けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2009年08月

ネパール語であればいいのか?

ジャー副大統領が、ネパール語でなくヒンディー語で就任の宣誓を行ったことに対する憲法判断。ネパール最高裁は、今週末までに、ネパール語で再度宣誓せよとの判断を下している。

これに対しジャー氏は、自分の母語はヒンディーであり、ネパール語は出来ない(と、本人がネパール語で答えている不思議)、ネパール語での宣誓はやりたくない!と拒否の姿勢を示している。過去の醜聞ある御仁だが、ネパール最高裁判事まで勤め上げた法律の専門家である。 最高度のネパール語レトリックを駆使していたはずである。ネパール語が出来ないはずはない。

一方、首相の宣誓については、何の疑問も提示されていない。マオ派ダハール前首相は、「神の名において」という宣誓文を「民衆の名において」と変えて宣誓したし、ネパール現首相はこの部分を疑問詞に置き換えて無視した宣誓を行っている。両名とも、彼らの母語であり国の公用語たるネパール語での宣誓であったためか、今に至るまで問題にされていない。

これまた、不思議な話。


ジャー氏の場合は、インド国境に近く、文化的・経済的・人的交流もカトマンズよりインドに近い「マデシ」という集団を代表している。ネパールにおいてはインドの影響を連想させるヒンディー語を、ネパールの公用語のひとつに認めさせようという勢力が彼の、政治的支持基盤でもある。 この後ろには、インド共和国の覇権が見え隠れする。

これらしがらみのため、ジャー氏はネパール語で宣誓するくらいなら、副大統領を辞任するとの見解さえ示しているのだ。

同じタライと云っても、東西に広がる地域では、マイティリー語、ボジプリ語など、印欧語族ではあるが異なった地域言語があり、それ以外にもタルー語など、様々な言語のモザイクがある。だから、「インドの影響力の大きさから普及したヒンディー語が、タライ地域の共通コミュニケーション言語なのだ」との主張がある。1960年代から国策で全国に普及させられたネパール語も広く通用するのではあるが、ネパール語を母語とするカトマンズの中央政界と、ネパール語という土俵で論理相撲をする場合、タライには不利だ。それなら、ネパール語よりヒンディー語の方が、中央政界を論破できる可能性が高い。ということもあるだろう。

しかし、カトマンズを中心とするネパール語勢力の目から見ると、インドの傀儡による言語闘争と感じられるのは、長年の、国力が違いすぎる隣国ネ・印関係から避けられない現実でもある。

元はどこの出身であっても、どんな政治基盤があっても 、ネパール全国民のための副大統領になったのだから、ネパール全国で普及しているネパール語で宣誓した方がよい...という、素直な国民感情。と、筆を進めてしまうのは、私が、ネパール語を母語とするネパール人と暮らしているからかもしれない。

いずれにせよ。今週末までには何らかの決着が見られるだろう。 

市民ランナー、どこ?

昨日のことになるが、カトマンズ・マラソン主催者から電話があった。今日の朝8時、国立競技場陸上トラックにサガルマータTVの取材が来るので、是非私にも来て欲しいとのオファー。

9/12のマラソンには、外国人も参加します!とブチ上げたかったらしい。しかし、あの、毎年問題てんこ盛りの大会への提灯を持つのはイヤなので、丁重にかつ、きっぱりとお断りする。

夜、ニュースを見ていたら、今朝の取材映像が放送されていた。国軍などに所属する男性アスリートたちの練習風景。で、フルマラソン男性優勝賞金が5千ドル相当のネパール・ルピーと高額なので、励みになります!とインタビューでの声、声、声。 女性フル優勝者には3千ドル相当。

ネパールにしては超高額賞金なため、毎年、いろんな噂が出てくる。やれ、途中でバイクに乗っていたとか。スタート地点にも途中にもいなかったランナーが、突然競技場にトップで入ってゴールしたとか。そして賞金授与も、数ヶ月後にやっと行われたとか。

健全なアマチュア・スポーツという概念の薄いネパール。マラソンにおいても、一部のアスリートはいるが、市民ランナーの層は薄い。早朝のジョギングをする人は少なくないが、マラソンに結びつかないようだ。

私はこの大会に限らず、交通規制の為されないカトマンズでフルマラソンを走ることは絶対にお断り。排気ガスもくもくで身体に悪いだけでなく、交通事故の危険性もある。去年までの2回は、マイペースで楽しくハーフマラソンを走ったが。今年はどうしよう?体調が今ひとつで調整が遅れているので、ハーフも厳しいか?でも、ハーフより短いのは5kmで。うーむ。短い距離になると、終始全力疾走だから、ハーフより苦しいかも?

エントリー締め切りが8月末だから、今週いっぱいの調子で、無理せず決断をしたい。大会のマネジメントがいい加減だから、自分で自分を守りきれる距離じゃないと......怖いしね。 

交通警察官の不思議

毎日の自転車通勤で、カトマンズ首都圏郊外環状道路(リングロード)のパタン側を往復10kmちょっとを走っている。その中で気になったことだが....

パタン側の交通警官の交通整理は下手!

カトマンズ側は、JICAのシニアボランティア Bさん(元大阪府警交通課で指揮を執っておられた)の目が届いているためか、交通の流れを上手にさばく警官が多い。特に、モデル交差点のタパタリは、婦人警官のチームが素晴らしく、いつも感心している。

さて、首都圏の南側パタンであるが、朝のグワルコ交差点、サトバト交差点とその周辺など、警官の手旗信号がメチャクチャなため、余計に混雑している場面が少なくない。また大型トラックを止めての路上チェックを、道のど真ん中でやっていることも多くジャマなことこの上ない。

先日など、道路のまん中に警官がボケーっと突っ立っていて、自転車を漕ぐ私の方に「ふわり」と近寄ってきたりして......轢いて下さい、ボクお巡りさん!って、「このボケっ」と、日本語で怒鳴ってしまった。

昨日、自転車を漕いでいてふと思ったのだが、ネパールの交通警察って、一部の幹部を除いて、自分で車を運転したことないんじゃないかな?もしかしたら、免許も持っていないかも??だから、運転者の気持ちとか、何をしたらジャマになるとか、分からないんじゃないのかな。

どうなんだろう。実際のところ。

真っ暗闇で無灯火で、逆走してくる自転車もいるし、黒っぽい服を着て夜間の幹線道路車道を堂々と、しかも左側をフラフラ歩いている歩行者もいるし。スラローム走行のバイク。突然、道のまん中に止めて客の乗降をする路線バス。と、危険がいっぱい。

だ・か・ら、パタンの交通警察官たち!カトマンズのタパタリ交差点を見習ってほしい。ちょっとでいいから。

と、涙目で願う、夜間前方ライト+後方赤色点滅灯+ヘルメット着用+反射テープべたべたで、安全運転通勤サイクラー@自分であ〜る。

Bさ〜ん、パタン側もちょっと見に来てくれませんか.....

twitterの世界

このブログに、「つぶやき」として表示させてきたtwitterですが。トゥイはトゥイで、ブログや掲示板とは違う世界だと感じるようになりました。このため、これからは、ブログパーツから外します。

140文字のつぶやきは、なかなか、濃密な世界です。ブログでは書けない本音も、つい、ぽろっと出てしまいます。

もし宜しければ、twitterでフォローください。http://twitter.com/wobaba です。みなさんのつぶやきも、聞かせてください。 

第3回、カトマンズ・マラソン

KTM Marathon

毎年、大会運営の不手際続出。毎回、参加選手の不正行為連続。しかし、もう今年はないだろう....という予測を覆す、不屈のマラソン大会。

Real Kathmandu Marathon 今年もやるそうです。 9月12日(土)。フルマラソン、ハーフマラソン、5km、車いす3km。

ここまで続ける、主催者ニレンドラさんの熱意に、もう、脱帽です。観念して、「シベ超」観に行く コアなファンの如く、今年もハーフマラソンにエントリーしますわ。今年はどんな、とんでもない光景を見ることが出来るのでしょうか?しかも現在、カトマンズ〜バクタプール道路拡張工事中なのでルートも変更です。何が出てくるか!?

メーク・ドラマです。

えっ、フルじゃないのかって?カトマンズの、車輌規制されない、穴ぼこだらけのコースです。それだけはご勘弁下さいな。エベレスト・マラソンより過酷です。排気ガスを吸い込んで健康被害を起こす恐れありますし。

なお、マラソン事務局(参加登録、ゼッケン受け取り等)は例年の場所から、パタンリングロードのサトバト。スカッシュコートと同じ敷地内のルパック・メモリアル・スポーツ・コンプレックスに変更されています。

なお、大会まで1ヶ月もない今日になっても、公式サイトまだ未完成。今回も、いろいろ、やってくれそうな予感です。嫌みじゃなくて、心底、当日が楽しみで〜す。 

祭文化、加熱しすぎ?

夏の暑さの盛りを過ぎ、わずかに秋の気配も感じるカトマンズ。これからは、ヒンズー教徒のみなさん怒濤の祭シーズンに突入である。

来週は、8/20(木)父の日。女性たちは婚家の舅にご挨拶した後、実家に帰りお父さんにプレゼントをして一同楽しくご馳走を食べる。そして、8/22(土)は夫の長寿を祈る女性の断食祭ティージの「前日」で、既婚女性は実家に帰り、翌日の断食前にご家族ご一同様でご馳走を食べる。8/23ティージの断食をするも(しない人も最近は多い)、真っ赤な晴れ着を着てお寺参り。女性だけで歌ったり踊ったりして楽しむ。8/24は引き続き、女性の祭リシ・パンチャミー。晴れ着を着て、カトマンズ市内テクにあるパチャリ・バイラブ寺院を参詣。

ここ数年の流行として、ティージの半月前くらいから、仲良しの奥様方は徒党を組み、今日はどこ、明日は誰の当番、その次はあそこ......と、それぞれが1回ずつご馳走担当日を決めて、友だちの家でご馳走を食べ歩くようだ。 それ以外にも、ティージの晴れ着や腕輪、ビーズのネックレスの展示即売会も市内何ヶ所かで開催され、そこでもまた、ご馳走大会+ダンス大会。

食べてばっかり!しかもティージのご馳走は、濃厚なミルクで煮た、砂糖とナッツ類を沢山入れた乳粥キールをはじめとする、炭水化物、脂質、糖質豊富なものばかり。

カトマンズの普通の既婚女性のみなさん。食事するのは夜遅く、食べたら寝る時間。運動はしない。ウエストをかっちり締める衣類は着ない(サリーもクルタも、ウエストは紐なので伸縮自在+自宅ではームーム)。外を歩くときもヒールのあるサンダルでよちよち歩き。エクササイズ効果なし。結果、若いときはほっそり可憐なお嬢さんが、腹回り巨大、ヒップどっしりなオバサンに成長するのね。

お顔は彫り深く、大変美しい方も多いのだが。ボディ、特に腹はすごいよ!ぽっちゃり日本人の比ではない。

不肖私も、ネパール人の嫁になったんだから、郷に従おう。と、健気に頑張っていた頃は、ドラえもんになりましたです。見事に。

運動で体重を落とした後は、未だに、「ミキは悪い病気だ。あの歳で痩せるなんて、健康なはずはない」と、ネパール人の間で根強い噂あり。

このあいだ行ってきたヒマラヤで感じたことだが、シェルパ族のおばちゃんたちも恰幅がよい。しかしエベレストの麓では、どんなに裕福な人でも、伝統のロングドレスを着ても、日常的に山道をスポーツシューズで上ったり下りたり。歩かなくては生きていけない。だから、どっしりしていても身が軽く、健康に見えた。

私は、シェルパのおばちゃんたちのようになりたいなぁ。

さてさて、来月になれば、ネパール・ヒンズー教最大の祭ダサインの嵐が10日間ほど吹き荒れ、それは10/19にティハールが終わるまで居座る。

ネパールのみなさん、祭もいい加減にしませんか?

と、ガイジンの私が云っても意味はなく、個人として、ネパール人の祭には当たらず障らず、どうしても仕方ないものにだけ消極的に顔を出し、すぐ逃げ帰るようにしている。

だって、ガイジンだも〜ん♪

ネパール人の我が家族も、暮れの紅白見たってつまんないでしょ。それと同じよ。育った文化が違うってこと。

前時代的TV規制に向かうのか?

本日のネパール語紙「ナガリク」によると、ネパール政府情報通信省が、衛星放送テレビの規制に乗り出すべく法令整備を急いでいるとのこと。
 
記事曰く、BBC、CNN、インドの衛星テレビ各局は新法制定後、各チャンネル毎にネパール政府に対し、ネパール国内放送許可を申請すべし。この時ネパール政府は、CMつき放送を行うチャンネルからは6万円相当の申請料を徴収。CMなし放送には、この半額。
 
ネパールのケーブルテレビ局は、これら外国の衛星放送チャンネルとの間に、放送配信のための契約を結ぶべし。ケーブル局は、1チャンネルあたり3万円の放送許可料を政府に納入すること。また外国放送局、放送受信サービス会社は毎年、申請時に支払った金額の1割相当を毎年の更新料として政府に支払う。

政府は上記手続きをしない外国TVチャンネルのケーブル配信を停止する。また、ネパール国家の利益に反する外国の放送を規制する権限を持つこと。

この通りの法令が施行されるとしたら、ネパールのTVは、「鎖国」をするのも同然ではないだろうか。宇宙衛星から、そのカバーエリアに公平に降り注ぐテレビ電波に対して、ネパール国家に対してだけ、「放送させてください」と申請してくる外国放送局があると、本気で考えているのだろうか?

この記事がもし真実だとすれば、報道の自由。表現の自由。そして、国民の知る権利を根底から否定する、馬鹿げた規制である。

またこの方式を採用すると、ケーブル・オペレーターが政府に支払う税金の算出基準が、契約戸数ではなく、提供しているチャンネル数となってしまうそうだ。こうなると、大手オペレーターには有利になり、中小業者は淘汰されるだろうとのこと。ナガリク紙の記事は、このような状況を阻止しようとする勢力からのリークかもしれない。

ところで、この記事の規制が実施されれば......ネパール在住邦人のみなさん。英語番組ばかりでで面白くない!という声もあるNHK Worldも、見られなくなるってことですよ。

ネパール政府の方針につき、引き続き注目したい。

Nepali Times 今週号

ネパールの週刊英語紙 Nepali Times 今週号(本日発売)に、イムジャ氷河湖についての写真と記事が掲載されました。

イムジャ関連のニュース発出も、今年夏はこれでおしまいです。あ、いえ、9月にもう1本ありました。

南アジアとしては、これから8月末にかけては、アフガニスタンの大統領選挙に注目が集まります。それが落ち着いた頃を見計らい、次の話題をお送りできるよう、日々、地味〜なリサーチをしている昨今であります。 


日本はお盆ですね。先ほど徳島の実家に電話しましたら、電話から、阿波踊りのお囃子が聞こえてきました。なつかしぃ〜 (´-ω-`) 

悪趣味な、見物渋滞

先日、カトマンズ市内中心部に行ったとき。ラトナパークの幹線道路の1ヶ所が妙に渋滞。何だろう?と見ると.....

飲酒運転の乗用車が、歩道を歩いていた6人を殺傷するという事故現場であった。 事故自体は数日前の深夜だが、この被害者の遺体写真を引き伸ばし、貼りだしてある。この前を通行する車やバイクが徐行し見物。このための渋滞であった。

写真自体は、遺族への補償を求める趣旨であったと思う。が、ちょっと、余りに、グロ過ぎた。

ネパールでは事件事故の被害者が、病院で救急処置を受けている場所にまでカメラやレポーターが入ってくる。病院も止めない。時によっては、あられもない格好で生死の境にいる姿まで取材されてしまう。こういう取材は、我々は(通常)やらないし、やりたくもない。でも、ネパールのメディアは押し寄せる。

くれぐれもこの国では、被害者にはなりたくない。もちろん、加害者にも。渋滞を通り過ぎつつ、そんなことを思った。

 

今日の一日

今日は午後2時に、タメルでミーティングをセットしていた。亭主は朝から、タメルに近いラジンパットで仕事。現地集合としていた。

私はパタン郊外の仕事場から、そろそろ乗り合いテンプーでタメルに向かうかな,,,,と思っていたら、カトマンズ市内はデモと、大学生の抗議活動で大渋滞とのこと。いやはや、参った。自転車で行くしかない。カトマンズ首都圏の南端から北の方まで、大汗かいて約束の10分前に到着するも.....近くにいたはずの亭主は、20分遅れで涼しい顔で、車を運転してやってきた。 

話し合いが終わり、さて失礼します。と、外を見たら、これまた、バケツをひっくり返したような大雨だ。1時間ほど雨宿り。車の後ろに自転車乗せてよ。車輪外すから。と云う提案を、亭主に軽く拒否される。タメルから出てカンティパト通りは......大通りの筈なんだが、大雨のせいで側溝から逆流した水が溢れかえって、河になっていた。あああああ。自転車を漕ぐ脚、ずぶ濡れ。 

勝間和代バリの自転車移動は、ずぶ濡れ。泥だらけinカトマンズ。

な・の・に、タパタリの橋を渡ってパタン市に入った途端、アスファルト道路は乾ききっていた。首都圏の北半分だけの、集中豪雨であった。OH!

仕事場に戻ってメイルチェックしたら、小学生の作文レベルで提出しておいた英文原稿が、完膚無きまでにダメ出しされて返却されていた。うーーーむ。真剣に仕事で書いた日本語原稿は何とかなったのに、軽い気持ちで書いた趣味原稿でドツボにはまっている。日本語を書くときとは別人格にならなきゃならぬことを、実感させられた。

痛い。実に痛い経験である。

とまぁ、そんなこんな。明日も明日の風が吹く。 

パタンの建て売り住宅

亭主の友人が、パタン市内の高級住宅地に、建て売り住宅を買った。お祝いも兼ねて、お宅訪問してみた。

敷地は約100?(約30坪)。ここに3階建ての住居。庭はなく、玄関先に車1台分の駐車スペースがある。その横に、住み込みのお手伝いさんのための小部屋とトイレも増築していた。

玄関を入ると、そこは8畳程度のリビングルーム+トイレ。2階は8畳程度の寝室2つで、それぞれにトイレとシャワーがついている。3階も8畳程度の寝室とダイニングキッチン+トイレである。寝室には作り付けのクローゼット。

まるで、日本の建て売り住宅のようである。

お値段であるが、家・土地・内装・家具を含めて、日本円で1千数百万円とか。パタンも郊外に出れば、同じ値段で3倍の敷地に経つゆとりある住宅も買える。が、パタンの住宅街というロケーションと、息子ひとりと夫婦の3人家族。いずれ息子は外国に留学で夫婦だけになるという家族構成で、広さより便利さを選んだとのこと。

新築ぴかぴかの部屋に、流行の液晶テレビなど設え、素敵な雰囲気を漂わせていた。 

元は広い宅地であったところを8分割し、8軒の同じような建て売り住宅が建っている。共同の門には、8軒でお金を出し合って、24時間の警備員を雇うそうだ。この部分は、日本とはちょっと違う。

この友人家族は以前は、親が建てた古いが広い家に住んでいて、新居に引っ越す段になって、入りきらない持ち物を処分した。で、我が家に、自走式の古いトレッドミルもやってきた。

と、そんなライフスタイルもある。ネパール。 

CYCLE FOR CHANGE

Cycle for Change

日本とオーストラリアの二人の若者が、ヒマラヤからガンジス川の河口まで。気候変動が、ヒマラヤと、そこを源流とする河川の流域にどんな影響を与えているか。自転車を漕いで、自分の身体で感じる冒険。そして、自転車旅の中で出会った人たちに、気候変動の問題を伝えるための冒険。

それが、CYCLE FOR CHANGE です。日本語ブログ

ネパールの空の下は、この冒険を応援します。

自転車冒険隊と私が、どうして出会ったか?それは明日書くことにして、明日の午後カトマンズを空路出発し、自転車旅のスタート地点である、ラダックのレーに向かう江梨さん、Gavinさんにエールを送ります。

気をつけて。いってらっしゃい! 

言動不一致?

いや、何ということでもないのだが....気になったこと。

本日午後、カトマンズ市内某所の、某国際的団体事務所でミーティング。議題は、地球温暖化と気候変動。これに対するキャンペーンについて。

で、この事務所の、キャンペーン責任者の部屋なんだけど、凍えるほどに冷えていた。エアコン、効かせすぎ!今日も暑く、足元サンダルで出かけた私は、全身冷え冷え。出されたホットコーヒーが、美味しかった。まるで、ヒマラヤの高地!?

うーむ。環境に優しくあるはずの御仁なんだが.....偉そうに云っていることと、行動が遊離しているね。エアコンで冷暖房のオフィス、ちょっと羨ましいが。でも、言動は、出来る限り一致させたい。

ちょっとやせ我慢しても....ね。

Nepal Festival 2009

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今週末は、東京日比谷公園が、ネパールに染まります。東京近在のみなさま、ご集結を!

えいえいおーっ!!


で、日曜日8/9 日本時間夕方6:10から、NHK総合「海外ネットワーク」にて、ネパールの心温まる様子をご覧いただける予定です。番組、最後の方な時間帯です。乞うご期待。

突発的事件・事故発生により、放送予定が変更になる場合もあります。その節はご容赦下さい。

風力発電

カトマンズの南隣。パタン市郊外、ラリトプール郡ラクリバンジャン村は、カトマンズ盆地を一望できる標高2千メートルの尾根の上にある。

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そこに現れた男性二人。手には風車?
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実はこれ、風力発電のリサーチのために使う風力計である。

Kathmandu Engineering Collage 電気学科による風力発電実験施設は、現在ネパール全国で15ヶ所で稼働中とのことだ。

ラクリバンジャン村には、今年秋までに1KW〜1.5KWの風力タービンを設置。リゾートホテルの電力を賄う計画とのこと。冬の時期は渇水期となり、深刻な電量不足に見舞われるネパールである。長時間の停電に晒される中、小規模風力発電による、電気の小さな「自給自足」の可能性に、期待が集まっている。

この実験プロジェクトについては、今後の展開も追いかけ、随時ご報告したいと思う。

国軍、次期参謀長

昨夜、カトマンズ市内の某パーティーにて。数多くの招待者の中に、ネパール国軍のルクマンガト・カトワル現参謀長(今月、定年退職)と、チャトラマンシン・グルン次期参謀長の二人がいた。

この英文記事の写真、中央がカトワル氏、向かって右の痩身でリムレスメガネをかけているのがグルン氏である。 

カトワル氏は、ラトナ元皇太后の養子として、王宮の中で育ったバックグラウンドがある。参謀長としても常に強面で、周囲に数人の護衛を従えつつ、私服姿であっても、常に相手を威圧するような雰囲気を漂わせている。

一方、亭主から

「おーい、こっちにおいでよ。君に紹介したい人がいるから」

と云われて、見ると、何だか人の良さそうな、にこにこ顔の、グルン将軍に似てはいるが、絶対に軍人には見えないへなちょこ系の、人の良さそう〜なおじさんがいた。

「こちらはグルン次期参謀長だよ。将軍、これがうちの連れ合いです」

という亭主の言葉に、え゛っ?ホント?

で、グルン将軍も私を見つめ

"Can you understand Nepali Language?"

すぐ近くにいた令夫人が

「あなた、この方(私のこと)は私たちと同じグルンですわよ」

と私を見て、目をぱちぱち。久しぶりにサリーを着ていたから、ネパール人だと思われたようだ。 

しばらくお話しをしたが、将軍よりずっと若く見える令夫人ともども、丁寧で、気さくで、威張ったところのない方であった。

うーーーーーむ。でも、気さくでソフトなだけで、国軍でここまで出世する筈はない。グルン次期参謀長は、カトワル氏と違って、威厳のオンとオフを使い分ける方とお見受けした。

ネパール国軍の歴史上、武人階級であるチェトリ氏族、将軍一族ラナ氏族、王族・豪族のタクリ氏族以外で、モンゴル系諸民族としてははじめて、グルン将軍が国軍制服組のトップに就任する(のだそうだ)。

それにしても、グルン将軍。カトワル参謀長とは別の意味で、つかみどころのない不思議な御仁である。

ランゼン・ショップ、新装開店

カトマンズで、ばなな猫はんが「にゃ〜ん」と起動させ、横須賀で、おはるしゃんがしっかり受け止めてくれている ランゼン・ショップ

新装開店です。

女性用Tシャツ、ちび丈で素敵です.....が、サイズ表示に比べて小さいので、普段SならM。普段MならLサイズ注文。いつも女性用Lサイズなら(私もこれ)、ユニセックスの方を注文してくださ〜い。

 

ネパール、不思議体験

在ネパール邦人ブログ共通お題。8月は「ネパール不思議体験」と云う事で。偶然、Livedoorブログの共通テーマにも重なっていたので、今回はそちらにもUPしている。

何かとカッチリした社会の日本から見たら、ネパールにはいろんな不思議がある。例えば、国会議員の選挙で落選した政治家が大臣になる。首相にもなっている(政党推薦枠で復活当選させて)。そんな、生きている人間社会の不思議とは別に、カトマンズの旧市街には、そこ、ここに、神さまがいる。

今から8年前。カトマンズ旧市街の、某有名な女神の寺院を取材した。この仕事、結局1年もつづく大仕事になり、東京から来た御仁がとんでもないヤツだったこともあって、大変な目に遭った。まあ、今になれば単なる想い出に過ぎないが。

ネパール人だけでなく、外国人観光客にも有名な某寺院である。このご神体は寺院にあるものだけでなく、ほど近い別の場所に本当のご神体が安置されている。これについては地元の人以外、ネパール人も普通は知らない。年に一度のお祭りの時、この秘仏を御神輿に乗せて練り歩く。

ご神体を安置した一室は、外国人立ち入り禁止。なのであるが、我々日本人は仏教とと云う事で、「入っていいですよ。撮影してもいいですよ」となった。しかし私は、その場所の磁場に普通でないものを感じた。まず最初に「女神さま、お許しください。宜しくお願いします」のプジャを執り行ってから入らせていただいた。

その場所にはその後、何度も何度も通うことになったのだが。乾期の真冬にもかかわらず、しとしと雨の降るある日。じっくり三脚を据えて撮影するカメラマン氏の後ろで見守っていた私。ふと、視線を感じた。ご神体を安置した部屋の天井を支える柱から、小さな男の子がこちらを除いている。

近所の子供かな.....あれ?

柱の幅は15センチほど。部屋の真ん中にある柱。でも、柱からのぞく子供の顔半分だけで、身体がない!

次の瞬間、その男の子と私の視線が交わった。

瞬間、男の子が

消えた。


「撮影は順調ですか?」

と、ご神体を守る家族の次男さんが来た。

「実は、たった今、不思議な子供の姿を見たんですが」

「それは、どんな子供でしたか?」

「それは.......」

と説明したところ、彼は真剣な顔で

「そうですか。あの子を見ちゃったんですね。いるんですよね。ここに。普通は僕たち以外の前には顔を出さないですが、あなたは何度もここに来たから、きっと、心を許して出てきちゃったんでしょう」

ぞ、ぞ、ぞ〜っ!

そこにいた、日本から来ていた3人には見えなかったそうで。


カトマンズには道のそこここに、自然石を祀った祠がある。これらはこの盆地に、仏教やヒンズー教が根付く以前からの地母神であることが多い。地元の言葉では「アジマ」と云い、我々庶民のささやかな願い事を叶えてくれたり、守ってくれる小さな神さまである。

この出来事があってから、有名な女神さま、小さな女神さま。とにかく、女神さまの前を通るときは、必ず手を合わせたり頭を垂れる。おかげさまで、今に至るまで、いろいろ守ってくださる。


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