通常、6月10日前後からはじまるネパールのモンスーン。ネパール気象局の観測予報によれば、今年は例年より1週間から10日遅れての始まりとなり、雨量も少なめとのこと。

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今年4月にインドのプーネパールで開催された南アジア気象学会においては、今年はエルニーニョ現象の影響を受ける可能性が指摘されている。

Tips on Monsoon in Nepal;
 ネパールへのモンスーン到達日平均値は6月10日前後であり、平均して105日間となる。この期間中に、年間降水量の75%の降雨が記録される。

 昨年2013年は(1952年以降)最長のモンスーンとなり、6月14日に到達し127日間続いた。この間、1455.3mmの降雨を記録。2012年、1343.9mm。2011年1320.3mm。

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観光オフシーズンとなるモンスーン期間中。山はほとんど見えない。しかし在住者にとっては、うれしい季節でもある。

水力発電、しかも流水型ダムが主流のネパールでは、川の水量が直接発電量に影響する。渇水期の秋〜冬は毎日10時間以上の計画停電に見舞われる。しかし雨の豊富なモンスーン期間中、停電時間は大幅に減る(それでも毎日数時間は停電なのが普通)。

緯度は奄美大島と同じという南国であり、しかも高地のカトマンズは直射日光強く乾燥も酷い。雨の時期だけは湿気あり、肌や髪、爪に優しい気候となる。木々や草木の緑も美しい。田植えの終わった田園風景など、息をのむような美しさである。観光客も少ないので、普段泊まれない高級ホテル等もオフシーズン割引をする事がある。特に在住者限定のパッケージは大変にお得。観光地も空いていて、のんびり出来る。

し・か・し、有視界飛行の割合が高いネパール国内線で事故が起きやすいのもこの時期。特に山岳路線は、モンスーン明けまで乗りたくないのが正直なところだ。