けぇ がるね?日記

ネパールの首都、カトマンズから発信しています。

2012年04月

Jamacho 888 レース

4/21土曜日、カトマンズ盆地北西の外輪山の国立公園、ナガルジュンの森でのトレイルランニングレース。Jamacho(ジャマチョ)ピークまで標高差888Mを登り、駆け下るわけだ。
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ワシは11.5km部門に出走したのであるが(このほか、5km部門)、途中で集団でごっそりコースアウト。急斜面を木登りして正規のコースに合流する羽目となり、脚じゃなくて胸筋が筋肉痛。

ゴール前の直線。男性ランナーと抜きつ抜かれつのチキンレース。が、直前で
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「レディファースト、お先にどうぞ」「えっ?いえいえ、ご一緒に」

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ということで、お手々つないでグリコのポーズ。

それにしても、この胸筋の痛みは筋肉痛じゃなくて。もしかすると肉離れ?と、思索するレース翌日である。

この私を天も憐れみ、明日は突然の国民の祝日となる。ほんとよ、マジで。


※昨年まで祝日であったロクタントラ民主化の日が今年は平日であったところ、前日の今日になって「やっぱマズいんじゃねーの」つーことで、政府が突然の決定をした次第。らっき〜 ♪

偉大なるMAHAと、些細な心配

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ネパールには国王親政パンチャヤト体制時代から、1990年民主動乱、立憲君主制時代、マオ派の武力蜂起内戦時代、ギャネンドラ国王クーデターによる国王親政時代、第二次民主動乱、和平協定、王政廃止・連邦共和民主政体制と、激動に翻弄されつつも、一貫して民主主義と平和と協調の社会体制を訴え続けてきたコメディ・デュオ「マハ」がいる。

ふたりの名前マダンクリシュナの「マ」と、ハリバンシャの「ハ」からつけられたマハ。

厳しい言論統制が敷かれていた時代のマハは、時の政府や王室内の人々による不正を風刺するコメディ演劇を続けていた。ギリギリの表現で、キツい風刺をコメディにした危険な演劇は、今(DVDで)見てもひやひやするようなきわどさで、かつ面白さである。

バカげたようなオーバーアクションで笑う観客もいれば、二重三重の意味深なセリフの考えオチで、知識人も腹を抱えて笑い転げる。劇場を封鎖されたり、自宅に軟禁状態に置かれたこともあるふたりは、コメディーという文化の武器で武装した政治的闘士でもあった。政治家への転身の誘いもあった筈だが、一貫してコメディアンという立場を貫いてきた。同時に、コンビ別れや分裂が当然のネパール社会において、分裂しないマハはネパールの数少ない良心と云ってもいい。

ネパール社会の裏側を知る人にとっては、ネワールのマダン氏と、バウンのハリ氏という、カトマンズの長い歴史の中で熾烈な足の引っ張り合いを繰り広げてきたネワールとバウンという2つの民族のカップリング自体がブラック・ジョークであり、それが長年続いていることは驚愕でもある。


さて、いろいろ問題はあるが連邦共和制の民主主義のご時世で、すっかりおじさんになったマハが大ブレークしている。何処で?

テレビCMで!

ざっと見る限りでも、銀行、(合法的)海外送金業、生命保険、セメント、鉄骨、衛星放送システム.....と、信頼性が大切な業界のCMに多数起用されている。別の会社だがマハ出演のCMが連続して放送されることも少なくない。こうなるともう、企業のCMじゃなくてマハのCMって感じがする。企業のメッセージ性が低下してないか?と思うほどだが、マハの快進撃は止まらない。

思うに、混乱の政情のネパールでは、間違いのない人物。発言と行動にブレのない人物。みんなが大好きな人物。が、他に見つからないのだ。

ライバル社がマハのスキャンダルを捏造したりして追い落としを図るのも、ここまで国民的人物となると難しい。この点から云えば、マハの存在は日本で云うところの長嶋茂雄氏の域に達している。

マ氏、ハ氏の人柄を知る機会に恵まれた私にとっては、このふたりの兄さんたちをどうこう云う気持ちはない。が、ここまで、批判することがタブーに感じられる存在になっていること。CMへの露出のはじけぶりを見るに、心配が先に立つ今日この頃なのである。

正直なだけでは生きていけないネパールで、健全な風刺コメディで社会的、経済的にも成功をつかんだマハのふたりは、おとぎ話の世界の人物ではない。それが今、ネパールの商業主義でこんなに(経済的には儲かっているだろうが、社会的にという意味で)安売りされていいんだろうか?


最後にひとつ。私がマハの兄さんたちを信頼している理由の1つ。彼らは元々、ネパール統一共産党のシンパとして有名だった。共産主義者。

それがどうしたことか、イデオロギー的にはちょっと違う感じのする北朝鮮における国際行事に招待されたそうだ。そこで彼らはお膳立てされたキレイな北朝鮮の裏にある、国民の窮状を感じ取り......共産主義がこんなにも、国民を疲弊させるとは!と、衝撃を受けたそう。それを期にすっぱり共産主義に決別し、政治的には中立に徹するようになったという。

これ、本人たちから直接聞いた話。

ネパールでは政治的に中立な人は少ないし、有名人になればなるほど政治的背景が強まるし、マハほどの人であればそのまま共産政党のシンパを続けていたら、それなりの利益も得られたはず。

そんなマハだからこそ、これからもネパールの輝く星であり続けてもらいたい。だから、心配なんだな。余計な心配ってことは、よくよくよーーっく分かってます。はい。

ドミノピザ、来るの?

twitterの@indo.toさん からいただいた情報。

インドにダンキンドーナツ 好調のジュビラント、5年で100店計画
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の記事内に、ドミノピザ・インドが
 現在ではスリランカにもドミノ・ピザ2店舗を出店、ネパールやバングラデシュへの進出をうかがうなど、インドから南アジア諸国に活動の場を広げている。 

ネパールにも進出?  ネパールにも進出?  ネパールにも進出ぅ?

住所表記に問題があるネパールでは、個人宅への宅配はそう簡単ではないが、事業所などへのランチやケータリングには一定の需要があるはず。宅配だけでなく、イートイン・レストランなら、現在のカトマンズ首都圏。空前の外食ブームという、追い風が期待出来る。ピザと一緒に、ドーナツも来るとmore betterね。

多国籍企業なファストフードについては批判も多いが、カトマンズのような健全な娯楽が少ない社会に暮らす私としては、たまに食べるジャンクフードくらいつべこべ言うな!という気持ちである。 食の世界の世界的ジャイアントの進出は、ネパールの地元レストランにとっても競争という刺激を与える。

限られた顧客を食い合うという図式でなく、これまで外食に消極的であった層にも外食の楽しさを広めて、市場の枠を拡大していくような健全な競争を期待したい。

ダハール氏の党内クーデター?

本日4月10日火曜日。マオ派党首ダハール氏とバッタライ首相は、解放軍/国軍統合特認委員会で他政党と組み、解放軍宿営地、保管している解放軍武器、残っている元戦闘員を国軍の管理下に置く決定をした。事前に通告のない、突然の出来事であった。

直後、速攻でに国軍が駐屯地等を管理下に置いた。

統合問題ではマオ派内部で深刻な意見の対立が続いていた。対抗勢力であるバイディヤ派が抗議するのは明白であり、明日の昼間からの街頭の様子には注意が必要となる。

「党を割ることも辞さない」とのバイディヤ派の揺さぶりに対して、ダハール氏の鮮やかな党内クーデターという印象がある。強烈な男プラチャンダという別名に恥じない、ダハール氏の胆力が発揮された。 

褒めているとは思わないでほしい。

命をかけて革命に投じた元戦闘員の心情を汲み、彼ら、彼女らの献身に心から敬意を持った行動であるか?否かについて、大きな疑問は解決されていない。今日のところは時間なくて端折って書くことをお許しいただきたいが、結局は「銭ゲバ」だという印象が強い。もしくは、政党リーダーとしての保身。

新憲法の締め切りは5月27日に迫っているが、まだまだ紆余曲折があるだろう。

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と、そんなこんなの中であるが、水曜日4/11は、NHK BS ほっと@アジアに出演。ネパールの暦の不思議についてお話しする予定。 夕方5時からの放送。

おしりの山になった、エベレスト

NHKみんなのうた〜 おしりの山はエベレスト。某所で見ました。わっはっは。
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1番の途中、おしりかじり虫と一緒にトレッキングしているヤクさん一家が、個人的に大変気に入りました。お父さんヤクの角の先端の、ちょこっと外曲がりが「たいへんよくできました」賞ですね。

がんばってエベレストの頂上にたどり着いたおしりかじり野郎。しかし、そこで滂沱の涙を流します。

わかっているよで わかってない
見えているよで 見えてない

大変に意味が深い歌詞です。で、日本に飛んで帰る虫くんなんですが、ここで良くないことをしています。エベレストの頂上に、背負ってきたリュックなど全てを捨ててきている。これはいけませんね。持ち込んだものは全て持ち帰る。ゴミを残さない。そうあるべきなんですが.....って、アニメに文句つけてどうする?

昨今のエベレストの商業主義登山の現場については、唖然としている不肖わたくしであります。おしりかじり虫さんにまで登られたエベレストには、今年、ネパールのマオ派親分のご令息さままでが挑戦します(やれやれ、やってらんねーよ)。

ここまで来ましたら是非、ガチャピンさんにもご登頂いただきたく。過去、ヤラピーク登頂という輝かしい登山歴のあるガチャピンさんでありますので、エベレストなんか軽い?かも(中の人、乙であります)。ガチャさんがアイスフォールの裂け目に渡された水平ハシゴを渡る図なんてもう....想像しただけで涙が出てきます。


でもね。今年もまた。春の登山シーズン。ネパール側から、チベット側からエベレスト(サガルマータ/珠穆朗瑪)に挑戦するみなさま。ご健闘と無事の登頂、安全な下山と、シェルパさんたちスタッフのみなさんも全員みんなが、笑顔でおうちに帰れることを、心からお祈りし、応援しています。

ネパール祝祭日一覧

ビクラム暦2069年祝祭日一覧 例年通り、情報公開します。

ベタですが、エイプリルフール

ということで、本日午前中にUPした記事は、4月1日お約束のウソでございますよ。

そーんな、高所の222kmなんて、やりませんわよ!きっぱり。でもね....今年はね.....もう走るの止めます。って、ウソつくな。

新年度ですので、宣言いたします

これまで地味に準備してきたことが、やっと公表出来る状況になりました。

世界で一番過酷な....と銘打つウルトラレースがいくつかある中で、本当に、泣く子も黙って逃げ出す過酷さ。全長222kmを制限時間60時間内に。しかもコースはインドヒマラヤの山岳地帯。標高5,300メートル以上の峠越えが2度あり、コースの平均標高は4,500メートルというクレイジーなウルトラマラソン。

LA ULTRA THE HIGH

に出場します。この最終準備のため、ネパールでの仕事は年度末で全て辞めました。本日の航空便でインドに入国し、明日早朝、レースの舞台となるラダック地方の中心地レーに入ります。現地での高所トレーニングを続け、8月のレースに臨みます。

私のチャレンジをインド共和国外務省もサポートくださり、特別な長期滞在ビザの発給を受けました。

人間としての生き物の限界に挑むようなレースに、普通のオバサンである私が挑戦します。その結果はいかに?レースに至るまでのプロセスをめいっぱい充実させ、楽しみます。結果は自然とついてくるさ!


これ、4.1の記事ですからね。エイプリルフールですよ!
@後日追記、釣られてくれる方続出のため
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