祭りに長時間同席するのは辛くなっているのだ。行けば夜まで、高カロリー糖分過多のご馳走をいっぱい食べさせてくれる。話しの接点も少ない。しかも愚息の高校は、休みではないので登校していったし。

いや、伝統的な、善良なヒンズー家庭の中で、亭主と私が「異分子」であるのが悪いのだ。亭主は元々生まれ育った文化であるし、家族に対して心優しいのでこの手の祭りは楽しみにしている。しかし、私は......

46にもなって、自転車とランニング、世界情勢とヒマラヤ登山、ネパールのニュースやネットにしか興味を示さない、私が悪いのだ。

ネパール人と結婚を夢見る皆さん。35を過ぎると急に、異文化に浸かるのが辛くなりまっせ。

妹や弟の子供たちは、どっぷりネパール人家庭の子供だから良いけれど。うちの愚息は私のせいで

「ヒンズーの祭り、軽くならいいけど。ついて行けないよね」

と、モロ、腰がひけているし。しかしコイツも中年になると、ネパール文化に回帰するかも?

伝統的なネパールの生活では、楽しいこと、ハレの日は祭りか、結婚式など通過儀礼しかなかったと思う。普段は、地味で苦しい日常。だから、祭りでは思いっきり、甘いものをお腹いっぱいに詰め込む。

しかし街の、不良大人の生活は、普段の生活の中に少しずつ、息抜きや楽しい集まり、趣味がミックスされている。この手のライフスタイルを、我が家の場合、愚息に英才教育(?)した訳で......ヤツは、伝統的でない楽しみに、骨の髄までやられている。ああ、親(母)の因果だ。

可哀想な我が亭主は、妻たる私にキールやお菓子を食べさせてくれる。明日私は、夫の長寿と幸運を祈って断食......する訳がない。日本から来たお客様と会うことにしている。楽しいランチになるだろう。今日も、昼間っから計画停電だから、これから1時間走ってくるか。

それにしても、9月10月11月は、盆と正月が一度に来るような祭り月間。ああ、毎年気が重い。

一番気の毒なのは、伝統的価値に貢献度ゼロ(マイナス?)な、全く役に立たない私を抱える亭主殿である。

みなさん。国際結婚は辛いわよ。

私のような悪妻を掴むと、可哀想よ!

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